××旱魃! 反発! て言うか弄舌っ! 突発ガープス・妖魔夜行セッション!
  「灼熱猛暑を流せ雨乞い・甘い恋? いやいやまさか!
       〜悩める吸血乙女とS印狼さんの夏ぃヒトコマ〜」

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◆キャラクター紹介

伊藤宗子(いとう そうこ)
  ――半妖:ダンピール。 ←今回の突っ込み役決定。

GM? じゃ、名前と性格と特徴を。
宗一郎 名前は伊藤宗一郎。生真面目で温厚な性格。生徒会長。
吸血鬼を狩ることを誓っている。ダンピールだ。
え!? 男!?
宗一郎 ん?
男かぁ……。 男かー。 男かぁああ……。
……まぁ、良いけど。
宗一郎 いや、そっちが男だろ? 好色サディストの。
ですよ。
宗一郎 あ、そうか。間違えた。
ちょっと待つべし。 →ごそごそ……。
よし。
宗一郎→宗子 名前は伊藤宗子。生真面目で温厚な性格。生徒会長。ダンピールで、吸血鬼狩りを誓っている。 ←性・転・換!
のほほんとしてるが、怒ると怖いような気がしない気がしないでもない。
GM? 突然変わった(笑)
おー。(笑
宗子 最後まで迷ったんですよ、どっちでもよかったから。
見学1 伊藤・・・宗・・・ダンピィル・・・
GM? 見学者1さんは何かに気づいたようですね(笑)
宗子 残念ながら、武器いっぱいは持っていない仕様になりましたw
見学1 字は違うが読みは同じ・・・なるほど、ヴェドゴニアw
と言いますか、ダンピールってなんですか?
宗子 ああ、ヴァンパイアハーフです。
へぇ。
見学1 うむ。吸血鬼と人間が混血したのがダンピール。
中途半端な吸血の「半吸血鬼」がヴェドゴニア(ゆうきまさみの「となりのヴァンパイア」のヒロインもこれにあたるw)
生まれつき突然変異で吸血鬼を襲う性質の人間でも吸血鬼でもない生き物になるのが「クルースニク」という。
スラヴの伝承、だったはず。
宗子 そうですね。
父親が屑だったんです。
屑。(苦笑
宗子 なので、戸籍は本物。自分の意識は、妖怪ではなく人間ですね。
能力としては。まあ、吸血鬼っぽいのを一通りw
さて、そろそろ気分を切り替えます。 →がちゃこん!
ひひ。 ←切り替わった。
宗子 そっちはどんなキャラですか?
んだよ、以上かよ。すくねぇよ。もっと教えろよ。
まぁ、良いけど。
んー、生徒会長ってことは学校いってんの?
宗子 さっそくナンパですか? そうです。3年生です。
年齢いくつ? 好きなものは? 好きなタイプは? 料理うまい? 髪の毛の手入れはしてるかい? ロング? ショート?
スリーサイズは?
宗子 ああ、調理技能忘れてたw
口調に特徴とかは? 身長高いほう、低い方?
宗子 18歳、身長171、料理はそれなり。髪は黒ロング。口調は丁寧。こんどはそちら。
スリーサイズは黙秘しやがったな。 ひひ……。
いいねぇいいねぇ、ロングヘア。 ストレート?
宗子 ストレートですが。それがなにか。
ひひ……んーぁぁ、ちょっと誰かさんを思い出すな。まぁ、関係無い。
宗子 関係ありませんね。私と貴方では。
今度はそちらですよ。お名前とかまあ適当に。


神喰蝕(かみぐらい むしばみ)
  ――日蝕・月蝕の妖怪。闇色狼 ←つーか悪役だろ。

俺のことそんなに聞きたいか? いいよ教えてやるよ、この蝕さんがカワイコちゃんのために一から十まで手取り足取り間取りに見取り、詳らかにずずずいっと魅力的な俺の事を解説してやるよ。
まずは名前から。 名前は大事だよな。 名前は大事だ。 何処かの誰かもそう言っていた。 神喰 蝕(かみぐらい むしばみ)
それが俺のカッコいい名前だ。
宗子 不吉な…
日食月食の妖怪だな。おっと、感じが不味い。 不味くちゃいけない。美味くなくちゃいけない。
日蝕月蝕の妖怪だ。
地味に変換ミスしてんのな。 漢字だぜ、漢字。
宗子 まさに凶兆の象徴、というわけですか。
本性は身も凍る闇の狼さんよ。
普段は美しいお兄さんだけどな。 ひひ……惚れろよ?
宗子 お断りします。
手厳しいね。最近流行りのツンデレかい?
いいねぇいいねぇ。 そそるよ。美味しそうだ。
特技はそのまんま食らうこと。 まぁ、お日様やお月様喰らっちゃうくらいだからな。
宗子 食らう…ですか。
あとそうだな……妖怪の力を使う時は舌が黒くなるぜ。 闇色に。
それとサングラスははずせねぇ。
サングラスは良いぜ。うっかりいくつも買っちまうくらいだ。
いくつもいくつもいくつもいくつも。
いくつも。
宗子 かけるものがそこまで必要ではないでしょう…
おまけで、絵がちょーっと得意なくらいだね。
(技能レベル25)
ま、そんくらい? ひひ……それじゃよろしく、ダーティブラッドのカワイコちゃん。 →加えて、不利な特徴。「グルメ」「好色」「サディスト」「怠惰」……。
GM? じゃ、よろしいですか?
宗子 よろしくおねがいしたくはないですけど、一応。影喰いの妖魔様。
GM? 出来れば、知り合いとかがいいですが。
俺としては、ナイスバディのお姉さんタイプを想像してたからなぁ……。
いや、ティーンエイジャーな女の子も実にそそるから、別に悪くないんだけどよ。
あれだ。そんな女の子と知り合いと言うのもちょっと不自然だよな。
まさか俺が、学校とやらに行ってるわけが無いだろうしな。 かったりぃ。
GM? おう?
宗子 ですから、ネットワークの方なんでしょう。
あと、私は一応、それなりのプロポーションです。
そりゃぁ悪かったな。
宗子 全く反省してる気がしないのですが…
あー、ネットワークか。
所属しては居るけどよ、つまりは女の子に会いに行ってるだけだからなぁ……ああ、そこで会ったのか。
ひひ、なら良いだろ。
GM? じゃ、おんなじネットワークに所属ってことで。
始めますよ? なんとなく。
宗子 はい、どうぞ。
いいぜ。きしびし始めろよ。
GM? では、なんとなく妖魔夜行を始めようと思います。
よろしくお願いします!
よろしく頼むぜ。
宗子 よろしくお願いします。




◆導入は恋に暑い夏の日から。 (心の泉も干上がります)

GM? では、時は、うーん、今日で。
今日と同じ日付です。
8月26日かい?
GM? そうです。
宗子 暑いですねえ…
夜も寝苦しいですし…
ってことは、学生さんは夏休みだな。
宗子 なんと羨ましい!
ん? 宗子ちゃんは夏休みじゃねーの?
宗子 いえ、今のは中の人の叫びですw
GM? 太陽かんかん照りです。
ここ最近ずーっと暑いです。1週間くらい。
最高気温の記録を塗り替え続けてます。
そりゃ暑いな。うぜぇうぜぇ。
妖怪の仕業じゃねーの?
GM? そんな感じで、だらだらしてます。
宗子 私、太陽が苦手なんですよね…
GM? ネットワークのたまり場でいいですか? 場所。
何処だよそれ?
GM? うーん。
宗子 住めば都亭ですか?w
GM? 住めば都ではないです(笑)
パクリもいいトコだ(笑)
そのうちニアミスしちまいそうじゃねぇか。 →それは嬉しい想定外。
GM? まあ、冷房効いた涼しい喫茶店にしておきましょうか。
宗子 喫茶、住めば都で。
GM? 結局パクリになった!
ひひ……。別に良いけどよ、独創性の欠片もねぇな。
見学2 (じゃあ、喫茶・転がり落ちる栄光w)
宗子 こうして妖魔に参加する?w →多分叶わない。
あー、成る程な。
カワイコちゃんが多いって聞くぜ、あのネットワーク周辺。
会えたら良いねぇ。
宗子 それしか興味は無いんですか。
悪いが、食うことと女の子にしか興味はねぇ。
たまに絵を描きたくなるくらいだぜ。
おっと、それって全然悪くねぇんじゃねぇか? ひひ、少しも不都合ねぇな。

GM? 冷房を入れてるんですが、熱いです。
それでも。
まあ、今喫茶店にいるのは、二人と、お店の主人だけです。
宗子 ふう…
「暑いですね……マスター」
GM? マスター「熱いわねえ」女性のほうがいいかと思ったので女性にしてみた。
おっと。どんなマスターだ?
宗子 また病気がw
美人かい?
GM? ミレニアさんとか言ったら怒られるんでしょうか(笑)
俺は怒らねぇよ。
GM? じゃ、そんな感じの美人さんで。
見学2 (・・・採用された!?w)
GM? マスターって基本呼ばれてます。
本名は?
GM? さあ?(笑)
宗子 きき出せないんですねw
んだよ、秘密かよ。 調べてーところだな。
きっとあれだな。 本名を当てられるかどうかで賭け事でもしてるんだな。
GM? 分厚い札束になってそうです(笑)
宗子 というより、貴方の趣味でしょうw
GM? マスター「ここ最近、ずっと最高気温の記録塗り替え続けてるし、ちょっと異常よねー」
宗子 「そうですね…」ぐたーと、宿題を前にして。
どうでも良いけれどよ。 いや、全然良くないけれどよ。 むしろ悪いんだが……
そんな人しかいねぇんだったら、喫茶店として成り立たないんじゃねぇ?
ちゃんと料理はできるタイプなのかよ? これ大事だぜー。
宗子 ネットワークですから、人が来ないほうがありがたいのでは?
人はこなくても良いけれどよ……。
女の子は来てくれた方が嬉しいに決まってるだろうが? むしろ来ないといけないね。
GM? ミレニアさんは料理のできる人だったので、料理できます。
宗子 ああw
つーわけで、そろそろ登場するぜ。
GM? はい。
宗子 「ふう…」かりかり。
からんと中に入ってくる俺。 サングラスをクールに決めてるのさ。
クールすぎて夏だと言うのに寒気がびびっとくるくらいだぜ。
ひひ。
宗子 夏休みの宿題……私は溜め込むタイプではないですよw
ちゃんと毎日やってます。
「よぉ、元気かい女の子たち? 今日も美人だね、マスター。 おや、そこに居るのは宗子ちゃんじゃねーか。宿題かよ?」
GM? マスター「あら。蝕ちゃん。いらっしゃい」
マスター「正直な感想ありがとっ!」
「ひひ、手伝ってやろうか? 俺、そう言うの得意なんだよ」
宗子 「ふう…暑いですね」と襟元を閉じる。 ノー眼中!
「蝕ちゃんは止めてくれよ。ってか暑いのに何で襟閉じるんだ宗子ちゃん!?」
「そこは開けておくべきだろ? おい、女子高生やってんだろ?」
「女子高生の嗜みくらい弁えろよ」 ←そんな嗜みありません。
宗子 「暑さより危険を感じましたので。あと女子高生は関係ないです、それ」
「セクハラめ!」
「おいおい冗談きついぜー……。あ、マスター」
ひひっと笑って受け流して。
「冷えたコーヒー3つ。あとサンドイッチ4セット欲しいね。 それと礼の名前当て挑戦」
宗子 「マスター、私も水を一杯お願いします」
ぴっと一万円札1枚……それが挑戦料だぜ……渡して。
当てると、今までの札束全部渡すって約束だ。
GM? マスター「OK.分かったわ」
ひひ。
GM? マスター「さ、当ててみて」
にこにこ。
「オーケーオーケー……。この間びびっと思いついたんだ。正に天啓ってやつだぜ」
宗子 「……」冷たい目で見てる。
GM? マスター「どんな名前かしら?」
「――鈴音(りんね)。 どうだ?」
GM? マスター「あら、可愛い名前!」
「だろ?」
GM? マスター「センスいいわね! その天啓!」
「だろだろ? センスマックスだぜ。クールマックスだぜ?」
GM? マスター「ワタシもそんな名前だったら嬉しいわ〜」
宗子 「くーるまっくす…」 →某社の製品名です。
「だろだろだろ? おいおい」
「ってことは外れかい」
「あちゃー」 と、少しも残念じゃ無さそうに。 ←元々当てる気が無い。
GM? マスター「残念! また今度ね!」
「ひひ、風鈴の音にびびっときたんだけどな。ああ、また今度」
万札預けて、席につくぜ。 もちろん宗子ちゃんの向かい席。
宗子 「お金持ちなんですねえ…」
GM? ってことで、その間に作ってたサンドイッチと、コーヒーと、うーん、トマトジュースでも。
「っと、お待たせ宗子ちゃんよ」
宗子 「待っていません」
GM? マスター「お待たせ」
宗子 「ありがとうございます」
「いつでも俺を待ってくれてるんだろ? ひひ、どうも」
GM? と、サンドイッチと、コーヒーを蝕さんに。宗子さんに、トマトジュース。
もらって机に置いたかと思うと、それは消えてるぜ。
「ご馳走様。美味しかったぜ」
宗子 早食いですねw
ぺロリ、と少し唇を舐めて。
GM? マスター「相変わらず早いわね〜」
「それだけが取り得なもんで。 ……おっとぉ宗子ちゃん! その通りですねなんて寒い目は止めてくれよな」
「俺の取り得は多すぎるもんで、そうやって謙遜してるだけだよ」
GM? マスター「あ、トマトジュースは、サービスだから。宗子ちゃん」
宗子 「感謝します」
でも、血は本物が必要なんですよ!w
GM? マスター「蝕ちゃんのサンドイッチと、コーヒーもね」
「ひひ……ん? サービス?」
「ってことはなんだい? なんだかクールな依頼でもする気かい?」
GM? マスター「そ」
マスター「代わりに、頼みたいことがあって」
宗子 「なんですか?」
「やっぱな。でもそれはジョークだろ?」
「ひひ、本当は今夜のデートに誘う気だな?」
宗子 「…」白い目
「待ってたぜそのアプローチ。 おいおい、なんだい嫉妬はいけないぜ宗子ちゃん!」
GM? マスター「残念ながら違うわ〜。まあ、頼みごとやってくれたら、してあげてもいいけど?」
「おっと、そいつは受けないわけには行かねぇな」
「この頼りになる俺に、その美しき麗しの声で依頼内容を教えてくれ」
宗子 「勘違い男は放って置いて。依頼はなんですか?」
GM? マスター「雨を降らせてきてほしいんだけど」
「俺の管轄外だそりゃ」 ←諦めるの早い奴。
宗子 「雨…ですか? 不本意ですが、同じくですね」
GM? マスター「そんなこと私も知ってるわよ〜。雨乞いできる人に、頼んできてほしいの」
「天気予報見ろよ。 明日も晴です。明後日も晴です。明々後日も晴です。一週間晴です。ずーっと晴ですかんかん照りです皆でいっしょに焦げましょう」
「雨乞いなんて効くのかよ? あー」
GM? マスター「もちろんよ! 効果は実証済み!」
宗子 「雨乞い。それは妖怪の方、ということですか?」
「ああ、もしかして妖怪かよ? あやかしですか?」
宗子 ああ、あやかし。いいですね、その言い方いただきw
おいおーい、奪われちまったよ。
宗子ちゃんだから許すけどよー。
宗子 貴方の心は要りません。
ちっちっち。
俺は食らう側。宗子ちゃんの心を喰らう男さ。
GM? マスター「妖怪の血が混じった人間、だったかな?」
宗子 「つまり自覚は無い…と」
「女の子?」
GM? マスター「雨宮氷雨って言うおばあちゃん」
「ばぁさんかよー……うわーやる気そがれるぜぇ」
宗子 「そうですね、みなさんも困ってますし。いいですよ」
GM? マスター「お孫さんは、美人さんらしいけど」
「やってらんねぇ。ばぁさんかよ。しかも今時あまご……ん?」
「美人だって? ひひ、そいつはいいな。どんなタイプの美人? あ、いや、良いや」
「会ってからのお楽しみにするか」
宗子 「突然やる気がそがれました。お任せしていいですか?」
「ああ、楽しみだなぁ。楽しみだぜ。よし、やる気出てきたぜ」
GM? マスター「町外れの山にいるから。会って、頼んできてくれない?」
「宗子ちゃんも一緒にこねぇのかい? 折角だから俺と雨乞いデートといかねーか?」
「アイスおごってやるよ。嬉しいだろ?」
宗子 「ふう……デートにもアイスにも興味はありませんが、仕方ないですね」
「暑くてだるくてうざくて面倒だけどよ、こんなカワイコちゃんたち相手じゃ仕方ねぇな」
GM? マスター「ありがとっ! じゃ、お願いね!」
マスター「マスターからって言えば、多分大丈夫だから!」
宗子 「マスター、大変だったらあとで報酬はお願いしますよ。その・・・例のあれとか」
GM? マスター「もっちろん! いくらでも奢っちゃうわ!」
「例のあれ? あーあーあーあー。わかったわかった。ひひ」
「そこらへんの奴から頂いちまえば良いのによ。人間の心がゆるさねぇって? いいねぇ、純心」
宗子 「ふう…外は暑いですが。行きましょうか」
GM? さ、行ってこいや! 暑い暑い山ん中へ!
宗子 うう、汗だらだらで行きましょう。




◆山の中の寂れし神社。 (枯れ果てた神社に麗しの少女)

「おっと、サングラスいらねーかい? 日差しの紫外線は案外目に有毒なんだぜ」
宗子 「貴方に言われる筋合いはありません。親切にされる筋合いも。結構です」
「片っ端からサングラスをストックしてる俺の事。宗子ちゃんにピッタリ会う、キュートなグラスも当然持ってるぜ?」
「こんなのどーよ? ほら、似合うはずだぜ」
と、高そうでお洒落なグラスが、右手に。
宗子 そういうことをいわれれば言われるほど、ぶんどり辛くなるんですよw
因みに購入したグラスは、腹の中の異空間にストックしてあんだよ。
宗子 「結構です。私はそんなメガネは趣味じゃありません」
「目がねっ子も俺は好きだけどな」
宗子 「聞いてません」
だらだら歩きながら進んでるんですね…ノートをひさしにしてましょう。
「ま、頑なに断る姿も可愛いってな。美味しそうで良い」
暑いが、楽しげに歩くか。 女の子の前だしなー。
宗子 「品性が下劣です…」
「おっとおませさんな思考だね。ひひ、年から考えりゃそうでもねーか」
宗子 「もっとマシな会話はできないんですか? 雨乞い師の話とか」
「雨乞い師? ばぁさんの話なんかするつもりはねぇよ。気分まで萎びちまう」
「孫の美人な女の子の話なら別だけどな」
宗子 「年寄りを敬わない人は、いずれ年を取ってから後悔しますよ」
「こー見えても俺、1000歳2000歳じゃきかないんだけどな」
ひひ、と笑って。
「でもま、宗子ちゃんがその話の方が良いってんなら、話題転換するのも吝かじゃねーぜ?」
宗子 「異性交渉の話題でなければ、ぜひ」
「雨乞いね、雨乞い。雨乞いする妖怪っつーと、雨降らしあたりがスタンダードだが……なんだろーな」
「雨女。濡れ女。……そう言えば前会った河童の女の子も、ちょっとくらいなら雨降らせられたっけ。 あのおかっぱ頭も可愛かったな……アドレス残ってたっけ」
宗子 「そうですね……たとえば嵐の妖怪かもしれません」
「龍神ですとか」
「龍神ね。なるほど」
宗子 「ま、どちらにしろ人間という話ですから。血は薄まっているのでしょう」
GM? じゃ、そんな感じで歩いてると、つきました。
あいよ。

GM? ふるーい神社みたいな感じのところです。
へぇ。
宗子 祭っているものはわかりますか?
これで稲荷だったら詐欺ですねw
GM? さあ?(笑)
お稲荷さんじゃないですよ! いちおう。
「おいおいしけてんなぁ……。見ろよこの鳥居。真っ黒」
「赤さが少しも残ってねぇ。苔だらけだぜ……は。苔も暑さで枯れてらぁ」
宗子 「それだけ由来が古いということでしょう。まあ、改装ができないかもしれませんが…」
「そもそも雨乞いできるんだったら、何で今まで雨降らせねーかね?」
宗子 「理由ですか…珍しくまともな意見ですね」
「サボってんじゃねーの? なまけもんかぁ? いけないぜー、なまけもんは」
「生きてるんなら役目果たせってんだ」
GM? まあ、てこてこ歩いていくわけです。
てこてこ。
GM? 神社の隣あたりに、おうちがあります。
倉庫とかもあったり。
宗子 あ!ここ霊場?w
神社と霊場は違うんじゃねぇ?
GM? 霊場?
霊場つーと、お寺だろーよ。どちらかと言うとよー。
宗子 私、霊場に入れないんですよ。
まあ、全般的に聖地ですね。
GM? じゃあ、神社も駄目じゃないですか?(笑)
宗子 この神社が機能していれば、駄目でしょうねw
GM? 弱点には入ってませんね。 入ってる?
宗子 限定の方です。
なんというか、人間変身が、解けるw
あー。神社も入るみてーだな。霊場。
見学2 (機能はしてるんじゃない?(笑))
GM? まあ、解けませんでした。
宗子 解けなかったの?w
見学2 (おやま)
宗子 「……あ」
「ん? どうした宗子ちゃん?」
宗子 しまった、と思ったけど。あれ、という感じですね。
「んーんーんーんー? 俺に告白かい?」
宗子 「超違います」
「いえ…この神社、霊場として機能してないみたいですね」
「超がついちまったぜ。スーパーな意見だね。照れてるところも可愛いぜ」
「で、つまりどういうこと? 機能してねぇって?」
宗子 「なにかあるんでしょうね…まあ、行けばわかるでしょう」
まあ、人がいなくて管理されてないとか。神がいなくなってるとか、そんなあたりです。
「そうかい。じゃ、行こうかね。あー、面倒くせぇ。 早くお孫さん食って帰ろうぜ」
宗子 「殴りますよ」
「冗談冗談。宗子ちゃんに殴られたら、メロメロしちまうぜ」
宗子 「脳をめろめろにしてあげますよ」
「ごめんそれ手遅れ。 とっくにメロメロさ。ひひ」
GM? じゃ、おうちの方へ?
宗子 まあ、てこてこと。一応、オーラ感知あります、私。
俺もあるぜ。
GM? じゃ、おうちの方へきました。おうちは普通。平屋。
宗子 では呼び鈴を押してみましょう。
ぴんぽーん。
GM? ぴんぽーん。
???「はーい」
てってって、がらら。
「で、なんだ。しけた神社にはしけた平屋ってな。ふりぃなぁ……と、お」
「反応あり」
宗子 「こんにちわ」
GM? えーと、かわいらしい女の子が出てまいりました。
???「ええと、こんにちは。どちら様でしょうか?」
どんな女の子?
GM? おとなしそうな子。
歳どのくらい?
GM? としは、うーん、16としとく。
髪型は? プロポーションは? 服装は?
GM? 髪は腰まであるストレートの黒髪。プロポーションは、普通。服装はおとなしめ。
身長低目? →ついに返答は無かった!
宗子 「私は伊藤宗子といいます。お宅のお婆ちゃんをたずねてきたんですが、いらっしゃいますか?」
GM? 女の子「宗子さんですか。始めまして。ええと、あいにくおばあちゃんは、留守にしてますけど……」
「よう、俺は神喰蝕。初めましてカワイコちゃん」
GM? 女の子「あ、は、始めまして。蝕さん」
ちょっと顔赤くして。
女の子「ええと、どういったご用件なのでしょうか?」
「警戒する必要はねーよ」 と、優しげに皮肉げに。 「俺は優しいーって評判なのさ」
宗子 「お婆ちゃんは留守なんですか…いえ、頼みたいことがあったんです」
GM? 女の子「あ、雨乞いですか?」
ちょっと表情曇らせて。
宗子 「ああ、そうです。マスターに聞きまして」
「つーか俺は君に会いに来たんだけどな」
「見ろよこの空。綺麗な空だぜぇ? 喰らっちまいたいくらいに綺麗な空だ。家の中に居ないで、外で遊ぼうぜ? というのには暑すぎか」
GM? 女の子「あ、マスターの知り合いのかたなんですか?」
宗子 てか、マスターでわかるのw
GM? マスターはマスターです(笑)
蝕さんには、どう対応すればいいのかわかんなくて、おろおろしてます。
宗子 「無視してください」
「なら喫茶店なんかどうだ? お、その戸惑ってる姿可愛いねー!」
GM? 女の子「あ、ありがとうございます」
「もちろん俺のおごりだぜ? ひひ」
宗子 「それで、雨乞いはなにか問題でも?」
GM? 女の子「いえ、ええと」
おろおろ。
「ばぁさんがお留守、つまりは好都合ってことだが」
「それとなんか関係あるのか?」
「ひひ、雨乞いが不得手になっちまったとか――実は」
「とっくのとうに、試してたりとか」
宗子 「試した…ですか」
「それでも効かなくて、そのうえばぁさんの身になにかあったとかな」
GM? 女の子「い、いえ、おばあちゃんは、砂漠に雨降らせにいくって、インドに行っちゃいまして……」
「そりゃ帰ってこねぇなぁ」
宗子 「インド!?」
「どんな多忙ばーちゃんだよ。ありえねぇ」
「世界規模かよ。グローバルな話だぜ。おいおい、蝕さんの出身地は日本だっつーの」
宗子 インドに砂漠はありましたっけ?w
GM? おばあちゃんにそんな理屈は通用せんのです(笑)
砂漠=インド的な(笑)
見学2 (まあ、荒野はありそうな・・・というか、ふらせにいくとかこつけて放浪してるのでは?(笑))
宗子 「はあ、それはそれは…」
(考えてみたら、西遊記はインド目指してたわけだし、砂漠はありますよね)
「しかしよー」
「案外、雨雲がそっちの方に引き寄せられちまってて、このピカテンなんじゃねーの?」
宗子 「いや、そんなグローバルな」
GM? 女の子「ああ、だから降らないのかも……」
女の子「それで、おばあちゃんがいないときには、私が雨乞いしてるんですけど……」
「お? 君も雨乞いできんの?」
GM? 女の子「え!? い、いえ、その、ええと……」
おろろろ。
宗子 「試してみたんですね?」
GM? 女の子「……はい」
「ん? 失敗しちまった?」
GM? 女の子「他のところから、雨を降らせてほしいと頼まれまして……」
女の子「やってみたんですけど、どうもうまく行かなくて……」
「大丈夫、若いうちは誰だってあることだぜ。そんな気ぃ落とすなよ」
宗子 「同意するのは不本意ですが、まあそういうことです」
GM? 女の子「ありがとうございます……」
「そうやって段々得意になってくのさ。ひひ、そのスーパーばぁちゃんだって、幼い頃は君みたいに可愛くてか弱かったんだろーぜ?」
宗子 さて…帰りましょうか?w
帰るかよ。
雨ふらせねーと、マスターとデートできねーだろ?
GM? 女の子「そ、そうですよね。ちょっと今調子悪いだけですよね……」
「そう言えば、君、可愛い君、美味しそうな君。 名前なんて言うの?」
GM? 女の子「でも、1ヶ月前は、ちゃんと降らせれたのに……」
見学2 (・・・美味しそう?w)
GM? 女の子「あ、そうですね。私の名前は、雨宮霞と言います」
「霞ちゃんかぁ、いーね。御しとやかそうで涼やかだ。ひひ、心洗われるようだぜ」
宗子 「あれ、苗字が違うんですね?」
ん? ばーさんは、雨宮氷雨だったぜ?
GM? ええ。
宗子 おや? 氷雨だった覚えが、ああw
見学2 (名前と取り違えました?(笑))
宗子 ごめん、氷雨が苗字かとw
おいおい、しっかりしてくれよー
物忘れして可愛い一面見せて、これ以上ファン増やしてどうするってんだ?
宗子 ていうか、苗字と名前に同じ字が入ってるから混乱したんですよ!w
いーね。魅力的さが増したぜ。
もっと美味しそうになった。
宗子 「…むう」
GM? 雨宮豪雨にしようとも思いましたが(笑)
見学2 (さすがにそれは(苦笑))
「ん、どーした? 宗子ちゃんの名前も素敵だぜ?」
「安心しろよ。霞ちゃんも宗子ちゃんも、天辺からつま先まで魅力的の塊さ」
「生でも焼いても煮ても茹でても、美味しく食べられそうだぜ。 なんてな」
宗子 「いい加減にしてください」
「しかし1ヶ月前は降らせられた?」
宗子 「それで…霞さん。雨乞いができなくなった理由に、心当たりは?」
GM? 「さっぱりなんですけど……」
「ひひ、腕がなまったんじゃなけりゃー……何か憑いてるか……」
「あるいは対抗勢力。 別の特別な力が働いてるんだろーな」
宗子 オーラオーラw
GM? オーラは、特別な力持った人間って感じで。
宗子 はあーい。
「おいおい、やっぱりこの天晴れぶりは妖怪の仕業かよー。勘弁してくれよなー」 ←一応コイツもオーラ感知した。
GM? 「そ、そうなんですか?」
「その妖怪もカワイコちゃんだったらどうすんだよー。どのルート選べば良いのか迷っちまうぜ」
宗子 「断言はできません。あと外見はどうでもいい」
「外見が大事さ。中身なんてどうでも良いね」
「苦いお薬も、糖衣にくるめば甘いってな」
宗子 「ま……あやかしが関わっているというのも、一理はありますね」
GM? 「と、とりあえず、玄関先でお話しするのもなんですし、上がってください」
「おう、ありがとさん。気が効くね」
宗子 「そうですね、ではお邪魔します」 暑いですしw
「今まで気付かなかったそのちょっと抜けたところも含めて、気が効くね」
GM? 「ご、ごめんなさい……」 しゅん。
「いやいや、誉めてるのさ。そんな自分に誇りを持てよ」
GM? 「は、はぁ……」
宗子 「髪が長いと夏は大変ですよね」
ノー眼中に持っていくw
「そーだろーな。ショートの女の子も可愛いんだが……しかしロングヘアはポイント高い」
GM? 「え? あ、ええ。でも、長い髪、好きですし……」
「好きなものがあると良いね。女の子が一層光るぜ」
宗子 「ですね。やっぱり髪はながい方がいいですよね」
GM? 「ですよね!」
賛同者がいて、ちょっと嬉しい。
えろいことすると髪の毛が伸びるらしいぜー。ひひ。  とか、流石にPC発言はしねーけど。(笑  ←ちなみに迷信です。
GM? 貴方って人は(笑)
宗子 殴りますw
PLもPCになりきらねーとな。TRPGの基本だぜ?




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