仁也 | ふむ、どうするね? |
GM |
シーンは、仁也さんからになります。 とりあえず汚染は3レベルです。 時間は、前のオープニングから少したったところ。 |
仁也 |
シーン指定など無ければ、傘と剣を持ってゴミ掃除かなぁ。 で、汚染判定か。目標14だね。 |
ダイス | 8R+5 = [8,1,10,3,6,10,5,3][10,6][2]<クリティカル>+5 = 27 |
仁也 | 無駄に回ったなぁ(笑) |
ダイス | 37+1D10 = 37+[7] = 44 |
仁也 | 何故背後霊のキャラは侵食率ダイスの出目が高くなるんだろうか…(笑) |
GM |
問題ありません。 ふむふむ。 さて。 喫茶店の外、駅の方で大きな音を聞いた仁也さん。どのように動きますか? |
仁也 |
傘差して剣持ってゴミ掃除に出張るさ。ここら辺折角静かにしたのにまた集まってきてもらっちゃ困るからねぇ。 えーと、UGNの坊ちゃんはどの方面に行ったんだったかな? まずはそっちから回ってみようか。 |
GM |
坊ちゃんの姿はまだ見てないので、何とも言えませんが。 確かに、ジャームが集まるであろうことは予想ができます。 外に出るのですね。 雨がまとわりつくように降っています。 |
仁也 |
「やれやれ、たしか旦那が降らしてるんだっけぇ? この雨。どーにもこーにも…まぁ元から曇りだから洗濯物についちゃ期待してないがね」 傘を差してテクテクと歩いて行こうか。剣…今は棒状かな。それは肩に担いでいくさ。 |
GM |
薄暗い――色彩がまるで徐々に喰われて行っているかのような、そんな路地。 かつては人が賑々しく行き交い、近くの秋土劇場がイベントでもやっていれば、老若男女様々な人がそのあたりに居たのに。 駅の向こう側は春林大学――名門の内の一つに数えられる、国立大学だ。 その大学に向かいあうように――文系名門、私立の夏火大学。 駅のこちら側には、さっきも触れた秋土劇場、巨大な冬水銀行、そしてさらに存在感のある―― 視界に 色鮮やかな―― 少女が、突然に入ります。 いや、色鮮やかと言うより――髪が、生き物のように、様々な色彩を、まるで『飼って』いる。 ゆらゆらと揺れるように、しかし確実に、通りの向かいからこちらへ来てますね。 |
仁也 | 傘は差してるかい? |
GM | いいえ。 |
仁也 |
では、こちらも咥え煙草をくゆらせながら声が届く位置まで歩いていこうか。 コツ コツ コツ コツ。 焦りも急ぎもゆっくりもしていない、いつもの歩き方。 |
GM |
生白い肌、高校生くらいか――身長は、高くもなく、やや低め、か。 透徹しているような表情。 ゆらり、ゆらり、 雨ににじんで、 彼女の輪郭も、時たまおぼろげに ぶれる。 ゆら ゆらり。 |
仁也 | 「おやおやお嬢ちゃん、どうしたね? こんな雨の中に傘も差さずに。風邪ひいちまうぜ?」煙草をぴこぴこ揺らしながら。 |
GM |
彼女は、貴方の方を見ます。 近づいてみると解るのですが、 彼女、どうやら濡れていないようです。 服や髪、肌が湿っているようには見えない。 |
仁也 | 「おっと…こりゃあ失敬、傘要らずかい。そりゃあ失礼、余計なお世話だったかな?」頭をがしがし。 |
GM |
少女「 こんにちわ 」 そう言って、にへらぁ、と笑います。 |
仁也 |
「あぁ、こんにちわ。そうそう、こいつは大丈夫かい?」 煙草を揺らして。 |
GM |
少女「 煙草 」 目を閉じて、諳んじるように。 |
仁也 | 「そうそう。こいつぁ俺の相棒でね。咥えてねぇとどうにも口が寂しいんだ」 |
GM | 少女「煙草――煙を産む――心を落ち着ける――毒牙を吸う――」 |
仁也 | 「まぁ体には悪いわなぁ。最近は禁煙区域だの歩き煙草はやめろだの肩身が狭くってなぁ。ま、歩き煙草が自由になったってのぁ、数ある最悪の中でも残った『良い事』の一つだぁねぇ」 |
GM |
少女「小さな炎と灯――肺腑を通り、気管を通って、くゆっていく煙――」 少女「それは人の儚い営み――文化、軌跡――」 |
仁也 | 「ただの煙草がえらい高尚なモンになっちまったね、どーも」 |
GM |
少女「ゆらゆら――」 ふふ。 そう、呟いて、また、にへらと笑います。 ゆっくり閉じてた目を開いて、 少女「嫌いじゃありません」 そう言います。 |
仁也 | 「そうかい、そりゃあ良かった」へらへら。 |
GM |
少女「……」 もう一度、今度は少女らしく、あるいは女性らしく、慈しむように微笑んで。 そのまま、ちゃぷちゃぷと歩いていこうとします。 |
仁也 | 「おっと、そうそう、お嬢ちゃん」 |
GM | 少女「……?」 |
仁也 | 「一応名前を聞いておこう。おっちゃんの名は多田野仁也。お嬢ちゃんは?」 |
GM |
少女「……」 少し、首を傾げます。 少女「君の――貴方の煙草の銘柄と一緒よ」 |
仁也 | 「マルボロ? そいつぁ変な名前だなぁ」 |
GM | マルボロ?「可愛いでしょ」 |
仁也 | 「いかめしくはないね」 |
GM |
そう言って、舌を出して、 とんっとバックステップ。 ふわぁっと、 力学などまるで無視するように、 馬鹿げた飛距離で、 そのまま向こうへ行ってしまいます。 糸でもついていて、後ろに引っ張られて行ったよう。 |
仁也 | 「やれやれ…変な嬢ちゃんだ。いや…果実の嬢ちゃんよりはマシかねぇ」頭をボリボリ掻いて。 |
GM |
――そう。 彼女が向かったのは、どうやら四季奏総合病院だ。 |
仁也 | 雨足が強くなってる方向かい? |
GM | いえ、逆ですね。 |
仁也 | ふむ。 |
GM |
かの有名なUGNのレネゲイド研究者――“救いし賜物(All in the one)”こと、四季奏一切(しきそう いっさい)が院長をやっていた病院です。 そして彼の助手が、“腐敗ずみ(Rotten Fruite)”の夏火果実。 |
仁也 | あぁ、そういえば元UGNなんだっけ? いや今もUGNだったか? |
GM |
彼女は一応所属はUGNです。 まぁ、お互い同じ縄張りでそれなりに優秀だったので、名前は知っていた。 彼女は前線向きじゃないので、会ったことはほとんどなかったですが。 街がこうなってからは、どうやら暇なのか、垣根を気にしなくなったのか、 割とちょくちょく会ったりします。 |
仁也 |
ともあれ。 「ま……どうせ周辺のお掃除だ。誘われてみますかね、と」 では、そちらの方に行ってみるとしますよぉと。 |
GM |
さて、すると。 がらがらがら、と、荷台を押すやかましい音が聞こえてきます。 |
尚 | 疎開民か。大変だな。 |
仁也 | ほれ、さっさと判定しろぃ(笑) |
尚 | デスヨネー(笑) |
ダイス | 8R+5 = [9,10,4,4,9,8,2,5][5]<クリティカル>+5 = 20 |
GM | 失敗しないなー。 |
ダイス | 1D10+37 = [7]+37 = 44 |
仁也 | 「おやおやどうにも今日は千客万来で…いつもは果実の嬢ちゃんくらいにしか会わないんだがなぁ」 |
GM |
さて。 と言うわけで、芋虫のような尚君を乗せた荷台を押す、秋土青藍さんが登場です。 |
尚 |
「う〜う〜」ごとごと。 地面が悪く、ゴミや瓦礫に荷台が乗り上げるたびに体がはねる。 痛い。 |
仁也 |
「おやおや、こりゃあどうも酷い状態だぁね」 あぁ、別に隠れたりしてないから安心していい。傘差してやたら長い棒持ったおっさんが道に立ってるだけさ(笑) 「ようお嬢ちゃんにお坊ちゃん。雨から身を遮る傘はご入用かい?」煙草を揺らして。 |
GM |
青藍「――!」 青藍さんは、オジサンの姿を見て、一端止まります。 青藍「あな……たは……」 “落ち葉拾い(Blessed Leaves)”秋土青藍(あきつち せいらん)―― UGN日告市支部の秘書、ともいえるポジション。 当然のように、仁也さんのことは把握しています。 |
尚 |
「その声、その物言い。聞き覚えがある」 「あんたは、確か…FHの、“Vodka to Lip”」 ヒィ殺される(じたばた |
GM | 青藍「“Vodka to Lip”――何故ここに」 |
仁也 | 「あぁ、知ってんの? FHじゃ見てないから、じゃあ、UGNか何かかね。そう硬くならないでいいって。おっちゃんFHも潰れてふつーに平穏に暮らしたいだけなんだから」 |
尚 | 本音を言えば、『あ、そう? じゃ、そゆことで』と言って、即、逃げ出したかったが、この体では、できない相談だった。 |
GM |
青藍「この周辺のセルにおいて、こと戦力に限れば――、トップ5本の指に入るでしょうね」 青藍「――角を曲がるまで、“Light”に感知されなかったことからもそれが伺い知れます」 警戒色が濃いですね。 |
仁也 | 「こそばゆいねぇどうも。俺ぁ普通のおじさんよ? 煙草はちょっと好きだがね」 |
GM |
青藍「……」 美しい顔が、緊張に強張っています。 |
仁也 | 「あんまりそういう顔して欲しくないねぇ、美人が台無しだ―――ほい」と、荷台に塗れないような屋根つけるのは可能だね? |
尚 | 「………」青藍さんと顔を見合わせる。 |
GM | 青藍「……何が狙いでらっしゃるのでしょうか?」 |
尚 | 「ナンパじゃないか?」 |
GM |
青藍「私は男です」 まぁ、女性もまっさおの美貌なのですが。 むしろ作りもの――って言うかマネキンチックな人。 |
仁也 | 「おやおや、そうかい? 女と見違えちまったぁな。で、狙い? いんや。なーんにも? ほら、さっきの何だか大きい爆発音あっただろう?」 |
GM | 青藍は、警戒しながら頷きます。 |
尚 | 「あー…、あれか。たぶん列車が脱線した音だな」と言って、簡単にカガヤキ倶楽部の話をしておこう。 |
仁也 |
「おっさんの住処が近くにあるんだがね、最近やっと掃除も済ませて静かに暮らせるようになったばっかなんよ」 「でもまたあの音で集まってきたら掃除もせにゃあならんだろ? そーいう事。現在掃除の真っ最中。ま、坊ちゃん達が何もしないってぇなら俺も何もしないわな」 |
尚 | 「つーか、何もできないと言うか…」俺たち二人とも支援系。戦闘ムリ。 |
仁也 | 「あ、掃除手伝ってくれるってぇなら心ばかりのお駄賃出すぜ? どうよお二人さん」 |
尚 | げはは掃除の時間だー、と言って死体を量産するんだな。わかります |
GM |
青藍「掃除……いえ」 青藍「私達は急いでますから」 |
尚 |
「悪いけど、こっちも手が足りないんだよなー」片腕と下半身がない状態でそう言う。 「カガヤキ倶楽部って連中が、街からの脱出を狙ってたんで、一枚噛ませてもらったんだが、失敗してさぁ」 「列車は脱線するわ、ケガ人は大量発生するわで」 「はぐれた奴らと早く合流しないとまずいんでね。せっかくの申し出だけど、バイトをしてる余裕はないんだ」 |
仁也 | 「街からの脱出? んー。あぁ、そっかぁ、脱出ねぇ」ふぅ、と紫煙を吐き出すかね。 |
GM |
青藍「……?」 ちょっと、仁也さんの態度が引っ掛かってるような様子を示します。 青藍「…………」 しかし、下手に尋ねるとまずいと判断したのか、押し黙りますね。 と言ったあたりで、麗香さんを登場させましょうかね。 まぁ、結花さん、隠密振ってみてください。麗香さんのステータスで。 いや、後ろからついてきてたら、何やら妙な男と出会ってるもんですから、警戒してます。 |
結花 | とりあえず、判定します |
ダイス | 5R = [3,6,10,9,9][5]<クリティカル> = 15 |
仁也 |
おっちゃん感覚はひっくいぜぇ?(笑) 知覚で対決かい? 追跡だったか? |
GM | まぁ、では皆さん知覚どうぞ。 |
ダイス | 2R+1 = [9,1]+1 = 10 |
尚 | 負けた |
仁也 | ひっくいぞぉ!(笑) |
ダイス |
2R = [3,7] = 7 3R+1 = [8,2,8]+1 = 9 |
GM |
みんな気付かない。 結花さんが望むなら、このまま麗香さんを登場させないこともできます。 |
結花 | では、とりあえずしない方向で |
GM | はい。一応まだつけているということで。 |
仁也 | 「まぁ、おっさんからの忠告だ。止めといた方がいいんじゃないかね? その怪我じゃあね。行けた所で死んじまうだけじゃないかね」 |
尚 |
「そうか? 気を回してもらってすまないね」 と、感謝を口にはするが、現時点では考え直してはいない。 「まあ、ケガ人とは言っても、昨日まで一般人だった奴と比べれば、知識やなにやら色々と役に立つこともあるんでね。放っておくわけにもいかない」 「責任ってのは面倒だよ」やれやれと肩をすくめる。 |
GM |
青藍「(――、即ち、外にも危険はあるだろう、と……?)」 青藍さんは悩んだような表情をしてますが。 青藍「――いえ、“彩める空”を追わなくては」 と、思い直したようにします。 |
仁也 | 「ま、行くってんなら止めやしないがね。そいつぁ坊ちゃん達の自由さ。で…おっさんは病院の方に行くが坊ちゃん達は?」 |
GM |
青藍「見逃して頂けるのであれば、是非も御座いません――、病院?」 青藍さんが是色らしき後ろ姿を見かけたのも、そっちへ通じる道―― って言うか、だからここを追いかけて来たんですけれどね。 |
尚 | 「病院に何かあるのか?」 |
仁也 |
「あぁ、坊ちゃん達と会う前に一人の嬢ちゃんに会ってね。マルボロって名乗ってたが、ま、いいさ。そっちの方に飛んでった」 「ま、掃除は何処からでもいいんだ。じゃ、とりあえずそっちの方からやっていこうか、とね」 |
GM |
青藍「……煙草、ですか……?」 不可解そうな顔をしつつも、無言で尚君に問いかけてきます。 それは是色なのではないか、と。 まぁ、尚君の経験則的に、そう言う冗談――は、いかにも吐きそうです。 |
尚 |
青藍さんに頷き返しつつ「それは、髪の色がプリズムで、なんつーかこう…にへらーっと笑う女の子じゃなかったか?」 言葉だけで容姿や個性を伝えようとして、すごく苦労する図。人間って不便だ。 |
仁也 | 「おや、友達かい?」 |
尚 |
「たぶん」向こうがどう思っているか微妙ではあるが。 なんというか、友達というより、むしろ腐れ縁っぽい気がする。 |
GM | 青藍「彼女をどうなさるおつもりで?」 |
仁也 | 「どうもしねぇよ? あぁ、掃除っつっても勘違いしないで貰いたいね。ジャームか問答無用で襲い掛かってきた連中にしかしてないんだから、最近は」へらへら。 |
尚 | モヒカンとかを消毒するのか。 |
仁也 |
「俺ぁ自分の生活が守れたならそれでいーの。高望みとかは分不相応ってね。人間等身大で生きてくのが身の丈にあってるってことさ」 「ま、坊ちゃん達が行っても行かなくてもおっちゃんは病院の方に行くがね。どうする?」 |
GM |
青藍「……」 まぁ、方針を決めるのは尚君に任せます。 |
尚 | うーんと。結香とか剛さんがどこへ行ったかはわからないんだよな? |
GM |
青藍さんがガラガラ押してきてしまったので、確認してませんが まぁ、多分駅周辺だろうなぁ、とは思います。 |
結花 | 死んでるかもしれませんよ? |
尚 |
まあ、そりゃそうだが。 仮に死んでても、生きてる奴を拾わないと。 |
仁也 | 生きてるだろうに、まだ(笑) |
尚 |
病院はどの辺り? 駅から近い? |
GM |
割と近いですね。 徒歩なら10分はかからない。5分と言うと、ちょっと急がないとって感じですが。 |
尚 |
んー、じゃあとりあえず病院に向かうかー。 「うーん。まあ俺たち非戦闘要員だけで行動しても、正直、生き残れる気がしないしなぁ」 「俺らも病院へ行くかい? 青藍さん。それが一番マシっぽいし」 |
GM |
青藍「……この状況ではやむをえませんでしょう」 そう言って、ガラガラと荷台を押し始めます。 |
尚 | 「というわけでコバンザメの真似をさせてもらうわ。気を悪くしないでくれよな、おっちゃん」 |
GM | 正直な話、腕っ節が立つ奴が近くに居てくれるのは嬉しいでしょうね。(笑 |
尚 | 俺と青藍さんだけで行動する≒自殺、だもんな。(笑) |
仁也 |
支援系だからね!(笑) で、隠れてる嬢ちゃんは出てくるのかい? |
GM | どうなさいますか? |
結花 | まだ隠れておきます |
GM | 良ければ、そろそろシーンを切ります。 |