第三棺

尊く懸命な輝きの埋没the Twinkle of monochrome

Opening 4
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   ■シーンプレイヤー:稲葉黒兎◆

GM では、黒兎君のOPから!
ハンドアウトを流しますね。



PC4 稲葉黒兎(いなば こくと)
 
 しがない大学生だった生活は終わった。
 終ってしまった。
 それでも、立ち止まってはいられない。
 まぶしい彼らは、今なさねばならないこと、これからのこと、
 色々な『希望』を与えてくれた。
 支配されるのではなく、己の考えを持って動け。
 その行動の先が一致した時、僕達は目的を達成できる。
 仲間達をまとめる白狐郎はそう言った。
 チームの名前は、俺が名付けた『カガヤキ倶楽部』。
 薄暗くなってしまった街を、照らせる存在になろう。
 
シナリオロイス:下記の二つから選択。
・葛西白狐郎(かさい びゃっころう)推奨感情P/N:尊敬/嫉妬
・阿舎生美(あずまや なまみ)   推奨感情P/N:尽力/不安




GM というわけで、対汚染判定をお願いいたします。
汚染レベルは2です。なので目標値は10
黒兎さん大丈夫ですか?
ダイス 5R10+3 = [10,7,5,10,7][8,4]<クリティカル>+3 = 21
GM えーと、まぁ、問題ありません。(笑)
では、浸食率上昇お願いします。
ダイス 1D10 = [3] = 3
GM えーと、33%になりましたね。
黒兎 ですね
GM では、シーンを始めます。
主に、カガヤキ倶楽部の様子を描くつもりですが、
何かご希望のシーンなどありますか?
黒兎 特にありません
GM ふむ。
黒兎 何かあった方が良いのなら縁側でブレード(形は刀)を磨いておきます
GM いや、あんまりのんびりもしてられません。
それでは……、折角なので、駅の描写にしましょう。
黒兎 わかりました



GM さて――
日告市、梔子(くちなし)駅。
この周辺は住宅街で在ったため、かつては朝・夕に賑わった駅です。
しかし現在は電車も当然止まり、利用客などいようはずが在りません……。
なのに何故か、ここは活気にあふれています。
そう。
カガヤキ倶楽部の脱出のカギが、この駅にこそ存在するためです。
偶然にも、事件当時――この駅に停車していた車両――
JR漣線の車両を特殊に改造し、この街の黒い霧を突破する。
それがカガヤキ倶楽部の作戦なのですから――
というわけで、時系列を揃えまして。
大体結花さんたちが合流してから二日後の朝過ぎといったところでしょうか。
お寺から道具などを輸送し、改造作業が行われています。
その中で頼りにされているのが
機械に詳しい、稲葉黒兎君です。
白狐郎「黒兎。調子はどうだ?」
黒兎 「そうですね。専門家ではないのであまり自信はありませんが、精一杯しているところです」
GM 白狐郎「そうか……」
とは言え、あの日以来(オーヴァードという言葉は知りませんが)、自身の感覚が鋭くなったような気がします。
以前の自分なら、こんな風に改造なんか出来なかったでしょう。
白狐郎は仕上がって来た車両を見ますね。
白狐郎「……8割……は、見過ぎか。にしても、完成は近づいてるように見える」
白狐郎「いつまでもこの辺りに居るわけにもいかないからな……。日増しに侵食が強くなってる」
黒兎 「そうですね。大半を力に頼っているので今のところはどうにかなっていますが、浸食が影響しないか不安です。」
GM そこへ、青年がやってきます。
良吉「稲葉さーん。あっちのボルトはあらかた締め直しておきましたー」
体力のありそうな好青年です。
よしきちくん。
良吉「次どうしましょうかー」
黒兎 「あ、ありがとうございます。疲れてきたでしょうし、いったん休憩に入ってからあちらのボルトの確認などお願いします。」
GM 良吉「全然っ! まだまだ行けるっすよー」
黒兎 「そうですか。それなら済みませんが確認お願いします。」
GM 白狐郎「お疲れ、良吉」
良吉「おーっ、リーダーお疲れさまーっす」
白狐郎「リーダーじゃないと言ってるだろう」
良吉「へへっ、照れちゃってー。あ。一斗の奴が探してましたよ」
白狐郎「ん?」
良吉「何でも、えーっと。あの女子高生の子がうんぬんで……」
白狐郎「そうか。行って来る」
良吉「へーい。あ、俺も行ってきますね! あっちっすよね? さっきと同じように締めれば?」
良吉「稲葉さーん」
白狐郎はその場を離れていきます。良吉も駆け足で去ろうとして、おっとっと、という感じで戻って確認するのです。
黒兎 「そうですね。大きな傷が無いかの確認もお願いします」
GM 良吉「はいっす!」
てってってー。
電車の様子は、何か装甲車みたいな感じになってきてるような。(笑)
糸緒 えと、出ます、ね?
GM はい、どうぞー。
ダイス 6R+3@10 = [3,2,7,1,7,7]+3 = 10
糸緒 ギリギリセーフです
GM はいー。
糸緒 うっかりこんな落ち着いた所で暴走しかけるところでした(笑)
ダイス 1D10+40 = [7]+40 = 47
うう。嫌な方向に絶好調ですよぅ……
えと、その、私、一人で来たのかな?
GM いえ、糸織と一緒。
糸緒 ママとか
「……」ママの後ろからてこてこ歩いて、びくびくしてる
GM 糸織「先生ー」
黒兎君を先生と呼びます。
糸織「言われたメインドライブ? の部分、調整してみたよー」
糸緒 「……?」首をかしげつつ見守ってる
ママ、ノイマンだったの?!(笑)
調整っていうから(笑)
GM いいえ。(笑)
黒兎 「糸織さん。俺はまだ学生です。」
GM 糸織「あれ、そうだった? ほらさー、落ち着いてるからね!」
あっはっは、と笑います。
糸緒 「……」おどおどしつつ、見守ってる
GM 最初顔を合わせた時は、睨むような目つきと、世界がお終いであるかのような雰囲気だった日向糸織さんですが。
娘と合流出来てからは快活です。
まぁ、紙縒とかに励まされたりしましたが。
糸緒 ママがそんな顔してるなんて。
黒兎 「はぁ。それにしても元気になりましたね。」苦笑いのあと、笑顔に
GM 糸織「うん……。糸緒が、帰ってきたからね」
と、糸緒ちゃんの髪を撫でます。
糸緒 「……」ぎゅっと後ろから服掴んでえへへと笑う
GM 糸織「こんな街でも、まだ希望はある。葛西さんや阿舎さん、稲葉さんに教えられたよ」
糸緒 「……うん」と頷く
黒兎 ほほを掻きながら「俺は特に何もしていません。貴女方の力の結果です」
糸緒 そういえば
駅で何をやってるって知ってるのかな
GM まぁ、何となくは理解できてていいですよ。
厳密に理解してる人間は結構少ないですが。
糸緒 「……えと……あの、電車で街のお外に……いくんですか?」
GM 糸織「うん、そうだね。そのための――」
男物のコートを着た、阿舎生美が近寄ってきます。
生美「日向さん、ちょっとちょっと」
生美が話しかけてきます。
糸緒 「……?」
GM 生美「あそこのバルブ、締めすぎです。あと……もう半ひねりくらい緩めて」
糸織「あれー? 力入っちゃったかな」
生美「頼みますよー」
糸緒 「お手伝い、します」
GM 生美「あ、黒兎君。今の出力がこのくらいで」
と、数値がいっぱい書かれた図面を渡します。
生美「思ったより、左下部の損傷が酷いから、補強しないといけないね。2mmの鉄板が15cm四方で欲しいところ」
生美「バランスとしてはそれで問題なくなる。けれど出力が安全域にまだこれだけ足りないね」
生美「霧の厚み誤差範囲を考えると、パーセンテージで今のままだと20%切ってるから……」
ぺらぺらと、彼女は確認してきます。
黒兎 「そうですね。もう少しここの装甲も厚くしたいところです」指を指しながら
糸緒 「……」挫折した。
「(難しいお話……私、お手伝いできない……)」しょんぼりしつつ、邪魔にならないよう黙ってみてます。
さっぱりわからないのでノワール撫でてる……!(笑)
霧の厚みまで計算できてんのか。すごいな。
GM はい。
秋土青藍によると、彼女は
モルフェウス/ノイマン。
見かけによらず、頭脳派です。
糸緒 おー
GM そして白狐郎がどうやらエンジェルハィロゥの、しかも変異種。
彼の眼はミクロン単位での誤差を見分けられるそうです。
まぁ、荒垣君に『俺の能力は人を見抜くようなものじゃない』とか何とか言ってましたが、
心中は見抜けなくても、異変とか兆候とかを見分ける能力には図抜けてそうですね。
糸織「……えっと、は、半ひねりだったよね?」
生美「はーい。日向さんにとっての『半ひねり』で大丈夫ですからー」
糸織「りょうかーい。糸緒、行く? ここにいる?」
糸緒 「はぇっ?! え、えと……」おろおろしつつ
行くって、整備というか
その半ひねりだかのですよね
GM はい。(笑)
ぶっちゃけ、糸緒さんがこっちに来てわかったことは、
駅をうろうろしてても、あまり役に立てないってこと。(笑)
糸緒 うん
最初からですよ……(遠い目
「えと……お邪魔になっちゃうから、待ってます」
GM 糸織「そ」 にっこり笑って。
糸織「動物のことならわかるんだけどなぁ……機械って難しいなぁ……」
ぶつぶつ言いながら、言われたところを直しに行きます。
糸緒 「いってらっしゃい」
手をふりふり
黒兎 「頼みます」
GM そういえば、日向動物病院でも、
お母さんは機器に対して、『きぃー!』となってたのを思い出します。
知識はあるけど、基本動物をつつきまわして、感覚ですぱっと治療しちゃうタイプ。
『あー、ここ痛いんだねー。そっかー』みたいな。
糸緒 むしろ、頑張ってるよ、と褒めたくなるということね?(笑)
ママ、それでいいのかな……(笑)
「……」ノワール撫でて、座って待ってよう。
ちらちらお兄さん気にしつつ
黒兎 「本当に生美さんが居てくれて助かります。専門家ではないのでそういったところは分かりませんから」苦笑い
GM 生美「そんなことないよー。私も前から頭良かったわけじゃないし……」
照れた風に。
生美「まぁ……折角授かった物は、生き残るために使わないとね」
糸緒 このばにお姉さんいるんだっけ?
GM お姉さんって?
糸緒 生美お姉さん
GM はい。黒兎と話してます。
糸緒 なんか一緒にママといったようなイメージがあった(笑)
GM 生美「黒兎君、じゃよろしく!」
糸緒 あ。いっちゃうらしい(笑)
GM ぴっと可愛らしく敬礼をして、行っちゃいました。
糸緒 「……」(お姉さんもいっちゃった)
(お兄さんと一人……とノワールと一緒……あんまり話したことないんだよね)
もじもじ
(……でも、今は“お仲間”なんだから、仲良くしなきゃ、だよね)
どきどきもじもじ
黒兎 「うーんそれじゃあ。糸緒ちゃん手伝ってもらえるかな?」それに気づいて
GM お。声を掛けられた。
糸緒 「―――! はぇっ!? あ、えと、は、はいっ!」
頷いて
てくてく近づこう
「え、えと……あの……な、何をお手伝いすればいいでしょうか?」
黒兎 この奥にボルトがあるんだけど、手が届かなくてね。中に入って締めてもらいたいんだ」ドライバーとかを渡します
糸緒 こくり
「わかりました」よしやるぞ! と、ちょっと気合いれて
ドライバーを受け取って
ごそごそ入っていく。
ドライバー当てて、くるくる。
くるくる
(……これくらいでいいのかなぁ)
てくてく、はい出てくる。
「えと……多分しまってると思います」
ドライバーを返そう
黒兎 確認して「うん。ちょうどいい感じだ。そういえば、さっき生美さんが来る前に何か聞こうとしてたみたいだけど…」ドライバーを受け取る
糸緒 えーとどれだ
えーと
電車だな
「えと、あの電車でお外出れるのかなって……」
「そしたら……もう、怖いのないのかなって……」
黒兎 「そうだね。それを目的に改造しているところだよ。えっと、奇縁さんや狐さん(こう呼んでいる)生美さん辺りの発案だったかな?」
糸緒 「ほぇ……そっか……えへへ……パパに会えるんだ……」ほわわ、と柔らかく笑う
GM 計算上は、十分に勝算はあります。
勿論、ただの電車として使うわけではなく、
レネゲイドの力との併用ですが。
奇縁和尚の協力、そして白狐郎の洞察、生美の計算、加えてメインドライブに仕込む予定の『アレ』の性能によって導き出された作戦ですね。
糸緒 アレ。
アレってなんだろう(笑)
人柱とか<アレ
糸緒 「お兄さんは、生美お姉さんとか他の人達と前からお知り合いだったんです?」
首かしげ
黒兎 GMどうなんですか?
GM ん?
いえ。
生美は高校三年生。
白狐郎は社会人で、交流はありません。
ただ。変化が起きてから少しあと。変貌を遂げた街、化け物だらけになった坩堝の中で、
偶然に遭遇した彼らが、確かに励ましてくれたのは事実。
黒兎 「いや。お寺に避難した時に出会って、助けられてね。一生懸命だったから何か手伝えることがあるかと思って、手伝っているんだ。」
糸緒 「はぇ……そうだったんですか」
なのに、今じゃこんな電車作ってるのかぁ、すごいなぁとぽけーっと考えてる
黒兎 「他に何か聞きたい事は?」
糸緒 「えと……」うーんと考えてから
首をかしげて
「えっと、その……今は、ない、です」
ノワールをわふわふしてる
黒兎 「そっか。だったらお願いしても良いかな?」
糸緒 「あ、えと、なにをでしょう?」
黒兎 「そろそろ疲れてくるんじゃないかと思うから。皆に飲み物を配ってくれないかな?」
糸緒 「! はいっ! それならできますっ!」
にぱっと笑って
たたった、と飲み物準備しにいきます。
えと、シーン退場かな?
その場合
その前にイベント起きますか?>GM
GM はい。
ところで、ダイスコロコロ。
ダイス 9R+3@7 = [8,8,1,3,7,6,8,9,2][8,8,8,4,3][10,7,9][6,1,1]<クリティカル>+3 = 39
GM おっと。回りましたね。
糸緒 なんかたかいよぅ!(笑)
黒兎 嫌な予感が
GM <意志>でメジャー判定をしてみてください。
糸緒 めじゃー?
メジャーならめが……あったっけ?
なかったです。
とりあえずふります
頑張れ私っ!
ダイス 6R+1@10 = [3,10,6,8,9,8][9]<クリティカル>+1 = 20
糸緒 回ったけど無理でした!(笑)
あともうちょっとだったのに……
ダイス 4R10@10 = [9,10,4,6][10][8]<クリティカル> = 28"
黒兎 頑張ったな
糸緒 おしいひとだらけ(笑)
GM 惜しかったですね。
では、話しかけられます。
女性に。
??「ちよちよちよ……語尾と媚びってさぁ、似てるよねー」
糸緒 「……?」
GM ちよちよちよ、と笑います。
いえ、話しかけてるのは黒兎君ね。
黒兎 「似てますね…って誰ですか?」振り向きます
糸緒 ああ。なるほど
GM ??「え? 私は私でちよ。ちよちよ」
黒兎 「ちよちよさんですか」
GM ??「カガヤキ倶楽部の、一員です。葛西の白狐郎に連れてもらって来たんでちよ」
??「ところでこいつは、あっちの良吉に持っててあげればいいんですちよーか?」
と、機材を持ちあげます。
確かにそれは、良吉さんが必要としてるはずの機材ですね。
ボルトの在庫です。
黒兎 「そうですね。向こうに良吉さんが居ますのでよろしくお願いします」
GM ??「はぁい」
??「それじゃぁ、また後で」
ちよちよ、と笑って、その人は去ろうとします。
何か聞きますか?
ちなみに、PC視点ですと今のところ何の違和感もないですが。
(意志判定に失敗したので)
黒兎 「すみません。名前を忘れてしまったので教えていただけませんか?」
GM ??「私ぃ?」
振りかえって。

??****、ですちよー」
微笑んで、そう言って。

??「今後ともよろしく」
行ってしまいます。
さて、シーン終了ですが。最後に何かしますか?
糸緒 私がお茶でももってきて切ります?
GM ですね。
糸緒 誰かいたっけー? みたいな会話は、私していいのかな
GM 抵抗できてないので、無理です。
糸緒 ああ、いや
お茶をひとり分多く持ってこようかなって思っただけで(笑)
あれ、一個多く持ってきちゃったーみたいな。
GM ああ、まぁ、そのくらいなら良いですけれど。(笑)
糸緒 じゃあ、そうしようか。
「―――えと、黒兎お兄さん。はい、お茶です」
にぱっと笑って、差し出そう。
黒兎 「ありがとうございます。皆さんに配れましたか?」
糸緒 「あ、えと……あれ?」
きょとんとして
「数、ちゃんと数えたのに、一つ多い……?」首かしげ



GM シーンカットです。
糸緒 はい
黒兎 はい
GM では、シナリオロイスどうぞ。

シナリオロイス:下記の二つから選択。
・葛西白狐郎(かさい びゃっころう)推奨感情P/N:尊敬/嫉妬
・阿舎生美(あずまや なまみ)   推奨感情P/N:尽力/不安


どっちかです。
***さんは正体不明なので取れません。取りたかったらシナリオが進んだ時に取って下さい。
黒兎 シナリオロイス 葛西白狐郎(かさい びゃっころう)尊敬/嫉妬 ポシティブ表 ちなみに呼び方は狐さん
GM 了解です。




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