仁也 | じゃ、次行こうか? |
結花 | はーい。順番的に結花のシーンですね |
GM | ここで尚君のシーンとは言えない釘を刺された。 |
尚 | (笑) |
GM |
まぁ、結花さんのシーンです。 対汚染どうぞ。 ああ、4レベルです。 |
尚 | ゲッゲゲッゲ |
ダイス |
7R+5 = [6,10,4,9,8,10,2][4,5]<クリティカル>+5 = 20 41+1D10 = 41+[7] = 48 |
GM |
ち。 成功ですけれど。 剛さんの分もどうぞ。 |
ダイス |
7R+5 = [3,6,10,2,10,8,10][5,8,4]<クリティカル>+5 = 23 40+1D10 = 40+[1] = 41 |
GM | 成功か。 |
結花 | でも、目標値18とはだいぶ高くなってきましたね |
GM |
はい。 それでは、雨脚が強まって来たところからですね。 歯車「あいつだ――あいつはいつも、雨を連れて来る……!」 |
結花 | 結花さんは前回のシーンから引き続き警戒しております |
GM |
さて、どう動きますか? 雨の色が徐々に赤黒くなってきます。 |
結花 | 周囲を警戒することしかできません |
GM | そして――どこからか哄笑らしきものが聞こえてきますね。 |
結花 | 「――――っ!」 |
GM |
??「ャアャアャアャア――きひっ、ハハハハハハハハハ」 可愛子「何、この声――」 |
結花 | 声の方向はわかりますか? |
GM |
いえ、響くようにして聞きとりづらい――ですが、まぁ、ハヌマーンですし。 後方からのようです。 |
結花 |
じゃあ、可愛子を背にかばって 前に歯車を戦ったときのことを思い出し 「みんな、逃げよう!」 と提案する 歯車くんはかなり強いオーヴァードだったので、そんなオーヴァードに勝った悪魔を警戒します そして、可愛子の手を取って強引に走り出そう。 |
GM |
歯車「そうだ、逃げるしかない――だが、逃げ切れると思うな!」 艶髪「いやっ、いやっ……いやよぉ、なんでぇ、悪いことしてないのに……」 |
結花 | 「剛先輩!」 |
GM | 剛「おう!」 |
結花 |
剛先輩に声をかけながら、逃げようとする 「みんなも!」 |
GM | 歯車「なっ、何してる!」 |
結花 | 「え―――?」 |
GM |
歯車「馬鹿、そっちじゃない!」 歯車君が結花の手を強引に引っ張り、 近くの飲食店に引きずり込みます。 艶髪達もそっちの方へ。 |
結花 | じゃあ、歯車くんに逆らおうとするけど、彼の必死な力に対抗できず引っ張られます |
GM |
はい。 可愛子は迷いましたが、歯車君の引っ張った方向に進もうとしたようです。 歯車「ああ、あ、あいつは、『撃って』来るんだ――射線が通らない逃げ方をするしかないんだ」 歯車「い、いいか、早乙女。壁を壊し、隣の建物と繋げ――常に屋根や壁を障壁にしつつ進むんだ――それしかない!」 |
結花 |
「……でも、それじゃあ」 ジリ貧じゃないか、という想像をしたけど 歯車くんの声を聞いて、しゃくだけどそのとおりにします。 シャクだっていう態度を隠しもせずに |
GM |
歯車「せ、先生!」 艶髪「わかってるわよぉ!」 艶髪先生が、飲食店のテーブルを髪で弾き飛ばします。 道を開いて、後ろに他の人間が続きますね。 歯車「いっ、いい、いいか、早乙女……」 がくがくと震えながら、彼は懸命に言います。 |
結花 | 「……なに?」 |
GM |
歯車「お前は梔子駅の付近から列車でやって来たんだろ。音を聞けばわかる。改造してあったな。しかもあのレベルだ。一人や二人ではなく、組織だった協力が必要だっただろう」 歯車「しかしその技術者と呼べる人間は乗っていなかった。事故により脱線が起きる」 歯車「そしてその原因はつまり、出立直前に化け物に襲われたからだ。おそらくはそう、思念集合体のような奴らだろう。組織立った人間を駆逐したんだからな」 |
結花 |
その問いには答えない。 というか、結花よりも詳しい人にプレイヤー的には答えて欲しい |
尚 | 個人的には、技術者が乗ってても脱線はどうにもならんだろうと思うわけだが。(笑) |
GM | 明らかに計器をいじった奴がいた、ってことですね。 |
結花 |
「それで?」 先に進みながら、歯車くんに聞きます とりあえず、壁を壊しながら進みます |
GM |
歯車「そいつらの根城は――叢雲寺だな」 まくしたてるように言います。 歯車「位置的に、線香の臭いもだ! イレギュラーがいたな、いざこざがあったはずだ。何かをとりあった。子供がいたな、二〜三名。一人は索敵に優れていたに違いない。しかし死んだ。つまり襲った奴がいる。思念集合体とは別だ。そいつらは個人的理由から――化け物になりかけだったはず。四………三人の小隊だったはずだな」 歯車「奴らに対してお前は酷く敵意を抱いた。――そうだろう!?」 |
結花 |
「そうだよ。だって、敵だもん」 なんで、そこまで知ってるんだ!? そんな歯車くんに、ますます警戒心を強めます |
GM |
後ろで可愛子も目を丸くしてます。 歯車「いいか――『この程度のこと』――わかるんだ! 僕には!」 歯車「すぐにだ! お前と数十秒会話をすればそんなのすぐ知れる――それでも、それでもだ!」 歯車「この僕が! 『あいつ』――あの悪魔の裏だけはかけないんだ!」 絶望したように、彼は叫びます。 ――ャアャアャアャアャア―― きひっ ハハハハハハハハハハハハ―― 不気味な笑い声が外から聞こえてきます。 |
結花 |
じゃあ、そんな歯車くんに興味を失って、とりあえず先に進もう そして、歯車くんに聞く 「それで、進んでいってどうするの?」 ジリ貧っぽい気しかしないのです |
GM |
歯車「隣の建物と穴を繋ぐ。繋ぎながら、いくつか――二・三方向に分かれる合流と分断を繰り返しながら、『建物の下』を進む」 歯車「300m進むと、繋ぐ建物が無くなる。そこまでに奴の目をそらせなければアウトだ。囮を使う以外にない」 |
結花 |
「そのときは……」 あんたが行きなさいよ、という目で歯車を見ます |
GM |
歯車君は、血走った眼で周囲をきょろきょろとしますが。 歯車「あ――ああ、僕が適任だろうな……」 と言います。 歯車「わかっている。そんなことは」 |
結花 | 「そう」 |
GM |
艶髪「壁よ! 三枝君、どっちな、のぉ!?」 歯車「正面と左だ! ぶち抜き、左に三人! 正面が本命だ。建物二つを抜いた後、交差するように合流する!」 生徒達:「無、無理だ、どうせそんなことしたって――」 |
結花 | めんどくさいので、どっちも壊します |
GM |
艶髪「いやぁああ!」 壁を壊し、左へ進む艶髪先生。 生徒達は人に埋もれるように正面へ。 |
結花 | カガヤキ倶楽部の方々は? |
GM |
可愛子がちょっと迷った後、 艶髪先生の方を追いかけようとして、剛さんに止められます。 剛「アンタはあの連中に頼られてるから、正面だ」 剛「左は俺が行くぜ。おい、結花も!」 |
結花 | じゃあ、結花も正面に行きます(可愛子についていくともいう)。 |
GM |
剛「おい、結花!」 剛「ちっ……」 歯車「そっちはまっすぐ進むだけでいい」 そう言って、歯車が左に行きます。 さて……。 《愚者の軍団》《血の絆》《血の従者》《天性のひらめき》《確定予測》 |
ダイス | 22R+14@7 = [2,4,8,6,1,2,10,6,1,10,2,2,5,10,3,10,4,9,9,9,2,8][6,3,1,2,10,10,5,9,7][7,9,10,6][4,3,5]<クリティカル>+14 = 49 |
GM | 建物と建物の間をくぐる時に―― |
結花 | 敵の攻撃か…。歯車、ハメたな |
GM | 1d10を振って、2以下を出して下さい。 |
ダイス | 1D10 = [10] = 10 |
GM | 歯車、艶髪、剛、可愛子 |
ダイス | 4D10 = [8,6,8,5] = 27 |
GM | 全員セーフ。 |
結花 | 2以下を出すと当たるフラグですか? |
GM |
その通り。 生徒の内の一人が、建物の間を抜けた瞬間、赤黒い雨にびすっと撃ち抜かれます。 生徒「ぎゃあっ!」 生徒「う、ううっ、い、嫌だぁ……化け物になるのは……あんなのは……」 撃たれたところが、オーヴァードなので当然のように治りますが、 その様子がおかしいです。 ぼこぼこっ、と、泡立つように、不気味な脈動をしたように見えました。 |
結花 |
たぶん、可愛子が驚いて一瞬たちどまるだろうから 強引に前に引っ張ります |
GM |
まぁ、良いでしょう。 可愛子「きゃぁっ!」 さて、順に壁に穴をあけるようにしながら、一団は進みます。 |
結花 |
警戒だけはしておこう 歯車くんの計画を崩しちゃうのもアレなので、そのまま進んでいきます |
GM |
遠距離攻撃よる撹乱や、交差したり合流・分流を繰り返した甲斐無く……。 しばらく進むと、歯車が呟きます。 歯車「ここからは……何処へ進んでも大通りに出てしまう――狙い撃ちに合う」 |
結花 | 「………」 |
GM |
壁の前で、立ち止まります。 雨脚は弱まらず―― ――ャアャアャアャア―― 例の哄笑は聞こえ続け―― がりがりと、建物を雨が貫く音が聞こえてきます。 |
結花 |
あ、わかった。この悪魔さんがセルリーダーか…… 「どうしたら……」 |
GM |
歯車「……そっちを」 と、右の壁の方を指します。 歯車「いけ。通りの向かいへ抜けられれば、四季奏総合病院だ。あの建物はでかいから、中に入れば――おそらく」 歯車「僕が先に出て、囮になる」 |
結花 |
「………」 歯車に信用できない、という視線を向けますが それ以外、選択肢がないので従います |
GM |
歯車「信用できないって顔だな」 皮肉気に笑います。 |
結花 | 「当たり前でしょ?」 |
GM |
歯車「その通り、お前達を騙そうとしてるだけだよ――とでも言ってやろうか」 青ざめたまま、力なく笑みを作り続けます。 |
結花 |
「……」 なにか言おうとするんだけど なにも言えずに 「……やるわよ」 とだけ言います |
GM |
歯車「どっちにしろ、僕は今から早乙女を信用させる術を、もう持ってないからな」 歯車「ただ……まぁ……さっきの彼女の言葉が、嬉しかったから……やる気になっただけだ」 |
結花 | じゃあ、その言葉に少し意外そうな顔をします |
GM |
歯車「どうせ無理だ……こっち側に来たかったら、一緒に来ればいい。多い方が、おとりとしては役に立つ」 疲れたように、そう言います。 可愛子「……あ、あの……いや、えっと……」 |
結花 |
「……わたしは」 迷ったようにして 「ごめん」 と言って、囮になるのは辞退します |
GM |
歯車「先生、よろしく」 艶髪「……」 艶髪先生が、髪をハンマーのような形にしますね。 髪に覆われて表情は見えない。 歯車「僕が外に出たワンテンポ後だ! タイミングを間違えるなよな、早乙女!」 歯車がそう言って、 艶髪先生が髪を振るいます――! ガゴォオン! |
結花 |
「任してよ、絶対に無駄にはしないから」 歯車くんに、そう答えます |
GM |
そして、歯車が飛び出し―― ――た、その瞬間―― 彼は、後ろに吹き飛ばされるように―― すれ違って―― 設楽艶髪が 飛びだしました。 ――《妖の招き》 髪で、歯車を後ろ――つまり、結花さんたちの方に放りました。 |
結花 |
それでも、歯車を信じて可愛子ちゃんの手を引きながら飛び出します。 「先生?」 |
GM |
飛びだす刹那、 にわかに振りかえる設楽艶髪 ―― 視線が生徒達とわずかに交錯し 新学期のあの日のように、 彼女は微笑んで。 そのまま、全てを貫く哄笑と――つんざくような銃撃音!! |
結花 | 目を伏せて、歯車くんの言ったとおりに走ります |
GM |
艶髪「――ぁぁあぁ、ああああ、あああああああああああああああああああああああ!!」 艶髪「 わたしは ここだあああああああああああああああああ! 」 悲鳴のような、怒号のような声! 直ちに、剛さんが壁を砕き、 反対側へ飛び出す一団。 一目散に四季奏総合病院へ。 振り返ってはいけない。 振り返ってはいけない。 振り返ってしまえば、 赤黒い雨に撃たれ、真っ赤に飛び散る―― ―― かつての恩師の姿が、見えてしまっていただろうから 。 彼女の声と、悪魔の哄笑と、雨の音だけが、結花さんたちを追いかけてきていました。 ――ザァ―― ――ザァ―― ザァ…… 可愛子「はぁ、はぁ……はぁ……」 歯車「ぅう、う、う……」 |
結花 | 「…………」 |
GM |
呼吸、声にならない吐息……転がり込んだ四季奏総合病院の、正面受付。 逃げのびた人間達が、何も言わないで、ただ、呼吸をしています。 ……ざぁ…… ……雨脚がゆっくりと遠のいていってるような気がします。 可愛子「追いかけて……来ないの……?」 剛「みてぇ……だが……」 |
結花 | 「……助かった…んだよね?」 |
GM |
歯車「……また、来るさ……だが…………すぐじゃない……」 可愛子「……」 歯車「誰かを、ああやって……血祭りにあげると、しばらく退散するのさ、あいつは……」 歯車「知ってるんだ……間を開けたほうが、『恐怖』が増すと……。そして、どうせ――あの悪魔は、僕達を見逃しも、見失いも、しない……」 歯車「繰り返し、繰り返し、そうやって、少しずつ……僕達を消耗させて来るんだ……悪魔が……」 |
結花 |
「……わたし、忘れてた」 不意につぶやきます 「歯車くん、可愛子ちゃんの言葉が嬉しかったって言ってたよね?」 |
GM |
歯車「……言ったけど……それが、なんだ……?」 何だか、酷く酷く――さっきまでとも比べ物にならないくらい、彼は疲れたような目つきをしています。 |
結花 |
「人は変われるんだってこと……、わたし忘れてた」 「……わたし」 そう言って壁を殴ろう。 そして、少し呆然とした様子で、泣き崩れます。 いままでのなにかが、堰を切ったかのようにあふれ出して |
GM |
歯車「ふん……く、はは、ふふ……大丈夫さ……」 彼は、……笑いだします。 歯車「ははは、はははは……変わりなんかしない。はははは、人間なんか変われないんだ……あは、はははは、ははははは」 可愛子「え……えと……」 可愛子は困ったようにしてます。 歯車「変わらないんだよ! は、はは、は!」 |
結花 |
「そんなことないっ!」 「歯車くんがそうだっていうんだったら、それでもいいよ」 |
GM |
歯車「だって……だってそうだろうが――!」 歯車「僕には――読めていたんだから」 歯車「わかっていたさ! 僕が潔いような――思い切ったような、そんな風に振舞えば」 |
結花 |
「………!」 思わず、殴りかかります |
GM |
殴られます。 がすっ |
結花 |
そのまま、襟首をつかんで壁に押し付ける 「……見損なった」 もちろん、地面に足がつかないようにギリギリのところで浮かせながら |
GM |
歯車「……くはっ……は」 歯車「なんだかんだ言って、生徒が一番大事で、そのために身を呈してきた、彼女――設楽艶髪のことだ」 歯車「寸前で、僕を助けて……自分を投げ出すことくらい……読めていたさ」 歯車「そうさ……わかっててやった――だから、何も変わっていない。僕も、彼女も」 |
結花 |
なにか言おうとするんだけど、何を言ったらいいかわからないぐらい激昂して とりあえず殴る |
GM | ぼくぅ。 |
結花 | 「あんたなんか信用した……わたしが馬鹿だった」 |
GM | 歯車「そうだよ。早乙女も、馬鹿なまま一生変われない」 |
結花 |
「なにも変わらない。人なんて、なにも変わらないんだ」 「みんな…みんな……!」 |
GM | 可愛子「……」 |
結花 | とりあえず、横殴りに吹き飛ばして |
GM | どしゃぁ。 |
結花 |
マウントポジション取って、殴り続ける姿勢に入ります そのまま、誰も止めないなら、殴る |
GM |
剛「おい……、おい、結花!」 がっと、手を剛さんが握ります。 |
結花 | 「……止めないで」 |
GM |
剛「確かに――確かに、むかつくのはわかるが――」 可愛子が駆けよって来ます。 可愛子「……」 歯車「ははっ、殴れよ。殴ればいいだろ!」 馬鹿にしたように、歯車は声を上げます。 |
結花 |
「この……っ!!」 マイナーで《破壊の爪》、メジャーで《浸透撃》 思いっきり殴ります。 |
尚 |
容赦なさすぎだろ!(笑) 殺す気か。 |
GM | 歯車「は――はは……ははは! 殴れって、ムカついてるんだろ! いい話信じたかったのに、ぶち壊されて!」 |
結花 | 「ふざ……けるなあぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」 |
GM |
剛「おい、結花!」 さすがにキュマイラの力は止められず、振りはらわれます。 |
結花 | 侵食を7上げて本気の一撃をお見舞いします |
GM | はい。判定どうぞ。 |
結花 | 命中ー |
ダイス | 7R+3 = [1,7,10,8,9,8,4][8]<クリティカル>+3 = 21 |
GM |
はい。 ダメージどうぞ。 |
ダイス | 3D10+4 = [10,4,3]+4 = 21 |
結花 | …かな? 防護点無効 |
GM | はい。 |
結花 | 怒りに我を忘れて、本気で殴りかかります |
GM |
では、間に可愛子がカバーリングに入ります。 ずしゃあ! |
結花 | 「え……?」 |
GM |
と、床まで貫いた一撃は、しかし、 オルクス能力で歯車と入れ替わった(オルクス能力)可愛子の体でした。 |
結花 |
振り切った拳を、呆然と見ます。 「可愛子……ちゃん?」 |
GM |
可愛子「けふっ……やめ……たげなよ……結花ちゃん、だっけ?」 可愛子の方から――呼びかけます。 可愛子「彼……泣いてんじゃん」 |
結花 |
「え……?」 可愛子ちゃんに言われて、そのことに初めて気がつきます。 |
GM |
可愛子と位置の入れ替わった歯車は、 小刻みに震えながら、可愛子の方を、そして結花さんの方を見ます。 確かに良く見れば、その顔は……惨めに泣いているようにも見えますね。 |
結花 |
「………」 とりあえず、可愛子の上からどきます で、血のついた自らの拳を見ます。 |
GM |
歯車「ば……間抜けなことを言うな……い、今のも……僕には読めていた……わかってた……『殴れ』って言う程……アンタたちが、助けてくれるって……だ、から……」 ぶつぶつぶつぶつ、と呟きます。 |
結花 | 可愛子に背を向けながら。 |
GM |
可愛子「……でも、殴って欲しかったんでしょ? ほんとに……」 歯車「……! ……ぐ……ぅ……」 わかってしまう。 明晰な頭脳で、 自分の行動がどのような影響を与えるか、 未来予知のように、読めてしまう。 どんなに本音を言いたくても、それを言えばどのような影響を与えるか、見えてしまう。 それが見えてしまえば――もはや、その本音は、ただの計算――。 いくら思い切っても、それを言えば、誰かが犠牲になることなんか、とっくに読めている……。 歯車「ぐ……ぅ……」 泣きたかった。 しかし。 今、泣いてしまえば、楽になることも、同情をしてもらえることも、今後そのことで信用されてしまうことも、 いつかその信用を裏切ってしまうことも。 わかってしまった。 だから、彼は、こんなにみじめな顔をしている。 |
結花 |
じゃあ、そんな二人に背を向けながら 「……ごめん」 |
GM |
剛「…………」 剛「まぁ、なんだ……いつまでもここに居るわけにもいかねぇだろ」 剛「……どうすりゃいいのかわからねぇけど、進もうぜ」 可愛子「そう……だねっ(>□<;; またさっきのが来ると怖いもんね(((・□・;;)))ガタガタ」 可愛子「ほらっ、行こー!(≧▽≦)/」 |
結花 | 「………うん」 |
GM |
といって、可愛子は結花さんの肩をぽんと叩きます。 可愛子「えっと……三枝君も、道案内、お願いできるかなっ?(・ω・;」 歯車「……あ、……ああ」 剛「うし、行くぞ」 モブの人達も、ひと段落ついたようなのを見て、近寄ってきます。 |
結花 |
「………」 まだどこか歯車を信用していない目で見ながら、先に進みます |
GM |
いびつな面々は、四季奏総合病院を進みます……。 悪魔の足音におびえながら。 |
GM |
シーンカット。 何かロイスがあればどうぞ。 |
結花 |
じゃあ、歯車くんに 信頼/不信 的な感じのロイスを |
GM |
ふむ、歯車にですか。 そのままで良ければ両方ともあるので良いですよ。 先生や悪魔には? |
結花 | うーむ…。まあ、いまはいいです。 |