第一棺

夢のような現実の埋没the Beginning of monochrome

Climax Phase 1
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   ■シーンプレイヤー:全員◆

GM まぁ、どちらにしろ尚君視点から入りますね。
2階で合流とします。対汚染判定と登場浸食率どうぞ。
ラジャー
俺の分いくぞ
ダイス 9R = [2,1,5,8,10,5,4,1,3][6]<クリティカル> = 16
1D10+66 = [4]+66 = 70
70%だな。今。
結花 合流ということは結花もですね
GM 登場はもう少しあとですけれどね。
結花 いま振っておいたほうがいいでしょうか?
GM どうぞ。
結花 じゃあ、対汚染判定からー
ダイス 10R+1@10 = [9,7,7,2,4,5,2,1,1,6]+1 = 10
結花 で、侵蝕度
ダイス 92+1D10 = 92+[5] = 97
結花 ……リザレクト1回ぶん確保
…いや、残念ながら、衝動判定があるんだ。
結花 ああ…。そういえばボス前にはそれが………
読んだリプレイでも、たしかにしていた…
GM じゃ、他の人。
剛さん。
ダイス 8R+1 = [10,4,8,8,3,6,8,2][10][10][6]<クリティカル>+1 = 37
剛さんすごい
燃えてる
ダイス 62+1D10 = 62+[7] = 69
GM 剛さんは69%です。
麗香さん。
ダイス 7R+1 = [7,7,10,1,4,8,8][4]<クリティカル>+1 = 15
GM あ、もう一個ダイス必要だったけれど良いか。
ダイス 78+1D10 = 78+[3] = 81
GM 麗香さんは81%です。
灯ちゃん。
ダイス 9R+1 = [4,10,9,3,6,6,8,3,6][4]<クリティカル>+1 = 15
89+1D10 = 89+[4] = 93
GM 灯ちゃんは93%。
充さん。
ダイス 7R+1 = [7,6,1,10,7,2,3][3]<クリティカル>+1 = 14
52+1D10 = 52+[7] = 59
GM 充さんが静か。59%。
男性陣が冷静すぎる…
結花 剛さんは逆に熱血のような…
GM (笑)
じゃ、シーンをスタートします。



GM 改悟「笑窪ちゃん!?」
改悟「笑窪ちゃん、大丈夫なんでっ?」
自分の携帯を耳に当てながら、改悟君が叫んでます。
「三年D組だったな…。行くぞ」
持っていた携帯電話を充に返し、渡り廊下へ向かうぞ。
GM 麗香「幸いというかなんというか……渡り廊下はそっちに繋がってしまいましたしね」
麗香「早乙女さんの話もしてましたし、もしかしたら合流できるかもしれませんわ」
「そうですね……灯もおそらく、彼女から離れないでしょう」
結花 そして、四季先輩も!
さすがUGN。どんなときでも人助けを忘れない!
人助け…とは少し違うな。合流するためには、笑窪の力が必要だと判断しただけだ。
もう電話は使えないようだからな。
結花 クールだなぁ…
やさしさとか信じてないので!(マテコラ)
GM 改悟「早く、笑窪ちゃんを助けないと……!」
というわけで、移動開始ですね。
ざかざかっと。
おう。
GM ごごごん! と、たまに校舎が揺れます。
さて。それじゃ……そうですね。先に結花さん達と合流にしましょう。
ほとんど滑り台のようになった渡り廊下を抜け、本校舎にたどり着きます。
結花 じゃあ、脇目もふらずに走ってる結花とぶつかるとか。
恋愛漫画的に
GM えー。
じゃ、二人とも知覚判定。
二人とも7以下ならぶつかります。
結花 はい。
ダイス 7R@10 = [1,8,9,8,4,5,6] = 9
…。
おうw 助かった。
俺はほぼ確実に失敗するからな!w
ダイス 3R = [3,1,3] = 3
ほら。
GM 結花さんが階段を降り切った瞬間、目の前に尚君がいるのに気付きますね。
結花 じゃあ、ぶつかる寸前できづいて、キキーっと止まろう。ブレーキ音を響かせて
GM ばっ。
「ぶっ! な、なんだお前!?」
とりあえず踏みとどまったようなので、結花のことは、ジャームじゃないと判断する。
結花 「だ、誰!?」
と、いきなしのことにびっくりして聞きます
顔見知りでしたよね?
GM お互いロイスむすんでますからね。
ああ、灯繋がりで知っている、と思うぞ。
GM 麗香「早乙女さん!?」
たったった。
結花 「あ…。えーと、尚くん。それに麗香ちゃんも!」
と、表情をほころばせます
「いや、年上にくんづけはやめろ、って何度言ったら… …灯もいるのか」
結花 尚先輩のほうが良かったかな…?
逆にキャラ立てとして美味しいかも<くんづけ
結花 まあ、ロイス結んでるし親しいならOKか
GM 「あ、灯!」
「兄さん……と、あれ?」
首を傾げて。
「生きてたの?」
尚君に向かってそう言います。
「うるせぇ! 死んでたまるか」
GM 「生きてたんだ……」
しょぼん。
「なんで沈んでるんだよ! 喜ばなくてもいいがそれはおかしいだろ!」
GM 「灯! 痛いところはないですか?」
駆けよる充さん。
充さん、ほんとシスコン…
GM 「大丈夫……兄さんは?」
「私は、全然平気ですよ」
にっこり。
改悟「えと……」
ぽん、と改悟君の肩に手が置かれます。
是色「元気?」
改悟「……! し、四季奏サン」
是色「そう。僕だよ」
ぱっぱー、と、ハンドゼスチャ。
是色「塵内君も元気そう」
改悟「げ、元気というわけでは……」
わいわい。
是色「合流できたのは嬉しいけど、動かなくていいの?」
改悟「!」
結花 「あ、そうだよ! 先輩が!」
GM 改悟「そうだ、笑窪ちゃんが!」

――


どおぉん!


GM と、校舎が揺れます。
三年D組教室の方。
結花 急いで向かいます
「先輩!」
「副校舎が崩れたのは、恣意的な力が原因、か…」冷や汗が一筋。
「ホント、化物だよな。俺たち」
GM では、結花さんが教室に入ろうとした瞬間、押し倒されます。
ばっ!
結花 「………!?」
いったい、なにが……
GM きぃん!  どおおおん!
頭の上をロケット弾が飛んで行きました。
後方の壁をぶち破って、副校舎を直撃。
壁というか、窓か。
「…派手だな」
結花 ……モルフェウス?
じゃあ、押し倒してきたものを見ます
GM 「テメエ! いきなり飛び出してんじゃねえ!」
剛さんが、ずれたサングラスを直しつつ怒鳴ります。
結花 「剛先輩!?」
剛先輩はボロボロですか?
GM 服は多少破れてますが。
あと額から血。
その程度。
まだリザレクト出来ますからね。
「ああ? 結花か」
結花 「剛先輩、良かったぁ…。無事だったんだ」
GM 「たりめぇだろ」
結花 「学校がこんなふうになっちゃって、電話が通じなくなって…とっても不安だったんだよ?」
と、抱きついて泣きだそう
GM 「こら、だからそんな場合じゃ――」

??「くっくっく……げは」
??「はっはっはっはっは! ゆ、夢だ、夢だ夢だ夢だ! 早く! 覚めろ覚めろ覚めろ覚めろぉお!!」

伏せろ!
ぐいっ。

どごおおおん!!


結花 攻撃を背中で受け止める剛先輩…とかいったらかっこいいかとは思ってしまった
死ぬ!w
さすがに死ぬから許してあげて!w
オーヴァードだって、みんながみんな体が堅くなるわけじゃないんだ!w
結花 ちなみに、剛さんは従者使役型だ!
なるほど、従者を出してかばわせればいいんだ。
GM 麗香「何事ですの……?」
改悟「――! 甲田先生!」
甲田由(こうだ ゆう)先生が、そこに居ます。
「やあ、甲田先生。お仕事お疲れ様です」
皮肉の一つでもとばしてやろう。
GM 「あああぁあ、塵内に、新垣かぁあ」
「どうせお前らも、俺を襲いに来たんだろ? 喰いに来たんだろう!」
ジャキッ。
ほとんど腕と同化した、ロケットランチャーらしきものを向けてきます。
結花 「え? え? え?」
いきなりの展開に混乱していよう。まだ意識あるみたいだし
初めて見る、意識のある敵対者
GM 「そうだ! 皆狂っちまったんだ! どいつもこいつも俺を喰いに来やがるんだ!」
「醜いねぇ…。まあ、それが人間の本性だよな」
GM 改悟「センセ……」
「だが、残念だったなぁ!」
ぎゃはははは! と、笑います。
結花 「せ、先生………?」
GM 「こいつは俺の夢だ!」
「俺の悪夢なんだ! お前らなんか、本当はいないんだ!」
「俺が壊そうと思えば、すぐに壊れちまう幻想なんだ! こんなことが起こるわけがない。起こるわけがないんだ!!」
ぎゃーっはっはっは、と、心底愉快そうに笑います。
結花 じゃあ、その先生の様子に恐怖して震えます
あまりに狂気じみているので
歯の根をガチガチいわせたりして
GM 「落ち着け……取り乱すと、マジで殺されるぞ」
麗香が髪を払います。
結花 「でも…、だって……」
GM 麗香「すっかり……理性をやられてますのね」
「胡蝶の夢か」
「自分は、どこまで堕ちても最後まで自分でいられる…が、それは裏返せば、人間は、いつだって“自分からは逃げられない”ってことだ」
「自分は絶対に正しいと思いこむ時、俺たちにも、今の甲田センセと似た醜さがあるんだぜ。気づいてたか?」
GM 「……」
無言で、モップの柄を構える灯。
「――モルフェウスは確かですね。しかし、あの破壊力……」
充も戦闘態勢に入ります。
「エンジェルハイロウも入ってるか…な」
「見苦しいな…。さっさと終わらせよう」
俺の戦闘態勢は、リラックスした感じで直立不動になるだけだ。攻撃能力ないしな。
結花 じゃあ、戦闘態勢に入る剛先輩につられるように、結花も及び腰ながら戦闘態勢に
結花は空手スタイルで
GM 「だから……だから、さっさと覚めろ! 覚めやがれぇええ!!」
配置はどんな感じですか?
距離はとりあえず5メートルほど。
ん…
戦術を考えると悩むな。ここは流れのままに行こう。
GM はい。
結花と剛で1エンゲージ、
俺と灯と充、それに麗香で1エンゲージ、
是色と改悟で1エンゲージ。
じゃないか?
結花 笑窪さんはー…?
笑窪さん! 笑窪さん重要。
GM、笑窪さんいる? というか生きてる?
結花 笑窪さんだけ、先生を挟んだ向かい側とか?
GM ぱっと見、見当たりませんね。
知覚判定かな。
今? それとも後で?
GM 今どうぞ。
ん。
ダイス 3R = [7,1,2] = 7
結花 そういえば、衝動判定は?
GM しなくていいです。
結花 戦闘直前なのでしょうか?
…電光石火を使おうかと思ったら、一気に使いたくなくなったなぁ…
それでちょうど100いっちゃうんで
GM 改悟君の知覚判定。
ダイス 6R+1 = [5,7,1,8,9,4]+1 = 10
GM 笑窪ちゃんを改悟君が見つけました。

さて置き。

甲田先生が、じゃかっとロケットランチャーを構えます。
ちなみに、両腕に構えてますので。
右腕の方をこちらに向けてきます。
まぁ、ごちゃごちゃ言ってた尚君の方へ。
いいぜ、来いよ。
対象は俺だけ?
GM 範囲なので、エンゲージしてる人全部。
結花 つまり、灯と充?
GM 灯と充もですね。
質問。今、かばうを宣言したら、行動終了になる?
GM いえ、なりません。
開戦ののろしって感じ。
充が灯はかばいます。
わかった。じゃあ俺が麗香をかばおう。
「一応、半年は俺たちの担任だったんだ。その礼を、今、してやる」
GM 《ギガンティックモード》《練成の掟》《バイオウェポン》《オーバーロード》
ダイス 8R+3@7 = [8,10,5,9,2,10,8,9][7,9,7,4,1,8][10,9,9,9][7,1,3,1][8][7][3]<クリティカル>+3 = 66
GM ぎゅばっ。

大げさにロケットランチャーが膨らんだかと思うと、
本体を破壊する勢いで、ミサイルが撃ち出されますね。

ぎゅおおんっ!

ま、かばうつもりらしいですし、そのままダメージを出しますね。
ダイス 26+7D10 = 26+[6,10,8,2,7,1,9] = 69
GM どっごおおおん!
ぐいっ、と乱暴に麗香を壁の向こうに押しやる。
GM 「危ない!」
麗香「くっ」
結花 「きゃっ……!」
GM 結花さん達を、爆風のあおりが襲います。
次の瞬間、俺の体は壁に叩きつけられ、細切れになっている。
めちゃっ。
GM 改悟「新垣サン!?」
充も似たような状況です。
結花 じゃあ、その様子に、人間に向けて撃たれたことにガクガクブルブル震えてます
しかし、それでも少しずつ、体が再構成されていく。
「…そういえば、改悟ォ。甲田センセは軍オタだったなぁ…」
GM 「ぎゃははは! これでおしまいだ! 俺を喰おうなんて考えるから、そういうことに……」
「なぁにぃ? まだ死んでねぇのか!!」
リザレクト。
ダイス 1D10 = [10] = 10
80%
「いいだろ…最高のプレゼントだ」
「UGN新垣小隊が、本当の戦闘行動を教えてやる!」
結花 その展開の早さについていけず、右往左往する結花なのであった…
おい!(笑)
GM 「全く……人の妹を巻き込むところ、でしたよ」
むくり、と。
ダイス 59+1D10 = 59+[10] = 69
GM リザレクト。
やる気マックス。
GM 麗香「仕方がありませんわね」
麗香「お礼を言っておきますわ、新垣さん」
「……なんなんだお前ら……?」
「とりあえず、味方、ってことでいいのか?」
灯が頷きます。
「……結花の味方」
「お前はあの時のチビ……」
「チビじゃないもん」
「これから大きくなるんですよ」
「…………」 こくこく
「いいんだよいつものコントはよ!?」
GM 「いや、いいけどよ。ま、そういうことなら……」
立ちあがって、サングラスに軽く触れます。
ちゃっと。
「俺も助太刀するぜ」
結花 そして、その横で震えている結花。
GM 「結花、お前後ろにいろ」
結花 「………え?」
GM 「危ねぇだろが」
結花 「それは…そうだけど……」
GM 「くく、ぎゃははは、何をはなしてるんだぁ? 俺を喰う相談か……そうか、そうなんだな!?」
笑ったり、わめいたり、忙しい様子です。
結花 「でも……」
と言って、言葉が続かない
(うなずいて)「ここから先は単なる殺し合いだ。改悟と四季奏と一緒に下がってろ」
GM 是色「早乙女さん」
結花 「…四季先輩?」
GM すっと、いつの間にか是色が結花さんの近くに居ます。
是色「早乙女さんも勇気出した方が、生存率は上がるよ」
是色「無理は言わないけど」
結花 「う…、うん。大丈夫…、大丈夫だから……」
自分に言い聞かせるように言おう
「剛先輩たちだけを戦わせるわけにはいかないから……」
GM 「おい、結花……」
止めようとする感じの剛さん。
結花 深く深呼吸して、拳を構えます
GM 「お前……」
結花 精一杯に明らかな虚勢を張って、戦いに赴きます
GM はい。
改悟「つか……笑窪ちゃんは……!」
改悟「……! 笑窪ちゃん!?」
笑窪「う……か、改悟……君……?」
「なんだぁ!? お前、まだ生きてやがったのかぁ!」
ずるり、と、甲田先生の近くで、瓦礫に埋もれていた春林笑窪が体を動かそうとしています。
笑窪「ひ……せ、せんせ……」
「死んだふりをして俺を狙ってたのか! こいつっ……こいつっっ!」
改悟「――! そこ、離れるっす、笑窪ちゃん!」
笑窪「あ、ああ、足がっ……」
瓦礫に。
改悟「――くっ」
結花ダメえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!
と、恐怖も忘れて叫びます。


GM というあたりで、セットアップ!
では、セットアップで甲田先生は《ヴァイタルアップ》
ぐーん。
他には特になし。
俺と灯はなし。充は《戦いの予感》。
甲田先生のイニシアチブは?
GM 7ですよ。
…。《戦いの予感》いらねー!w
GM 是色イニシアティブは14ですが、特に何もしない。
結華と尚のチームは、2メートルほど離れてる感じで。
よろしくです。
充さんが14。
結花 充さんが1番速いんですね
GM ですね。
是色は何もしません。
下がってろ、と言われれば下がりますが。
うん、とりあえず俺は下がってろ、って言うぞ。
GM エンゲージは、甲田先生と笑窪がエンゲージかな。
そこから5メートルで、
尚・充・灯・麗香
と、
剛・結花・改悟・是色
かな。
結花 エンゲージ?
GM 近いところに居るということです。
エンゲージ範囲の人間のみ、カバーリングができます。
白兵攻撃は、エンゲージしてる人間にしか当たりません。基本。
届かないというか。
後は、範囲攻撃はエンゲージ全員を対象に出来ます。
結花 あ、一応、その4人がエンゲージですか? と聞いたつもりだったのですが…
GM その通りです。
結花 了解です
GM まぁ、是色の行動は特に指定がなければこっちでやります。
イニシアティブ順に行動どうぞ。
充さんの行動どうぞ。
んー…
…むしろここは待機。
GM はいな。
了解です。
結花 誰か笑窪さんをかばいに行かなくて大丈夫?
ちなみに、結花は完璧に無理だけど、侵蝕度的に
移動した後で、庇えるのは灯だけだ。
あ… 経験点使うか。
そうだな。充さんにやってもらおう。
GM、充の経験点2点を消費して、《炎陣》を習得。その後、割り込み行動をして、笑窪のエンゲージに移動。
できるか?
GM ふぅむ。
ま、了解です。
んー。ルール上は出来るので、良しとしましょう。
了解。ありがとう。
その後、《破壊の光》《ブレインコントロール》《氷の戒め》で甲田先生を攻撃する。
GM はい、ダイスどうぞ。76%です。
ダイス 5R+4@8 = [6,1,1,5,6]+4 = 10
ぐはっ
GM 回避ー。
ダイス 11R+1 = [6,2,1,8,3,1,5,7,8,10,7][2]<クリティカル>+1 = 13
GM ひょい。
氷結の閃光をほとばしらせ、甲田先生を威嚇する充さん。
しかし、避けられてしまいます。
「はん……」
「く、外しましたか……しかし、春林さんを確保しました」
「助かる…!」
GM 次、結花さん。
結花 じゃあ、その様子に結花さんは安堵の息を漏らします
そして、
「甲田先生! 正気に戻ってよ!」
といいながら、マイナーで《完全獣化》《かまいたち》《電光石火》《浸透撃》で攻撃します。
GM 「誰だお前! 化け物がぁあ!」
激昂。
どうぞ。
結花 侵食率109%…
一人だけ別世界…
GM レベルが上昇しますね。
ダイスボーナスは+4個です。
結花 では
ダイス 17R+3@7 = [3,5,7,4,8,10,8,4,4,1,2,8,7,2,10,9,7][6,5,2,10,4,4,8,3,5][9,7][4,4]<クリティカル>+3 = 37
GM 回避。
ダイス 11R+1 = [6,2,6,8,8,6,10,3,7,4,6][3]<クリティカル>+1 = 14
GM 命中です。
結花 先生に、正気に戻って欲しい気持ちを込めて真剣に手刀を放つ!
GM 攻撃力は0です。
これに、+4d10
結花 …0でしたっけ?
GM 《浸透撃》は、素手の攻撃力を変更するので。
結花 素手の攻撃力-5に、さらにLv-2かと思ってた…
ダイス 4D10+0 = [10,6,8,4]+0 = 28
GM 変更するんです。(笑)
手刀による衝撃波が、甲田先生の肩を刻みます。
28点装甲無視。

ざくぅっ!

「ぐあっ!」
結花 「………えーと、やりすぎちゃったかも」
GM 「ちくしょう、ちくしょおおお!」
「切りやがったな! 俺を! 動けなくしてから喰うつもりか!」
結花 「ごめんなさい! 先生」
両手を合わせて謝ります
GM 「くそ! なんて夢だ! ふざけるなぁああ!」
忘れてたけど俺は待機!(笑)
GM あ、そうでした。
すみません。
結花 あ…、さっきかばったからかと勘違いしてた
GM 次は改悟君ですね。(イニシアティブ9)
よければ動きます。
おっけー?
ああ。
結花 はい
GM 改悟「……先生、そこをどいて欲しいんで」
改悟君が呟きます。
改悟「じゃないと……! ただじゃ、おかねっす」
ごぉっ。
マイナーで、《鷹の翼》。
燃え盛る翼が、改悟君の背に現れます。
「なんだぁ! 塵内! 来るなら、来るで――」
改悟「言われなくても」
バサッとひと羽ばたき。
全力移動で、甲田先生にエンゲージです。
改悟「来たっすよ」
「――!」
行動終了。
ちなみに改悟君は飛行状態。
結花 次は…、誰?
GM 次の行動は……剛さんと甲田先生。
感覚一緒なので。
準PCの剛さんで良いです。
剛さん。
結花 剛さんにはどんな行動を取らせるのが最善手でしょうか?
GM 従者作った方がいいでしょうね。
アクセルを自分にかけるという手もありますが。
結花 んー、従者って作ったターンは行動できないんですよね?
GM その通りです。
剛さんが結花をかばう=剛さんは行動できない ってことなので、ご注意。
結花 結花をかばえるのが誰もいなくなる…。ということ?
GM そうですね。カバーリングエフェクトないですから。
結花 じゃあ、剛さんは待機させておこう
GM はい。
じゃ、甲田先生の攻撃。
「っ! どいつもこいつもぉお! さっさとぉ……」
「さめろぉおおお!!」
マイナーで、《ダブルクリエイト》《ハンドレッドガンズ》両腕にロケットランチャーを作成。
メジャーで、《レインフォース》《練成の掟》《バイオウェポン》《オーバーロード》《ギガノトランス》。
シーン攻撃になるので、対象は全員。
結花 剛さんは、結花さんをかばいます
灯には麗香をかばってもらう。
ダイス 13R+3@7 = [8,10,2,5,9,10,2,5,4,6,5,1,3][10,5,3,8][5,2]<クリティカル>+3 = 28
尚の回避。
ダイス 2R = [3,10][6]<クリティカル> = 16
GM 「がぁあ!」

ずがぁあ!

爆風が広がって行きます。
笑窪はリアクション不可。
充さんが《炎陣》でかばうと。
麗香さん回避どうぞ。
結花さんも。
回避できたら、かばわなくても良くなります。
結花 麗香さんはいま80%でしたよね
GM 81%ですね。
どうぞ。
ダイス 3R@10 = [10,9,5][7]<クリティカル> = 17
結花 麗香さんは回避できませんでした。
結花さんの分。
ダイス 17R+3@10 = [7,8,9,2,5,7,9,10,2,5,5,8,9,5,2,5,5][10][9]<クリティカル>+3 = 32
GM おぉう。避けた。
自分の回避どうぞ。
結花 では、剛さんはかばわずに、回避を試みます。
ダイス 3R@10 = [10,2,6][10][5]<クリティカル> = 25
結花 剛さん、がんばったなー…
GM 惜しい。
改悟君回避。
ダイス 9R+1 = [6,3,3,10,7,2,5,9,6][3]<クリティカル>+1 = 14
GM ダメージ。
ダイス 29+3D10 = 29+[1,10,8] = 48
GM 改悟君、リザレクトー。
ダイス 1D10 = [10] = 10
結花 麗香さんと剛さんはリザレクトで。
GM どうぞ。
結花 侵蝕率が+1D10でしたよね?
と…、麗香さんは灯さんがかばってくれたんでしたっけ?
ああ。かばった。
結花 じゃあ、剛さんだけリザレクト。
ダイス 1D10 = [8] = 8
GM 灯さんもリザレクトどうぞ。
剛さん77%、灯さんは現在93%
結花 では、剛さんはリザレクトして77+8=85?
GM 足して77%
結花 了解です
GM 尚君、灯さんの分のリザレクトお願いします。
ダイス 1D10 = [2] = 2
GM まだ100%未満。
あ、そう言えばこれはカバーエフェクト?
だ、な。
《砂の結界》。コスト2。
GM 97%ですね。
ぎりぎりセーフ。
GM 充さんの分もどうぞ。
ダイス 1D10 = [1] = 1
ひくいっす
GM 充さん80%ぴったり。(笑
結花 さすが充さん
すごいよ!! ミツルさん
GM それはマサル。
場に、爆風が吹き荒れます。
「ぎゃははははははー!!」
さて、残す行動は、剛さん・麗香さん・灯さんです。
結花 「先生、やめてよ!」
GM 麗香「ああなってしまっては、もう声は届きませんわ……」
結花 「でも!」
麗香さんに反論します。
GM 麗香「でもと仰いましても……」
「狂ってやがるな」
結花 じゃあ、剛さんが割り込みで…従者を作ろう
もう攻撃がきたので
剛さんで、《ロイヤルブラッド》《血族》《血の従者》
自分のリザレクト忘れてた。
ダイス 1D10 = [4] = 4
GM 判定どうぞ。
結花 ボーナスは1Dで
合計で8Dですかね
GM 変異種の《ロイヤルブラッド》使ってるんですよね?
ダイスがあと2個増えます。
浸食率が10伸びるので、
ダイスボーナスが2個になり、結果、11個振ることになります。
判定どうぞ。
結花 はい
GM 「黙らせるしかねぇだろ」
ダイス 11R+3@8 = [10,4,2,7,8,3,9,9,4,6,10][8,3,5,8,3][3,8][9][4]<クリティカル>+3 = 47
結花 じゃあ、剛先輩にもなにか言おうとして
従者を見て驚きます
GM ぴっと切った指先から、血液が流れ出し……剛さんの姿を形作ります。
HP47の従者が誕生しました。
結花 「剛先輩。それって……」
GM 「――俺の幻想だよ」
ぎしっと、従者が構えます。
結花 その言葉には、結花さんはなにも言えなくなるなー
GM で、灯さんと麗香さん。
感覚も同じなので、どちらか好きな方を御先に。
結花 灯さん、攻撃します?
んー。そうだな。…攻撃する、な。
結花 先に、抗いがたき言葉をぶち込んでおきたいのですが
じゃあ、お願い。
結花 では、麗香さんのコンボ「永遠の聖なる前奏」を
DBは+3で…
ダイス 14R+3@8 = [2,7,10,6,8,3,3,2,5,1,10,4,5,7][3,8,10][9,3][7]<クリティカル>+3 = 40
GM 意志で対決ですね。
ダイス 11R+1 = [5,2,1,8,8,1,7,6,5,6,5]+1 = 9
GM 無理です。
ダメージどうぞ。
ダイス 5D10+2 = [2,7,2,8,4]+2 = 25
結花 あと、ダイスペナルティがつくんですかね?
GM 1個ダイスペナルティがつきますね。
25点ダメージ。
麗香「“形骸化人格ハートシェル”――形を保ったままのジャームと呼ばれてますわ」
結花 「ジャーム…?」
GM 麗香「あれは甲田先生の形をしてるだけで、もはや空っぽってことですわよ」
ふわぁあっ、と薬品を散らして、
歌います。
「ぐっ、がっ、あああっ!」
がんがん。
結花 「そんな…、だって……!」
「逆に聞きたいんだが。お前、甲田センセのことをどれだけ知ってる?」
結花 「え…、それは……」
実はあんまし知らない結花さん
「あだ名はダセー。家じゃ毎日ジャージを着てる。軍オタ。…自分の担任でもまあ、せいぜいこの程度か」
結花 「でも、甲田先生、苦しんでるじゃない! 他の人たちと違って、言葉だってちゃんとしゃべれてる!」
GM 改悟「……」
「それが罠なんだよ」
結花 「………え?」
「よくできた3D映像を見たら、それが本物と勘違いするようなものさ。原始人がテレビを見て“箱の中に人間が…”って言うのと同じで、な」
「俺たちは、常に、他人と心が通じている、と勘違いしている」
「逆だ。人間には、本当は、他人の気持ちなんて、何一つわかっちゃいないのさ。実際は、想像して、思いやって、共感しているだけなんだ」
「それでうまくやれてるんなら、それでいいと思うけどな」
結花 「そんな……」
「そんなの…、そんなの……。悲しいよ」
「…そうかい。だが、少なくとも俺にとって、世界はそういう風な形に見えてる」
結花 「でも……!」
と、何も言い返せない結花ちゃん
このあとは灯ちゃんの行動かー
GM はい。
灯は… 近づいて攻撃するしかないな。エフェクト構成的に。
結花 麗香さんも近づいておけばよかった……!
壁が……
すまん、それは俺の判断ミスだった。
結花 いや。こっちのミスだった。マイナーで近づいておくべきだった…
GM 「おま……えらぁあ、そんなに俺が憎いのか! そんなに俺を殺したいのか! 喰いたいのか!」
《インスタント・ボム》《巨人の斧》《魔王の理》で攻撃、だ。
GM 「ただでは済まさねぇ……俺の夢だ、俺の夢だ、思い通りになるんだ……ぐがあ!」
「……思い通りになんか、ならない」
たっ。
軽く灯がステップを踏みます。
判定どうぞ。
浸食率は、コンボで106%になります。
ん、ちょい待ち。尚が割り込み行動しよう。
GM あ、どうぞ。
《アドヴァイス》《ドクター・ドリトル》《要の陣形》《妖精の手》を使う。
対象は… 結花と灯で。
侵食は、90%。
GM 了解。どうぞ。
んー… このままだと成功しなさそうだ。《天性のひらめき》も乗せる。
GM はい。
ダイス 7R+4@8 = [6,3,8,4,2,1,7][5]<クリティカル>+4 = 19
あぶねぇ。乗せてよかった。

「力が強くなっても、元は、階段登るだけで毎日ヒイヒイ言ってた、運動不足の…ただのオッチャンだ。そこまで脅威じゃない」
「…これで最後にしようや。想い出が汚された気分になる前に」
結花 その言葉に、日常を思い出して少し悲しそうな顔をします
クリティカル-1、ダイス+2。
で、灯がマイナーで近づいて、メジャーで《インスタント・ボム》《巨人の斧》《魔王の理》で攻撃、だ。
ダイス 10R+4@6 = [6,6,9,2,3,2,10,4,2,3][8,3,7,9][8,5,7][2,5]<クリティカル>+4 = 39
回避してくれ。
GM 回避です。
ダイス 10R+1 = [3,3,9,4,8,1,8,4,9,6]+1 = 10
GM 命中。
ダメージ。
ダイス 4D10+12 = [5,5,4,9]+12 = 35
装甲無視。
結花 これが固定値のパワー……
バロールは固定値に強いからな。
命中のダイス数は少ないけど。
GM 「何より困るのは――」

ひゅんっ。

鉄棒を振り回し、
どすどすどすっと、甲田由の体を打ちつける。
打ちつけるたびに、赤い光が散り――彼の体を変換する!

「があぁっ!?」

「……これが夢じゃないこと」

灯が最後に、先端で彼を突くと――

くぁん……

   ぱぁああんっ!

彼の体が爆発します。

ぐっ、ぎゃあああっ!!

焦げた破片が散りますね。
ぼとぼと。
「ああ。どうしようもないくらいリアルだ。…吐き気がするくらいに」
結花 思わず目をそらそう
「………!」
GM 「……」
そのまま、何も起こる気配は――ありません。
「終わらない夢もまた、ない…か。舐めんな」…足元に落ちてきたロケットランチャーを、足で踏みつけ、転がしながら言う。
GM カオン、カオン。


さて――クリンナップ。
さあ、お次はなんだ?
GM 是色「……ふぅ」
是色が、一歩踏み出します。
麗香「四季奏、先輩?」
「おい……」
「?」
「どうか……なさいましたか?」
「四季奏、是色…」
結花 「四季先輩…?」
GM 是色「曖昧に生きて、曖昧に死ぬ」

是色「一層の曖昧に」

きぃん。

きぃん、きぃん。

彼女が、瞼を閉じると。

彼女の髪が、徐々に染まって行きます。

色素が抜けて白に。

白が青に揺らぎ。

揺らいだ青が赤に押し流され。

赤を覆うように緑が。

それを浄化するように白く。

結花 「四季……、先輩?」
GM 是色「空が、嘆きに覆われる」

顔を、あげて。

是色―― “覆うモノヴェイル” 



◆日告市市民達の声
 
  夜歌学園の――東京都日告市の上空。
  天はすっかり灰色に染まっていた。
  涙をこらえているかのような、曇り模様。
  下界の惨事を憐れむように。
  人々の悲劇を悲しむように。
  そして、未来を閉ざすように。
 
「本当に……頼めるか、十色」
 鋭利な顔をした男性が言う。
 普段は眉一つ動かさないであろうその表情を、わずかに歪めて。
「ええ、一切さん。
 大丈夫、任せておいて下さいな」
 柔和な表情で、向かい合った女性が応えた。
 安心させるように微笑みながら。
「許してくれ。俺達の娘を、こんな……風に……」
「いいえ。あの子もわかってくれるわ……きっと」
 そっと手を重ね合って。
「……果実との調整がすんだら、すぐに行く」
「はい、待ってます」
 最後に二人は抱擁を交わし、離れた。
 
  かくして街は覆われる。
  黒に限りなく近い灰色に。
  白とはかけ離れた灰色に。
 
「おやおや」
 秋土劇場――UGN日告市支部の屋上で、
 空を見つめて彼はおどけるように皮肉った。
 童顔の支部長、冬水真冬。
「とうとう始まってしまったみたいだな。
 詩人であれば、聖書だとか箱舟だとか、例えるものかもしれないが、
 あいにく私はそう言う趣味はないと来たものだ」
 誰に見せるでもなく、肩をすくめて。
 それに……と、付け加える。
 片頬をつり上げて。
「あまりそんな気分でもない。
 何にせよ、新垣尚君は――怒るかもしれないな……」
 
  何もかもを閉じて行く。
  悪しきモノが漏れないように。
  惨めな可能性にすがりゆく。
 
 朝咲商店街は、地獄の様相を呈していた。
 そこかしこで上がる火。
 人をやめた化け物と、殺戮を覚えた人々。
 その中で、生存を試みる人間達は、自然と徒党を組み始めていた。
「こっちの道は駄目だぜぇ。
 なぁ、他にルートはねーのかよ」
 スーツを着崩した、そこそこハンサムな男が、女子高生たちに尋ねる。
 二人の女子高生はよく似た容姿をしていた。
 片方はイヤホン、片方は耳当てをしている。
「そーうですねぇ。首藤さん。ここが一番駅まで早いんですけどー」
「うーん、さっきのところ右に曲がっても行けたよねぇ、玻璃っち?」
「そーのとおりだよ、瑠璃っち」
「ってことは……ん?
 どうしたんすかー、みだらさん」
 男が、隣に静かにたたずむ女性に話しかける。
 彼女は、その白く端正な顔を空に向けていた。
「いや、ちょいとね。
 空が……一層黒く染まってきて気になってたのさ」
「空が……?」
 つられて彼らが見上げると。
 空を、黒い影が貪り喰うように覆ってゆくところだった。
 
  静かに、静かに。
  町の光があやふやに。
  町の闇と混ざり合う。
 
「うっ……うっ……兄貴ぃ……」
 躯の前で、泣く女性がいた。
 高校生か大学生ほどの若さだ。
 血を分けた兄の、崩れゆく体を抱いている。
「……、泣くな。
 泣くな、生美」
 傍らで、白い髪の男性が慰める。
 その顔は、苦渋に歪んでいた。
 最後に親友へとどめを刺したのは、彼なのだ。
「だっ……ってぇ、白狐郎…………」
「今は泣いてられない……。
 涙を流せる場所を探そう」
 呟くように言って、白狐郎と呼ばれた青年はバイクにまたがる。
「うん……」
 女性はその後ろに乗り、彼にギュッとつかまった。
「さよなら……兄貴……」
 
  死せり者達の体は塵へ。
  亡骸は崩れ散って灰へ。
  やがてかしこを埋め尽くす。
 
 窓の外では――
 死の天使が、赤く飛びゆき、狂気を降らす。
 灰色が、背後の全てを、徐々に塗りたくる。
 そんな現実に、もはや世界はすり替わってしまった。
 何気なく眺めて、白衣の彼女は研究室へゆるりと向かう。
「一切の旦那様も、十色の奥様も、始めちゃったようね。
 わ・た・し・も、自分の仕事を始めなくっちゃいけないわん」
 膝の裏ほどまである長いストレートヘア。
 人を馬鹿にしたかのような学者帽。
「試練ですらない、退屈でおぞましい毎日が――
 きちゃったのよん」
 
  そう。この街は――
  灰色に埋もれた街。
   ――the Coffin of the City...

 
 夢のような現実は、埋没された。
 嘆きの棺を引きずり行こう。




GM 瞬間的に、汚染レベルが2に上昇。
衝動判定をお願いします。目標値は9です。
自我が急激に揺らされます。
8じゃなくてか。
結花 RCでしたよね
GM はい。
9です。
ダイス 11R+3 = [3,8,4,7,5,8,4,9,1,8,10][6]<クリティカル>+3 = 19
結花 結花さん
ダイス 5R@10 = [5,4,10,1,7][2]<クリティカル> = 12
ダイス 8R+2 = [4,4,9,5,9,7,1,1]+2 = 11
結花 剛っち
ダイス 9R+1@10 = [6,8,8,6,4,5,1,6,9]+1 = 10
ダイス 9R+4 = [10,6,7,5,9,9,10,1,1][1,2]<クリティカル>+4 = 16
あっぶね。
結花 麗香
ダイス 6R@10 = [6,6,2,8,2,6] = 8
うわ。
待て。
あー、麗香か。そっちは支援飛ばしてないな。
結花 …そうか。これも支援入るのか!?
GM まぁ、メジャーじゃないのでクリティカルは下がらない。
じゃ、2d10どうぞ。
結花 麗香の分。
ダイス 91+2D10 = 91+[2,4] = 97
尚の分。
ダイス 2D10+94 = [9,5]+94 = 108
灯の分。
ダイス 2D10+106 = [4,9]+106 = 119
充の分。
ダイス 2D10+80 = [8,2]+80 = 90
結花 結華の分。
ダイス 109+2D10 = 109+[3,6] = 118
結花 剛の分。
ダイス 87+2D10 = 87+[1,7] = 95
結花 そういえば、麗香さん失敗してる…
GM 「――これはっ」

「くぅ……」

麗香「きゃぁああっ!」

「ぐっ……」

全員が頭を押さえます。
結花 「うぅ……」
GM 笑窪「いやぁ、いやあああ、痛い、痛い、イタイイタイイィィ!
改悟「ぐぁっ……え、笑窪ちゃん!?」
笑窪「い、痛いよ、いたいよぉ、改悟君……」
改悟「痛いって……その瓦礫が!?」
「…くそッ! 四季奏ォォ…!」
結花 「こ、これって……四季先輩がやってるの?」
尚くんに聞こう
(始業式で、結花の涙を舐めていた。前に資料で見たことがある…。あれはおそらく、ブラムストーカーの《ブラッドリーディング》…!)
GM 笑窪「違うの、痛いの、痛いの、何もかもが痛いの」
外が、暗く暗くなっていきます。
校内は照明がもはや無く、闇に覆われるように。
「テメェ、前から… オーヴァーっ、ぐぉぉぉ………!」
GM 改悟「痛いって……」
笑窪「ごめんね、ごめんね改悟君、改悟君、あたし、いたいぃいいああああああ」
握りしめたスマートフォンを、がりっと。
彼女はかみしめます。
改悟「笑窪ちゃ――」
バリリリッ!!
電流が走り――
――とさり。
肉を焼く臭いが、鼻をつきます。
改悟「え、く……ぼ……笑窪ちゃん……」
結花 「そ…、そんな……」
やっぱし、もうウチらマトモじゃないなー…
まあ、麗華さんも衝動に流されてるわけですが
逆に、正常って何か考えるいい機会さ。
GM きぃいんっ。
と、次の瞬間。閃光が、今度は校内を包み込みます。
というのも、是色が光ったようです。
「っ」
「う……」
「ふざっ…、ふざけんな… 俺は生きるぞ。生きる。誰にも殺されない。親父にも、お袋にも、世界にだって…消されてたまるか!」
GM 「なんだ、次から次へと……」
麗香「……」
結花 「笑窪……先輩?」
GM その光が鎮まると……。
先ほどまで、脳を駆け巡ってたかのようなノイズが。
晴れます。
「………、ぜぇ」
GM 是色「……ごめん……」
結花 「いったい、なにが――?」
GM 《カームダウン》
「ぜぇ、はっ… げほ、げほげほがほッ!」
GM 今後、このシーン中は、皆様ダイスペナルティ8個です。
全判定に。
で、誰が殺しにかかってくるんだ。是色か?
GM 是色「……遅れてごめんね……」
是色「ごめん、塵内君」

焼け焦げた笑窪の傍らで、茫然としている塵内改悟。
その瞳が。
ゆっくりと、是色の方を見ます。

是色「……春林さんは……」
改悟「いいっす」

改悟は、ぽつりとつぶやきます。
透徹な表情で、是色はそれに応えます。

是色「そっ……か……」
改悟「いいっす……」

もう一度繰り返して。
改悟は笑窪の手をするりと離しました。

改悟「いいっす……も、どうでも……」

改悟「いや……いいことなんか、何もないのか……」

改悟「あんたが、仕組んだんで? 四季奏先輩」

是色「ううん……」
ゆるりと首を振る是色。

改悟「じゃ、貴方達っすか?」
ぐらり、っと。

充さん、結花さん、剛さんを順繰りに見ます。

麗香さんはうつむいて目を合わせない。

灯まで見て。

「おい…………」
「何、が……?」
結花 「四季先輩…?」
GM 改悟「それとも……貴方なんで? 新垣サン」
「バカ、言うな…っ」《カームダウン》の鎮静効果のせいで、地面をのた打ち回りながら、声を絞り出す。
GM あんま苦しくないです。《カームダウン》。
結花 きっと、個体差が…!
体に力が入らない、って方で頼む。
元から肉体1だし、判定にダイス振れないとなると、こんな感じだと思ったんだ。
GM 了解です。
改悟「誰が……誰がこんなふざけた空間にしたんだ」
「ズレた論理をムリヤリ当てはめようとするな…。思考の迷路から、戻って来られなくなる…!」
まるで、財布をなくしたときに、まず盗んだ犯人を探すかのように。
GM 改悟「気持ち悪い……何が、戦場だ……。こんなの、気持ち悪いだけじゃないっすか……」

改悟「痛いって――痛いって、痛いって言いながら女の子が――笑窪ちゃんが死んじまうのが現実なんすか」

改悟「気持ち悪い……気持ち悪いっす」
ぐっと、胸元を抑えるように。
握力で、制服が破けて行きます。
「気持ちいいことだけして! 生きられるかッ!」空を仰いだまま叫ぶ。
結花 「尚くん……」
「生きるってのはなぁ、痛いってことなんだよ…!」
GM 改悟「汚れてる――そんな考え方は汚れてる。俺達は――こんな風に死ぬために生きてたんじゃない……!」

改悟「ぐぅう……」

涙も出ないほど悔しい。

吐き気が全身を支配する。

こんなに気持ち悪い。

気持ち悪い世界は――どうすればいい。

どうすれば――

改悟「――――浄化……」

改悟「そう、だ……」

改悟「やり直せば……浄化すれば、ぁ、あああ」

改悟ああああああああああっ!!

ごおおっっ!!
塵内改悟の体が、燃えあがります!
赤く――白く!
結花 白く!?
あまりの高熱に、白く見えてるんだろ…
GM 《完全獣化》――
ばさっ。
火の粉が散る。
ばさっ、ばさっ。
すべてを焼き尽くす翼。
彼はそれを欲した――。

改悟「――浄めてやる――」

改悟「――汚い――死んでった奴らも――」

こおおぉおお、こぉおおぉおお。

熱された空気が気流を生み、
声に交じって、嗚咽のような音を立てる。
こおぉぉお、こおおぉおおおぉ。
それを見て、静かに…
「…いいことを教えてやる。俺の親はなぁ、オーヴァードの力に目覚めた時、俺のことを猫かわいがりしたよ。ノイマンになって頭良くなったら、そりゃそうする」

「だが、指を切ってもすぐ生えてくるような化物だって知った時… 態度の変化、すごかったぜ? いきなり後ろからゴルフクラブでぶん殴られたんだ。包丁でも10回くらい刺されたっけな」

「人間なんてそんなもんだ。すぐに手のひらを返す… 自分が絶対に正しいと信じながら。生徒会長も、笑窪も…てめぇもそうだ! 改悟ッッッ!!」

「たとえ、その理由が何だろうと…俺は許さない。自分の価値観を、他人に押しつける奴を! 自分の感情を、ぶつけるだけの奴を!」

「お前は、それでも生きてる、すべての人間を冒涜した―――!!」

GM 改悟「――浄める――生徒会長も――――甲田先生も――笑窪ちゃん、も――」
改悟「俺も――それから、貴方達も――」
改悟「気持ち悪いものは――燃やし――尽くす」

塵に還れ。
灰に戻れ。

結花 「やめてよ! …えーと、改悟くん?」
名前がわからないから、最後は疑問系で
「いったい、そんなことして、なんになるの!?」
「こんな…こんな、世界だって、化物みたいなわたしたちだけど……」
「それでも、一生懸命にどうにかしてここまで来たんだよ! なのに…、なのに、どうして私たち同士で戦わなきゃならないの!」
(結花に、怒鳴りながら)「うるせぇ! そんなこたぁ、終わってから考える!!」
結花 「…………」
GM 是色「……通じない」
「……結花……尚……」
「く……塵内君……!」

こぉおおぉぉ、こぉぉおおおおぉおぉ、こぉぉぉおぉおお。

改悟「――う・うる・うるるううううぅうう・うる」
改悟「  ウ ル サ イ !!  」
燃え盛る不死鳥と化した彼は、高らかに――
改悟キィィィィィィィィィィィィィィィィィ――

炎のような雄叫びをあげました。
捩じ切れるように切ない声色。
身を焦がす炎に、泣き叫ぶような鳴き声でした――
結花 「あなたがどうしても…、どうしてもみんなを傷つけようってするんだったら私は戦うよ」
「誰にだって、生きようとする人たち…、生きようとする心を否定なんてしちゃいけないはずだから…」
無言で、キッと改悟を見据えよう
そして、すっと構えを取ります
GM それでは、セットアップから入ります。




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