GM |
それでは、順当にPC1からオープニング入りましょうかー。 大丈夫ですか? |
結花 | はーい |
尚 | 了解。 |
GM |
ハンドアウト流しますね。 PC1 推奨ワークス/カヴァー:自由/高校生 変わり映えのない日が継続していた。 あらゆる体験が、事前に聞かされていたもの。 あらゆる感動が、何処かで聞いたようなもの。 これが日常で、これが現実なのだと信じていた。 多少の不満はあれど、それで良いと思っていた。 それなのに。 本日をもって、全てが夢の残骸と化した。 人間ではなくなり、化物になっていくクラスメイト達。 学校中が、死の坩堝に変わってしまった。 しかも困ったことに。 自分自身もその例外ではなかったのだ…… シナリオロイス:四季奏是色(しきそう ぜしき) 推奨感情P/N:憧憬/隔意 |
GM | 登場浸食は、PC1はまだ良いです。 |
結花 | はい |
GM |
というわけで、何の変哲もない平日です。 のほほ〜んと、午前中が過ぎて行きますが……やっておきたいことなどありますか? |
結花 | うーん、空手部の部室でサンドバッグ殴ってるとか |
GM |
午前中ですよ。(笑 授業どうしたの。 |
結花 | 朝練 |
GM |
朝連ですか。 成程です。 欲しいNPCいますか? |
結花 |
特にいないですが 第零棺でもあまり空手部らしいとこが見せられなかったので、 少し気にしていただけなので |
GM | ふむ。では演出どうぞ。 |
結花 |
じゃあ、サンドバックの前で構え、 目を閉じて、静かに呼吸を繰り返す結花 そっと半身を引き、力を溜めると それを一気に拳にのせてサンドバッグに放つ ギィ…ギィ……となるサンドバッグ。 結花がいるのは道場。学校の一角に設営された、空手部や柔道部用の施設だ。 |
GM | 朝の陽ざしが差し込んでいます。 |
結花 |
その中で、結花は空手の道着を着て、サンドバックに拳を突いたままみじろぎもしない 「こんなんじゃ、ダメだ……」 |
GM | 呟くわけですね。 |
結花 |
「こんなんじゃ、まだ……先輩の面影も見えない」 と、脳裏に浮かぶのは、全国の空手大会で優勝した憧れの先輩の姿 門下生全員に肩でかつがれ、優勝杯を手にしていた先輩の姿。 「さみしいよ……、先輩」 サンドバックに額を押し付けて、そうつぶやきます |
GM |
是色「気を落とさないで」 ぽんぽん、と、肩を叩かれます。 |
結花 |
「四奏先輩…?」 と、落ち込んだ表情をびっくりしたように先輩に向けよう |
GM |
頷きます。 四季奏是色(しきそう ぜしき)……生徒会副会長。 日告市の四季奏総合病院院長の一人娘であり、不思議な雰囲気の漂う、つかみどころのない美人。 その雰囲気は、意図せずとも人を惹きつけます。 |
結花 |
「えーと、先輩…。なんで道場に………」 たしか、空手部でも柔道部でも相撲部でもなかったですよね? |
GM |
はい。 是色「君がいたから」 ふわりと髪をゆらして、微笑みます。 |
結花 |
「えーと………?」 さっぱりわからない、という様子で首をかしげましょう |
GM |
是色「それから、四季奏、だよ」 是色「涙、舐めてあげようか」 すっと、眼前1cmのところまで顔を近づけて。 言います。 |
結花 |
まあ、こんな先輩なんだなー。というのも分かっているので、ちょっと苦笑いで 「あっ、えーとっ、四季先輩。それはちょっとご遠慮したいと申しますかー…」 手のひらを前に出して、上体を反ります |
GM | 是色「冗談だよ」 |
結花 |
と言われる前に、四季先輩の後ろを向いて ゴシゴシと道着の袖で涙を拭ってます 舐められないように |
GM | 是色「あんまりこすると、赤くなっちゃう」 |
結花 | 「ほら、涙なんか流してないじゃないですか…。って、冗談だったんですか」 |
GM |
是色「涙を舐める趣味は持ってないから」 深遠な微笑みを浮かべます。 |
結花 |
「あはは…。そうですよねー、先輩ちょっと冗談キツいですよー」 と、頭の後ろに手を置いて言う |
GM |
是色「そう?」 小首を傾げて。 |
結花 | 「だってあたし、先輩のことだから本気だと思いましたし…」 |
GM |
是色「ふぅん」 是色「本気と嘘の境界って、難しい」 |
結花 |
「え、えーと……」 なにやら難しそうな話になったので、頭の裏をかいておきます。 |
GM |
是色「だって僕達は、いつもその境界の上に立っているんだから」 是色「たまに――どちらかに、踏み外す」 ふらり、っとよろけるようにして、足を踏み出して見せます。 |
結花 |
じゃあ、それを受け止めようとしまう 「うわっ…、四季先輩!?」 |
GM |
是色「冗談だよ」 ぱっと、軽やかにターンをして、背を向けます。 それから、空の匂いをかぎ取るようなそぶりを見せて。 一枚の絵のような美しさ。 |
結花 |
「……また、冗談ですかー。先輩、いっつも冗談ばっかし言ってると、いつか誰からも信じてもらえなくなっちゃいますよ」 と言いつつ、その美しさに少し目を奪われています |
GM |
是色「物事は曖昧だ」 是色「曖昧に生まれて、曖昧に死んでいく。何故なら、全てが確かであるのなら――生命というものは存在し得なかったから」 是色「――いい、天気」 軽く目を閉じて。 まつ毛を揺らし。 開いて、振り向く。 是色「早乙女さん、今日、お昼一緒に食べようか」 |
結花 |
「えーと、…唐突なお誘いですね」 話題の転換の速さについていけないかのように言います |
GM | 是色「屋上、行ったことある?」 |
結花 | 「えーと、いえ。ないですけど……」 |
GM |
是色「今日はよく晴れてるから、屋上でご飯を食べると、きっと気持ちいいよ」 制服のポケットから、チャリっと、カギを取り出します。 くるくるとまわして。 |
結花 | 「えーと、鍵まで持ってるんですか…」 |
GM |
是色「開けておくから」 そう言って、可憐にウィンクをします。 |
結花 |
「…わかりました。先輩の言うとおり、今日はとっても良い天気だし屋上で食べたら気持よさそうですもんね」 「先輩と一緒にお昼することにしちゃいます」 |
GM |
是色「良かった」 是色「るん、るん、るん」 楽しげに、部室を出て行きます。 |
結花 | その後ろ姿に、少し緊張が緩みます。 |
GM |
出る瞬間、 是色「そういえば、8時25分だよ」 と言って。 てくてくと行っちゃいます。 ホームルーム、5分前。 |
結花 |
「えーと……」 先輩の言葉の意味を、首をひねって考えてから 「あー! もう学校始まっちゃうっ! 急がなきゃ!」 と、急いで更衣室に駆け込んでいきます 高校空手界にて黒猫と言われる、瞬発力のある肉体を最大限に使って、その黒いポニーテールを風になびかせながら。 |
GM | はい。 |
尚 |
毎回思うが、演出が細かいなw |
結花 |
「ふーっ。ギリギリセーフ!」 がらがらと音を立てながら、教室のドアを開けよう |
GM |
さて、どたどたと教室に駆けこんで、 艶髪「早乙女さん、ぎりぎりせぇーふね、ぇ」 にっこりと設楽艶髪先生に迎えられたりして。 ホームルーム、そして今日の授業が始まります。 |
結花 | 「艶髪ちゃん、おはよっ!」 |
GM | 艶髪「はぁい、おはよう」 |
結花 | 先生に手を上げて勢い良く挨拶してから席につきます。 |
GM |
さて、まぁ退屈な授業が始まるわけですが。 何か授業中にやっておきたいこととかはありますか? |
結花 |
じゃあ、シャーペンかちかちしながら、 わかんな〜い、って顔で板書だけはノートに写してます |
結花 |
で、3、4時間目辺りになるとぐっすりして 机の上に寝ていたり 口からよだれとかノートにたらしてます |
GM | ぐっすり。(笑 |
尚 | (笑 |
GM | ま、麗香さん出しておきますか。 |
ダイス | 32+1D10 = 32+[5] = 37 |
GM | 37% |
結花 | ああ。侵食率…… |
尚 | 平和だな。w |
結花 | 「………zzz」 |
GM |
麗香「……」 麗香「(早乙女さんったら、また寝てますわ……)」 麗香「(……しかし、何かを投げて起こすのは、さすがにわたくしの主義に反しますわね……)」 というわけで、エフェクトの簡易効果を使います。 |
結花 | どんな薬品を… |
GM |
恐怖を感じさせる薬を手のひらに調合し、 麗香「ふっ」 結花さんの方へ飛ばします。(笑 |
尚 | おいこら!w 結花以外の人間も影響されるだろうが!!w |
結花 | どれくらいの恐怖でしょうか? |
GM |
すぅっと、寝息で大きくそれを吸い込んだ結花さんの背筋に、 ぞくぞくぞくっっ! っと、悪寒が走ります。 |
結花 |
「ふひゃっ!?」 変な悲鳴を上げて、思わず立ち上げってしまおう |
GM | 先生「んー? なんだぁ、早乙女」 |
結花 | よだれで頬にくっついていたノートが、その途中で落ちたり |
GM |
先生「怖い夢でも見てたのか? こら、授業中に寝るな!」 生徒達があはははは、と笑ってます。 |
結花 |
「あ、えーと。おはようございます、先生」 と、苦笑い気味に言おう |
GM |
先生「良いから座れ! 次あてるからな!」 びしっ。 |
結花 |
「…はーい」 ちょっと不満そうに言って、そそくさとノートを拾って座っておこう で、さっき背筋に急に寒気が走ったので、 背中を気にして、振り返ってみてみたり |
GM | ちらっと、麗香さんのちょっと楽しそうな表情が視界に入ったりしました。(笑 |
結花 |
じゃあ、そんな麗香さんの表情に (麗香ちゃん、なんであんなに楽しそうなんだろ…?) と、首をかしげておきます もちろん、後ろを向いたまま |
GM |
はい。 ではそんな感じで、4時間目まで終わりまして。 お昼休みになります。 |
結花 | 四季先輩との約束の時間ですね。 |
GM | そうですね。 |
結花 |
「あーっ、やっとお昼だぁ!」 と、授業が終わった途端、大きく伸びをします。 |
GM |
麗香「全く、授業中に居眠りは感心しませんわよ」 麗香「寝ていた部分のノートは取れて?」 繰鐘麗香(くりがね れいか)が話しかけてきます。 |
結花 |
「あ、麗香ちゃん」 「あはは…。そこは、まあお察しで」 |
GM | 麗香「授業の質を下げるのも、大概にしてもらいたいものですわ」 |
結花 |
「あはは……。ごめん」 途中まで苦笑いしてるけど、そのあとは真剣に謝ろう |
GM | ふぅっとため息をついて、ノートを差し出してきます。 |
結花 | 「えーと……」 |
GM |
麗香「明日にでも返して下されば、それで構いませんわ」 さっと髪を払って、教室を出て行きます。 |
結花 |
「ありがとう、麗香ちゃん!」 と、満面の笑顔でその背中を見送ります そして、ノートを机に入れて 「今朝は四季先輩とお昼、屋上で一緒にだから、早く行かなきゃ」 |
GM |
ふむ。 教室の出口あたりで、三枝歯車(さえぐさ はぐるま)君が話しかけてたりします。麗香さんに。 |
結花 | 気にせずに、学食に向かいます。陸上部に誘われるほどの瞬発力で。 |
GM |
じゃ、知覚でとりあえず判定して下さい。 大したことじゃないので、失敗してもいいです。 |
結花 | あ、はい。 |
ダイス | 4R+0 = [4,1,3,8]+0 = 8 |
GM |
8ですか。なら気付きました。 雪吹灯(いぶき あかり)ちゃんが、お弁当をドンと取り出して、ちょっと視線を結花さんに向けているのに。 |
ダイス | 31+1D10 = 31+[7] = 38 |
結花 |
「あっ、灯ちゃん」 と、すっと席によって、話しかけます |
GM | 灯「ん……」 |
結花 | 「えーと…、一緒にお昼食べる?」 |
GM |
灯「……うん」 こくり、と頷きます。 |
結花 |
「でも、四季先輩、大丈夫かなぁ…」 ちょっと心配そうな表情で、言います |
GM | 灯「……四季奏、先輩?」 |
結花 | 「実は先に四季先輩と、お昼一緒に食べる約束してるの」 |
GM |
灯「そう……」 心なしか残念そうな顔で、頷いて。 灯「じゃ、いい」 と言います。 |
結花 |
「えーと…」 その残念そうな顔に少し考えて 「灯ちゃんが先輩と一緒でも大丈夫なら、二人で先輩にお昼一緒にしてもオッケーかどうか聞きに行ってみない?」 と提案します |
GM |
灯「……」 ちょっと黙ってから、 灯「うん……行ってみる」 と言って、ごとりとお弁当箱を持ちあげます。 弁当箱っつーか重箱なんですけどね。 |
尚 | …銃弾とか入ってないだろうな、その重そうな箱。w |
GM | 全部灯ちゃんのお昼ですっ! |
尚 | 食い過ぎだろ!? |
GM | ふふ。 |
結花 |
「それじゃ、一緒にいこっか」 と、屋上に向けて歩き出します 「あいかわらず重そうなおべんと箱だねー。灯ちゃんの代わりに、もったげよっか?」 |
GM |
灯「ううん……いい」 大事そうにお弁当を抱えてます。 毎度のことながら、小さな体の何処に、そんな量が入るのか不思議ですが。(笑 いつも完食してます。 っていうか用意する方も大変だろうに。→充さん 再現。灯「……お弁当はたくさんが、いい」 充「沢山ですね。任せて下さい」(にっこり みたいな。 |
尚 | 充さん、ほんとに妹バカ…w |
結花 | きっと、充さんに衝動買い癖があって、それぐらい作らないと食材が腐っちゃうとか… |
GM | いや、灯ちゃんがよく食べるだけ。(笑 |
尚 | うおいw |
GM |
充さんいわく、将来の成長のためにエネルギーをチャージしてるんですよ、だそうな。 身長も、他の部分も、なんか成長の兆しが見えませんが。 |
尚 |
まあ、確かに充だったら色々食材買いそうだな。 バランスの良い食生活は健康のために大事、って言いながらw そして、色々買ったら大量に作らないと確実に腐らせる。 |
結花 |
「えーと、あはは…。ごめんね、余計なこと言っちゃって」 と、軽く謝っておきます |
GM |
ま、そんなエピソードです。 |
GM |
そんなこんなで、階段を上ります。屋上への。 たったった…… ―― ―― ―――― カチリ カチリ と 世界は 進む 終りへ 向けて ゆっくり と やがて 世界は 色を 失い やがて 全ては 違いを 失い ―― 「曖昧に生まれ、曖昧に死んでゆく」 |
GM |
最後の一段を、結花さんが踏みしめたところで、 開いてるはずの扉に、手を伸ばしかけたところで、 衝動判定です。 がくんっ…… 目標値は、7です。 |
結花 | 衝動判定ってRCでしたっけ? |
GM | その通りです。 |
結花 | 普通に判定でしたよね |
尚 |
イエス。 ゆーきゃん! |
結花 | まあ、無理でしょうが… |
ダイス | 1R+0 = [8]+0 = 8 |
尚 | GJ! |
GM | あ、成功。 |
結花 | おお。いったよw |
尚 | 高ぇ…。 |
GM | 浸食率を+2d10して下さい。 |
ダイス | 32+2D10 = 32+[3,10] = 45 |
結花 | だいたい平均値…かな? |
GM |
はい。 では、突然自分の内側から、何かが湧き起こったような気配がして、 前のめりに転びそうになります。 地面が、無くなってしまったような。 |
結花 |
心配そうに隣の灯のほうをなんとか向こうとする なんだけど、その灯を見る目には殺気むんむん |
GM |
灯が視界に入ります。 不思議そうな顔をしています。 全てがスローモーションで流れるような中で……。 とんっ……と。 体を支えられます。 |
結花 |
妙にギラついた目で灯を見ながら…… 身体を支えられます 支えられた途端、普段通りの結花に戻ろう |
GM |
是色「――いらっしゃい」 是色「それから――御愁傷様、かな」 少し寂しそうに……微笑んで。 |
結花 |
「あっ……、四季先輩」 「えーと……?」 ご愁傷さまの意味がわからずに、首をかしげます |
GM |
是色「耳を、澄ましてご覧」 片手を、耳に当てます。 |
結花 |
「えーーっと……」 と言いながら、耳をすませてみます |
GM |
是色「ほうら――」 是色「絶望の――」 是色「声がする――」 ――学校内の何処かから。 つんざくような悲鳴が聞こえてきました。 シーンカット。 |
尚 | こええ! こええよ是色! |
GM | シナリオロイスをどうぞ。 |
結花 | 四季さんですね |
GM | はい。 |
結花 | 了解です |
GM |
推奨は、P/N:憧憬/隔意ですけれど。 違うのを取ってもいいですよ。 |
結花 | 憧憬を、ちょっと心配で気にかけてる感じにできます? |
GM |
うーん。 リストの中には無いな。一応ポジティブなので……慈愛、とか? |
結花 | じゃあ、それでお願いしますー |
GM | はい。 |
結花 | でも、灯ちゃんに襲いかかる結花ちゃん、観たかったなー |
GM | 他に確認事項とかなければ、PC2に行きます。 |
結花 | あとで、キャラシに追加しておくべきですか? |
GM |
んー、ご自分で管理できるのなら 特に更新する必要はありません。 |
結花 | 了解です |