♪♪瞬発! 単発? ちょっと不発☆ 突発ガープス・妖魔夜行セッション!
 「春影泡遊のささやかで愉快な冒険。
      〜女難で地縛でナンパで難破な幽霊君の秘密〜」

←戻る 次へ→



◆キャラクター紹介

春影泡遊(はるかげ ほうゆ)
  ――妖怪:陽炎女。 ←人見知り且つ存在感極薄家事狂メイド。

泡遊 こちらですか?
GM? いえすざっつらい。
泡遊 あ、GMさん。
GM? あいあい。
泡遊 ご主人様の名前下さい。性格とか。(笑
GM? ご主人様? だれやねん。
泡遊 うわーなんだか怒られました。
GM? この子の?
泡遊 ええ。
ごめんなさいごめんなさい。
変なキャラでごめんなさい。
ごめんなさい……。
GM? 歓楽坂高谷。
泡遊 歓楽坂ー!?
GM? 適当だから、意味ないから。
泡遊 ゆ、ゆめ(以下略
GM? 歓楽街でしょう、あれは。(笑)
泡遊 い、いいです。グレイトです。(笑
GM? なんとなくびびっときたっす。
だから貴方も名前とかいろいろ名乗れ!
泡遊 ひ、ひぅっ!
は…………は、はいいぃっ!
な、名前は、「春影泡遊(はるかげ ほうゆ)」です……。
GM? うむ。はるかげほうゆ。
ほゆさん!
泡遊 は、はいぃぃ! ほゆさんですっ!!
えっと、陽炎女(かげろうめ)と言う妖怪なのです……。
GM? 陽炎女。
他に伝えたいこととかありますかぁっ!
泡遊 えっと、えっと、えっと、えっとえっとえっと……。
お、お掃除好きです……。
GM? お掃除好きですか。素晴らしい!
泡遊 あ、後家事、とか……。
GM? おお。まあ、メイドですからね。出来て当然です。
泡遊 か、火事も、嫌いじゃありませんけれど……。
GM? そっちはしないでよろしい。
泡遊 は、はい。
えっと、あと、かくれんぼが得意です……。(赤面
GM? うむ。こどもっぽくてよろしい。
泡遊 普段透明……ですから……。(しかも忍び足)
じ、じっとしてれば……中々見つかりません……。(忍び技能、36扱い)
GM? そして次の日の朝を迎えるのですね。見つけられずに。
泡遊 ご主人様のお邪魔になってはいけません、から……。
(気付くと、家事とか掃除が終わってます)
GM? まるでブラウニーだ!
さて。
ではそろそろ始めるとしよう。
泡遊 はい。
よ、よろしくお願いします!(おどおど
GM? よろしくお願いします!
ぱちぱちぱち!
泡遊 ぱちぱちぱちぱり
めらめら。
GM? 燃やさなくていいから!
泡遊 ああ、火がっ。(ぱたぱた
GM? 水! 水!(ばしゃぁっ!
泡遊 ひっっ!?
GM? お水嫌い?
泡遊 い、いえそこまででは……。
死んだ後にまかれると、復活できませんけど……。
GM? じゃあ問題なし!
そんなところからしーんすたーっと!
泡遊 はいです!(ほゆほゆっ




◆ご主人様のご命令。 ←つまりは家事の延長線上。

GM? 「君は、たまに火をつけるところだけが、問題だな……」と、ご主人様でした。
歓楽坂高谷。です。
泡遊 後ろの方で壁が喋ってます……。
いえ、わ、私が喋っているのですけれど……。
「す、すみませんご主人様……」
GM? 高谷「うむ。謝るときは姿を見せてから」
泡遊 「……」
に、人間変身一日4回までなんです……。
えいっ。(しゅるしゅる
人間時は黒髪ロングヘアです……。(一応美人)
GM? 高谷「うむ。よろしい!」
人間変身せずに姿を見せればよいでしょうに(笑)
泡遊 陽炎女は、元々、揺ら揺らしてほとんど透明の体しか見えないんです……。
GM? そうでしたか。それは申し訳ない。
泡遊 「も、申し訳御座いませんでした……」(ふかぶかり
GM? 高谷「ところで、君に頼みたいことがある」
泡遊 「な、なんでしょう?」
GM? 高谷「うむ。ネットワークから、妖怪退治をしてくれとの依頼だ」
泡遊 「妖怪退治ですか……?」
GM? 高谷「東中央公園で、ポルターガイストによる被害が出ているらしい」
高谷「いまのところ騒ぎにはなっていないが、いつなるか分からぬ」
泡遊 「わ、悪い子ですか……」
GM? 高谷「うむ。原因となる妖怪を突き止め、排除してほしい」
高谷「頼んだぞ!」
泡遊 「わ、わかりました!」
「お掃除は私、得意ですから……」
GM? 高谷「うむ。その能力を存分に発揮せよ!」
泡遊 「は……はい!」
深くお辞儀して、ほゆほゆと部屋を出ます。
音も無く……。
GM? では、東中央公園へ。
泡遊 ゆらゆら。




◆公園で出会った青年幽霊。 →ナンパな半端幽霊

泡遊 「(うう……姿があるというのは落ち着かないものです……)」
抜き足差し足忍び足……。
GM? ??『へいそこの彼女ー!』
泡遊 びくくっ!!
「!!!」
突然声を掛けられると、動きが鈍ってしまうのです……。
GM? ??『そこのロングヘアーの君さ!』
泡遊 「な、ななな、なんでしょう?」
声は、何処から……?
GM? そちらを見ると、半透明のちゃらい男が。
泡遊 「ひぃっ! お、お化けさん!?」
GM? 『ひどいなー。いや、お化けだけど』
『って言うか、俺が見えてるってことは、君もお化けだよね?』
泡遊 「い、いえ……妖怪です……」
GM? 『あんま変わんないって!』
泡遊 「(はっ……、ばらしてよかったのでしょうか……?)」
「あ、貴方は?」
「(はっ……もしかして、あの……ポル○グラフティさん!?)」
「(キャ、違います……。えっと、えっと、ぽ。ポルターガイスト?)」
GM? 男→悠太『うむ。俺の名前は斉藤悠太! 現役大学生、だった男の子さ!」
泡遊 「へ、へぇ……。 な、なぜこちらに?」
GM? 悠太『うむ。デート中の不慮の事故で死んでしまったのだ……』
泡遊 「お車でも突っ込んできてしまったのでしょうか……?」
「それとも通り魔さん?」
GM? 悠太『よく分かったね!』
悠太『通り魔にやられちゃったのさ!』
悠太『だけどがんばって彼女は守ったよ!』
泡遊 「(も、もしかして、開いてたマンホールに落っこちたとか……言おうとしたのは黙っておこう)」
「偉いですね……!」 にっこりと微笑んで
ぱちぱちぱち。
GM? 悠太『はじめて会った子だったけどね!』
泡遊 Σ(・□・;)
GM? 悠太『ナンパで声掛け捲って、はじめて引っかかってくれた子だったのさ……』
感慨深げ。
泡遊 「そ、それは随分……エキセントリックな一日だったのですね……」
ナンパ初成功、初デート、初通り魔、初死亡、初ユウレイ化?
GM? イエス。
泡遊 エキセントリックです……。(・o・;)
GM? 悠太『で、心残りバリバリ過ぎたので、ここで成仏できずに残っているというわけです!』
泡遊 「な、成る程……」
「(どうしましょう、訊いた方が良いのかしら……でも、初対面の方にいきなり質問するだなんて……話してらっしゃる最中だし……)」
GM? 悠太『で、まあ心残りはデートを完遂することなワケです!』
泡遊 「そ、そうですか……え、えっと……(頑張れ私!)」
「最近このあたりで起きている、ポルターガイストさんの原因は、貴方様でしょうか……?」
GM? 悠太『なんだい可愛い彼女。出来れば名前を教えてほしいな!』
泡遊 「わ、私の名前は……春影泡遊です……」
GM? 悠太『ほうゆちゃん……ほゆちゃんでいいかな?」
泡遊 「(な、なれ馴れ馴れしいです……) 良いですよ」
「で、ど、どうなのでしょう?」
ポルターガイストさんなのでしょうか?
GM? 悠太『うーむ。俺がナンパしようとしたら、大体起きてるんだよねー』そんなところで知覚判定。
泡遊 知力でよろしかったでしょうか……?
GM? いえす。
泡遊 知力15です……。(ころころ……) →成功度8!
せ、成功です。
GM? 貴方に向かって剛速球。
泡遊 え、ええっ!??
は、はいぃぃぃ!?
え、えっと、あえっ!?
え、ど、どうすればばばっ!?
GM? よければいいよ! →GM突っ込み!?
泡遊 あ、よ、避けます!
え!? 避け……ですか?
GM? いえす。
泡遊 えいっ →避けは8……失敗!
きゃーっ!
GM? 一応、悠太君、『危ない!』とかばったけど、すり抜けた。
泡遊 意味ないですっ!
GM? そして貴方にクリーンヒット! (ころころ)
たたき。13点。
泡遊 ぼ、防護点は5ですから……8点ダメージ!
って、そのダメージ一般人さんなら即気絶です!
GM? 悠太『うう、やっぱり駄目だった……』
泡遊 「きゃうっ!!」
ぼこーんっ。
GM? 悠太『大丈夫ほゆチャン!』
泡遊 「あぅあぅ」 
「だ、大丈夫です……」
「ちょっとくらくらしますが……、い、今のは……?」
GM? 悠太『むう、多分、ポルターガイスト?』
悠太『毎回デートに誘おうとするとこうなるんだよね……』
泡遊 「……」
GM? 悠太『おかげで全然成仏できない!』
泡遊 「(悠太さんが悪いのとは違うのでしょうか……)」
「(でも悠太さん……可愛そうですよね……)」
GM? 悠太『はっ!』
何かに気づいた。
泡遊 「!?」
(・o・;)≡(;・o・)
GM? 悠太『ボール食らっても大丈夫な君なら、デート完遂出来るかも!』
泡遊 「……」(・_・ )
「……」
「ええ!?」
GM? 悠太『お嬢さん、一緒に遊びに行きませんか?』歯をキラーン!
さわやかな笑み!
泡遊 「ひぇぇえ!?」
「えええ!? え、え? いえ、でもほらさっきお会いしたばかりですし私妖怪ですし人見知りですし!?」
GM? 悠太『誰だって最初は初対面だし妖怪なのはお互い様だし人見知りはこれから直していけばいいと思うんだ!』
泡遊 「そ、そんなこといわれまままひても……」
ぷしゅるる……
「あれあれあれ? あ、あのもと彼女さんはどちらに今いらっしゃるのですか!? 彼女さんに悪いのでは!?」
GM? 悠太『新しい彼氏作って幸せ絶頂みたいだから気にしない!』
泡遊 「そんな世知辛いに一本棒足して世の中幸せみたいなー!?」
GM? じゃあ、そんな貴方の手を両手で握って。
真剣な顔で、貴方の顔を見つめて。
泡遊 Σ(T□T//)「(なんか真剣ですー!)」
GM? 悠太『お願いです。俺、成仏したいんです! デート、してください!』
泡遊 「(でも私にはご主人様がー!)」  と、そこで。
ご主人様の言葉がフラッシュバックしました……。
高谷『原因となる妖怪を突き止め、排除してほしい』
「(……ご主人様のためならばー!)」
「……わ、わかりました……!」
「(でも死ぬほど恥ずかしいぃ! なんだか体中から火を吹いてしまいそうです……!)」
GM? 悠太『ありがとう!』
悠太『じゃさっそく行こう!』
と、手を引いて走り出す。
泡遊 「ど、どちらに……!?」
GM? 悠太『どこかへ!』
泡遊 「夕日に向かって走り出さないで下さいー!」
「(って、物体触れるんですかー!?)」
GM? 悠太『彼女は触れる!』
泡遊 「心の声読まれちゃいましたー!?」
GM? 悠太『おう。確かに希望を聞いてなかったね。どこへ行きたい?』
泡遊 「……希望……」
←皆無
「(むしろこのままお屋敷に帰りたい……)」
「……えっと、その。あっと、えーっと……」
「うんと、うんと、うんと……」
GM? 悠太『そうかまずは喫茶店だよね行こうか!』
だー!
泡遊 「は、はいぃぃぃいい!」
ひきずられずられ。




◆喫茶店で新事実判明! →死んだ事実判明!

泡遊 あ、あのー……。他の方にもこの悠太さん、見えるのでしょうか?
GM? いいえ。まったく。
泡遊 ……私それじゃ、凄く変な人……(。。;)がくっ
GM? 悠太『よし喫茶店に着いた!』
泡遊 「あ、あの……」
GM? 悠太『ん? 何?』
泡遊 「(言うんだ私。やっぱりデートは難しいんじゃないかって……!)」
「(さぁ……!) お茶、召し上がれるですか?」
「(……違うーっ!?)」(T□T )
GM? 悠太『お茶? あーッ!』
悠太『俺お茶飲めない体だ!』
泡遊 「……で、ですよね?」
GM? 悠太『い、いや、あれだ。君が飲んでるのを見てるだけでいいんだよ。うん幸せ』
泡遊 「……」
わかりました。飲みましょう! 一人で! (ぼーん
「れ、れれれ、れ、レモンティー、ホットでふた……一つお願いします」
GM? ウェイトレス「かしこまりました」
悠太『うーん、デート、楽しいなあ!』
泡遊 「そ、そうですか」
「(でも……楽しんでもらえているなら……)」
GM? では知覚で。
泡遊 (ころころ) →成功!
な、何か?
GM? うむ。ウェイトレスさんがレモンティーを持ってこようとしてこけて、隣の人の頭に熱々レモンティーがかかって、その人が転げまわって当たって、大きな観葉植物が貴方に落ちてきました。
泡遊 不幸はもってませんよー!?
GM? 今は持ってますよ!(笑)
泡遊 ええええーっ!?
や、疫病神ー!?
ま、また避けですかー!?
GM? 避けだと思うんだ。
泡遊 「え、えー!? 」 (ころころ)→また失敗!
はぁあああああっ!
GM? (ころころ) →17点叩きダメージ!
ずがーん。
泡遊 いやーっ!?
ごつーん。
GM? 出目いいなー。私。
悠太『あぶなーい!』悠太はかばった! すり抜けた!
泡遊 「はゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃーっ!?」
ぱた、きゅぅ。
「ぅ、ぅぅ……」
12点ダメージ……さっきのとあわせたら、20点もダメージが……。 →腐っても妖怪。
GM? 「あわわ! 大丈夫ですかー!」ウェイトレスさんが寄ってきます。
泡遊 「あ、あんまり……」
GM? ウェイトレス「待ってくださいね! 今救急車呼びますから!」
泡遊 はっ
病院まで行ったらまた面倒です!
GM? 悠太『もうさすがに続けられないか……また失敗かー』
泡遊 「だ、だ大丈夫です!」
GM? ウェイトレス「えええ!? だってあんな大きな観葉植物が当たったのに……」
泡遊 「大丈夫、ほ、ほらぴんぴんって!」
GM? ウェイトレス「はぁ。そうですか……」
泡遊 「えっと、私の頭は鉄鍋より硬いんです! カルシウムとってますから!」
「(キャー、何言ってるの私ー!? 恥ずかしいーっ!?)」
GM? ウェイトレス「と、とりあえず、レモンティー、お持ちしますね?」
ウェイトレス「御代はいただきませんので」
泡遊 「も、持ち帰りにしていただけますか……」
「(は、恥ずかしい……。何処かの公園で飲むことにしましょう……)」
GM? ウェイトレス「お、お持ち帰りは、してないんですけど……」
泡遊 え、ええっ!?
「そ、そうでしたか……も、申し訳御座いません」
「頂きます……」
忍び足忍び足……端のほうの席へ……。
GM? 悠太『ごめんよー。俺のせいで……』
泡遊 「いえ……」
「(……でも、そう。通り魔に殺されただけの悠太さんに、ポルターガイストの能力があるだなんて変……)」
「(……何かあるのかしら……?)」
GM? ウェイトレス「お待たせいたしました」ということで、持ってきました。レモンティー。
泡遊 「あ、ありがとう御座います……」
慎重に受け取ります。
GM? 大丈夫です。
悠太『しっかし、何でポルターガイストが起こるんだろーなー』
泡遊 「心当たり、ありませんか……?」
「ポルターガイスト……起こそうと思って起こせるわけじゃ、ないのですよね?」
GM? 悠太『うーん、まあ、良く座った椅子が壊れたりとか、看板が俺が通ると落ちて着たりとか、山に行くと突然土砂崩れとか、よくあったけど……全然関係ないし』
泡遊 「……」
(・. ・ )
「……関係ありませんか、それ? そこはかとなく……」
なんだか疲れた感じです……。 →がっくし!
GM? 悠太『え? 関係あんの!?』 ←手前は天然か!
泡遊 「な、何となく……。生前の話ですか?」
GM? 悠太『うん。生きてるとき』
まあ、妖力感知とかできれば、呪いがあるって分かりますけど(笑)
泡遊 そんなの無いですー……(T◇T )
GM? 悠太『まあ、死んだあとはずーっと公園にいっぱなしだったけど』
悠太『そういえば、よく野球ボールが俺に向けて飛んできたなー』
泡遊 「(それこそ何か憑いているのでしょうか……?)」
どうにかして調べられないかしら……。
「う〜ん……何か、良くないものに憑かれてるのかもしれませんね……」
GM? さてと、紅茶を飲むとき、知覚判定。
泡遊 って、またー!? (ころころ)→ばっちり成功。
うぅ、気付く事は出来ても、体が追いつかない……。
GM? 大丈夫。
レモンティーの中にガラス片があるだけだから!
泡遊 「悠太さん、それはい……はぶー!?」
「あ、危なかったです……」
GM? 悠太『またなんかあった?』
泡遊 あわてて口から離しますよ。
「レモンティーがガラスティーでした……」
ちょいちょい、と中を指して。
GM? 近寄ってみる。
悠太『あ、ホントだ。ガラスティーだ』
泡遊 ……はっ!?
GM? ん?
泡遊 い、いえ。
近寄られたら何か危ない事が起きるかと思って。(汗
GM? ああー。
悠太『でもよくあったなー。ガラスティー。そのまま飲んでたけど』
悠太『懐かしいなー』
泡遊 「よくあったんですか……悠太さん」
「そう言うことがおき始めたのはいつ頃からですか……?」
GM? 悠太『んー、中学3年生だったかなー』
泡遊 「その時、何か起きました? 何か、普段なさらないような事をなさいました?」
GM? 悠太『修学旅行行った。楽しかったなー』
泡遊 「修学旅行……どちらへ……?」
GM? 悠太『京都だよ』
悠太『お墓でねー。肝試ししたんだよなー』
泡遊 「定番ですね……」
GM? 悠太『落ち武者の格好した奴が一番怖かったなー。マジで刀で切りつけてくんだもん』
悠太『ちょっと殺気こもってたね。あれは』
悠太『思わずぼこしちゃったけど』
泡遊 「……」
GM? 悠太『でも友達に聞いても、落ち武者のかっこして脅かしてないっつーのよー』
泡遊 「…………」(・. ・ )
GM? 悠太『冗談きついぜー』
泡遊 ぽく ぽく ぽく ぽく ぽく ぽく
(・. ・ ) はっ
「な、ななななななな、なにやっちゃってたんですかーっ!!」(@□@;)
GM? 悠太『え?』
悠太『いや、まあ、ぼこしたのは悪かったと思うけど』
泡遊 「それ、本物の幽霊さんだったかもしれないじゃないですかー!」
GM? 悠太『ええー!?』
悠太『本物がぼこされてやられるわけないじゃん!』
悠太『いや、正中線四連突きとか、目突きとか、金的とか、やりまくったけど!』
泡遊 「だって、落ち武者ですよー!? 落ちちゃってるんですよー!? デパートで言ったら、タイムサービス50%OFFでも売れなかった消費期限切れですよー!!?」
GM? 悠太『いやその例えはよくわかんないんだけど』
泡遊 「そんな戦う元気とかあるわけ無いじゃないですかー!?」
GM? 悠太『ああー、そりゃそうだよね』
泡遊 「で、でも……きっと恨みは一級品です……」 。(_ _ 。 )ばたっ
GM? 悠太『つまり、落ち武者ぼこぼこにしちゃったから、恨まれてる?』
泡遊 「(……通り魔云々も怪しくなってきました……)」
GM? 悠太『うわー。だからあんな波乱万丈だったのかー』
泡遊 「あの……」
「貴方がなくなった原因……通り魔さん……。本当に通り魔さんでしたか……?」
GM? 悠太『え? 刀振り回してきてさー。あれは通り魔っしょ』
悠太『ホームレスっぽい感じで、よろよろだったけど』
泡遊 「か、かかかか、刀……。 今時……」
「もうちょっと、格好を詳しく……」
GM? 悠太『え? こう、禿げ上がった頭でさー。髪の毛が、海藻みたいで』
悠太『あと、なんかダンボールか木かよく分かんないけど、硬そうな腹巻してた』
泡遊 「よ、よろよろよろよろよろ……」
「(……鎧じゃないですか……)」
GM? 悠太『どったの?』
泡遊 「それ、落ち武者さんですよ……十中八九」
GM? 悠太『ええー!? 住宅街に落ち武者なんていないっしょ!』
泡遊 「追っかけてきたんですよ、貴方を!」
GM? 悠太『俺をー!?』
泡遊 「しかもまだ恨んでる! きっと成仏をさせまいとしているんでしょう!」
GM? 悠太『なんだってー!?』
悠太『く、だから野球ボール飛んできたりしたわけだ!』
泡遊 ぐるるっと周囲を見渡してみます。
と言っても、オーラ感知とか持ってないんですよね……。
何か気付けます?
GM? じゃあわかんないんじゃないですか?(笑)
泡遊 うぇ〜ん……(。T□T)。
と、泣いててもしかたありません。(ぱしぱし
GM? 悠太『くぅ! いや、だがつまりこれは、デートを終えれば落ち武者はやってこないっつーことだよ!』
泡遊 ご主人様のお手を煩わせるわけにも行きませんしね……。
「……」
「それって……」
「今度は成仏させた私へ、恨みが移行しかねない気が……」6(・.・ )
GM? 悠太『うおう!? そんな可能性が!』
悠太『うう、どうしよう。可愛い君がそんなことになるのはいやだな……』
泡遊 「しっかり謝るしかないでしょう」
「許してもらえるかわかりませんけれど」
「(許してもらえなかったら、私が……)」
GM? 悠太『お、おお! なるほど!』
泡遊 「とりあえず、外に出ましょう」
GM? 悠太『おう!』
てってって。
泡遊 抜き足差し足……。
忍び足。
GM? 悠太『何で忍び足?』
泡遊 「……染み付いてしまっているのです……」 →しょんぼりな特徴だ……。




←ガープスリプレイに戻る
       次へ→


    TRPGへ戻る

     TOPへ戻る