☆進め! 放課後妖怪管理委員会!☆
第一話(続かない!)
「『放課後妖怪管理委員会!』と、女子高生スカイハイ」
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†シーン10
 「だいれくと・すり作戦」


GM さて。それでは……このあとどう動くかを決めてもらいましょう。
時間帯は、先ほどの先生との会話が終わったあたりからで構いません。
健二君は少し先行して空き巣ってたので、合流できて良いですよ。
健二 入ってないから、未遂だ!
鈴亜 情報交換を行って
ジョー 小鳩に会いに行く・・・かな
GM 何処で、どんな風にコンタクトを取るか、決めてくださいな。
情報交換自体はスムーズに済ませていただいて結構なので
健二 かくしかまるうま!
GM 即座に行動するのであれば、のんびり下校する小鳩ちゃんに追いつく事も可能とします。
健二 人気のない場所でないと、こういう話はしにくい、というのもある。
GM 人払い持ってる人がねぇ。(笑
健二 まー、私がちょっと私物をスって、学校に置いておけば、取りに戻るだろうから、そこで接触って手もある。
財布とか携帯なら、すぐ取りに帰るだろう。
GM では、そろそろ動いてもらいましょうか。
行動宣言どうぞ!
健二 うむ。
すり作戦で行こうではないか!
GM スリってどんな判定です?
健二 すりって技能があります。
GM おお。
20で持ってる。(笑
健二 すりは紳士の嗜みであると、誰かがいっていた気がするから、嗜んだのだ!
GM 誰ですか。(笑
健二 携帯をスって、教室に雲仙小鳩君を誘き寄せる!


GM さて、では……小鳩ちゃんを待ち伏せですね。
健二 うむ。
GM ふんふんと、学校を出てすぐ辺り、のんきに歩いてます。
健二 素晴らしい事に私は小鳩君の自宅にいたからな。帰り道を待ち伏せするのは簡単だ。
GM 知力と即決ですね……多分内ポケットではないでしょうから、適当にどうぞ。
健二 よろしい!
GM 昨日忍びに成功してたので、顔は忘れてる事にします。(笑
健二 (ころころ)→成功度8
うむ。まあまあだ。
GM 凄いなぁ。(笑
(ころころ)→成功度1
うむ。気付きません。(笑
無事、携帯電話をすれました。
健二 ス……った。・
GM さささっ。
健二 よし、後は学校の小鳩君の机に入れておくだけだ!
しゅかかかかかかかか!
GM はい。
ではしばらくてこてこ歩いたあと
小鳩「……あれ?」
ぱ。
ぱぱぱ。
ぺたぺたぺた。
かちん、がさがさ。(バッグの中を漁ってる
小鳩「あれ?」
健二 秒速11mの足に追いつける人間などこの世にはほぼ存在しない! 問題なく先に学校に着き、机に入れられるだろう。
GM 小鳩「あれー……」
小鳩「学校かな……んー…………、……面倒だけど、明日日曜だし……うん。戻るか」
と。
踵を返します。
健二 ふ。この日にちであることに感謝しよう!
GM と言うわけで、またちょっとシーンを変えて、小鳩ちゃんが学校へ戻ってくるあたりに移しますね!
健二 作戦は成功だ!
ジョー すごい・・・
健二 スニークしておこう。




シーン11
 「宣告」


GM 前準備などがあればどうぞ。
健二 事前に教室ワープの準備をしておいてもらうとしよう。
鈴亜 まぁ 学園に状況を説明しておくくらいかな
GM はい。
本来本人の同意が無いと、他人にも影響は出来ないのですが……拡大解釈的に、本人が無意識であればOKにします。(笑
瞬間的に催眠術をかけるでもいいですが。
健二 あとは、小鳩君の死亡証拠をいくつか用意できたら用意しておこう。
GM はい。


GM では、富岳高等学校の一年三組の教室へ戻ってくる小鳩ちゃんです。
てけてけ。
小鳩「わ・わ・わ、忘れ物〜♪」
がらり。
小鳩「と」
自分の机へ近付き、ごそごそやってます。
鈴亜 「やっほー」 と手を振りお出迎え
GM 小鳩「うっ」 びくっ。 「? あれ?」
健二 今だ! ワープのとき!
GM では、同調召喚(ダウンロード!)
そのまま綾枷学園へ舞台を移します!
ジョー ガシッ(小鳩を掴む
健二 なんという恐怖。小鳩君の不運には同情を禁じえない(笑)
ジョー うむ・・・(笑

  しぅぅんん。
かしゃり。

GM 小鳩「っとぇえ? うぉおよよよ? え? はい? 何? 情報書き換え?」
ジョー 「・・・」(小鳩を離す
GM 小鳩「あれ? 昨日の人……あ。携帯在った在った」
ポケットにしまって。
鈴亜 「あはは ごめんね? 急に」
「大事な事で話があって」
GM めをかしかしと擦ってから、パチクリさせます。
小鳩「大事な話……?」
いぶかしげに首を傾げます。
警戒のポーズ。
鈴亜 「ん〜 難しい説明は先生の方が得意だよね。 お願い」 とバトンタッチ
陽華 「…詳しい説明、ねぇ…」苦笑する
GM チラッと、窓を見て、なんか様子が違う事に気付いたようで、目をまた擦ってます。(笑
およよ、うぇー? と。
健二 「難しい説明といえばこの私、超天才高校生高崎健二ではないのか!」
その見ている窓を開けて入ってくる。
がらら!
GM おおう。(笑
なにやってんすか、健二君。
鈴亜 「あ 犯罪者だ〜」
GM 小鳩「え? 貴方たち犯罪者なの?」
小鳩「哀れな小鳩ちゃんは犯罪結社につかまっちまったのでせうか」
健二 「犯罪者ではない! 我々は列記とした学生活動の一環として行動しているのだ!」
GM 小鳩「えと、えっと……身代金とか、多分親払ってくんないと思うけれど……どうだろ」
わたわた。
鈴亜 「あはは 私達がそんな集団に見える?」 エヘンプイと自身ありげに胸を張る
陽華 「…貴方、『妖怪』って信じるかしら?」そう、切り出してみよう。
健二 「ところで哀れなる雲仙小鳩君」
GM 小鳩「ちょちょちょ、一辺に話し掛けないで」
健二 「よろしい。では私から話そう」
GM 小鳩「は、はい」
健二 「君をここに呼び出したのは、君自身のある事情による」
GM 小鳩「私の事情、ですか?」
うさんくさせぅー。
健二
「それは……」




†シーン12
 「理不尽。残酷。現実」


健二 「それは、君が8日前、××で事故にあい死亡しているからだ」
「事故は運転手の不注意によるものだったようだな。報告によると、後ろから轢かれたようで、即死だったそうだ」
GM バツバツ?
陽華 場所の名前が未定だからでしょ。
GM そう言う意味ですか。
健二 場所がどこかPLは忘れてしまったので、仮として使った!
GM とある交差点 とでもしたのでしょう。
陽華 「…今はもう、9日前でしょ。」一応ツッコミ入れておく
GM 小鳩「はぁ……?」
何を言っているんだろうこのお兄さんは。
そんな顔です。
健二 「おおっと、信じられないようだな!」
GM 小鳩「はい」
健二 「ふっふっふ。超天才たる私はその反応を既に予測していた!」
「実際に起きた事故である証拠をお見せしよう!」
ということで、証拠書類を渡す。
GM 小鳩「はぁ…………」
何をさせたいんだろうこのお兄さんは。
そんな感じで、首を超傾げてます。
小鳩「あの……、なんかの宗教勧誘、ですか?」
健二 「私は神にすがったりはしないぞ!」
GM 小鳩「今日は変な事に色々絡まれるわぁ……」 と、小声でブツブツ。
適当に書類に目を通して。
健二 「うむうむ。書類の通りである」
GM 小鳩「でもあの。私生きてるんで……」
健二 「その通りであるな!」
「それが問題だからここへ招いたのだ!」
GM 小鳩「こう言うの作るの、結構大変だったかもしれませんけれど」
ぱさっと書類を放って。
小鳩「これ以上ご用事が無ければ、帰らせていただきたいんですが」
めっちゃ信じてません。
ジョー 「無理もない。お前はお前であって、今までと変わりなく生きているように思うだろうが、今までのお前ではない」
GM 小鳩「でも景色がなぁ……ウチの学校じゃないし……」
健二 「事故で死に、通夜を終え、葬儀も終わり、遺体も火葬したのに、君は生きている!」
GM 小鳩「あの、だから……」
陽華 「…やれやれ…まぁ、分かりやすく説明しますか…」そう呟いて、彫刻刀を拾う。
ジョー 「生きている、とは正確には言えないかも知れないがな。」
健二 先生が出た!
ジョー 出たね!w
GM 小鳩「?」
陽華 「…貴方、『妖怪』って存在信じるかしら?」
GM 手を後ろで組んで、本当になんなんだろうこの人たちは。って顔をしてます。
小鳩「ようかい? って言うと……水に食塩を入れてちゃかちゃかする方じゃないですよね?」
陽華 「お化けの方よ。」苦笑する
GM 小鳩「さっきの方……よね。グル……?」
小鳩「進路調査に、妖怪が関係あるんですか?」
陽華 「んー…進路調査の方がダミーだったんだけど・・・まぁ、手っ取り早く説明しますか。うん。」そう呟いて、彫刻刀を…
GM ちらちらと、どうやったら逃げられるんだろうなぁ……って顔してます。
陽華 勢いよく、自らの胸に突き立てる
ジョー 「心配するな。俺たちが連絡しないと帰る事は出来ん。」
GM 小鳩「おょぇ……っ」
目をこしこしと擦ります。
陽華 (ころころ)→4点の「刺し」ダメージ
「…うん、ちゃんと刺さったわね…」手ごたえを確認しつつ、一人うんうんと納得。
GM 小鳩「あのっ、何やってるんですか! 痛いじゃない!」
小鳩「えっと、いちいちきゅ……あー、ここどこですか!?」
さっき回収した携帯電話を弄くってます。
陽華 「…さて、コレで信じてもらえると嬉しいんだけど…」
引き抜かれた彫刻刀にも
明確に残る傷口にも
一滴の血も、流れてはいなかった。
健二 「まあ、この通り、ぶっちゃけ君は死んでこの先生みたいな存在になったわけである」
GM 小鳩「はいっ!? えっと……あれっ?」
小鳩「およ? て」
小鳩「てめーの血は何色だぁああ!?」
びしっと空間へ突っ込み。
健二 「む、へこたれないな!」
陽華 「あー、まず、無いんで。色どうこう以前に血が。」
腕じゃきっと義手とか言われるだろうからあえて胸(笑)
「さて。今ので信じてもらえたら嬉しいんだけど…信じられないなら、貴方が刺してみても良いわよ?どうせ、あなた程度の力じゃ刺さらないし。」笑う
GM 小鳩「いえ、そう言う趣味は無いです。刺さってるように見えるんだけどな……凄いわー」
ちぱちぱと拍手してから。
健二 「まあ、死んだことが未だ信じられない場合は、警察に名前を伏せて電話して確認するといいかもしれないな」


GM 小鳩「で」


GM 小鳩「いい加減にしてくれませんか?」
ちょっと眉がつりあがってきてます。
健二 「うむ」
陽華 「むー…コレでも少しは痛いのに、信じてもらえないかー…」
健二 「君の意見を聞こう」
GM 小鳩「友達の間では、これでも人の出来たお人よし、温厚な可愛い女子高生で通ってるんですけど」
小鳩「そろそろ我慢の限界よ」
どうやら、一行に要領を得ない話しっぷりに、苛々してきたようです。
ジョー 「お前が怒るのも無理はない・・・すまない」
陽華 「…あーもう、一番手っ取り早い手段で行くしかなさそうね…」
ため息一つ、人間変身解除。
GM 小鳩「うわっ」
後ずさりして。
小鳩「何……気持ち悪い……。えっと」
気持ち悪いと言ってしまったことに、ちょっと罪悪感を覚えつつ。
けれど目の前のそれがなんなのかよくわからないので、その直感は間違ってないのだと……葛藤しているようですが。
陽華 「…」たぶん、『プチっ』とか音がしたかも。(強迫観念:自分の美しさを認めさせる持ってるし
ジョー 「小鳩、それでいい。それが「普通の」反応だ」(肩に手を置く
GM 小鳩「あの、馴れ馴れしく触らないでくれますか」
ぱっと手を払おうとしますね。
ジョー 「うむ、そうだな」スッと手を離そう
GM 小鳩「本当になんなんですか、貴方たち……」
ずりずりと後ずさりして、壁際辺りまで。
小鳩「何の用なんですか? 私に何させたいのよ?」
ジョー 「こちらとしても困らせるつもりはないんだが・・・やはり困らせてしまうな・・・」
鈴亜 「同じ仲間としてね。 知っておいて欲しいだけだよ」
「別に生き方とか生活を変えろなんて言わないよ? 必要ないならね」
GM 小鳩「仲間……っ!? 何が? やっぱり何かのカルトかなんかで、勧誘しようって?」
陽華 「最初からこうしてれば良かったのかしら…でも、やっぱりなぁ…」人間変身し直して(服は、保険医としての白衣)
ジョー 「・・・最近、友達や周りがよそよそしくないか?」
GM 小鳩「だから……っ! それがなんなのよ!」
かたかたと震えてます。
得体の知れない雰囲気に、だんだん神経が耐え切れなくなってきたようです。
鈴亜 「だからね。 知っておいて欲しいの。 そのわけも全部」
ジョー 「残酷だが・・・周りは・・・お前をお前と思っていないんだ」
GM 小鳩「わけ? わけって、何よ……!」
小鳩「どう言う意味よ!」
小鳩「わ、私は――」
ジョー 「そのままだ。お前はお前のつもりだろうが、今までのお前ではない。」
「さっきの先生と・・・俺たちと同じなんだ。」
陽華 「…ま、妖怪の説明も端折ってこんな状況に持ち込んだら普通は混乱するわよねー…」
ジョー 「お前の弟、死んでたよな?」
「その弟が葬式の後、ひょっこり帰ってきたら・・・お前はどう感じる?」
「昨日火葬し、目が腫れるまで泣いた次の日に、弟がただいまと帰ってきたら。」
GM 小鳩「私の弟……愛徒のこと、何で知ってるのよ!」
GM 小鳩「もうっ、わけっ……わかんない、わ!」
ジョー 「ある種の探偵みたいなもんさ。」
GM 小鳩「私は!」

――ワタシハ?
 ――オマエハ?
――ワタシハ、コウサテンデ

 ――オマエハ、ドウナッタ?

GM 小鳩「……私はっ! 雲仙小鳩16歳……よ!」
陽華 「…永遠の、ね。」とても残酷な一言を、付け加える
GM 小鳩「ふ、富岳高等学校の1年生……ち、一年三組、よ!」
ジョー 「・・・」(静かに頷く
GM だらだらと、何故か冷や汗が流れる。

 ――モウ、キヅイテルンジャナイノカ?
――キヅイテルンダロウ?

 ――ワタシハ

GM 小鳩「五月蝿いっ!」
健二 「ところで、弟の愛徒君は、5年前に病気で亡くなっているな」
GM 小鳩「は、早く帰してよ……! だから、愛徒のことがどうしたのよ!」
ぐぐっと、顔がゆがみます。
苦痛に耐えるように。
強い意志を貫くように。
健二 「妖怪というのは、基本的に、人間の『思い』によって生まれるのだが」
「君は、弟と、何か重要な約束をしたりはしなかったか?」
GM 小鳩「っ! な、何で知ってるのよ! なんなのよ!?」
がんっ、と
背後の壁を叩きます。
健二 「死んだ人間がそのままの形で妖怪になるには、相当の思いがなければならない」
GM 小鳩「あ――愛徒は……! 愛徒はあんなところであんな風に死んじゃいけなかったのよ!」
ぎりりっと、手を強く握って。
小鳩「ひこっ……飛行機が大好きで、空に憧れて……っ、いつかおねえちゃんを載せて飛ぶんだって! なのに、なのになんで、何で病気なんかにっ!!」
目に涙さえ浮かべて。
小鳩「理不尽――じゃないのよ!!」
健二 「だから、約束した?」
GM 小鳩「……」
くっと、俯くように頷いて。

GM 小鳩「それでも……、でも、愛徒は、わた――私が、生きてれば。私が生きて、愛徒の事を忘れないでいてくれれば
小鳩「それで、良いって」

GM 小鳩「それだけよ……!」
小鳩「貴方たちにそれがなんか、関係あるのっ!?」
ジョー 「その弟に対する『想い』が・・・今のお前を形作ったのだ」

――ドウシテワタシハ
 ――ドウシテワタシハ

――コンナニ、コンランシテ、オイツマッテル?

GM 小鳩「わけがわからないわ!!!」
一蹴。


 ――デモ、ワカッテルンダロウ?


ジョー 「そんなもんだ」
陽華 「…少し、話しましょうか?『妖怪』について。」意味深に笑う
GM 小鳩「必要無いわ!」
ばっと、色々なものを振り払うように。
無理矢理、かき消すように。
大きく、腕を振るって。
ジョー 「まぁ、ワケが分からんハズだ。」
「だがな・・・」
「お前の周りの人間も、ワケが分からんハズだぜ?」
GM 小鳩「私は、愛徒の分も――善く生きるの……!」
小鳩「着実に生きるの! 健康に生きるの! 真面目に生きるの! それだけよ!」
小鳩「だから、私は死んじゃいけないのよ!」

着実に品行方正。
健康に部活動。
恋人も作らない。
弟が薄れるから。
飛行機の映画を見つづける。
忘れたくないから。
空は青いままでいて。
愛徒の愛した、青い空のままでいて。

そのためだけに。

陽華 「…確かに、『健康』に生きられるでしょうね。貴方は、決して病気にかかる事は無いんだから。」そう呟いて、何処からともなく出した帽子で目を隠す
鈴亜 「不安がるのは分かるけど、聞いたほうがいいよ? 貴方が小鳩である事の証明になるよ」
「多分、小鳩ちゃんは本人と言ってもおかしくないから」

死んじゃいけない?
――死ンジャイケナイ?

死んでないんじゃ、なかったんじゃ、ない?

GM 小鳩「……」

   君は死亡しているからだ。

   だから周囲の人間がよそよそしい。

GM 小鳩「……嘘」

思考が――クリアになってくる。
断末魔のようなブレーキ音が聞こえる。
泣いていた両親と
泣いていた友人が
見える。
重なる。
愛徒の前で泣いていた自分と。
重なる。
見える。

GM 小鳩「嘘よ。嘘よ。嘘よ嘘よ嘘よ。嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘」
かたかたかた。
地震だ。
違う。揺れてるのは自身だ。
ジョー ・・・黙ってその様子を見つめるしかない。
GM 小鳩「……たし」
ゆっくりと、顔を上げる
ジョー 「見えたか?気づいたか?」



GM 小鳩「わたし…… 死 んでる ?」



陽華 「…『貴女は』生きてるわね。」
健二 「端的に言えば、そうだ」
「雲仙小鳩君は、死んだ」
GM 小鳩「え? わかんない。どうして?」
かたかたかたかた
震えながら。
腕を、上げる。
陽華 「…一つ、訊くわ。貴女と言う存在が何なのか、知りたい…?」
GM 小鳩「――――」



がちん



何処かのトリガー
  が
     ひかれた
            音が
                        聞こえた。


陽華 「…しっかりしなさいっ!『雲仙小鳩』ッ!」
鈴亜 「怖いのは生きてる証拠だよ。 貴方は生きてるのが分かる」

GM (ころころ)→成功度4
対象は、レイアさん。
雲仙小鳩の、掲げた腕から
鈴亜 正面から受けよう

――DADADADADADADA!!

GM シャープペンが打ち出されます!!
(ころころ)→27点の「叩き」ダメージ
鈴亜 防護点で8点減算 19点


GM 小鳩「――え?」


鈴亜 「あはは 痛いなぁ」

GM 自分の腕を見る。
現象がわからない。

健二 「な、なんかすごいの出てるぞ小鳩君!?」

GM 突き刺さった鈴亜を見る。
現象がわからない。

GM 私は死んでる?
現象がわからない。

GM 私は人間じゃない?
現象がわからない。

鈴亜 「これが小鳩ちゃんが今ここにいて生きてる証拠」

GM 私は妖怪。
現象がわからない。

鈴亜 「うん 貴方は妖怪だよ」
「・・・・でも 小鳩ちゃん自身でもあるんだよね」
ジョー 「それが・・・お前の力か」
GM 小鳩「え? ちょっと待って。おかしいよ、ね? こんなの?」
健二 「おかしい?」
鈴亜 「おかしくはないよ。 それが今の貴方の力ってだけだし」
GM 小鳩「え? 待って、待って五月蝿い待って待って死んでる? 待って? 生きてる、え。人間じゃない? 待って」
小鳩「おかしくない? おかしいよ。私にんげん」

――オカシクナイヨ
 ――オカシイノハ、セカイダ
――リフジンナンダヨ
 ――ナニモワルイコトシテナイノニ

――死ンダンダ

 ――アイト モ ――


GM 小鳩「――私も?」

ジョー 小鳩ちゃんに歩いていく。歩いて行って、目線を合わせるようにしゃがむ。
GM 小鳩「よらっ、ないっ、でっ……」
ジョー 「・・・現実ってのは、残酷なもんだ。」

――ザンコクナモンダ
 ――ザンコクナモンダ!!

ジョー 「すべて夢だったら、どれだけいいんだろうな・・・」

陽華 「…『雲仙小鳩』ッ!貴方も『生き物』なら、自分の事ぐらい把握して見せなさいよっ!」

GM 小鳩「寄らないで寄らないで、帰して帰して帰して帰して帰して帰して! うるっ さいいいぃぃぃぃぃっ!!!!!」

GM 人間化が
解けます。

ぐききっ。 ぐいん!
腕が変形する。

がきん。
足が折れる。

きゅぃん
   ピピピピピピピ

――――ィィィンン……




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