第一棺

夢のような現実の埋没the Beginning of monochrome

Middle Phase 7
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   ■シーンプレイヤー:早乙女結花◆

GM では、結花さんのシーンに移りましょうか。
結花 歯車くんと一緒、ですね
GM はい。
汚染判定どうぞ。
先のシーンからそんなに時間は経ってません。
結花 侵蝕度のボーナスが1で、肉体が7だからー…
あ、侵蝕度ボーナス2でした
GM ですよね。
結花 対汚染判定。
ダイス 9R+1@10 = [3,5,6,9,10,8,2,10,2][6,8]<クリティカル>+1 = 19
GM 問題なし。81%でしたねー。
結花 衝動肯定も近いな…
……冗談だよ?
GM (笑
浸食率どうぞ。
結花 登場浸食率。
ダイス 81+1D10 = 81+[8] = 89
ひい。
GM ひぃー。
灯さん
ダイス 9R+1 = [5,3,1,3,7,3,7,4,6]+1 = 8
結花 もう、だいぶ侵蝕されてきました。
GM わお。
ダイス 85+1D10 = 85+[4] = 89
GM おーぅ。
仲がいい。
GM 仲良し!
GM、第一棺はボスいらないよ。
結花 第1棺のボスは、実は結花だったのだー!
おい!w
GM やった
というわけで、シーンを開始しますね。
教室にしばし腰を落ち着けて、すぐのことです。
「……ん」
灯ちゃんが、気付いたようにポケットに手を突っ込みます……が、次の瞬間。


がしゃん


 ごごごごごごごご!



GM 凄い音が響きます!
結花 さっきのアレか…
GM 艶髪「な、何!?」
生徒A「うわ、あれ見ろよ!」
窓を指す生徒。
是色「……倒れこんでくるね」


 ご、 ごご ごごごごご


結花 「え、え、え!?」
思わず、何が起きたかわからずに首を左右振って
それから窓のほうを見る
GM 歯車「先生! 伏せるように!」
艶髪「み、みんなふせてぇ!」
生徒A「うわっ」
結花 結花もその声に反射的に伏せます



 ご
 
 
  ごおおおんん!!



GM 酷い衝撃で、校舎全体が揺れます。


ぐらぐらぐら。


      …………

GM 「……おさまった」
艶髪「……み、みんなぁ、大丈夫、ぅ?」
生徒B「は、はい、なんとか……」
結花 「えーと、な…なにが起こったの?」
GM 生徒C「何が起きたの!? ねぇ、何!?」
歯車「落ち着いて」
是色「ちょっとこっちも傾いてる、かな」
ざわざわ。
結花 「落ち着いて、って……」
と、結花もざわざわしてみる
GM 歯車「……どうやら、副校舎がこっちに倒れてきたみたいだ」
結花 「副校舎が……?」
GM ガラスの割れた窓から歯車君が外を覗きます。
歯車「この感じだと……2階が吹き飛ばされたように見えるね」
歯車君が、床に手をつけて。
歯車「衝撃で、こっちも……長く持つかわかりません。早急に移動しないと」
艶髪「だ、誰かが引き起こしたのかしら、ぁ……」
生徒会長ェ…
結花 「こんなの…、人のできることなのかな?」
と、艶髪先生の言葉に思わずつぶやこう
GM 「……不可能じゃない」
灯が電話をかけてますけれど。
結花 「………え」
灯のほうを向きます
GM 「…………でない……」
尚君にかけてました。
残念… どうやら尚は死んでしまったようだ。
結花 そうか。灯は尚が死んだと判断するのか…
GM いや、すぐさまそうというわけではないですが。(笑)
まあ、最悪のパターンも考えて行動することは確か。
GM 歯車「救助袋を使うのが妥当でしょう。ここから遠くない」
艶髪「そ、そうね。みんな、大丈夫、ぅ? 使い方は先生がわかるから……」
と、後ろで話し合いが進んでます。
結花 「歯車くん」
と声をかけよう
GM 歯車「何だ、早乙女」
結花 「こっちの校舎も、あんなふうになっちゃうかもしれないの?」
GM 歯車「構造的に、そう長くは持たないと思うよ」
眼鏡の奥の目は、落ち着いています。
歯車「今の衝撃でこっちが倒れなかったのも、運が良かっただけだろ」
阪神大震災では、窓や柱の数が少ない階だけが潰れる、というケースが報告されたそうだが、
構造的に、途中の階が潰れる→上の階が落ちて連鎖的に全部潰れる、という可能性も否定できない。
まあ、本音を言えば、『そんなこと、起こってみないとわからん』ってところ。
GM ま、そうですね。
必ずしも同じようになる、というわけではないですが。
校舎の外に出たほうが良いというのは間違いない。
だな。<外に出たほうがいい
結花 「だったら、剛先輩にも伝えないと……」
歯車くんに向かって深刻そうな表情で言います
GM 歯車君は肩をすくめます。
歯車「連絡がつくならすぐに連絡するといい」
結花 「あ、携帯…」
と、気づいて自分のポケットから携帯を取り出して
さっきかかってきた番号に折り返します
GM はい。
1:出られる 2:出られない
ダイス 1D2 = [1] = 1
GM では、やがて繋がります。
愛だな。愛。
結花 まだ、電波は通じるんだ
そろそろ電話回線パンクしそうだけどな…
たぶん、日告市の携帯はフルマラソン状態だぞ。外からかける奴、中からかける奴の混雑で。
GM 剛さん対汚染判定。
ダイス 7R+1 = [6,10,5,7,2,7,8][1]<クリティカル>+1 = 12
47+1D10 = 47+[7] = 54
結花 「あっ! 剛先輩!」
切羽詰った口調で、いきなし言います
GM 「結花、無事か?」
結花 「…剛先輩こそ!」
GM 1:死んだ 2:死んでない
ダイス 1D2 = [1] = 1
死んだーっ!
結花 笑窪ー!?
いや、リザレクトだろう。w
GM 剛さんリザレクト。
結花 なんだ………
ダイス 54+1D10 = 54+[8] = 62
GM 「そう……か、ちょっとこっちはヤベェ」
ぜいぜい、と息が聞こえます。
結花 「え…そんな……」
「剛先輩、いまどこにいるの!?」
GM 「いや、心配するな。ちょっと倒れてきた校舎がこっちの壁突き破りやがってな……」
結花 「………!」
GM 「2階だ。……その何組とかがいっぱいある方の」
本校舎ですね。
結花 「もうすぐ、この校舎も崩れちゃうかもしれないんだって!」
GM 「ああん? んなの見りゃわからぁ」
結花 「いますぐ、この校舎の外に出られそう?」
GM 「どうだろうな……ぱっと見出口はねぇが、少し移動すれば」
「つか、お前は出られるのか?」
結花 「えーと、えーと…。あ、そうだ! 歯車くん、歯車くんが言ってたんだけど、救助袋っていうのがあるんだって」
GM 「歯車ぁ?」


 ざざざぁ……


「……だ。ちょ……聞きづれぇ」
そこで電話にノイズが入り始めます。
結花 「剛先輩も、その救助袋を使ってすぐにでも脱出…」
じゃあ、電波の調子がおかしいことに気付こう
「すぐにでも脱出して!」
で、電話が切れる……?
《電波障害》か?
…今、登場している人物で、電波障害を使いそうなのは… 是色か、歯車ってとこか。
あるいは… 日告市の人間が外界と接触するのを望まない政府かUGNの工作か。
GM 「おま……どうす……だ?」
結花 「剛先輩! 剛先輩!?」
と、どんどん通じなくなった携帯に向かって叫ぼう
電話は、どんどん雑音が増えている感じですか?
GM ですね。
「……くそ…………か? おい」
ざ・ ざざーーーー
結花 「剛先輩!?」
少し試してみてから、一切通じなくなった電話を見て呆然とします
GM 灯に電話をかけるのはどうしますか? 尚君。
かけるも何も、通じないんだろ。
GM じゃ、通じないということで。
結花 そして、そのまま教室を飛び出して2階に向かおう。ハヌマーンの簡易エフェクト使って
「剛先輩!」
GM と。

ピンポンパンポン
  ピンポンパンポン

 ざざー


「?」
結花 「!?」
GM スピーカーから音が聞こえます。
歯車「これは……」
結花 じゃあ、教室のドアを開けたところでハッとして立ち止まります。
GM ??「これで……これ……つ、通じてるのかな?」
??「き、聞こえる? 聞こえる……聞こえる、聞こえますよね?」
結花 その声に聞き覚えはありますか?
GM ありません。
あー。
ちょっとあるかも。
??「あの……私、二年B組の春林笑窪です」
結花 放送室って、何階ですか?
GM 放送室は副校舎。
結花 いつのまに副校舎に……!
GM 笑窪「今、あたしのスマートフォンから、これ、かけてます」
笑窪「つか……ケータイでスピーカー繋がるとか知らなかったんだけど……ふ、普通繋がらないか」
こいつ… ブラックドッグか?
GM 艶髪「ど、どうなってるの、ぉ?」
ざわざわ。
笑窪「えと、携帯持ってたら、ゼロ10個打ちこんで見て下さい」
是色「えーと、こうかな。ぴぽぱ」
結花 向かいながら、打ち込んでみます
GM とぅるる、がちゃ、っと繋がった気配がします。
霊界に?
結花 耳に当てますよー
GM 笑窪「……あ、聞こえる聞こえる、きこ……きゃぁ」
笑窪「一斉に喋らないで! だから、はい」
笑窪「あたしのケータイに繋がるから……連絡があったら中継できる範囲でするね」
ちなみに、《タッピング》と《機械の声》ですね。
結花 じゃあ、そのざわざわに己を取り戻して
「剛先輩…!」
と剛先輩のいるであろう2階に向かおうとします。
結花さんはしゃべってないで走ってますが。
あんな電話の切れ方をしちゃあ、心配でしょうがない…
GM 「! 結花!」
じゃ、灯が教室を出ようとしたところで捕まえます。
がし。
結花 ハヌマーンの能力を駆使しても捕まるとは…
灯、恐るべし!
GM って言うか、そばに居るんですもの。(笑)
まあ、灯も白兵系だし。(笑)
結花 じゃあ、捕まえられたから、後ろを見て
「あ、灯ちゃん!? 離して! 剛先輩が、先輩が……!」
と、暴れよう。
GM 「今……一人で動くと、殺されるかも」
結花 「…でも、先輩が。わたしのせいで!」
「わたしが、校舎の3階になんていたから……」
GM 「行くなら、……私も一緒に行く」
結花 「え……?」
灯の言葉に、そう返します
GM 「一人じゃ危険」
笑窪「と……設楽先生が下に降りる予定で……」
笑窪「それから、早乙女さん……? 永原さんって人が、大丈夫かって」
笑窪の中継が続きます。
結花 「でも灯ちゃん、この校舎はいま危ないんだよ?」
と、たしなめるようにいいかけて
携帯に
「いま、艶髪ちゃんと一緒です」
と、返して
「それより、剛先輩は大丈夫なんですか!?」
と言おう
GM 笑窪「今、永原さんはあたしと本校舎二階の三年D組前にいるから」
笑窪「うん、とりあえず平気で……って」
ずずん
校舎が揺れます。
結花 「……!!」
GM 笑窪「こ、甲田先生!? 何を……きゃあっ!」
がががっ。
ぶつん。
結花 「笑窪先輩!? 剛先輩!?」
携帯を何回か振って、それでも繋がらないようなら
急いで2階へと走ります
まさかの甲田先生…
GM 艶髪「さ、早乙女さん!? 救助袋はこっち、よぉ!」
バタバタと設楽先生が手を振ります。
結花 その言葉も聞こえない様子で
一心不乱に2階へと向かいます
GM 歯車「止まりません、彼女」
艶髪「ちょっ、待ちなさい!」
結花 「でも! 剛先輩が!」
GM 《踊る髪》《伸縮腕》
ダイス 8R+3 = [4,9,10,1,6,7,8,6][4]<クリティカル>+3 = 17
GM びゅん。
あ、ダイスボーナスが在った。
ダイス 1R = [10][7]<クリティカル> = 17
GM 達成値20
艶髪先生の髪が伸びて、結花さんの足を掴みます。
ぎゅるっ。
で、転倒させられますね。
さすが艶髪先生。教師の鑑。
結花 回避はできないかー…
GM 回避してもいいです。
結花 じゃあ、試みよう。運動でしたよね?
GM いえ、回避。
結花 まあ、いいや! いっちまえ!
電光石火と、言ってみる
(笑)
GM どうぞ。
結花 回避。
ダイス 9R+3@8 = [9,5,2,9,6,10,1,9,9][10,7,9,4,5][6,3]<クリティカル>+3 = 29
GM 避けた。
まあそりゃ勝つわ。(笑)
結花 で、ダメージが…
ダイス 1D10 = [2] = 2
2点食らいましたー
GM 92%ですか。
結花 あ、ならダイス+1だったのかな?
GM でした。
髪が結花さんを捉えた! と思った瞬間、残像のように結花さんの体がかき消えます。
ハヌマーンのステップ。
結花 ハヌマーン的敏捷性でマッハで2階の三年D組に向かいます
まあ、PL的にも彼らをほっとくとなんかマズそうな気がするので
GM んー。
ま、了解です。灯も追いかけてきます。
さっきの衝撃でジャーム達が潰れたのか、途中で邪魔をされることはないとしましょう。
結花 「ごめん! 艶髪ちゃん! わたし、剛先輩たちのこと放っとけない!」
GM 後ろで声が聞こえましたが、振り切りました。
というあたりで、シーンカット。
尚君のシーンに移りますよ。
よいですか?
尚君?
うーん
ふと思ったんだけど。もう俺のシーン要らなくない?w
GM どうなさいました?
いや、ぶっちゃけ俺のシーンでやることって、剛さんと笑窪を助けに行くことだろうし。
それなら結花たちとやること同じだなー、と。
GM 特に変なことしないんだったら、クライマックスにしますよ。
準備がいいなら。
あー、前のシーンの最後に、
灯にメール送ってもらえばよかった… けど、そんな時間はなかったか。
まあいい、演出考えておく。
クライマックスお願い。
GM はい。
了解です。




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