第二棺

思い出の深い町の埋没the Expansion of monochrome

Opening 2
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   ■シーンプレイヤー:新垣尚◆

GM じゃ、次は尚君のOPということで。
ハンドアウトを流します。



PC2 新垣尚(あらがき たかし)
 
 街の様子は、異常を通り越して滑稽だった。
 俺達が守ろうとした現実なんて、
 崩れてしまえば、こんなモノか。
 無秩序と暴力と惨劇との見本市。
 生きた死体が大通りを闊歩する。
 ため息すら出ない。
 自分は、生き残った、『暫定』の仲間達と一緒にいる。
 手ごろなコンビニで道具類を揃えつつ、今後の対策を練る。
 そこで遭遇した、市民達。
 彼らは、この街に早くも適応しつつあった。
 
シナリオロイス:下記の三つから選択
・四季奏是色(しきそう ぜしき)    推奨感情P/N:好奇心/隔意
・嵐泰平(あらし たいへい)      推奨感情P/N:連帯感/敵愾心
・嘉数鏡蔵(かかず きょうぞう)    推奨感情P/N:有為/不信感




GM 準備がよろしければ、対汚染判定どうぞ。
このエリアは汚染レベル1にしておきましょうか。
了解。
ダイス 8R+2 = [5,4,7,1,3,6,9,8]+2 = 11
GM OK。
一緒に居るのは、剛さんと充さんと灯さん?
そうだな。
GM 剛さんの分。
ダイス 7R+2 = [8,4,10,9,9,10,6][3,2]<クリティカル>+2 = 15
33+1D10 = 33+[8] = 41
GM って、尚君、侵食率上げてない。
上げて上げてー
おっと。
ダイス 1D10+30 = [10]+30 = 40
ひっ
GM 下げて下げてー。(笑)
下がんねーよ!(笑)
ザコ敵減らせー!(笑)
GM 灯ちゃん。
ダイス 7R+3 = [1,8,7,2,7,4,2]+3 = 11
31+1D10 = 31+[8] = 39
GM 充さん。
ダイス 7R+3 = [7,2,3,3,6,6,7]+3 = 10
28+1D10 = 28+[2] = 30
GM 充さんマジ安定。
すごすぎる…w



GM さて、ではでは。脱出してしばらく経過したくらいですかね。
案の定というか。車ではちょっと進みづらい状況です。
まあ、そうだよな。
しょうがない。歩くか。
GM 「参りましたね……無人の車も多いし、道路が散らかりまくりです」
車線とか言ってられないので、空いてるところをだましだまし進んできましたが。
商店街に入って、ついにそうも言ってられない状況です。
乗り捨てられた車がそこら辺に転がってます。
雑音のような喧噪・悲鳴。
日も傾き始めて、夕焼けです。
「まあ、ここまで来られただけでもラッキーさ。ここからは歩こう」
「ちょうど、このあたりで物資を調達できそうだし」と言って、商店街を見回す。
GM 「バイクはどうするんだ?」
「そのまま押していってもいいが、傷がついても諦めろよ」
GM 「おう。何処かで役に立つかもしれねぇしな」
「……傷くらいなら、直せる」
案外、バイクは役に立つかもしれない。マジで。
GM バイクは2名くらいなら乗れるとしましょうかねー。
了解。
GM 是色「何処で何を調達するのかな?」
車を降りて、是色が問います。
「まずは登山用のバックパック。次に水と食料。それに日用品。できればドラッグストアがいいが…コンビニの方が手頃だな」
GM ちなみに今の髪の色は普通。
GM、ここで俺も調達判定をしていいか?
GM いいですよー。
調達判定に臨時ルールをつけますね。
目標値より達成値が5上回ると、適当な食料品・日用品が一人分手に入ります。じゃーん。
…。
無理ぽ
GM じゃ、3でいいや。
それならがんばれる、かも。
GM 6上回ると、2名分とおまけに何か。データをもたないもの。
10上回ったら、お洋服とかも手に入ります。
…で、足りなくなったらどうなるんだ? それら。
データ的に。
GM 飢えます。
ぐっ… わかった。
靴下とか下着くらいは日用品に入れてくれよ。
GM わかりました。
死にはしませんが、特にサブPCたちのモチベーションが下がります。
灯とかが、おなか減ったーとわめくようになります。
とにかく、振ってみよう。
えーと、バイクの目標値はいくつだったっけ?
GM 小型? 大型?
小型でも二人乗れるんだよな?
GM いや。
バイクには、小型・普通のバイク・大型・戦闘用
と、4種あります。
小型はスクーターとかラッタッタレベル。
二人乗るのはかなり難しい。
大型はハーレーとか。
二人乗れるのは普通のバイク以上?
GM ですね。
じゃ、普通のバイクで。目標値は?
GM 6ですね。
それならいけるか。
GM 判定どうぞ。
よし、じゃあ《天性のひらめき》使って調達判定。普通のバイクの取得を試みる。
ダイス 3R+1@8 = [5,3,10][8][3]<クリティカル>+1 = 24
キタコレ
GM ぶ。
じゃ、たまたま荷物と一緒に倒れてるバイクを手に入れました。
食料は何人分手に入った?
GM まぁ、3人が1日もつくらい。
灯が3人分食べなければ。
(笑)
GM 制服で動きづらいと思うのなら、着替えてもいいですよ。
演出どうぞ。
何だか持てるものを全部持って逃げようとしたところで、所有者が襲われたようです。
荷物の方は無事ですが、血痕がそこら辺に。
(生々しい血糊を見て)「感染症が心配だが…使わせてもらうか」
GM 「ハイエナのような心境ですけれどもね」
肩をすくめる充さんです。
「充さん、“インデペンデンスデイ”って映画見たことあるか?」
バイクを引き起こしながら、背中を向けたまま充さんに言う。
GM どっちでしょう。見たことあるのかな。
さあ… わからない。内容は思いっきりエンタメだが。
テレビでよくやってるし、見たことあるかも。
GM 「あると思いますけれど、良く覚えてませんね」
「まとめると、異星人が地球を侵略したんで、世界中の人類が手をとりあって反攻する、って話だ」
GM 「ああ、確かそんなお話だったと思います」
「裏返すと… 人間は、昨日まで殺し合った敵だろうと、必要があれば、協力できるって映画さ」
そしてそれは、逆に、追いつめられた人間は、親しい者でも裏切る…ということでもある。
「…生きるためならなんだってやるんだ、人間は」
「ま、作中の“我々は戦わずして滅びはしない!”ってセリフは好きだが」と、つけ加える。
GM 「成程」
頷いて、軽く微笑みます。
「……あっちに、コンビニがある」
灯が近づいてきていいます。
「よし、いいぞ。そっちも使わせてもらおう」
GM 「灯……乾パン、要りますか?」 拾って手渡します。
「食べる」
缶をぺリぺリと(モルフェウス!)剥いて、カリカリ食べ始めます。
便利だな(笑)
じゃあ、コンビニに向かおう。人の気配はあるか?
GM 今のところないですね。
荒れてますが。
じゃあ、警戒しながらコンビニに入る。で、使えそうなものをバッグに入れる。
GM サブPCの分は調達判定していいですよ。
調達判定か… 今すぐ必要なものはないな。
というか成功する目がない。
是色は? 調達判定できる?
GM んー。
させてもいいですよ。でも、手に入れた物をくれるかどうかは別。
…じゃ、食い物だけ調達してもらうってのはできる?
GM いいですよ。
わかった。
じゃあ、是色に食料・水・日用品を調達してもらう。
ダイス 4R = [9,9,3,2] = 9
GM まぁ、自分の分は確保できたとしていいでしょう。
「働かざる者食うべからずだ」
GM 是色「盗まざる者食うべからずだね」
「盗み? 違うね。代金は置いていく」と、懐から数枚の一万円札を出して、カウンターに置く。
「これで文句ないだろ?」と、おどけた感じで肩をすくめる。
GM 是色「お金なんて、今ではどれだけの意味が在るんだろう」
すばらしくいい反応をありがとう。
世の中、金が強いのは当たり前。資本主義なんだから。でも資本主義は、資本主義のルールが守られているからこそ通用する…
金があれば何でも買える? いいや。金で買えるのは、しょせん、誰でも買えるものだけ。
こういうルール無用の状況じゃ、金は無力だもんな。
「あとは、靴下と下着だな…」路上生活した時に、靴下を数日履き替えなかったら、水虫で大変なことになるからな。
GM 是色「あ、ジャム」
是色「雪吹ちゃん、ジャム好き?」
「……好き」
乾パンに塗ってます。
是色「いいね、雪吹ちゃん」
「……?」 もぐもぐ。
是色「毒味にいいね」
「! ……」
是色「冗談だよ」
「たち悪いぜ。…まあ、少なくとも水道水とかよりは安心できるが」
GM ざかざか。
「やっぱり、結構持ってかれちゃってますね」
「まぁ、こんな時コンビニでもてるだけ持ってくってのは、俺でも考えつくことだしな」
「これから先、食料が手に入る可能性はどんどん低くなるはずだ。確保できるだけ確保しておこう」
GM 「……」
きょろきょろ。
さて、この辺りで知覚判定どうぞ。
了解。
ダイス 2R+1 = [3,7]+1 = 8
ひい。それでもがんばったが。
GM 相手の隠密判定。
ダイス 3R+1 = [3,4,1]+1 = 5
GM ん、じゃぁ気付いたで良いですか。
ざくざく、と近づいてくる気配が在ります。
(口に手を当てて、静かにするようジェスチャーする)
で、近づいてくる連中を避けるよう移動しよう。
裏口は…あるのか? コンビニでバイトしたことないからわからん。
GM あるでしょうね。
??「カッ。ここはちったぁマシなもんが残ってるといいけどよぉー」
(別の人間? 目的は略奪か? 物の奪いあいになったら面倒だな…)
GM ??「ん? ……このバイクは……」
おーう。バイク忘れてた。(笑)
GM ??「確かぁ……そーだそーだ。剛さーん」
「……ん?」
??「おーい、剛さーんいんじゃねぇーのー?」
…知り合いか? という目で剛さんを見る。
GM 「聞き覚えはあるな。誰だっけ」
ざかざか出てっちゃいます。
ま、この状況で逃げるとバイクを置いてかなきゃならない。俺も一緒に出よう。
GM 「おう、誰だてめぇ――って」
??「ああ、やっぱ剛さんじゃねぇの」
「テメ、たしか……タイヘーか?」
泰平「そそ。嵐泰平あらし たいへい。カッ、やっぱ俺らの剛さんじゃね? 生き残ってやんの」
ワイシャツを着崩した、高校生っぽい人間です。
髪はブリーチして、刈り込んでます。
泰平「カッハッハ! スゲースゲー。後ろの奴らは?」
「俺は荒垣尚。見ての通り、ただの学生だよ」制服着たままだし。
GM 「あー……世話になってんだよ」
泰平「へぇ! 剛さんが世話になってる? そいつはまたスゲーな」
「こいつは確か……日告高校の方の不良で、嵐泰平ってヤツだ」
泰平「オー、そのセーフク、夜歌の奴らかぁ?」
泰平「カッ。名門のおぼっちゃまおじょーちゃまがよくもまぁ生き残れたもんだなぁ」
「たまたまさ」
瑠璃玻璃の双子といい、泰平といい、日告高校の奴らって…
GM 泰平「カッハ、でもそいつらも今やドロボーかぁ? カッハッハッハ、落ちたなー」
愉快そうに笑います。
泰平「結局! さ! オレラ、切羽詰まったらやること同じじゃんッつーナ」
泰平「だったら最初っから上品ぶらなきゃいいのによー。カッ」
「まあ死にたくないからな」
痛むような良心もプライドも持ってないので、追従で苦笑しながら言おう。
GM 是色「同じ人間だしね」
泰平「ん? あんた、ヘンな雰囲気してんな」
と、是色に目をつけます。
是色「でも、同じ人間だから、優劣が在るんだろうね」
泰平「へぇ、ホーホー。そうゆーこと言っちゃう」
(頼むからケンカを売るような真似はしないでくれ…)と、横目で是色を見る。
GM 是色「冗談だよ」
にっこりと笑って是色が言います。
泰平「オレ、からかわれてる?」
くくっと顔をゆがめます。
泰平「ナメんなよ、女ぁ。今この状況での優劣ってなぁな」
右手を出します。
びきぃっ。
爪から血が噴出して、空間に赤い雪結晶を作りますね。
泰平「力で決まるんだよ。カッ、力のねぇ奴は死ぬだけだ」
泰平「シンプルな街になったもんだぜ。カッハッハ!」
是色「ふぅん」
泰平「ふぅんて、テメェな……」
「ま、弱肉強食って点は当たってるな」
「だが…、誰が優れてて、誰が劣ってようと知ったことか。どうせ百年もしたらみんな死んでるんだ」ぼそっと呟く。
(こうして日告市は原始時代に戻ったってわけだ。あーすばらしい。ど畜生)
文明人が聞いて呆れる。
GM 「そのあたりにしておけ」
こん、っと、泰平の頭を小突きます。
泰平「って……」
「何つーか、おかしなことにはなってやがるが……一つ言えることが在るぜ」
泰平「……はぁ」
「この力は、使い過ぎると自分も化け物になっちまう。見てきたからな、そういう奴を」
泰平「……まー、それで他のヤツラ、確かに……」
「だったら、女子脅すのに使ってんじゃねぇ。もっと大事なところに使え、な」
泰平「……カッ……」
手をポケットに納めます。
「あんたもな。こいつ喧嘩っ早くて有名なんだぜ。挑発しないでくれ」
「メンドくせぇ」
是色「うん。ごめんなさい」
頭を下げます。
「暴力、とくに戦闘力は、いくつも種類がある“力”のうちの一つでしかない。弱肉強食…それは力学的にも正しいが、俺たちには、ある人間の総合的な力の強さを見切ることは難しい、っと」
是色の能力を知ってる俺は、正直、泰平じゃ是色に勝てなさそうな気がしてるわけだが。
オブラートに包んでそんな風に言う。
GM 泰平「……夜歌の奴はコムズカシーな」
泰平「で。なんか残ってるのかよ」
「それなりには残ってますよ。何がご入り用で?」
泰平「何? あんたここの店員?」
「いえいえ。購買の店員ではありましたけれどね」
泰平「とりあえず食い物かぁ? 二人前くらい」
「……食べ物、二人前?」
ぎらり、と灯が睨みます。
「もしかして、連れがいる…のか?」
GM 泰平「ああ。おい、ジーサーン」

泰平「こいつら面白そうだぜ。出てこいよ」

??「なんじゃぁ……?」
こつこつ、と、物陰からお爺さんが出てきます。

??「何か言ったかの? はて……ここは何処かの」
かくかく、と杖が震えてます。
泰平「おい爺さん、またボケてんのか……?」
泰平「飯を取りに行くっつったろーがぁ。カッ、今度こそ駄目かぁ?」
そう言って、泰平は軽く足を上げると、
シュバッ! と勢い良く蹴りをお爺さんに加えます。
が、ゆらりとそれをお爺さんはかわしたかと思うと、
目をかっと開いて、翻るように構え! 泰平の眼前で拳を止めます。

――ぴたっ。

??「おいぼれに蹴りを加えるとは、いい度胸しとるのぉ」
泰平「カッ。ボケたふりなんかしてるからだぜ。鏡蔵爺さんよ」
すっと、足を下げて。
鏡蔵と呼ばれた爺さんも、拳をおさめます。
鏡蔵「仕方なかろうて……ワシなんかさっきまで体起こすのも億劫だったんじゃからぁのぉ」
「なんなんだ、このジーさんは」
泰平嘉数鏡蔵かかず きょうぞうってぇらしいぜ。さっき殴り合ったんだが、相当つえぇ」
鏡蔵「ほっほ。こんな小僧に後れは取らんて」
泰平「まー、なんつーか。殴りあったら友達じゃね? カッ、てなことで、さっきからつるんでんの」
シンプルで良いな。(笑)
GM 剛さんとも殴り合ったことが在ります。
なにーっ!?(笑)
GM 泰平の方がね。(笑)
だから一目置いてるんですよ。
ああ、なるほど。
GM 鏡蔵「そんでの……確か昼鼓の神社の方へ行くんじゃなかったかの」
泰平「その前に腹が減ったっつったの爺さんじゃねぇか」
鏡蔵「そうじゃったかの」
泰平「カッ、ふざけやがって」
「神社……?」
「ここからですと、駅を挟んで向こう側になりますね」
「夕器団地を超えたあたりです」
「神社に何かあるのか?」
泰平「あー、マトモな奴らは神社にとりあえず向かってるって話を聞いてな」
泰平「爺さんは婆さん探してるらしいし。そっち行こうってなったんだ」
鏡蔵「ばあさんとはぐれてしもての。あいつ、生きとるのかどうか……」
「…なるほど、わかった。じゃ、そゆことで」しゅたたーっ。(逃走)
GM え。(笑)
冗談だ!(笑)
だが、正直、同行するのはあまり気乗りがしないな…
「なるほど…。神社か」
けどまあ、そこに向かえば、早乙女さんと繰鐘と合流できるかもしれないか。
GM 泰平「カッ。わかったら食糧よこせ」
「唐揚げは私の……」
泰平「唐揚げ残ってるのか?」
「私が見つけた……」
「お前ら、こだわるのそこかよ!」
冷めてそうだがな…
GM ですね。(笑)
でも、そこは充さん!
サラマンダーですから!
なるほど!
って兄貴を電子レンジ扱いか!(笑)
GM 当然!!
充さんも笑顔!
ほーら、熱々ですよ〜。
おそるべし妹…
これが… 現実…
デスヨネー
GM 泰平「唐揚げ以外で良いからよぉ」
ざくざく、と、コンビニの中に入っていきます。
「どうしますか、新垣君。彼らと行動を共にするかどうか」
と、唐揚げを温めてあげながら、充さんが聞きます。
「断言するが…敵に囲まれたとき、俺は、連中を見捨てる羽目になる、おそらく」
GM 「はい」
「戦力が増えるのはいいことじゃねぇのか?」
「はふはふ」
「果たして、戦力と言えるかな…」こっちの思い通りには動いてくれそうにないし。
GM 是色「そもそもあの人達が、良しとしてくれるかがわからないけれど」
「そうだな。まあ、たまたま同じ方向に進む、って程度だろうな」
「…よし、いいだろ。お互い、相手のことを“弾よけ”程度に考える。ビジネスライクでむしろ楽だ」
「当面は一緒に行こう。あいつらと」
と言って、二人の後ろ姿を注意深く眺める。
GM 「はい」
「それでいいか?」
GM 「私はそれで」
「はふはふ。 ごくん」
「っていつまで食ってんだ!?」
GM 是色「僕も構わないよ」
泰平「なぁ――」
と、泰平が振りかえってこっちを見ます。
泰平「どうせアンタラも、力を手に入れたんだろ?」
泰平「爺さんとも話してたんだけどさ」
泰平「カッ。ここで会ったのもなんかの縁だ。一緒にいかねぇ?」
「奇遇だな。こっちもそのつもりだった」
GM 泰平「じゃ、その前にさ」
ぐるり、と見まわして。
睨むような視線に、まったく動じず…
「…殴り合い、か?」どうでもよさそうな表情で、先を読んで言う。
GM 泰平「話わかるじゃねぇか。一人でかまわねぇ。オレと拳交えようや」
カッハッハ、と、笑ってそう言いました。
「ふん。これが俺の能力なんだ」
「状況把握。理解。分析。先読み。なんでも来い。…その分、殴り合いは苦手なままだがな」ちょっと皮肉っぽく。
さて、どうするか…と、考えこむ。ってところでカットお願い。
ふう。長々と申し訳ない。
GM はい。
シナリオロイスどうぞ。
是色か泰平か鏡蔵のだれか。
ロイス…
ロイス……
個人的には鏡蔵が好きなんだけど、PC的に一番自然なのは是色だよなぁ、やっぱり。
是色に取ろう。
GM はい。
推奨感情通り、P好奇心/N隔意で。
…まあ好奇心を表にしておくか。
GM ふむふむ。
はーい。




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