GM |
それでは、 結花さんのシーンです。 PC1 早乙女結花(さおとめ ゆいか) 真っ白に染まる視界。 骨を揺さぶられるような衝撃。 轟音、点滅、自我の揮発、何が起きたのかわからぬまま。 混濁する意識の中で、確かに見た。 様々な色彩を溶かしこんだあの、美しい髪。 全てを吸いこんでいきそうな、不思議な瞳。 ――彼女は――…… ……――そうして、覚醒する。 ここは、いったいどこだろう。私はどうなったんだろう。 耳を打ったのは、懐かしくも苦い思い出を想起させる、彼の声だった。 シナリオロイス:下記の二つから選択 ・四季奏是色(しきそう ぜしき) 推奨感情P/N:庇護/脅威 ・悪魔 推奨感情P/N:親近感/恐怖 |
GM | 汚染レベル3で、登場浸食どうぞ。 |
結花 | 悪魔が何者かが凄い興味あるなー…っと |
ダイス |
7R+5 = [2,9,2,10,1,9,1][10][1]<クリティカル>+5 = 26 32+1D10 = 32+[9] = 41 |
GM |
サブPCは、まぁ、出そうだったら出て頂きましょう。 では、シーンを開始します。 |
GM |
白く、輝く髪に、流れるように、様々な色彩が、揺らめいている。 幽鬼のように、その髪の主は、歩いて、 隣を、すりぬけて、 運転制御装置の方へ。 あっけにとられたような、 永原剛、繰鐘結花、産方可愛子の、表情、 を、無視するように、ゆらゆらと、彼女は、幽鬼のように、ゆらゆらと、 彼女は、緩慢にも見えるような所作で、 制御装置に手を。 |
結花 | 「………え?」 |
GM |
――待って ――何をして―― スローモーションのように、 周囲の人間が――自分も―― 手を、伸ばす―― けれど―― あまりに―― 遅く―― 彼女は、緩慢にも見えるような所作で、 躊躇なく。 ブレーキを。 かけた。 爆音、轟音。 白濁、点滅。 衝撃、打撃。 明滅、閃光。 意識の剥離。 彼女は、四季奏是色だったの――だろうか? |
GM |
そして、覚醒。 どうやら、結花さんは仰向けに転がっているようです。 |
結花 | えーと、目を覚ましていいのでしょうか? |
GM |
はい。 ひんやりとした空気。 ぽつぽつぽつぽつと、雨音。 |
結花 |
じゃあ、この前から見るあの悪夢から目を覚まします 「……ここは?」 |
GM |
問いに応える人もいない。 なにやら、 列車の残骸のようなものが見えます。 |
結花 |
実感なさげに、呆然と空を見上げます いきなりあんな展開になったので、まだ心が追いついていけてません 呆然としたまま、雨に打たれてます |
GM |
大半が吹き飛んだ、車両の一角。 偶然、屋根の(残骸の)下だったので、 体が濡れてはいません。 |
結花 | 濡れてるほうが、おいしくないですか? |
GM |
じゃ、可愛子は濡れてます。 視界の隅で。 |
結花 |
じゃあ、その姿が目の端に映って、正気を取り戻します 「可愛子ちゃんっ!?」 とりあえず、駆けつけて抱き起こします |
GM | 可愛子「……ぅ」 |
結花 | 「ねえ、大丈夫!? 大丈夫!?」 |
GM | 可愛子「うぬ……むぁあ……」 |
結花 |
ガクガクっと揺さぶろう 「大丈夫だよね!? 死んだりしないよね!」 |
GM | 可愛子「むぁ、あ、あうあうあうあう(((@@)))」 |
結花 |
「可愛子ちゃーん!!!!!」 空を見上げて慟哭します |
GM |
可愛子「なにすんねー! (こдこ川」 ぼこぉー。 |
結花 |
「痛っ……」 その拍子に可愛子を地面に落とします そして、頭をおさえて可愛子のほうを見ます |
GM | 可愛子「あたっ……と、はっ?」 |
結花 | 「…だ、大丈夫?」 |
GM |
可愛子「あれ……? 外に出た……んじゃ」 きょと、きょと、と、周囲を見回します。 |
結花 | 釣られて、きょろきょろと辺りを見回します |
GM |
人と、残骸が散乱しています。 相変わらず、色彩に乏しい街。 空は黒ずんだ灰色で。 雨が降り注いでいます。 ぽつぽつ、ぽつぽつと。 |
結花 |
「これって―――」 意識を失う直前のことを思い出して、可愛子の顔を見ます そして、すぐに周囲を警戒するように立ち上がる。 |
GM |
可愛子「……え? あれ……もしかして……失敗……しちゃったの……?」 可愛子が、力なく腰を落とします。 |
結花 | 実は列車の計画を知らなかった結花さんなので、なにもいえない |
GM |
なんで知らないのよ。(笑) カガヤキ倶楽部の中で生活してたら普通に知ってるはずですがな。(苦笑 |
結花 | ほうけててあまり聞いてなかったから、そんなに詳しくは知らない |
GM | えーい。 |
結花 |
とりあえず、辺りを見回しながら剛さんや麗香さんの姿を探します 目線だけで。可愛子は置いていけないので |
GM |
剛さんはすぐに見つかります。 麗香さんは見つからない。 |
結花 | 「剛先輩!」 |
GM | 周辺に、もとカガヤキ倶楽部の人達もいますね。ついて来た人達。 |
結花 | 可愛子をつれて、近寄ろうとします。 |
ダイス | 7R+5 = [3,4,5,4,7,5,3]+5 = 12 |
GM | 失敗。 |
ダイス | 7R+1 = [8,6,1,3,3,9,10][6]<クリティカル>+1 = 17 |
GM | 衝動判定は成功しました。 |
ダイス | 33+2D10 = 33+[5,2] = 40 |
GM |
剛「ん……なんだ、結花……? あ? おい……、おい、無事か!?」 がばっと起きて、結花さんの肩をつかみます。 |
結花 | 「あ…、うん。わたしなら大丈夫だけど……」 |
GM | 可愛子は、呆然自失っぽい表情のまま、他の人達を起こして回ってます。 |
ダイス | 2D10 = [7,6] = 13 |
GM | ちょっと多いかな。まぁ、結花さんたち含めて13人くらいということで。 |
結花 | 「麗香ちゃんや、尚くんは?」 |
GM |
剛「姿が……見えねぇな」 可愛子「うん……。秋土さんもいない」 |
結花 |
「……そんな」 うつむきます |
GM |
ノワール「わふっ!」 可愛子「あ……わんこ……ノワールちゃん、だっけ」 ノワールは頷くようにして、軽く尻尾振ります。 可愛子「……ここ、何処かな……」 後ろで、カガヤキ倶楽部のメンバー……と言っても、そこまで積極的ではなく、生き残ろうと列車に乗った人達ですが……彼らがざわざわとしてます。 |
結花 |
「これから、どうするの?」 無意識に可愛子ちゃんのほうを向いて聞きます。 |
GM | 可愛子「……なんで可愛子に訊くの?」 |
結花 |
「………え?」 ここで、初めて可愛子に聞いたことに気づきます。 |
GM |
可愛子「……」 ちょっと困ったように肩を落とします。 |
結花 |
「かっ、可愛子ちゃん!?」 困ったように肩を落とす可愛子ちゃんに、慌てます |
GM |
男性「ねぇ、可愛子ちゃん。ここ、四季駅の近くじゃないかな」 女性「ああ、そうよ。ほら、あそこに看板見えるし」 可愛子「そっか……壁は貫通出来なかったんだね……」 男性「いったいなんで……あんな突然……」 可愛子「わかんない……記憶がおぼろげだし……」 頭を押さえるようにする可愛子。 |
結花 |
「…それで、どうするの?」 今度は、はっきりと自分の言葉を言おう 「このままここにいたんじゃ、また化け物が襲ってくるかも」 「とにかく、移動しないと……」 |
GM |
剛さんが周囲を見て。 剛「そうだな。移動しなきゃならねぇけど……どっちに行くかが問題だ」 可愛子「うーん……あれ、なんか聞こえる」 と、耳を澄ませるようにして、方向を定めます。 |
結花 | 結花にも聞こえます? |
GM |
耳をすませば、聞こえる気がしますね。人の声っぽいのが。 すぐに聞こえなくなりましたが。 |
結花 | 「いまのって……」 |
GM | 可愛子「…………、行ってみよう」 |
結花 |
「……大丈夫、かな?」 結花的には、声に嫌な思い出があるので 声が気になって調べに行ったら、ひとりの人間を殺してしまった思い出が |
GM |
可愛子「他に当てもないもん」 そう言って、可愛子はずんずんと歩きだします。 ちょっと迷うような表情をしてから、ついて行く他の人達。 剛さんもついてきます。 |
結花 |
「ま、待ってよ。可愛子ちゃん」 でも、みんなが行っちゃったので、しょうがなくついていきます いやな思い出を思い出したので、いつもより臨戦態勢で歩いていよう |
GM |
はい。 歩きながら、 剛「なぁ……」 と、剛さんが話しかけてきます。 |
結花 |
「なに? 剛先輩」 周囲をきょろきょろ |
GM | 剛「列車の件だが……」 |
結花 | 黙って、剛さんの話を聞きます。 |
GM | 剛「どうも、前後の記憶があいまいなんだがよ……あの、変な――お前の学校の先輩……」 |
結花 | 「……四季先輩?」 |
GM |
剛「あいつ、が、起き出してきて…………ああ、クソ、覚えてねぇ」 眉をしかめて、げんこつを軽く額に当てます。 剛「ああ。そいつが、その――原因じゃねぇのか……?」 |
結花 |
「わたしも、そう思う」 と言ってから、否定します 「だけど、それはわたしの勘違いかもしれないし。四季先輩に、そんなことする理由があったなんて思えない」 もちろん、他の人には聞こえない小声で |
GM | 剛「……そうか。で、そいつは何処に行ったんだ……?」 |
結花 |
「わからない」 「でも…、もし」 前回の墓場での出来事を思い出します。 「四季先輩がみんなのことを傷つけようとするなら、わたしは戦うよ。どんなに四季先輩が強くたって、わたしがみんなを守ってみせる」 決意の表情で言います。でも、それはともすれば追い込まれているような表情で。 |
GM |
剛「……」 可愛子「このあたり」 と、そこで、可愛子が歩みを止めます。 可愛子「このあたりのはずなんだけど……」 春林大学の周辺のようです。 剛「つっても……何だ、この辺……やけに物が壊れてるが……」 可愛子「あ、まって」 と、耳を澄ませた可愛子が、手で剛さんを制して…… 可愛子「……そこ……」 と、 元は何かの売店だったのでしょう。瓦礫の影を指します。 |
結花 | 可愛子を背に移動させて、その方向を見ます。 |
GM | まぁ、なんか気配はします。 |
結花 |
一応、臨戦態勢に入っておきます 「……なに?」 |
GM | 可愛子「声……かけてみようか?」 |
結花 |
「……関わらないほうがいいんじゃないかな」 トゲをもった言い方で可愛子に言います。 |
GM | 可愛子「敵意持ってたら、この距離だし……多分襲いかかって来るよ」 |
結花 |
「………」 可愛子ちゃんの言葉に、なにも言えなくなります |
GM |
すぅ、と可愛子が息を吸って、 可愛子「……もしもし、ちょっと、そこに隠れてる人! 可愛子――わ、私達、人間です、あの、協力する――して、くれる、ださいませんか!」 と、声をかけます。 |
結花 | 警戒は解かずに相手の反応を見ます。 |
GM |
びくっ、とした気配。 そして―― ばっ っと、人が飛び出してきます。 女性「あぁあぁぁああぁぁああ!」 女の人です。 |
結花 | 無意識に可愛子ちゃんをさらに背におしやろうとします。 |
GM |
女性「たた、助けて、助けて……」 女性の両手は血まみれに見えます。 どうやら自分で体をひっかいていたようです。 |
結花 |
血まみれの手に、さらに警戒を強めよう 自傷癖を、第一棺で見た気がするので |
GM | 駆け寄ろうとして、転んで、半身起こしながら、縋りつこうとしてきます。 |
結花 | 浸食がやばいのでは、と結花は警戒してみる |
GM |
その顔には、見覚えが……ありますね。 設楽艶髪先生です。 艶髪「お、お、お願い、た、助けて……助け……あ……、ああ…………、さ、早乙女さ、ん?」 茫然としたような表情。 |
結花 |
「……先生?」 あまり良い印象がないので、じゃっかんさげすむ目で見下げよう 「……どうしたの?」 |
GM |
艶髪「いやああああああああっ!!」 半身起こした状態から、尻餅に変わり、そのままはいずるように後ろに下がります。 可愛子「……知り合い?」と、小声で聞いてきます。 |
結花 |
「………高校の、先生」 「仲間を殺して生き延びて、こんなになってる……先生」 寄ってこないならなにもしないけど、こっちからなにかする気もあまりない結花さんでした |
GM |
艶髪「いやっ、ゆ、ゆ、ゆるっ、許して許してぇえ、わ、悪くない、悪くない悪くない悪くない、わ、わたしはっ、悪くないんだから許してよぉ」 がくがくがく。 |
結花 | 「どうして、それでみんなが守れなかったっていうの!?」 |
GM | 艶髪「しっ、し、しし、仕方なかっ……そう、し、仕方なかったのよっ、せ、生徒、多く守るために、ほ、ほら」 |
結花 | 「誰かが危なくなるようなことなんて、誰もしてなかった! ちょっと不安になって迷っただけの仲間に、なにもしてあげずに殺して……!」 |
GM |
艶髪「私、だ、だ、だって……だって、責めないで、いやぁ、だって、さ、三枝君が、さ、三枝君、なんか言って、言って、い、いつもみたいに、お、教えて、ね、ね、ね、ね?」 必死に、後ろに向かって話しかけるようにする艶髪先生。 剛「……まだ誰かツレがいるのか?」 剛さんが、ずかずかと近づいていきます。 艶髪「ひぃっ!」 近づいて来る剛さんが怖かったのか、うずくまるようにする艶髪先生です。 剛さんは、瓦礫の後ろを覗きこむようにしますね。 剛「おい。おい……おいってば! こら、ああ? ああ、ああ。いや、だから…………」 剛「くそっ、わけわかんねぇ」 と言って、顔を上げます。 可愛子「えっと……?」 |
結花 |
艶髪ちゃんの向いた方向に、結花さんも目を移そう 「剛先輩?」 近づかずに、問いかける。もちろん、艶髪ちゃんのほうを警戒しながら |
GM |
奥に誰かいるようです。 剛「数人いるんだが、なんか、何言ってるんだかわかんねぇんだよ」 艶髪先生は震えています。 |
結花 |
震えてるからって なにもしてこないとは限らないから 艶髪ちゃんのエグザイル的な怖さは、けっこうよく知ってる 「……どうしたの?」 |
GM |
奥には、男子生徒二人と、女子生徒二人がうずくまるようにしてますね。 全員見覚えはありますが、特にその内の一人は強く印象に残ってます。 三枝歯車君です。 歯車「う、う、ううううう、ううううう、うううううう、悪魔が来る……悪魔が……うううう」 目を見開いて、頭に指を突き立てるようにして、髪をがしがしやってますね。 歯車「ううううう、うううう、逃げなきゃ、逃げなくては……しかし、だが、なんだ、あいつは……なんだ、なんでなんだ……」 |
結花 |
じゃあ、その震えた姿に拍子抜けしよう 「可愛子ちゃん、こんなの相手にしてたって無駄だよ」 「なに言ってるのか、みんなわけわかんないし……」 |
GM |
可愛子「え? えっと? こっちの子たちも知り合い?」 剛さんも結花さんも平気みたいなので、可愛子ものぞきに来ます。 歯車「あいつは……悪魔だ……」 可愛子「悪魔……?」 歯車「……う、うううううう……」 剛「どうするんだ、こいつら。何かに……襲われたのか?」 |
結花 | とりあえず、正常な精神状態ではないみたいなので、警戒だけはしておく |
GM |
歯車「そ……そうだ……お、おまえらも襲われる」 歯車「あ、あいつは……何処に逃げても……隠れても、お、お、追って来る……、一度……一度、目をつけられたら、ずっと、追って来る……」 歯車「ぼ、ぼ、僕の予想を、上回るんだ……」 |
結花 |
「…いこ、みんな」 可愛子ちゃんの手をひいて、歩き出そうとします。 歯車くんの話は信用できないけど、なにかいやな予感がするから |
GM | 可愛子「え? いや、知り合いじゃないの?」 |
結花 |
「……ううん」 首を左右に振ります |
GM |
可愛子「……」 歯車「う、うぅううう……」 |
結花 | 「あんなのと一緒にいたら、可愛子ちゃんまで危険になっちゃうよ…」 |
GM |
剛「仕方ねぇ、か……」 で、無視して行く感じですか? |
結花 | 結花は、無視していこうとします。もし襲い掛かってきたら、戦う気満々ですが |
GM |
可愛子「ねぇ、なんで貴方は、そんなに可愛子にこだわるの?」 可愛子が、訊きます。 |
結花 | 「……だって、仲間だもの。仲間は、みんな大事だよ」 |
GM |
可愛子「そう? 可愛子は……助けてって言ってる知り合いを、当然と言わんばかりに見捨てるような人は、仲間って思いたくない」 と、可愛子が言います。 可愛子「……以前この人達が、貴方に何したか知らないけれど、ここで見捨てたら、同じことでしょ」 |
結花 | 「…だって、仲間を平気でリンチするひとたちなんだよ? 一緒にいたら、危ないよ」 |
GM |
可愛子「多分、追われてるんでしょ? そんな人達を、こんな状態で見捨てるのは、リンチとあんまり違わない」 可愛子は、しゃがんで、歯車君の手をとります。 |
結花 | 「でも……、信用できない」 |
GM | 可愛子「貴方は、そう言ってればいいと思う」 |
結花 | 「………っ!」 |
GM | 可愛子「だって……多分、その内、貴方は、そうやって、可愛子のことも信用してくれなくなるから」 |
結花 | 「そんなこと、しないよ。どうして、そんなこと言うの?」 |
GM |
可愛子は、結花さんを気にせず、歯車君に話しかけます。 可愛子「ごめんなさい。可愛子たち、貴方達を守れるほど強くはない……けど、助けあったら、何とかなるかもしれない」 可愛子「三枝……君だっけ。この周辺に居たの?」 歯車「う、うう、ここ、数日は……」 頷きます。 |
結花 | 結花さんはぎゅと拳を握ろう。ここで、歯車くんたちに襲い掛かろうかどうか、若干悩みつつ |
GM |
可愛子「なら……貴方達の情報が欲しい。協力して、くれますか?」 歯車「……うぅううう、ど、どうせ……やられる」 可愛子「なら……、一緒に居ても、ここで震えてても、同じだよね」 歯車「…………」 歯車君は、立とうとして、 腰を抜かして、 もう一度手助けされながら、立ち上がります。 |
結花 | そんな可愛子ちゃんを見て、イライラしときます |
GM |
可愛子「……さ、どっちに行こう」 歯車「……こ、こっち側には何もない……もう……化け物しかいない……病院側、だ……」 可愛子「ふむふむ」 歯車「……早くしないと……あいつが……悪魔が……」 可愛子「ねぇ、さっきから言ってる悪魔って――」 ザ ―― ザアアアアア 急に、雨脚が強くなってきた気がします。 そして、夜歌学園の生徒たちや、艶髪先生はより一層おびえた表情に。 艶髪「いっ、いっ、いやぁああ!」 がりがりと、自分の二の腕を、血が出るほどかきむしる先生。 |
結花 |
じゃあ、その表情につられるように警戒を… というか、さっきから警戒しっぱなしで |
GM |
歯車「あいつだ――あいつはいつも、雨を連れて来る……!」 雨―― 赤黒い、血の雨―― 三枝歯車は、憑かれたように呟きます。 それに撃たれた同胞たちは、 見る見ると、 化物に化して行ったと言う。 |
結花 | それを聞いて、急いで近くの屋根のありそうな場所を探します |
GM |
―― ―― 雨脚に交じって―― 異様な哄笑が、迫って来た―― |
GM |
というあたりで、シーンカットです。 シナリオロイスどうぞ! |
結花 | シナリオロイスの悪魔がようわからんかった… |
仁也 | まぁ親近感は得ようがないね(笑) |
GM | いや、結花さんは衝動殺戮ですからね。(笑) |
尚 | ひっ 皆殺しにされる |
結花 |
とはいえ、あいまいすぎてよう分からんが本音 だから、四季先輩にとって起きます |
GM | はい。 |
結花 | ただ、庇護よりかは信頼っぽい感情のほうがいいかなー…と思いつつ |
GM | 信頼はありますよ。 |
結花 |
じゃあ、信頼で。信頼にマークつけときます 悪魔は今後のシーンで取るかどうか考えよう… |