GM | 次は、えーっと。どっちのシーンでもいいんですが。 |
仁也 | じゃ、こっちで行こうか。 |
GM |
えーと。 まぁ、シーンプレイヤー仁也さんで。 汚染は3で。 |
ダイス |
9R+5 = [6,9,10,8,1,9,2,4,5][8]<クリティカル>+5 = 23 1D10+67 = [8]+67 = 75 |
尚 |
すまない、たぶん一緒に出るので先に振ってしまった。 じわじわ来るな。 |
ダイス |
13R+5 = [3,10,1,5,8,6,5,3,7,8,4,6,10][7,10][4]<クリティカル>+5 = 29 112+1D10 = 112+[1] = 113 |
仁也 | ひゃっはー! 1だ! 相変わらず100越えると浸食の上昇ダイス少ない!(笑) |
尚 | しぶとい(笑) |
仁也 | で、麗香の嬢ちゃんも出るだろうから振っておきな。 |
GM | どうぞー。 |
ダイス |
9R+5 = [5,7,9,10,7,8,9,4,9][7]<クリティカル>+5 = 22 81+1D10 = 81+[8] = 89 |
GM |
ふむ。 はい。というわけで院長室に向かった3名です。 何か会話します? |
尚 |
俺は口笛吹いてるぞ。 じーんせい楽ありゃ苦もあるさー♪ |
仁也 | すぐ近くなんだよね? |
GM | 割と近くですね。 |
結花 | じゃあ、麗香さんから悪魔についての話を…GMにお願い |
仁也 | 会ってないだろう(笑) |
GM | 麗香「しかし、悪魔悪魔と仰ってましたが、何なので御座いましょう」 |
尚 | 「まあ普通に考えればジャームだろうなぁ」 |
仁也 |
「UGNかFHのエージェントがジャームになったものか、元々才能があった人だろうねぇ」 「ま、どっちにせよ強力そうなのは間違いないんじゃないかね? 歯車の坊ちゃんも中々やり手ではありそうだったしね」 |
GM |
麗香「……、本当にお二方、ご存じありませんの?」 じとー。 |
尚 | 少なくとも俺はマジで知らん(笑) |
仁也 | 「なぁに話を聞く限りその辺りしか可能性は無いだろう?」けらけら。 |
尚 | 「となると俺たちの顔見知りだって可能性もあるわけか」 |
GM | 麗香「そう言うことですわね」 |
尚 | 「多少は戦術が組み立てやすいかもな。助かるぅ」以前は仲がよかった人間の可能性もある、ということをわかっていながら、にんまりと笑う。 |
GM |
まぁ、院長室です。 鍵がかかってますが、普通の部屋なので 仁也さんなら全然問題ないですね。(笑) |
尚 |
ブルドーザー(笑) いや、ロードローラーだッ! |
仁也 | いや、モルフェウスのイージーエフェクトとかだろ?(笑) |
尚 |
ちぇー(笑) 壊しておいた方が脱出しやすいじゃないか(笑) |
仁也 | 「あぁ、そういえば、四季奏先輩とか? 尚の坊ちゃんが探してるの」鍵開けながら。 |
GM | 麗香「四季奏先輩ですか?」 |
尚 | 「そーそ。知ってんの?」 |
仁也 |
「いんや。見た事ないし知りもしないね。ただ、列車の事故を起こした云々、ってのが気になっただけさ。と、開いたね」 マルボロの嬢ちゃんには会ったけどあれが是色の嬢ちゃんとは知らないしね(笑) 聞きはしたけど。 |
GM | 麗香「事故……そう言えば、直前に四季奏先輩の姿を見たような……」 |
尚 |
「どっちでもいいと思うけどねー」<事故を起こしたか起こしてないか 「是色が本気で敵対する気なら、それが確実になった時に憎むなり恨むなりすればいい」 実際、俺たちを殺すか、脱出の妨害をしたいなら、いくらでも方法はあったはず。わざわざ列車を脱線させる必要はないだろうし。 |
仁也 | 「なぁに。もしかしたら親切心かもしれないよ?」けらけら |
尚 |
「ありえるから洒落にならない」 まあ家捜ししよう。 |
仁也 | じゃ、おっちゃんがドアを開けよう。 |
GM |
はい、院長室。 四季奏一切の、まぁ書斎、かな。 |
仁也 | で、何か居る? 居なかったらいろいろ探すか。 |
GM | 別に何もいません。 |
仁也 | じゃ、いろいろ探してみようか。 |
GM | ああ、でもなんか人の入った形跡はある。 |
仁也 | ほう。 |
GM | 机の引き出しを誰かが開けたなー、みたいな。 |
尚 | よし、シーフ、罠感知頼む(違) |
結花 |
麗香さんは一応感覚4ですよー 衝動で+2で合計6。 |
尚 | 俺感覚1ー(笑) |
GM | まぁ、振りたい方はどうぞ。(笑) |
尚 |
まあ冗談はさておき開けよう。 つかつかつか がらっ |
GM | 中には私物がいくらか。ペンとかはんことか。 |
仁也 |
モルフェウスでの知覚判定のなんとなくだけどさ。 あれ『どんな奴が開けたか』くらいは解るのかな? |
尚 |
あー。なるほど。 んー。部屋の配置を知った人間の犯行か、ただの物取りか くらいはわからないかな。 |
GM | まー、いいですよ。(笑) |
仁也 |
目標どのくらい?(笑) まぁ知った奴かそうじゃないかを知りたいだけなんだよ、おっちゃんは(笑) |
GM |
えー。適当に振って下さい。 達成値見て判断します。 |
ダイス |
7R = [4,3,9,2,8,3,3] = 9 2R = [9,3] = 9 |
GM |
配置は知ってそう。 んー。 じゃ、時期的に、近いことはわかりました。 |
結花 |
GM、モルフェウス以外は振ってはダメですか? 近くですよね |
仁也 | モルフェウスのイージーエフェクトだから、物品の記憶探るとかじゃなく痕跡を調べてる事になるんじゃないかね、他の人は(笑) |
尚 | ソラリスだったら臭いとかを探る感じか |
結花 | この感覚は、本来はクルーザーを運転するためのものなのですが |
ダイス | 7R+1 = [7,4,9,6,3,10,3][10][1]<クリティカル>+1 = 22 |
GM | 妙にいいですね。(笑) |
尚 | さすが令嬢 |
GM |
麗香「割と最近人が入ったんじゃありません?」 麗香「空気中に成分が漂ってますわ」 麗香「でも、扉はしまってましたわね」 |
仁也 | 「ふぅん? どんな成分か解るかい?」 |
GM |
麗香「どんなと仰いましても」 眉をよせます。 |
尚 | 「感覚ってのは面倒だなぁ。言葉にしにくい」 |
仁也 | まぁ果実の嬢ちゃんか怨嗟の旦那だろうけどね(笑) |
尚 |
四季奏夫妻はまだ生きてたかな? 生きてるならその二人の可能性もある。 |
仁也 | 「ともあれ、目的を果たそうか? 資料が目的だったと思うが、違うかい」 |
尚 |
「じゃあ開けるぞー」 がらがら。 |
仁也 | 目的の資料は是色の嬢ちゃんについてだったかい? |
GM | さっき言ったように、私物がいくつか入ってたり、二段目には最近の論文が入っていたり、そんな感じです。 |
尚 |
なんか持ち出された様子はない? あと論文もぺらぺらめくってみるぞ。 見出しと最後だけ見れば大抵概要だけはわかる、と聞いた(笑)<論文 |
GM |
何の変哲もない、と言ってはおかしいですが、レネゲイドウィルス関連の論文ではなさそうですね。 〇〇大学病院が、とか細胞培養の研究をしてる会社の研究部が、とか。 |
尚 | 二重底とかないのかなーっと。 |
GM | 無いですね。 |
尚 | ついでに他の本棚とかも色々探してみよう。 |
GM |
本棚か。 んー。 一冊抜かれて、戻された感じの本が在ります。 |
仁也 | 何の本? |
GM |
アルバムですね。 ぺりぺりとフィルムをはがして、写真を入れられるタイプの。 |
仁也 |
どれどれ。 ぺらぺら開いて見てみようか。 |
GM |
四季奏夫妻と、娘の写真が挟まってます。 とあるページの写真が抜けてますね。 前後の流れから、多分普通に家族の写った写真がそこにはあったことでしょう。 |
仁也 |
「写真が抜けてるみたいだねぇ」じゃ、今度こそ記憶を探ってみようか。 《天性のひらめき》使用。クリットを2下げるよ。 判定。 |
ダイス | 7R@8 = [9,1,1,5,8,5,2][8,7][1]<クリティカル> = 21 |
仁也 | うん、上々かな? |
GM |
んー。 まぁ、ついさっきですね。 時間単位ではずれてないくらい。 身長が低めの人間が、パラパラっとこれをめくるようにして、 ちょっと迷ってたみたいですが、最終的に写真を決めて 抜き取ったみたいです。 あとは適当にぱたんと閉じて、棚に戻した。 以上です。 |
仁也 | 「ふぅん」身長的に怨嗟の旦那と果実の嬢ちゃんでは無さそう? |
GM | どちらともたぶん違いますね。 |
仁也 | じゃ、マルボロの嬢ちゃんの方か。 |
GM | そうあたりをつけてみると、多分そうじゃないかな、という気はします。 |
尚 | 「(のぞきこんで)家族の写真を抜きとった、か。情緒的だな」 |
仁也 | 「(さてさて…数十分前まで居たみたいだが、あの速さじゃあ今頃何処に居るのやら)で、そっちは何か見つかったかい?」 |
GM |
麗香「いえ、特には」 主旨が良く見えないので、麗香さんは机に腰掛けてます。 |
仁也 | 探すのは是色の嬢ちゃんの資料だったよな? あと行方についての手がかりかい? |
GM |
ですかね。 ただ、麗香は四季奏是色をそこまで重要視していないので。 今一つそこが伝わっていない。いや、変な人間だとは思っているのだけれど。 |
仁也 | 資料について探してるくらいは伝えておいたと思うけど伝えてなかったか?(笑) |
GM | いや、何故資料を探しているのかと。 |
結花 | 調達判定だけなら、麗香さん得意ですよー |
尚 |
じゃあ、その辺り情報交換しておこうか 「そうそう、一つ言い忘れた」 |
GM | 麗香「はい?」 |
尚 | 「是色は自分のことを“神様”だと言っていた」 |
GM | 麗香「……はい? 四季奏先輩がですか?」 |
尚 | 「ああ。それに加えて、四季奏一切は、この街の現状について、事前に何かを知っていたフシがある」 |
GM | 麗香「はぁ……あの“救いし賜物(All in the One)”が……」 |
尚 |
「さらに、是色の特異体質と、それなりに仲の良さそうな家族の写真」 「状況証拠を単純に線で結ぶのは危険だが、ほじくればまだ何かでてきそうだとは思わないか?」 |
GM |
麗香「ちょっとお待ちください。特異体質――とは?」 麗香「秋土さんが彼女を重要視していたようなのは存じておりますが……」 実は、第二棺でも第一棺でも麗香さんと四季奏是色はすれ違い気味。 第三棺でも絡みはほとんどない。 ボス戦で力を発揮した時は、衝動に支配されていて記憶がおぼろげ。という。 |
尚 | 「俺も詳しいことは知らないんだが、レネゲイドウィルスを自由自在にコントロールできるらしい」 |
GM | 麗香「なんですの、その……眉唾な……」 |
仁也 | 「ふぅん――」資料をぱっぱと探すよ。その体質についての資料は見つかるかい? |
GM |
どうやら、レネゲイド関連の研究資料はここには無い―― というか、整理されちゃってる感じがしますね。 持ちだされているとも言う。 これは焦って最近そうされた、というより、割ときちんと計画されて行われた感じですね。>整理 |
仁也 |
じゃ、知ってる知識で言うか(笑) 「が、眉唾じゃあないんだな、それが」 |
尚 |
「ほほう」 「あれ、言っちゃう? トップシークレットなんだけどな、ソレ」 と言いつつ、下っ端の俺が知ってるのはうわさ話レベルまでで、確証は一切ないわけだが。 |
仁也 |
「さぁて、おっちゃんは知らないなぁ。それにこんな状況で極秘も何も無いと思うよ?」けらけら笑って。 「ともあれ。古代種。知ってるかい? それの力の一つにね。似たような力がある。空気中のレネゲイドウィルスを使用し、エフェクトを使用する、という力だが――」 |
尚 | 「なるほどね――さすがに情報網がパネぇな。…それで?」 |
GM |
麗香「いや、お待ちください。『古代種』――エンシェントレネゲイドって、それ自体がそもそも眉唾と申しますか」 麗香「噂の域を出ない話では御座いません?」 戸惑ったように言います。 |
尚 |
「ウィルスは生命体じゃない。半不死だからな…。古代のウィルスがそのまま残っている可能性も、無くはない」 いや、DNAを破壊されれば死ぬんだけど、代謝を行ってないって意味では不老だし。 |
仁也 | 「さて、その力を使用した場合、自分の浸食率は一切上昇しない。で、何で知ってるかというと。ま、見た事があるというかなんというか、ねぇ」 |
GM |
麗香「ええと」 麗香「えーと……つまり、この状況――この街の状況は、彼女――四季奏先輩に原因が在ると?」 麗香「そう繋がる話なのでしょうか?」 |
仁也 | 「ん? あぁ、まぁそうなるかなぁ? くっく、でもそうだとしたら凄いね。いやいや」 |
GM | 麗香「笑いごとではありませんわよ」 |
仁也 |
「だが此処で一つ」 「彼女は『四季奏一切の実の娘である』。はい、これで問題になるのはなーんだ」 |
尚 |
「親が四季奏一切だったってことじゃないか?」 「その手の研究者の本音の一つだ――“自由に人体実験がやりたい”ってのは」 |
GM | 麗香「いや、四季奏一切……彼が娘に何かを施した、と?」 |
仁也 |
「違う違う。親が四季奏一切というのは正解だけどね」 「彼女が彼の娘だとしたら、さて。『レネゲイドを自由に操る古代種の力は何処から来た』?」 |
GM |
麗香「まぁ……噂の上では、古代種は非常に寿命の長い歴史の黒幕的な存在だとか、そんな感じで」 麗香「確かに親がいるというのは考えづらいですわね」 麗香「なんですの? 四季奏一切自身も古代種だとか言い始めるのですか?」 |
尚 |
「そうは言っても、レネゲイドウィルスは垂直感染以外にも感染経路があるぞ」殺されて感染した奴とか。 「あと、古代種だからって、すべてが長命だとは限らないんじゃないか?」データ的には専用の古代種エフェクトとらないといけないし。 |
GM | 麗香「そもそも、古代種ってどのように感染するのですか?」 |
仁也 |
「まぁただの偶然か、同じ古代種から感染したか、はたまた先祖帰りか。いろいろあるけどね。一つ言えるのは、もし四季奏是色が古代種だとし、真実レネゲイドを自由に操るというのなら」 「おっちゃんは彼女を守らなきゃいけなくなったって事だ。いやはや」がりがり、と頭を掻く。 |
尚 | 「最後の希望って意味でか?」 |
仁也 | 「さぁて、自分で考える事だ。おっちゃんは意地悪だからねぇ」新しい煙草を取り出して火をつけ。 |
GM |
麗香「……」 肩をすくめてる麗香さんです。 |
尚 |
「考えるも何もないさ」妙に、はっきりとした声で。 「自分の周りだけよければいい人間が、あるものを守る、と言った」 「つまり、是色が死ねば、自分も死ぬって事だろ?」 |
仁也 | 「いんや? 嬢ちゃんが死んでもおっちゃんは死なねぇよ?」 |
尚 |
「だが世界は滅んだ。そうだな?」 「…まあ、推測の域を出ないわけだが」 |
GM |
麗香「えっと、話が飛んでわかりませんわ……」 麗香「……ノイマン同士の会話は本当に見当がつきませんわ」 |
仁也 |
「まぁ是色の嬢ちゃんに何かあると面倒臭い事になるかもしれない、というのは本当。でも今すぐどうこうなるわけじゃあない」 「ただ、どーやら面倒臭い知り合いが近くに居るらしくてねぇ」やれやれ、という感じに煙を吐き出す。 「なぁに、おっちゃんも全部を全部知ってるわけじゃあないからなぁ」けらけら。 |
GM |
麗香「このオジサマの、『何て言うかこう、察してちょ』、みたいな空気、あまり好きではありませんわ」 と、新垣君に言います。 |
尚 |
「気持ちはわかるが、趣味なんだろ…」 「口で言っても聞きき入れはしないさ。俺も含め、エゴイストってのは、基本的に、自分に抗えなかった人間だからな…」 |
GM | 麗香「でも、わたくしたちの知らないことはご存知なのでしょ――あら?」 |
仁也 | ん、何か見つけた? |
GM | と、麗香さんが机に座りなおそうとして、おしりの下に何かメモをしいてたのに気付きます。 |
仁也 | 「おや、そのメモは?」 |
GM |
麗香「……“覆うもの(ヴェイル)”」 麗香「……とだけ、書いてありますわ」 |
尚 |
「ヴェールね…」 とっさに連想するのは、街を覆う壁だが… |
GM |
メモをひらひらとして、新垣君に渡します。 そう言えば、その言葉を 是色が口にしていたのを思い出します。 |
尚 | ん。 |
GM |
そう、あれは学校で。 彼女の髪の色が、初めて変化した時。 是色「空が、嘆きに覆われる」 顔を、あげて。 是色「―― “覆うモノ(ヴェイル)” 」 そう、呟いていたことを。 |
仁也 |
「ふぅん。……ま、ともあれ。その面倒臭い知り合い…つまりさっきの嬢ちゃん坊ちゃん達が悪魔って言ってた奴だがね」 「あれ、おっちゃんの元上司なんだわ」すぱー。 |
GM | 麗香「……“Vodka to Lip”の上司って、セルリーダーじゃありませんこと……?」 |
尚 | 「あー。強いわけだ」めんどくせー。 |
仁也 | 「そーそ。此処のFHのセルリーダーだった旦那でねぇ。おっちゃんがポイントマン、怨嗟の旦那がバックアップでミッションこなした事もあるわなぁ」 |
尚 |
「歯車が手も足も出なかったのは当然か」 「そっちは戦闘のプロ」 「歯車が皮肉を言った数だけ、あんたらは人を殺したからな」 |
GM |
麗香「ちょ……っと、お待ちください、さっきからホントわたくし頭痛いので御座いますけれど」 麗香「支部長……つまり冬水さんから、『そいつにだけには近づくな』って言われてますわよ……!?」 |
仁也 | 「まぁ強いからねぇ、怨嗟の旦那」けらけら |
尚 |
「平時であれば俺も近づかなかっただろうな」 「だが今は、状況が違う」 「目の前に肉食動物がいる。俺たちは草食動物。あっちの方が足は速いのに、向こうはこっちを見つけてしまった…ならばどうするか」 |
GM | と言ったところで、そろそろダダダダダ、と来ましょうか。(笑) |
仁也 | 撃ってきた?(笑) |
GM |
はい。 病院が揺れます。 32ビートで。 |
尚 | 速っ! |
結花 | 逃走判定は絶望的なパーティ構成ですよね… |
仁也 | 「おっと。嬢ちゃん、坊ちゃん、早速お出ましだ」 |
GM | 気付けば、窓の外の雨脚は強まって――赤黒い雫が窓を伝っています。 |
尚 | 「春雨じゃ、濡れてまいろう ってか」 |
GM |
そして。 是色「新垣君、マジウケルね」 と、尚君の隣に、ふわりっと是色が登場します。 |
尚 | 「ぶふっ!?」 |
GM | 麗香「――四季奏先輩!?」 |
仁也 | 「おや、唐突に現れたね。どーも」 |
尚 |
「お前、神出鬼没過ぎ!」 「コーラ飲んでる時じゃなくて良かった」 |
GM | 是色「なんでこんなところに居るの?」 |
尚 | 「こっちのセリフだと言いたいところだが、テメーを探してたんだよ!」 |
仁也 | 「おっちゃんは成り行き」 |
GM |
是色「そっか」 彼女はにへらっと笑います。 是色「パパママに会って来たんだよ」 |
尚 | 「……」 |
仁也 | 「ほぉ。息災だったかい?」 |
GM |
是色「ぼちぼちでんなー」 是色「でも、そしたら、見つかっちゃった」 てへぺろ、っとします。 |
仁也 | 「あぁ、外の旦那に?」 |
GM |
ガガガガガガガガっ! また病院が揺れます。 |
尚 | 「…………あーうん、もういいよ。どうせそのうちやり合わなきゃならなかったんだ」 |
GM |
是色「支部まで一緒に行きましょう」 と言って、新垣君の車いすを押し始めます。 がらがら。 |
尚 |
「って押さなくても自分で走れるっつーの!」 「くそーっ」足を無くしたときより怪我したことを後悔する。 |
仁也 | 「しかしマルボロの嬢ちゃんはモテるねぇ、どうも」横歩いてついてこうか。それに。 |
GM |
麗香「ちょ……ちょっと、四季奏先輩、どう言うことですの!?」 そして、特別処置室3へ。 先ほどのエレベータを目指します。 麗香「これは、さっき秋土さんが仰ってた……?」 是色「へぇ。お父さんがこれは教えてくれたの」 |
仁也 | 「機密を教えるとは子煩悩なこって」 |
GM |
是色「この特別処置室3は、僕のもう一つのお部屋だったから」 そう言って、またにへらっと笑います。 気付けば。 棚には、「四季奏」の名のついた書類が並んでます。 |
尚 | こっちにあったか。 |
GM | そう。 |
仁也 | 「中々に素敵なお部屋なことで。おっちゃんなら病院に住むのは御免だがね。禁煙区域多くてかなわんよ」 |
尚 | 「最近、トイレで隠れてタバコ吸ってた出入り業者が捕まって、追い出されたってゆーしな」 |
GM | 是色「下へ参りまーす」 |
仁也 | 「おう、いってらっしゃい」 |
GM |
是色「おじさんもどうぞ」 軽く手招き。 |
仁也 | 「はっはっは、なぁに、これでも元FHだからねぇ。おっちゃん。そっちに行ったらいろいろ驚いちまわぁな」 |
尚 | 「………」何か言おうとして、苦々しい顔を浮かべ「…まあ、おっちゃんなら殺しても死ななさそうだ…」 |
仁也 | 「嫌な信用の仕方じゃないかねぇ、それ」 |
尚 |
「悪いね。前の職場がイカレててさ」UGNのことだがな。 「気楽に楽しく生きたいと思ってはいても、なかなかうまくいかないもんだな?」 頭を振ってため息をつく。 「何より一番、自分自身が“この馬鹿野郎”って叫びやがる」 |
GM | 是色「……本当にいいの?」 |
仁也 | 「なぁに。適当にいくさ。適当にね」 |
結花 | 仁也さんには、悪魔との相打ちを所望したいところだなぁ… |
GM |
是色「そう。じゃ、仕方がないよね」 是色「また今度」 微笑んで。 |
仁也 |
「ま、死ぬ気は無いから安心しときなぁ。そんじゃ、またなぁ。あ、そうそう」 「尚の坊ちゃん。外に出るつもりならまず此処で生き抜いてみるこったな。なぁに。従っといて損はねぇよ。おっちゃんからのアドバイス」 |
尚 |
「覚えておくよ」 「無碍にはしない。絶対に」 |
仁也 | 「ま、2年くらい住んでみな。そうすりゃ此処も都よな」 |
尚 |
「こんな所も住めば都、か。なるかな?」と言って、肩をすくめる。 苦笑して。 |
GM |
是色が、ぴっと器具をいじって、 エレベータの戸を閉じます。 というあたりで、扉が完全に閉まって。 下降の感触。 是色が言います。 是色「これ、登録されてる人しか動かせないんだよね」 |
尚 | ひい |
仁也 | うん、そんな事だろうとは予測してる(笑) |
GM | 是色「あとであの人の迎えに行った方がいいのかな?」 |
結花 | 埋葬するためですか? |
尚 |
「いや…覚悟の上だろ」 「たぶん、ケジメをつけに行ったんだ」 「実際の所は、当人にしかわからないけどな…」 |
GM | 是色「キミが言うなら、そうなのかもね」 |
尚 |
「よしてくれ。俺は神様じゃない」 「俺にできるのは、外を見聞きして、何かを感じることだけだ。全ての人間がそうであるように」 |
GM |
すっと、目を細めて。 是色「……物事は曖昧だ」 言って、にへら、っと笑います。 麗香「……」 その笑みを、少し気味が悪そうに眺めている麗香さんです。 |
GM |
というあたりで、カメラ戻して。 扉が閉まった後、 何事もなかったかのように、棚が元に戻ります。 |
仁也 |
「さぁて。んじゃ、適当に行きますか」ぴん、と煙草を窓から放り投げ。 んーじゃ。《壁抜け》。 |
GM |
ほう。すぽん。出るとすぐ外ですが。 落ちるぞ! |
尚 | ひい即死(笑) |
仁也 | 床を通り抜けるんだよ(笑) |
GM |
ああ、下に。 浸食あげておいてください。 |
仁也 | 浸食率の上昇必要か、やっぱ(笑) |
GM | 勿論。 |
仁也 | で、そのまま一階に降りて、外に出ようか。 |
GM |
では、外に出ると、 見知った男が地面に立っています。 通った鼻筋、高貴な顔立ち、癖のある髪。 彼の頭上を、赤黒い翼が飛び交っています。 まるで悪魔が飛び交うように。 彼は高級そうなコートを着ています。 |
仁也 |
「よう怨嗟の旦那。久しぶりだねぇ」 こっちはよれよれスーツ姿だよ(笑) |
GM |
怨嗟「キキキィィィ、ハ、アハ、ハッハッハ」 怨嗟「いや、久しぶりな気がするな、友よ」 そう言って、両手を広げる。 怨嗟「ついに来たるは、わたしの悲願――この日、わたしは天使に会った」 怨嗟「ハッハッハ、心尊く、素晴らしい心地だ」 |
仁也 | 「そりゃご機嫌なこった。ま、聞いた話通りレネゲイドを自在に操るってぇなら、旦那の目的にはうってつけだわな」 |
GM |
怨嗟「どうだい、仁也。わたしの予言は――予感は間違ってはいなかった」 怨嗟「レネゲイドウィルスの開花こそが幸福であり、オーヴァードこそが悲願の達成だ。解放するのだ。全ての人々を」 空を覆うように腕を広げます。 |
仁也 | 「まぁな。どこもかしこもジャームの巣窟。まともな奴なんて数える程しか残っちゃいない」す、と口に咥えた煙草を手に取り。 |
GM |
怨嗟「まとも……ジャームね。差別は良くない」 怨嗟「わたしには聞こえるぞ――彼らの喜びの賛美歌が」 |
仁也 | 「そうかい? 俺ぁどうもそこまで高尚じゃあなくてね。俺の暮らしを邪魔する芥にしか見えねぇや」 |
尚 | まあ喜びといえば喜びかもな。薬物使ってハッピーになる的な意味では。 |
GM |
怨嗟「ふむ。では友よ、選んでくれ」 ばさっと、赤い翼を広げ、悪魔飛び交う中へ舞い上がりながら言います。 怨嗟「わたしの手によって天啓を得るか、あるいは自らそれに至るかを!」 |
仁也 | 「どっちもお断り。俺ぁ静かに暮らしたいだけなのさ」手に取った煙草が変化する。トツカとはまた違う、己の手に合った武器へと! |
GM | というあたりで、ひとまずシーンカット。 |