GM |
さて。 始めましょうか。 灰色に埋もれた街、第二棺エンディング、よろしくお願いいたします! では、糸緒さんのシーンから始めましょうー。 |
糸緒 | はい |
GM |
エンディングなので浸食率とかありません。 ので、特にストップがかからなければ他の人が出てもいいです。 |
結花 |
おおー まあ、今の結花さんにそんな行動力はたぶんないけど |
糸緒 | ありましょうよ(笑) |
結花 | 今回は落ち込みプレイなのです |
GM |
さてさて。 では始めましょう。 |
GM |
一行は、日告駅から南下し、 梔子駅の方へ向かいます。 |
糸緒 | えぇと、バイクの後ろに乗せてもらってるんでしたっけ |
GM | はい。 |
糸緒 | 乗せてくれてる人の背中をぎゅって抱きつきながら、お人形抱きしめてお姉さんのことを考えてます。 |
結花 | 可愛子お姉さんのことですね? |
GM | ん? |
糸緒 |
ううん。 みだらのお姉さん |
GM |
可愛子は別のバイクに乗ってますよ。 んー、よし。サイドカーにしますか。 |
糸緒 |
あ。はーい。 じゃあ、座りながらお人形抱きしめて、駅の方を横目で見てる感じかなぁ |
GM |
サイドカーに男性用コートを来た女性が、ノワールを抱えて乗ってます。 糸緒さんは白い髪の男性の後ろかな。 |
糸緒 | ああ、リーダーさんの |
GM | 結花さんは普通に剛さんのバイクで良いんじゃないでしょうかねぇ。 |
結花 |
じゃあ、結花はバイクの免許もってないだろうから 剛さんの背中にギュッと顔を埋めながら抱きついていよう。 |
GM | はい。 |
糸緒 |
(……いつまでも、お姉さんのこと、引きずってちゃいけないよね……)頭でかぶりをふって 「……あ、あの……」 |
GM |
青年「……」 黙々と運転してます。 |
糸緒 | 「……」(お声かけちゃ迷惑かな……) |
GM |
横から、 女性「んっ?」 |
糸緒 | 「……はわっ」←予想外の方から声をかけられてびっくりした |
GM | 女性「このわんこおとなしいね〜」 |
糸緒 | 「あ、は、はい。ノワールはいい子なので……」 |
GM |
女性「ノワールって言うんだ。キャー」 ぎゅっと抱きしめてます。 ノワール「……」 |
糸緒 | (の、ノワールがと、とられちゃう……? で、でもノワールは私のお友達だけど、私の“もの”じゃないし……)おろおろ |
GM | 女性「ああ、私は阿舎生美(あずまや なまみ)。あなたは?」 |
糸緒 | 「あ、は、はいっ。えと、ひ、日向糸緒、です……」 |
GM |
生美「日向……って、あ、白狐郎!」 白狐郎(びゃっころう)と呼ばれた、バイクを運転してる青年が応じます。 白狐郎「なんだ?」 生美「日向って、日向さんの子じゃない? あの、探してたって言う」 白狐郎「なんだ……今頃気づいたのか、生美?」 生美「えっ……えー」 頬を膨らませて、生美は不満そうな顔します。 白狐郎「犬を連れてる10歳の女の子。容姿も面影があるしな」 生美「白狐郎ほど、目ぇ良くないもんねー」 |
糸緒 |
「……!? え、と、あのっ! そ、それってどういう事ですかっ!?」くいつき 「あ、あの……」(ど、どういうこと? ひなたさんのこって……もしかして……ママ、なの……??)おろおろドキドキびくびく 「……も、もしかして……ママを、見たんですか……?」恐る恐る |
GM |
生美「あ、そうそう」 生美はにっこり笑って応じます。 |
糸緒 | 「は、はい……」 |
GM | 生美「私達が保護してるよ。日向糸織(しおり)さんだよね、あってる?」 |
糸緒 | 「―――っ!! ママの名前ですっ!! ほ、保護ってことは、いるんですかっ!? お兄さんとお姉さんたちと一緒にいたんですかっ!?」 |
GM |
白狐郎「――! 騒ぐな、危ない」 白狐郎「舌噛むぞ」 |
糸緒 |
「……あぅ……ご、ごめんなさ……い」いいながら、涙ぼろぼろこぼし始める (ママ、いるんだ……生きてるんだ……よかったよぅ……もうちょっとで……あえるんだよね……?) |
GM | 白狐郎「…………保護じゃない。協力してもらってるんだ」 |
糸緒 | 「……きょう、りょく……?」ひっくひっくと、しながら |
GM | 白狐郎「別に俺達の方が偉いわけじゃない」 |
糸緒 | 「??」←そういうのは特に考えてないのでよくわかってない |
GM | 生美「白狐郎は、相手と対等に接したがるから、そういうの敏感なんだ」 |
糸緒 | 「たいとう??」 |
GM |
生美「んー」 生美「まぁ、詳しいことは、あとで話そう」 |
糸緒 |
「は、はい……」頷いて 微笑みに口元が緩む。 |
GM |
ききぃーっと、バイクが曲がって。 ぶんっ……と、不思議な感覚がします。 空気が変わった感じ。 久しく触れてない、新鮮味のある空気。 頬に当たる風が気持ちいい。 |
糸緒 |
「……はぇ?」 「……??」首かしげてる |
GM | 生美「ん〜、生還って感じ」 |
糸緒 | 「えぇと……空気、かわり……ました?」 |
GM |
白狐郎「気を緩めるな。完全な遮蔽じゃないぞ」 生美「そうだけどぉ……。うん、感じた?」 |
糸緒 | こくり、と頷く |
GM | 生美「そろそろ着くよ」 |
糸緒 | 「は、はい……」 |
GM |
前に、門が見えてきました。 『寺雲叢』 と、書いてあります。 |
糸緒 |
よめません!(笑) 中の人も糸緒も!(笑) |
GM |
生美「叢雲寺(そううんじ)って言うんだ。私達が拠点にしてるところ」 バイクは門をくぐって、速度を落とし、止まります。 |
糸緒 | 「おてら……? でも、どうしてここだけ……こんなにいい空気なんですか……? さっきまで……なんか気持ち悪い空気だったのに……」 |
GM | 生美「あとで説明してあげるから。ほら、降りて降りて!」 |
糸緒 |
「あ、は、はい」 …… |
GM |
ノワール「わふ」 すとん。 |
糸緒 |
ごめんなさい。冷静に考えて、落ちるレベルな気がします。高さ的に(笑) 降りようとしてわたわた |
GM | 生美が抱えておろしてくれます。(笑) |
糸緒 |
わーい(笑) 「あ、ありがとうございます」 ぺこり |
GM |
和尚「これはこれは、お帰りなさい」 と、人の良さそうなお坊さん(和尚さん)が近づいてきます。 髪の毛きちんと剃ってますが、その頭に傷がある。 |
糸緒 |
今回の事件でおったのかしら 「は、はわ。こんにちは」ぺこり 「えと、ひ、日向糸緒ともうします」ぺこぺこ 「えと、こ、こちらはノワールです」 |
GM | 和尚「これは丁寧な子だね。こんにちわ」 |
糸緒 | 「……」ママいるの? と二人を交互にみて、期待に満ちた目 |
GM |
白狐郎「奇縁和尚、日向さんを呼んでくれ」 和尚「ほう。するとこの子が」 白狐郎「ああ」 和尚「急いで呼んで来るよ」 急いで、と言う割にはゆったりと余裕を持った歩みで、お堂の中へ入って行きます。 |
糸緒 | どきどきわくわく |
GM |
その間に、後続のバイク達が続々到着。白狐郎は「指示を出しに行く」と言ってその場を離れます。 生美は、糸緒の傍に居てくれますね。 |
糸緒 |
じゃあ、お兄さんにありがとうございます、っていってぺこりとお辞儀して見送りますね じゃあ、お姉さんとノワールと一緒にそわそわ待ってます。 「……」きょろきょろ。どきどき。そわそわ |
GM |
ほどなくして……入口に。 女性が現れます。 靴を履こうとして、 突っかかって脱げて、 気にしないで、片足はだしのまま 駆けてきます。 |
糸緒 |
「―――!」 涙が笑顔なのに、浮かぶ。 私も走ります。 |
GM | 糸織「糸緒!」 |
糸緒 | 「ママっ!!」 |
GM |
糸織「アンタ、無事だったんだね!」 ぎゅっ、と抱きしめてくれます。 糸織「ああ……良かった……本当に…………」 |
糸緒 |
「ママ、ママ……ママ……」抱きついて、ひっくひっくとしゃくりあげて泣き出します。 「怖かったよう……私、なにもできなかったよう……守られてばっかりだったよう……」 |
GM | 糸織「大丈夫? 痛いところは? 怪我してない?」 |
糸緒 |
「……」首を横にぶんぶんふる 「……わた、し……ごめんなさい。ずっと、ずっとだまってたの……もっとまえから、このちから……うわぁーーーん」めそめそめそ |
GM |
なでなで。 糸織「よしよし」 撫でてくれます。 |
糸緒 |
今まで、頑張ってたけど、頑張ってもお姉さん助けられなくて、生きててくれて嬉しいし、もう堰を切ったように泣き続けます。 めそめそ |
GM |
優しく抱きしめていてくれます。 ノワール「わうわう!」 糸織「ノワール……」 糸織「ノワールも、ありがとう。この子を守ってくれたんだね」 ノワール「ワフッ」 尻尾振り振り。 生美「……良かったですね、日向さん」 にっこりと微笑みながら、生美が近づいてきます。 糸織「あ、ああ。生美ちゃん……ありがとう。貴方や葛西さんのおかげです」 生美「いやいやっ、私達はそんな」 糸織「貴方達がいなかったら、あたしは希望を捨てていた……」 |
糸緒 | 「……あ、ま、ママ……」ひっくひっくと泣きながら涙をぬぐって |
GM |
生美「えっと……お礼は、あの人達に言ってください」 生美「私達は、探し回ってただけだから……」 |
糸緒 | あの人達って尚おにいちゃんたち? |
GM | はい。 |
糸緒 |
じゃあ、お姉さんの言葉にこくこくと頷いて 「わたし、ノワールにも、お姉さんやおじさんにも……助けてもらったの。あの人達もみんな……私と一緒にいてくれた人たちなの」 |
GM |
尚君達も到着してて良いです。 尚君達、出られます? |
尚 | 出られるけど、特にでしゃばる理由も無いなぁ |
GM | そうですか。 |
尚 |
とりあえず一礼しよう。 人数も多いし。 一人ひとり自己紹介するのもちょっとな。 |
GM |
はい。 では、軽く会釈する程度ですね。 糸織は、それを受けて、ゆっくりと会釈を返します。 感謝の意を込めながら。 糸織「ありがとう……」 |
尚 |
「俺たちは何もしてませんよ」 自分のためにやったことが、たまたま他人の役に立っただけ、だからな。 そもそも、他人のために行動したわけじゃない。すべてはまず“自分のため”から始まる。それが俺のイデオロギー。 |
糸緒 |
首を横に振って「一緒に、いてくれました。危ないところを、助けていただきました」 微笑んで |
GM | 糸織「ああ……そうですね」 |
尚 | …だがまあ、親子のこういう平和な様子を見ると、多少救われる気がしないでもない、かな。 |
結花 | 結花さんはそれを自分で精一杯で、何の感慨もわかない目で剛さんの後ろから見ていよう |
GM |
生美「さ……中に入りましょう」 生美「ほら、日向さん、靴」 糸織「あっ、どうも……お恥ずかしい」 |
糸緒 | えぇと、立ち上がりなおすって感じだよね。ママ |
GM | はい。 |
糸緒 | 「……」ママの手をぎゅって握って、にへら、と幸せそうに微笑む |
GM | 糸織「そうだ、糸緒。何か食べた? お腹空いてない?」 |
糸緒 |
「あ、えと……」 朝御飯食べてないよね 確か(笑) 蜘蛛騒ぎで |
GM | はい。(笑) |
尚 | そうだな。走ってたからな(笑) |
糸緒 | 「……たべて、ないです」しょんぼり |
尚 |
「食料か…」 微妙に難しい顔をする。 |
GM | 糸織「みんなが食べ物も結構確保してくれてるから、ご飯あるぞ」 |
糸緒 |
「!!」目をキラキラ 「よかったね、ノワール」 なでなで |
GM |
ノワール「ワンワン!」 糸織「じゃ、中に入ろ」 |
糸緒 | 「はいっ」こくり、と頷いて |
GM |
しっかりと手を握って、歩調を合わせて。 お母さんは歩いてくれます。 |
糸緒 |
じゃあ、それに嬉しくなりながら、悲しいこともあった昨日と今日だけど。 今は繋いだこの体温が嬉しいから。 微笑んで、一緒に歩きます。 |
GM |
はい。 シーンカット。 |
糸緒 | はい |
GM | 良かったですね。 |
糸緒 |
うん。ママが一緒! なんかこのまま離脱する勢いだ(笑) |
GM | 次回出たくないならそれでもいいですよ。(笑) |
糸緒 | 悩ましいです(笑) |
GM | ほぼNPCとして出て、戦闘類には参加しないとか。 |
糸緒 |
なるほど 日程と戦闘参加PC数を考えると其れもアリにはアリなんですよね しかし、PLでいればママが無事生き残れるかも……むぅ(笑) 悩ましい |
尚 |
容赦なく殺されるからな。灰色のNPC 本当に油断できない。 たまに判定も無しで死ぬし。 |
糸緒 | うむ(笑) |
GM | 目を離したら死にます。が、全員管理下には置かせません。 |
糸緒 | まあ、少し考えます(笑) |