第一棺

夢のような現実の埋没the Beginning of monochrome

Middle Phase 5
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   ■シーンプレイヤー:早乙女結花◆

GM 次は、結花さんの番です。
よろしければ、汚染判定を。
結花 はーい
えーと、侵蝕度によるボーナスは入りますよね?
GM はい。
結花 対汚染判定。
ダイス 8R+1@10 = [9,3,8,4,7,1,3,5]+1 = 10
GM OKです。
結花 あとは侵蝕度上昇、と
GM 結花さん、74%ですよ。
結花 …ごめん。書いたメモなくして探してた
ダイス 1D10+74 = [5]+74 = 79
GM では灯さんの対汚染判定。
ダイス 8R+1 = [3,1,3,1,9,2,1,6]+1 = 10
GM 浸食率上昇。
ダイス 80+1D10 = 80+[5] = 85
GM あれから移動し始めたところでシーンが始まります。
「こっち……」
結花 じゃあ、先ほど自分がしでかしたことに呆然としながら、二人についていってよう
「……うん」
GM 是色「雲行きが怪しいね」
外を見て、是色が言います。
結花 じゃあ、釣られるように外を見ます
GM 雲がごろごろと空を覆って行きます。
だんだん薄暗く。
結花 じゃあ、それを呆然と眺めます
GM 是色「次の青空は、いつ見られるかな」
是色がぽつりと、そんなことを呟きました。
結花 その言語には答えず、ぼうっと窓の外を見ています。
GM と、突然携帯電話が鳴り始めます!
バイブかな?
ついにきたーーーっ。
ワイルドなあの人が。
結花 「きゃっ!」
じゃあ、いきなりの振動に驚いて、悲鳴を上げます
で、なにが起きたかわからないというように辺りを見回します
GM 「!」
是色「うん?」
ヴーっ、ヴーっ。
結花 「え? え? あれ?」
GM 是色「お電話、取らないの?」
結花 言われて始めて、携帯のことを思い出してました
「え? ああっ、うん!」
GM すっと、結花さんのぽっけに手を突っ込んで、
是色が取っちゃいます。
ぴっ。
是色「はろはろ」
「おう、結花、無事か!?」
是色「隣の芝は青い」
「!? 誰だテメェ!」
会話しろwwww
GM というわけで、剛さん登場浸食。現在最低の充さん-5で、45%からスタートにします。
ダイス 7R+1 = [2,7,8,10,6,1,3][8]<クリティカル>+1 = 19
45+1D10 = 45+[2] = 47
結花 剛さんはすごく冷静だ……
戦力! 戦力ー!(うっきうきー)
GM 是色「ある時はタクシーの運転手、またある時はエレベーターガール……しかしてその実態は」
やってたのかよ。是色。w
GM 「テメェ、おちょくってんのか!」
結花 「え、えーと……」
四季先輩に取られた電話を見て、呆然としています
GM 「……」
是色「早乙女結花さんのお友達」
「っ……本当か?」
是色「嘘だよ」
ゲェー!w
俺は、今、是色が「ばかめ結花は死んだわ!」って言っても驚かないね。w
結花 自分も驚きませんね
GM 「テメッ……結花を何処にやった!」
「事と次第によっちゃ……」
是色「早乙女さんに代わりますー」
「おう、だから早乙女……はぁ!?」
剛さんがもて遊ばれてるwww
なんという言葉の一方通行っぷり。
結花 やばい、笑える。
俺はもう大笑いしてるがw
結花 「えーと……」
GM 是色「何だか怖い人からの電話だよ」
結花さんに、電話を手渡してきます。
結花 戸惑いながら、携帯を受け取ろう
GM はい、どうぞ。
結花 「えーと……、誰?」
余裕のない口調で、両手で携帯を持って話しかけます
GM 「結花! おい、無事か?」
なんだかんだ言って結花思いな剛さん。ツンデレ。
結花 「剛…先輩?」
GM 「あ……俺だ、ああ」
結花 確かめるようにつぶやきます
「剛先輩……!」
感極まって、その場で泣きだします
「剛先輩、剛先輩、剛先輩……!」
GM 「おい! どうした? 落ち着け、馬鹿」
「なんだ、学校に居るのか? 何階だ?」
結花 「剛先輩ぃ……」
ずっと泣いてます。
GM 「おい……、何処か怪我したのか? そっち行くから、場所を教えろ」
結花 「えーと…えーと………」
先輩に言われて、改めて場所を確かめるように首を左右に振ります
本校舎3階の渡り廊下付近ですよね?
GM ですね。
「……本校舎3階の、3年E組前。渡り廊下に向かってる」
灯ちゃんがフォロー。
結花 「本校舎の3階の、3年E組の前。いま、渡り廊下に向かってる……」
言われたままのことを、オウム返しに剛先輩に伝えます
GM 「3階か……。ん? 本校舎ってどっちだ。おい、そこのきゃぴきゃぴ」
??「きゃぴっ!? えっと……」
ごにょごにょ、と、電話の向こうで話している声が聞こえます。
「……ああ、そうか。うるせぇ、行くんだよ。黙ってろ」
と、電話の向こうで悶着があったようですが。
結花 じゃあ、結花は安堵の息をついて、その場にヘタりこんでます
「剛先輩だぁ…。よかったぁ………」
そして、再び泣きます
GM 「今からそっち行く。そこで待ってろ」
結花 「う、うん。それじゃ、ここで待ってるね」
GM 「危険だからな、隠れてやがれ。……いいな? 泣くなよ」
結花 「うん……。先輩…」
GM 「おう」
ぴっ。
と、電話が切れます。
結花 剛が覚えている、まるで子供のころの結花のような感じで言おう
で、へたりこんだまま二人を見上げて言います
「えーと、えーと……。ここで待ってれば剛先輩が来てくれるんだって」
GM 是色「ふぅん。それじゃ、移動しないとね」
是色がにこやかに笑って頷きます。
結花 「え………?」
四季先輩に疑問の声を上げます
GM 是色「剛先輩って、誰?」
結花 「えーと…、わたしの先輩で、とっても頼りになる人なんだよ」
と、力説します
GM 「サングラスかけてて……ご飯おごってくれる」
是色「ふぅん……」
やっぱり飯かよ!w
この食いキャラめ!w
GM なんか立っちゃいましたね、胃袋キャラ。(笑
まあ、イメージ的にインパクトはあるw
結花 そして、結花さんは使えないキャラとして……
あれだけ戦っておいて、いまさら何をw<結花
GM 是色「でも、雪吹さんは渡り廊下で誰かと合流するんじゃなかったっけ」
「……そう」
頷きます。
結花 じゃあ、その言葉に過敏に反応しよう
「やだっ…。わたし、ここで先輩のこと待ってる。絶対に行かない!」
GM 「結花……」
結花 「だって、先輩が来てくれるんだよ。安全なんだよ」
と、先輩を信じきってる口調で言います
GM 「でも……多分、あの人オーヴァードじゃなかったし……」
結花 「でも……」
と、理性的な反論ができなくなって、口をつぐもう
GM 是色「どうしようか」
結花 PL的にはもう一回、かけ直せばいいと思ったり
GM まぁ、それもあり。
結花 ただ、結花さんはそこまで思いつかないが
いや、いくらなんでもまた電話かければいい ってことくらいは気づくだろ!w
GM というあたりで、知覚判定。目標8で。灯さんの分は尚君。
結花 はい。
ダイス 4R@10 = [7,3,6,4] = 7
灯の知覚判定。
ダイス 2R = [6,5] = 6
GM 是色の分。
ダイス 4R+4 = [4,1,4,4]+4 = 8
GM ん。ちょうど是色が気付きました。
是色「あれ……誰か来るよ」
耳を澄まして。
結花 じゃあ、その言葉にそっちのほうを向きます
GM 「!」
結花を引っ張って、壁際へ。
それから、灯は廊下に耳をつけます。
ぺた。
「……複数名いる……」
いい判断だ。
結花 「えーと……」
引っ張られたので、見えなくって困惑。
GM 是色「また、あんな生徒達かな」
「……わからないけど……割と足並みがそろってるから、違いそう」
是色「剛先輩が来るのには早いし、渡り廊下の方向でもないね」
「…………、隠れて、様子見る」
ささっと動いて、扉の壊れた3年E組の出口付近に身を隠します。
是色もそれにならう。
結花 じゃあ、結花もそれに続きます
事態は理解できないけど、さっきみたいのに遭遇したくないので
GM はい。
少し待つと、人影が映りますね。
あと小さな話声。
??「角を曲がる時は気をつけて下さい」
??「そ、そうね……」
結花 もちろん、聞き覚えのある声ですよね?
GM そうですね。
結花 じゃあ、ついついみんなの前に出ちゃおう
GM 「あっ……」
結花 「あっ…、みんな!」
GM ぴたっ。
と、矢を目の前に突きつけられます。
結花 「きゃっ!」
GM 歯車「……なんだ、早乙女か」
結花 驚いて、尻もちをつきます
「歯車くん……」
GM 艶髪「早乙女さん……?」
結花 「艶髪先生も……」
GM 生徒「あれ、早乙女じゃね?」
生徒「雪吹もいるぜ」
結花 「……よかったぁ。みんな、無事だったんだ」
安堵の表情で言います
いまだ尻もちをついたままですが
GM 歯車は弓を肩に背負います。
↑弓道部。
歯車「まあな。設楽先生のおかげだよ」
肩をすくめます。
艶髪「え……わ、私は何もぉ……」
戸惑って。
結花 じゃあ、誰も手を貸してくれないなら立ち上がろう
GM ん、じゃ、艶髪が手を差し伸べましょう。
ぐいっと。
さあ、楽しくなってきた。
でもなんでこいつらは本校舎に来たんだ?
脱出するなら完全に方向が逆だろ。
結花 「それで、みんな、なんでこんなところにいるの?」
と、立ち上がってから聞きます
GM 歯車「その質問はそのまま返したいところだが」
歯車「階段の方に、……奴らがいたからな」
艶髪「迂回して、下に降りようとしてたところなの」
結花 「あ、えーと…、わたしたちは先輩が来てくれるから、ここで待ってるの」
歯車くんの問に答えます
GM 歯車「先輩……?」
すっと、そこで是色が顔を出します。
是色「待たせたね」
是色ナイス
GM 歯車「四季奏……先輩。ああ……四季奏先輩を待ってたのか」
結花 「あっ、うん。永原剛先輩、って言ってとっても頼りになる人なんだよ」
憧れの存在を話す子供のように言っちゃおう。
GM 歯車「……永原?」
怪訝そうな顔。
結花 「うん。わたしの通ってた道場の先輩なの」
GM 歯車「どういうことだ?」
是色「さっき電話があったんだよ」
結花 「さっき先輩から電話があって、先輩がわたしたちを助けに来てくれるんだって」
GM 艶髪「へぇ……」
「……」
結花 「だから、ここで待ってればみんな安全だよ」
と、信じて疑わない声で言います
やめてー! 背景生徒全滅フラグよぉー!w
…永原さんの能力的に、多人数に囲まれるとかなり厳しいんだけどな。実は。
GM 歯車「……」 顎に手を当てて。 「成程……?」
艶髪「ですって、ぇ……」
ちらり、と歯車の方を見る艶髪。
歯車「いや、進んだ方が良いでしょう」
ん… 意見が分かれたか。
GM 指を立てて。
歯車「不確定要素が多い。その永原さんの力量は僕等からしたら不明です。命を賭けるのは心もとない」
うわ。すごい正論。
…まあ、オーヴァードになる前と後じゃ、全然違うからな。
結花 「そんなことないよ!」
と、歯車くんに感情的になって噛み付こう
というか、いつから永原先輩へのロイスが傾倒とか偏愛になったんだ。w
GM 歯車「彼は今何処に居るかわかりませんが、学校で聞いたことのない名前です」
歯車「つまり部外者なんでしょう。ということは、おそらく1階から昇ってくる」
歯車「ルートとしては、さっきの階段か、副校舎から渡り廊下を来るかのどちらか」
二本指を立てて。
歯車「前者を突破して来るのは多分難しい。後者の場合は、このまま進めば結局合流できる」
いや、来なくていい。救助袋から1階に降りてくれ。(酷)
GM 歯車「消耗を考えても、早乙女・雪吹・四季奏先輩を加えて人員強化をして、進んで合流を待った方がいい」
艶髪「成程……」
結花 「やだ」
GM 艶髪「やだって、早乙女さん……」
艶髪「行きましょう? 先生がついてるわよ、ぉ」
結花 「だって、剛先輩が来てくれるんだもん!」
GM 艶髪「……」
結花が心配になってきた。この先大丈夫か。
…というかもはやヒロイン。w
GM 歯車「雪吹と四季奏先輩は?」
艶髪「そ、そう。雪吹さんと四季奏さん、一緒に行こう?」
灯ちゃんはどうさせますか?
灯の性格だったら、結花と残るって言うだろうな。
そこで待っていれば俺たちも行くはずだし。
結花 ですね
なにより、友達だろ。灯と結花は。
GM 「……私、ここにいる」
是色「それじゃ、僕もいっしょにいようかな」
艶髪「えぇぇ……」
歯車「成程。それなら一緒に待つことにするか」
艶髪「……いいの?」
歯車「だって、設楽先生が生徒を見捨てられるわけないでしょう?」
二コリ、と笑って歯車が言います。
艶髪「え、ええ……そうね」
マスターシーンの内容を知らない俺たちは、三枝を疑うポイントが皆無だwww
結花 一応、PLとしては疑えますけどね
GM 歯車「まぁ、この人数でここにこもれば、移動しながら戦うよりは効率がいいし」
結花 意見が180度変わっとるがな!
逆に、人数が増えすぎると移動速度も落ちるしなー
GM 歯車「時間をかけ過ぎると問題か……10分ここで待ってみましょう」
ちゃっと時計を見て。
艶髪「でも、大丈夫かしら、ぁ」
歯車「大丈夫ですよ」
頷きます。
艶髪「そ、そう……」
結花 「そうだよ!」
と、後押ししよう
GM 歯車「それに……その永原さんの他にも、誰かここへ向かってるんだろう?」
「……」
是色「そうだよ。良く気付いたね」
「!」
ゲゲェ
…まさか歯車! インスピレーション使ってGMに聞いたのか!(ぁ
GM 艶髪「ど、どういうこと?」
歯車「何となくでしたけれどね。多分、その永原さんは学校のことを良く知らない」
歯車「まぁ、誰かと合流して構造を知ったかもしれませんが……にしたって、こんな中途半端なところで待ち合わせもない」
歯車「だから、下された指示は、『そこで待ってろ』でしょう。十中八九」
歯車「だったら、その前にここまで三人が確固たる意志で移動してなきゃおかしい」
歯車「階段の方へ向かったのなら、僕達に会ってるはずですから」
歯車「渡り廊下のルートを選んだのは、そっちに用があるからという線が濃い――」
歯車「ということです」
艶髪「成程……、さすが三枝君ね!」
歯車「いや、たまたまですよ」
是色「……」
「…………」
歯車「さ、待つなら待つで体勢を整えませんと」
艶髪「そ、そうね! みんな、教室に入って、ぇ」
歯車「僕、こっち見張りますね」
結花 「う、うん」
GM 艶髪「た、頼むわ。なら私はこっちね」
結花 結花さんは歯車くんの指示に隸おう
GM 歯車「ええ。頼りにしてます」
というわけで、このチームは3階渡り廊下手前で待機ですかね。
特に意見がなければ。
くそ、こっちにもう戦わせないでくれ。マジで。w
GM では、ぽつりと灯が言います。
「声色……、ハヌマーンか……」
結花 一応、結花さんもハヌマーンのはずなんだが……
GM 是色「あと、頭いいね」
「……! 四季奏、先輩……さっきは、なんで」
是色「隠すことでもないよ。渡り廊下進んだら、どうせ会うんだし」
「…………」
押し黙ります。
是色「早く来るといいね」
是色「10分待とうって、『10分待ったから動いてもいい』って説得力の下地だよ」
くすり、と小声で是色は言いました。
「……わかってる……」
結花 そんななか、結花さんは永原先輩の到着を待ちわびています
GM そんなあたりで、特に何もなければシーンカットです。
よろしいですか?
結花 OKです




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