第四棺

唯麗しきあの人の埋没the Vale of monochrome

Opening 3
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   ■シーンプレイヤー:早乙女結花◆

GM それでは、
結花さんのシーンです。



PC1 早乙女結花(さおとめ ゆいか)
 
 真っ白に染まる視界。
 骨を揺さぶられるような衝撃。
 轟音、点滅、自我の揮発、何が起きたのかわからぬまま。
 混濁する意識の中で、確かに見た。
 様々な色彩を溶かしこんだあの、美しい髪。
 全てを吸いこんでいきそうな、不思議な瞳。
 ――彼女は――……
 ……――そうして、覚醒する。
 ここは、いったいどこだろう。私はどうなったんだろう。
 耳を打ったのは、懐かしくも苦い思い出を想起させる、彼の声だった。
 
シナリオロイス:下記の二つから選択
・四季奏是色(しきそう ぜしき) 推奨感情P/N:庇護/脅威
・悪魔 推奨感情P/N:親近感/恐怖



GM 汚染レベル3で、登場浸食どうぞ。
結花 悪魔が何者かが凄い興味あるなー…っと
ダイス 7R+5 = [2,9,2,10,1,9,1][10][1]<クリティカル>+5 = 26
32+1D10 = 32+[9] = 41
GM サブPCは、まぁ、出そうだったら出て頂きましょう。
では、シーンを開始します。


GM 白く、輝く髪に、流れるように、様々な色彩が、揺らめいている。
幽鬼のように、その髪の主は、歩いて、
隣を、すりぬけて、
運転制御装置の方へ。
あっけにとられたような、
永原剛、繰鐘結花、産方可愛子の、表情、
を、無視するように、ゆらゆらと、彼女は、幽鬼のように、ゆらゆらと、
彼女は、緩慢にも見えるような所作で、
制御装置に手を。
結花 「………え?」
GM ――待って
――何をして――
スローモーションのように、
周囲の人間が――自分も――
手を、伸ばす――
けれど――
あまりに――
遅く――
彼女は、緩慢にも見えるような所作で、
躊躇なく。

  ブレーキを。

かけた。


爆音、轟音。

白濁、点滅。

衝撃、打撃。

明滅、閃光。

意識の剥離。


彼女は、四季奏是色だったの――だろうか?


GM そして、覚醒。
どうやら、結花さんは仰向けに転がっているようです。
結花 えーと、目を覚ましていいのでしょうか?
GM はい。
ひんやりとした空気。
ぽつぽつぽつぽつと、雨音。
結花 じゃあ、この前から見るあの悪夢から目を覚まします
「……ここは?」
GM 問いに応える人もいない。
なにやら、
列車の残骸のようなものが見えます。
結花 実感なさげに、呆然と空を見上げます
いきなりあんな展開になったので、まだ心が追いついていけてません
呆然としたまま、雨に打たれてます
GM 大半が吹き飛んだ、車両の一角。
偶然、屋根の(残骸の)下だったので、
体が濡れてはいません。
結花 濡れてるほうが、おいしくないですか?
GM じゃ、可愛子は濡れてます。
視界の隅で。
結花 じゃあ、その姿が目の端に映って、正気を取り戻します
「可愛子ちゃんっ!?」
とりあえず、駆けつけて抱き起こします
GM 可愛子「……ぅ」
結花 「ねえ、大丈夫!? 大丈夫!?」
GM 可愛子「うぬ……むぁあ……」
結花 ガクガクっと揺さぶろう
「大丈夫だよね!? 死んだりしないよね!」
GM 可愛子「むぁ、あ、あうあうあうあう(((@@)))」
結花 「可愛子ちゃーん!!!!!」
空を見上げて慟哭します
GM 可愛子「なにすんねー! (こдこ川」
ぼこぉー。
結花 「痛っ……」
その拍子に可愛子を地面に落とします
そして、頭をおさえて可愛子のほうを見ます
GM 可愛子「あたっ……と、はっ?」
結花 「…だ、大丈夫?」
GM 可愛子「あれ……? 外に出た……んじゃ」
きょと、きょと、と、周囲を見回します。
結花 釣られて、きょろきょろと辺りを見回します
GM 人と、残骸が散乱しています。
相変わらず、色彩に乏しい街。
空は黒ずんだ灰色で。
雨が降り注いでいます。
ぽつぽつ、ぽつぽつと。
結花 「これって―――」
意識を失う直前のことを思い出して、可愛子の顔を見ます
そして、すぐに周囲を警戒するように立ち上がる。
GM 可愛子「……え? あれ……もしかして……失敗……しちゃったの……?」
可愛子が、力なく腰を落とします。
結花 実は列車の計画を知らなかった結花さんなので、なにもいえない
GM なんで知らないのよ。(笑)
カガヤキ倶楽部の中で生活してたら普通に知ってるはずですがな。(苦笑
結花 ほうけててあまり聞いてなかったから、そんなに詳しくは知らない
GM えーい。
結花 とりあえず、辺りを見回しながら剛さんや麗香さんの姿を探します
目線だけで。可愛子は置いていけないので
GM 剛さんはすぐに見つかります。
麗香さんは見つからない。
結花 「剛先輩!」
GM 周辺に、もとカガヤキ倶楽部の人達もいますね。ついて来た人達。
結花 可愛子をつれて、近寄ろうとします。
ダイス 7R+5 = [3,4,5,4,7,5,3]+5 = 12
GM 失敗。
ダイス 7R+1 = [8,6,1,3,3,9,10][6]<クリティカル>+1 = 17
GM 衝動判定は成功しました。
ダイス 33+2D10 = 33+[5,2] = 40
GM 「ん……なんだ、結花……? あ? おい……、おい、無事か!?」
がばっと起きて、結花さんの肩をつかみます。
結花 「あ…、うん。わたしなら大丈夫だけど……」
GM 可愛子は、呆然自失っぽい表情のまま、他の人達を起こして回ってます。
ダイス 2D10 = [7,6] = 13
GM ちょっと多いかな。まぁ、結花さんたち含めて13人くらいということで。
結花 「麗香ちゃんや、尚くんは?」
GM 「姿が……見えねぇな」
可愛子「うん……。秋土さんもいない」
結花 「……そんな」
うつむきます
GM ノワール「わふっ!」
可愛子「あ……わんこ……ノワールちゃん、だっけ」
ノワールは頷くようにして、軽く尻尾振ります。
可愛子「……ここ、何処かな……」
後ろで、カガヤキ倶楽部のメンバー……と言っても、そこまで積極的ではなく、生き残ろうと列車に乗った人達ですが……彼らがざわざわとしてます。
結花 「これから、どうするの?」
無意識に可愛子ちゃんのほうを向いて聞きます。
GM 可愛子「……なんで可愛子に訊くの?」
結花 「………え?」
ここで、初めて可愛子に聞いたことに気づきます。
GM 可愛子「……」
ちょっと困ったように肩を落とします。
結花 「かっ、可愛子ちゃん!?」
困ったように肩を落とす可愛子ちゃんに、慌てます
GM 男性「ねぇ、可愛子ちゃん。ここ、四季駅の近くじゃないかな」
女性「ああ、そうよ。ほら、あそこに看板見えるし」
可愛子「そっか……壁は貫通出来なかったんだね……」
男性「いったいなんで……あんな突然……」
可愛子「わかんない……記憶がおぼろげだし……」
頭を押さえるようにする可愛子。
結花 「…それで、どうするの?」
今度は、はっきりと自分の言葉を言おう
「このままここにいたんじゃ、また化け物が襲ってくるかも」
「とにかく、移動しないと……」
GM 剛さんが周囲を見て。
「そうだな。移動しなきゃならねぇけど……どっちに行くかが問題だ」
可愛子「うーん……あれ、なんか聞こえる」
と、耳を澄ませるようにして、方向を定めます。
結花 結花にも聞こえます?
GM 耳をすませば、聞こえる気がしますね。人の声っぽいのが。
すぐに聞こえなくなりましたが。
結花 「いまのって……」
GM 可愛子「…………、行ってみよう」
結花 「……大丈夫、かな?」
結花的には、声に嫌な思い出があるので
声が気になって調べに行ったら、ひとりの人間を殺してしまった思い出が
GM 可愛子「他に当てもないもん」
そう言って、可愛子はずんずんと歩きだします。
ちょっと迷うような表情をしてから、ついて行く他の人達。
剛さんもついてきます。
結花 「ま、待ってよ。可愛子ちゃん」
でも、みんなが行っちゃったので、しょうがなくついていきます
いやな思い出を思い出したので、いつもより臨戦態勢で歩いていよう
GM はい。
歩きながら、
「なぁ……」
と、剛さんが話しかけてきます。
結花 「なに? 剛先輩」
周囲をきょろきょろ
GM 「列車の件だが……」
結花 黙って、剛さんの話を聞きます。
GM 「どうも、前後の記憶があいまいなんだがよ……あの、変な――お前の学校の先輩……」
結花 「……四季先輩?」
GM 「あいつ、が、起き出してきて…………ああ、クソ、覚えてねぇ」
眉をしかめて、げんこつを軽く額に当てます。
「ああ。そいつが、その――原因じゃねぇのか……?」
結花 「わたしも、そう思う」
と言ってから、否定します
「だけど、それはわたしの勘違いかもしれないし。四季先輩に、そんなことする理由があったなんて思えない」
もちろん、他の人には聞こえない小声で
GM 「……そうか。で、そいつは何処に行ったんだ……?」
結花 「わからない」
「でも…、もし」
前回の墓場での出来事を思い出します。
「四季先輩がみんなのことを傷つけようとするなら、わたしは戦うよ。どんなに四季先輩が強くたって、わたしがみんなを守ってみせる」
決意の表情で言います。でも、それはともすれば追い込まれているような表情で。
GM 「……」
可愛子「このあたり」
と、そこで、可愛子が歩みを止めます。
可愛子「このあたりのはずなんだけど……」
春林大学の周辺のようです。
「つっても……何だ、この辺……やけに物が壊れてるが……」
可愛子「あ、まって」
と、耳を澄ませた可愛子が、手で剛さんを制して……
可愛子「……そこ……」
と、
元は何かの売店だったのでしょう。瓦礫の影を指します。
結花 可愛子を背に移動させて、その方向を見ます。
GM まぁ、なんか気配はします。
結花 一応、臨戦態勢に入っておきます
「……なに?」
GM 可愛子「声……かけてみようか?」
結花 「……関わらないほうがいいんじゃないかな」
トゲをもった言い方で可愛子に言います。
GM 可愛子「敵意持ってたら、この距離だし……多分襲いかかって来るよ」
結花 「………」
可愛子ちゃんの言葉に、なにも言えなくなります
GM すぅ、と可愛子が息を吸って、
可愛子「……もしもし、ちょっと、そこに隠れてる人! 可愛子――わ、私達、人間です、あの、協力する――して、くれる、ださいませんか!」
と、声をかけます。
結花 警戒は解かずに相手の反応を見ます。
GM びくっ、とした気配。
そして――

 ばっ

っと、人が飛び出してきます。
女性「あぁあぁぁああぁぁああ!」
女の人です。
結花 無意識に可愛子ちゃんをさらに背におしやろうとします。
GM 女性「たた、助けて、助けて……」
女性の両手は血まみれに見えます。
どうやら自分で体をひっかいていたようです。
結花 血まみれの手に、さらに警戒を強めよう
自傷癖を、第一棺で見た気がするので
GM 駆け寄ろうとして、転んで、半身起こしながら、縋りつこうとしてきます。
結花 浸食がやばいのでは、と結花は警戒してみる
GM その顔には、見覚えが……ありますね。
設楽艶髪先生です。
艶髪「お、お、お願い、た、助けて……助け……あ……、ああ…………、さ、早乙女さ、ん?」
茫然としたような表情。
結花 「……先生?」
あまり良い印象がないので、じゃっかんさげすむ目で見下げよう
「……どうしたの?」
GM 艶髪「いやああああああああっ!!」
半身起こした状態から、尻餅に変わり、そのままはいずるように後ろに下がります。
可愛子「……知り合い?」と、小声で聞いてきます。
結花 「………高校の、先生」
「仲間を殺して生き延びて、こんなになってる……先生」
寄ってこないならなにもしないけど、こっちからなにかする気もあまりない結花さんでした
GM 艶髪「いやっ、ゆ、ゆ、ゆるっ、許して許してぇえ、わ、悪くない、悪くない悪くない悪くない、わ、わたしはっ、悪くないんだから許してよぉ」
がくがくがく。
結花 「どうして、それでみんなが守れなかったっていうの!?」
GM 艶髪「しっ、し、しし、仕方なかっ……そう、し、仕方なかったのよっ、せ、生徒、多く守るために、ほ、ほら」
結花 「誰かが危なくなるようなことなんて、誰もしてなかった! ちょっと不安になって迷っただけの仲間に、なにもしてあげずに殺して……!」
GM 艶髪「私、だ、だ、だって……だって、責めないで、いやぁ、だって、さ、三枝君が、さ、三枝君、なんか言って、言って、い、いつもみたいに、お、教えて、ね、ね、ね、ね?」
必死に、後ろに向かって話しかけるようにする艶髪先生。
「……まだ誰かツレがいるのか?」
剛さんが、ずかずかと近づいていきます。
艶髪「ひぃっ!」
近づいて来る剛さんが怖かったのか、うずくまるようにする艶髪先生です。
剛さんは、瓦礫の後ろを覗きこむようにしますね。
「おい。おい……おいってば! こら、ああ? ああ、ああ。いや、だから…………」
「くそっ、わけわかんねぇ」
と言って、顔を上げます。
可愛子「えっと……?」
結花 艶髪ちゃんの向いた方向に、結花さんも目を移そう
「剛先輩?」
近づかずに、問いかける。もちろん、艶髪ちゃんのほうを警戒しながら
GM 奥に誰かいるようです。
「数人いるんだが、なんか、何言ってるんだかわかんねぇんだよ」
艶髪先生は震えています。
結花 震えてるからって
なにもしてこないとは限らないから
艶髪ちゃんのエグザイル的な怖さは、けっこうよく知ってる
「……どうしたの?」
GM 奥には、男子生徒二人と、女子生徒二人がうずくまるようにしてますね。
全員見覚えはありますが、特にその内の一人は強く印象に残ってます。
三枝歯車君です。
歯車「う、う、ううううう、ううううう、うううううう、悪魔が来る……悪魔が……うううう」
目を見開いて、頭に指を突き立てるようにして、髪をがしがしやってますね。
歯車「ううううう、うううう、逃げなきゃ、逃げなくては……しかし、だが、なんだ、あいつは……なんだ、なんでなんだ……」
結花 じゃあ、その震えた姿に拍子抜けしよう
「可愛子ちゃん、こんなの相手にしてたって無駄だよ」
「なに言ってるのか、みんなわけわかんないし……」
GM 可愛子「え? えっと? こっちの子たちも知り合い?」
剛さんも結花さんも平気みたいなので、可愛子ものぞきに来ます。
歯車「あいつは……悪魔だ……」
可愛子「悪魔……?」
歯車「……う、うううううう……」
「どうするんだ、こいつら。何かに……襲われたのか?」
結花 とりあえず、正常な精神状態ではないみたいなので、警戒だけはしておく
GM 歯車「そ……そうだ……お、おまえらも襲われる」
歯車「あ、あいつは……何処に逃げても……隠れても、お、お、追って来る……、一度……一度、目をつけられたら、ずっと、追って来る……」
歯車「ぼ、ぼ、僕の予想を、上回るんだ……」
結花 「…いこ、みんな」
可愛子ちゃんの手をひいて、歩き出そうとします。
歯車くんの話は信用できないけど、なにかいやな予感がするから
GM 可愛子「え? いや、知り合いじゃないの?」
結花 「……ううん」
首を左右に振ります
GM 可愛子「……」
歯車「う、うぅううう……」
結花 「あんなのと一緒にいたら、可愛子ちゃんまで危険になっちゃうよ…」
GM 「仕方ねぇ、か……」
で、無視して行く感じですか?
結花 結花は、無視していこうとします。もし襲い掛かってきたら、戦う気満々ですが
GM 可愛子「ねぇ、なんで貴方は、そんなに可愛子にこだわるの?」
可愛子が、訊きます。
結花 「……だって、仲間だもの。仲間は、みんな大事だよ」
GM 可愛子「そう? 可愛子は……助けてって言ってる知り合いを、当然と言わんばかりに見捨てるような人は、仲間って思いたくない」
と、可愛子が言います。
可愛子「……以前この人達が、貴方に何したか知らないけれど、ここで見捨てたら、同じことでしょ」
結花 「…だって、仲間を平気でリンチするひとたちなんだよ? 一緒にいたら、危ないよ」
GM 可愛子「多分、追われてるんでしょ? そんな人達を、こんな状態で見捨てるのは、リンチとあんまり違わない」
可愛子は、しゃがんで、歯車君の手をとります。
結花 「でも……、信用できない」
GM 可愛子「貴方は、そう言ってればいいと思う」
結花 「………っ!」
GM 可愛子「だって……多分、その内、貴方は、そうやって、可愛子のことも信用してくれなくなるから」
結花 「そんなこと、しないよ。どうして、そんなこと言うの?」
GM 可愛子は、結花さんを気にせず、歯車君に話しかけます。
可愛子「ごめんなさい。可愛子たち、貴方達を守れるほど強くはない……けど、助けあったら、何とかなるかもしれない」
可愛子「三枝……君だっけ。この周辺に居たの?」
歯車「う、うう、ここ、数日は……」
頷きます。
結花 結花さんはぎゅと拳を握ろう。ここで、歯車くんたちに襲い掛かろうかどうか、若干悩みつつ
GM 可愛子「なら……貴方達の情報が欲しい。協力して、くれますか?」
歯車「……うぅううう、ど、どうせ……やられる」
可愛子「なら……、一緒に居ても、ここで震えてても、同じだよね」
歯車「…………」
歯車君は、立とうとして、
腰を抜かして、
もう一度手助けされながら、立ち上がります。
結花 そんな可愛子ちゃんを見て、イライラしときます
GM 可愛子「……さ、どっちに行こう」
歯車「……こ、こっち側には何もない……もう……化け物しかいない……病院側、だ……」
可愛子「ふむふむ」
歯車「……早くしないと……あいつが……悪魔が……」
可愛子「ねぇ、さっきから言ってる悪魔って――」
 

  ―― ザアアアアア

 
急に、雨脚が強くなってきた気がします。
そして、夜歌学園の生徒たちや、艶髪先生はより一層おびえた表情に。
艶髪「いっ、いっ、いやぁああ!」
がりがりと、自分の二の腕を、血が出るほどかきむしる先生。
結花 じゃあ、その表情につられるように警戒を…
というか、さっきから警戒しっぱなしで
GM 歯車「あいつだ――あいつはいつも、雨を連れて来る……!」
雨――
赤黒い、血の雨――
三枝歯車は、憑かれたように呟きます。
それに撃たれた同胞たちは、
見る見ると、
化物に化して行ったと言う。
結花 それを聞いて、急いで近くの屋根のありそうな場所を探します
GM ――
 ――
雨脚に交じって――
異様な哄笑が、迫って来た――



GM というあたりで、シーンカットです。
シナリオロイスどうぞ!
結花 シナリオロイスの悪魔がようわからんかった…
仁也 まぁ親近感は得ようがないね(笑)
GM いや、結花さんは衝動殺戮ですからね。(笑)
ひっ 皆殺しにされる
結花 とはいえ、あいまいすぎてよう分からんが本音
だから、四季先輩にとって起きます
GM はい。
結花 ただ、庇護よりかは信頼っぽい感情のほうがいいかなー…と思いつつ
GM 信頼はありますよ。
結花 じゃあ、信頼で。信頼にマークつけときます
悪魔は今後のシーンで取るかどうか考えよう…




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