第二棺

思い出の深い町の埋没the Expansion of monochrome

Ending... 2
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   ■シーンプレイヤー:荒垣尚◆

GM さて、良ければ次は尚君のシーンです。
了解。
どんなシーンだ?
GM まぁ、到着したので、とりあえずくつろぐシーンでしょうかね。
このエンディングで事を起こすつもりは無いので。
もし余裕があれば、この寺の食糧備蓄量を確認させてもらいたいんだが…
というか、確認しながら誰かと話す感じで。
GM わかりました。
ま、とりあえず到着直後から始めますか。
おう。
GM さっきのシーンのほぼ続きから。
 
無事母と出会えた糸緒を見送って。
「……何と言うか、おこがましいようですけれど、報われたような心地になりますね」
「まあな」とだけ短く言って、作業を続けよう。
俺たちは俺たちの仕事がある。
GM 作業ですか。
脱出路の確認とか、ここにいる戦力の把握とか。今やってるのは、食糧備蓄量の計算だな。
GM 成程です。
「……汚染度が低い……」
「ああ……そうですね。さっきは驚きました」
「当面は安全だ、ってことだな」
「地獄に仏ってことか」寺だけに。
GM 「しかし……一体どういう仕組みで?」
「秋土さんがいらしてる、とのことでしたが」
「……関係あるのかな」
「案外、秋土さんも、偶然ここに流れてきただけかもしれないぜ」と、軽口をたたく。
GM と、白い髪の青年が近づいてきますね。
白狐郎「いいだろうか?」
何やら話してるようだったので。断りを入れてきます。
(手に持っていたメモ帳を閉じて)「ああ。いや、気にしないでくれ。こちらこそ、助けてくれてありがとう」
GM 白狐郎「いや」
白狐郎「あんた達が何者だかはよく分からないが」
白狐郎「生き残る意志があるようには見えたからな」
白狐郎「秋土青藍と言う人のところへ案内する。いいな?」
「生き残る意志…なぁ」何かを思い悩むような表情で、腕を組んで「まあいいや。よろしくお願いする」
GM 白狐郎は頷いて、お堂の中へ連れて行きます。
まぁ、青藍の部屋に行くまでに何か話すことはありますか?
そうだなあ。是色とどういう関係なのか聞きたいかも。
GM ああ、是色はそこら辺でうろうろしてます。ついてきてはいない。
どうぞ。
「ところで、あんた、四季奏是色の知り合いなのか?」
GM 白狐郎「ん? ああ、あの女の子か」
秋土さんのところまで行く間、会話が途切れたので、なんとなく頭に浮かんだことを聞いてみる。
GM 白狐郎「いや。街で会っただけだ」
白狐郎「一人で歩いていたからな」
「…もしかして、是色にも、あんたが言う“生き残る意志”ってやつがあるように見えたのか?」
GM 白狐郎「どうだろう……」
細い眼を閉じるようにして、少し考えるような仕草をします。
糸緒 疑問を持たれてます……(笑)
いや、別に是色に生きる意志がないと思ってるわけじゃないが…。なんかあいつは、そういうのとは別の次元にいる気がする。
糸緒 こくり
全く欠片も話していませんが、そう思います(笑)
GM 白狐郎「別に俺は超能力者じゃない。一応言っておくが」
…まさか、エフェクト使えないってことか?
GM 白狐郎「いや、今の状況だ。それなりの能力は持ってるんだが、別に人を見抜いたりする能力じゃない」
白狐郎「バイクを転がすだけが能の、不良さ」
さして皮肉でもなさそうに、そう言います。
「ほー…? それがなんで、哲学者みたいに“生きる意志”を探すようになったんだ?」
GM 白狐郎「ただ、恐れずにまっすぐ目を合わせて会話をすれば、大体のことはわかる」
白狐郎「生きようともしない奴は、そもそも目を合わせない」
そうだろう? と言うように尚を見ます。
「なるほど。少なくとも、俺たち3人には当てはまるな」苦笑いを浮かべて続ける。
「新垣小隊は、UGNの一戦闘部隊である以前に、各隊員それぞれが生きるために存在している。生き残る意志は、鍋から吹きこぼれるぐらいあるさ」
GM 白狐郎「ただし、あの子の場合はそういう感じじゃなかったな」
「ふーん…。…生きるとはどういうことか。命とは何か、考えたことは?」
GM 白狐郎「俺は難しいことはわからないよ」
白狐郎「哲学者じゃない」
白狐郎「だが、前を見ないでいると精神が腐る」
白狐郎「腐った気分は最悪だ」
白狐郎「だから、前を見てやるべきことをやって生きる。そうでなければ、俺達は最悪になって行く」
白狐郎「それだけだな」
「…知ってるか? 1940年から1950年代の話だ」
GM 白狐郎「ん?」
「その時代は、人間が死んでいるか、死んでいないかを判断する基準があいまいだった」
「その時代の墓を掘り返すと、たまに、墓の裏側に引っかき傷があるそうだ」
「つまり、まだ生きてはいたが、そうと気づかれないまま棺に入れられ、埋葬されちまった、ってわけだな」
GM 白狐郎「それで?」
「生死の境を区別するのは難しい。が、俺が思うに…」
「生きるってのは、抗うことだ。抗うためには、抗う“相手”が要る」
「その意味で、是色は、俺らほどには生きる必要がないんだろうさ」
もし、仮に、生きる意志がないように見えるのであれば、な。
GM 白狐郎「成程」
そういえば、この生き埋めにされるって話は、俺たちの現状にもどこか似てるな。
GM そうですね。
まあ、そんなところかな。話したいことがあるとすれば。
GMから何もなければ、そろそろ切り上げて秋土さんに会おうと思うが。
GM 特にないですよ。
白狐郎「ここだ」
白狐郎「一応、ここいらの人間のことを一番把握してるのは、さっきの生美だ」
白狐郎「わからないことがあったら、あいつに訊いてくれ」
「ああ。助かる」
GM 白狐郎「そしてやりたいことがあれば俺に言ってくれ」
白狐郎「俺はここいらの人間の意志を、一番把握してるつもりだ」
白狐郎「じゃ。またあとで」
そう言って、奥へ行っちゃいます。
では、それには頷いて返そう。
じゃ、奥に一言声をかけてみようか。「秋土さん、いますか? 新垣です」
GM 青藍「お入りになって下さい」
「失礼します」と言って中に入ろう。
GM 頭部を包帯に巻かれた秋土青藍がいます。
充達はついて来てていいのかな? 別のところに居るのでしょうか。
んー。まあ、別のところで頼む。
ちょっと内密に話したいこともあるかもしれないので。PL的に。
GM 了解です。
「とりあえず、生きていてなによりです」
GM 青藍「“Light”、健在で何よりです」
包帯に巻かれていても、美しい容姿の青年。
「UGN支部がどうなっているかわかりますか?」
GM 青藍「現状は把握しかねます」
「こっちはようやくここまでたどり着けたっつーありさまで。うちの小隊も、俺を含めて3人集めるのが限界でした」
GM 青藍「そうでしたか。3名集まっただけでも僥倖と言うべきでしょう」
青藍「“Powder”と“Shower”でしょうか」
「ええ」
GM 青藍「成程」
「青藍さんも偶然ここにたどり着いたクチですか?」
GM 青藍「私は歴とした意味が在ってこちらに参りました」
「任務ですか」
場合によっては協力を求められるんじゃないか、と思って警戒する。
GM 青藍「ええ」
頷きます。
青藍「ルートの確保が甘く、途中で襲撃を食らいましたが」
青藍「昨日深夜に到着いたしました」
「探し物は?」
別に何かを探している、と推測して言ったわけではなく、任務の目的を問うつもりでそう問いかけよう。
GM 青藍「レネゲイドクリスタル」
彼はそう言います。
「…こんな状況で、わざわざ取りに? それほどの価値があるんですか?」
「いくらそのレネゲイドクリスタルが希少かつ有力でも、今のUGNでは、平時ほど満足には活用できないんじゃないですか」
GM 青藍「“仮初Area of Fake”……お聞きになられたことはあると思われますが」
ん…聞いたことがあるのか?>GM
GM ありますね。
どういう品物だとかは?
GM 特殊なレネゲイドクリスタル、だとは聞いています。
「…で、この街の現状にそいつはどう関わってるんです?」
畳にあぐらをかいて座り込もう。
GM 青藍「詳しいことはわかりません」
青藍「ただ、支部長――“氷園の種蒔きFrosty Bullets”にそう命を受けました」
青藍「この叢雲寺に保管してあるそうです」
青藍「――、感じませんでした、でしょうか」
「…まさか、この周囲の汚染レベルを引き下げるのに一役買ってるのは」
GM 青藍「ええ。“仮初”の力によるところかと」
青藍「かつてFHとUGNが共同開発したと言われる、異例のレネゲイドクリスタル、で御座います」
「なるほど? それを持ち出そうってわけですね」
GM 青藍「ええ。支部へ持ち帰る所存です」
「(白狐郎や生美、糸緒、糸織の顔を思い浮かべながら)連中、困るでしょうね」
「そこまでの価値が?」今度は懐疑的な目で。
ここにいる連中と戦闘してでも持ち帰る意味はあるのか、的なニュアンスも含めて。
GM 青藍「町をもし救えるのだとしたら、些細な犠牲など」
「へぇ。…本当に、それだけの力があるんですね?」
「無かったら地獄行きですよ。いや、もうすでに街自体、ほとんどそんな感じですが」
GM 青藍「支部で、“腐敗済みrotten fruite”が待機してます」
青藍「『レネゲイドクリスタル』のエキスパートにして、あの“救いし賜物All in the One”の助手であった、彼女です」
“救いし賜物”。別の名を、四季奏一切(しきそう いっさい)。
「なるほど…」
GM 青藍「……。『彼女』は、連れて来ていただけたでしょうか」
彼女――当然、四季奏是色のことですね。
「勝手についてきたって方が正しいですね」
「むしろこちらが引きずられたのか」
GM 青藍「成程。辻褄がこれで合いますでしょう」
青藍「“仮初”と四季奏是色。この二つが、支部長の考える、この危機脱出の手段で御座います」
青藍「“救いし賜物”による全国への警告。それはおそらく、この街の緊急の閉鎖と、そののちの対処についてのこと――だったので御座いましょう」
「……この街の封鎖状況については、何か情報は入ってますか?」
GM 青藍「黒い、霧状の壁、と。『彼ら』は仰ってました」
彼ら――白狐郎率いるチームのこと。
青藍「話によりますと、周辺にジャームが横行し、またその壁を突き抜けるのは我々では難しいとのことでした」
「俺は、ついさっきまで、人間が壁つくってるとばかり思ってましたよ。なるほど、突破するためにレネゲイドクリスタルなんてものが必要になるわけだ」
GM 青藍「当初は人員による物理的な閉鎖だったそうですが、間もなくその霧が街を覆ったそうで御座います」
青藍「……、おそらく、この閉鎖もUGNによる処理ではないかと思われますが。その確証は得られておりません」
「食料も無限じゃない。補給がほぼ断たれた以上、どこかで脱出の手段を講じなければ、いずれは全滅。じゃあしかたない、というところですか」
GM 青藍「ええ」
「それで、秋土さんは俺たちに何を要求するつもりで?」
そろそろ本題に入るか。
GM 青藍「当然、新垣小隊には私の支援をお願いしたく」
青藍「また、支部までのルートは断たれまして御座います」
と、自らの包帯を示して言います。
「…………」顔の前で手を組み、視線を落とす。そうやって、口元を隠しているため、表情が読めない。
GM 青藍「『彼ら』の講じている脱出の手段を利用し、ですから、支部まで移動いたします」
彼ら、というのは白狐郎たちのことだよな?
GM はい。
万一守りが破られた時のために、脱出の用意をしている、ってところか?
つまりは。
GM その通りです。
なるほど。理解した。
GM ここでとどまってるつもりはないみたいですからね。
ジリ貧ですから。
まあ、この状況では、どこにいたってジリ貧にしかならないんだけどな。
GM だから、脱出の手段を講じてるんです。
この街からの。
「………ふ」
「はは…っ。まさか、こんな日が来るとはね。人生って奴は面白い」ニヤニヤと嫌な笑いを顔にはりつけながら。
「秋土さん。一つお聞かせ願えませんか?」
GM 青藍「はい。何か?」
表情を変えずに、彼は受けこたえします。
「あなたがUGNとして俺たちに命令する、その裏づけとなる“強制力”はなんですか?」
暗い笑みを浮かべるぞ。
GM 青藍「『新垣尚よ、UGNたれ』と」
青藍「“氷園の種蒔き”――冬水真冬(ふゆみず まふゆ)は指示を出した。そう聞いておりますが」
「あなたは知ってるはずですが。新垣小隊は、ただの戦闘部隊じゃあない」
GM 青藍「……」
そう。新垣小隊――、UGNのはみ出し者達。
「充は、事故を起こして、研究所にいられなくなった」
「灯は、正義感と使命感で隠してはいるが、“なぜ人を殺してはいけないのか”理解できない。UGNに命令されて、ガキのころからジャームを殺してましたからね」
倫理観を教える親もいなかったし。UGNは…、片方で殺させ、片方で殺すな、なんて言っても本末転倒だしな。
GM 成程。
「俺は、本音を言えば、理想とかそういう単語を聞くたびに、吐き気がしてたんですよ」
文字通り、吐き捨てるように呟く。
「新垣小隊は、UGNにとっても、社会にとっても、人間のゴミ捨て場だ。しかし、俺たちにとっては思想集団なんだ」
「白狐郎は、俺たちのことを『生きる意志がある』と言いましたよ。確かにそうだ」
「生きる価値のない人間のクズって、よく言われましたよ。だが、それがどうした。誰がどう評価しようと、俺たちの生存能力が変化するわけじゃあない」
「俺たちは、それぞれ自身の目的を達成する、それだけのために集まっている。誰も、それを妨げることはできない――そして、その前では、他の小隊メンバーですら、踏み台の一つでしかない」
その意味では、むしろFHと近い。レネゲイドの普及を望まないFH、と言っていいくらいだ。
GM 青藍「それはつまり、UGN自体も、と言うことで御座いましょうか」
青藍「……」
青藍「支部長である“氷園の種蒔き”――いや、真冬は言ってました」
冬水真冬と、秋土青藍の関係。
それは、血縁関係であり、幼馴染である。
青藍「貴方方を、こう称しておりました」
青藍「『個性的な我が友人』と」
青藍「なれば、UGNとしてではなく、彼の友人として動いて頂きたく思います」
「なるほど。…新垣小隊の思想においては、友人という関係は“利害の一部が共通している”という以上の意味をもたないが、しかし…、一つだけ例外がある」
GM 青藍「例外で御座いますか」
「充にとっては、灯。灯にとっては、結花。俺にとっては新垣小隊そのもの」
「個々人が、代償を払うに足る、と認めたもののためならば。いや、それだけのために、俺たちは行動する」
「…俺は、人生に意味は無い、と考えている」
「人の死に理由はなく、人の選択に価値はない。死ぬほど努力して歴史書に名前を残しても、100年、1000年経って、名前だけが残ったところで…何の意味がある?」それにどうせ、それだって10000年も経てば消える。
GM 青藍「左様で」
「それでも生きるのは、抗うためだ」
「自分たちの命はカスだ、という言葉に。すべての死は無価値だ、という言葉に」
「それを認めないためなら、なんだってやるさ」
ギラギラと輝く瞳で続ける。
その様は、生者というよりは、むしろ生ける死者。
生きながら埋葬され、棺桶の蓋を引っかいているがごとき表情。
「このまま放っておけば、いずれ全員が死ぬしかない。であれば…」
GM 青藍「はい」
「レネゲイドクリスタルを、運び出そうじゃないか」
にやり…。
GM 青藍「ご協力に感謝いたします」
青藍「私は貴方方への強制力は持ち合わせておりません。ですが」
青藍「個人的に、冬水真冬の言を信頼しております」
「世辞も礼も必要ないさ。俺たちは、常に、自分のために行動する」
「たまに、それが、他人の役にも立つってだけだ」
GM 青藍「ええ。そのように」
彼は、ゆっくりと頭を下げました。
そのあたりで、
ちょっと声が外からかかります。
ふすまの向こうから。
??「あ、あのぉ……」
??「あのっ、お、お食事用意いたしましたので……そのぉ」
??「い、いらっしゃいません? か?」
か細い、女性の声。
げぇ、まさか聞かれた?
GM いや、そんな感じではないようですけれど。
話が終わってから足音聞こえた感じ。
…いや。《サイコメトリー》されても迷惑だ。
誰もいないふりをしよう。
口に指を当てて、声を出さないよう秋土さんにも指示する。
GM 青藍は黙って頷きます。
??「……あ、あれ?」
??「おかしいな……白狐郎さん、ここに居るって言ってたのに……」
??「き、聞き間違えたのかな……ううう、私ってば馬鹿……」
??「あのっ……ほ、本当にいないんですかぁ? あ、開けますよ……」
かなり焦ってる様子です。
経験点消費して《ステルスレイヤー》取得するか…(笑)
GM そこまで!?(笑)
まあ、まだ2話終わってないから所持経験点は0点なんだが。(笑)
GM ですよね。(笑)
じゃあ、いつまで経ってもいなくならないようなので、痺れを切らして声をかけよう。「はい、今、開けます」
で、障子を開けて…「すみませんね、ちょっと取り込んでまして…」頭をかいてごまかそうとする。
GM ??「あ、良かった……いたぁ……」
黒っぽい服を着た女性です。
前髪で目元がほとんど隠れてる。
気弱そうな容姿です。
ひっ 死亡フラグ。
惚れたら死ぬパターンだな。王道。
食事って2人分?
GM ??「そ、そうですか。お食事、要りませんか? あの、向こうの待合に使ってるお部屋で、全員分用意してあります……」
「ああ、ありがとうございます。これからうかがいます」
GM ??「あっ、ははは、初めまして」
「はじめまして」
GM ??「瀧儚恵(たき はかなえ)と申します」
ぺこぺこ。
「新垣 尚です。こちらは、秋土青藍さん」
GM 儚恵「お寺に住み込みで働かせて頂いてます」
儚恵「な、何かご用があれば、これからもなんなりと申しつけを……」
会釈しつつ。
「これはどうもご丁寧に…」
会釈を返そう。
GM 儚恵「それでは、その……冷めないうちがお勧めですが、動けるようでしたら、あちらの方へ……つ、つきあたりを左に」
と、お部屋の説明をして。
儚恵「わ、私はこれで……」
どうやらすぐに動くつもりはなさそうだな、と判断したのか
そう挨拶をして、そそくさと去ろうとします。
じゃあ、その場は深々とお辞儀をして見送る。
GM はい。
静々とした雰囲気で、廊下を去っていきました。
で、「一寸の虫にも五分の魂、は自分が格上でないと意味がちぐはぐだが…。やるせないね、どうも」
と、呟く。…もしレネゲイドクリスタルを持ち出すとしたら、彼女も危険にさらすわけだし。
GM 青藍「……注意いたしませんとなりませんね」
青藍「“Powder”、“Shower”への伝達はお任せいたします」
「了解」
GM 青藍「それでは、私はもう少々養生させていただきます」
と言って、しいたままの布団に横になります。
まぁ、深夜についたってことはほぼ徹夜ですしね。
「後で食事を持ってきましょう」
GM 青藍「ありがとうございます」
というあたりで、シーンカットですかね。最後に何かありますか?
いいや、特に無いな。
GM はい。ではお疲れ様で御座います。




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