「かつて神は種を撒き、やがて人々も種を撒いた。  だから次は、僕らが種を撒く番なのさ」    By Seeds=Lives   3rd chapter:不吉  A:侵食    かちゃ、と。    部屋の扉を開くと……部屋の中は、緑色で。    中心に設置してあるはずのサーバーには、大きな、赤い、赤い花が。    そこら中にツタが這い、タワー型のサーバーは、まるで樹木のように。     GM   : 赤花:「……シィィイイ……シィィィィィ……」        赤い花からは、吐息のように、そのような音が聞こえてきています。 夜兎   : 「……データでよかったね。りんり」        草大量発生をじーーーっと見てから一言。 GM   : りんり:「……」        わからないというように、ちょっと目を細めています。 美亜子  : 「…なんで植物ばっかこんなに。」思わずぼそっと言うよ。 夜兎   : 「虫の巣窟よりいいと思う」しみじみ 摩樹   : 「さっきの発生源もここか?どうするんだ?」 夜兎   : 「倒せばいい。―――はず」 GM   : りんり:「……駆除するしか、ないと思う……」 夜兎   : りんりの言葉にこくんと頷く。 GM   : りんり:「多分、グールが出てきた原因は、このデータ干渉があったからだと思う……」    と、いうわけでモンスター知識判定。  その結果出目が走って、弱点値まで抜けて、ブラッディーペタルだというのがわかった。  ちなみに花は4つ。   夜兎   : 「りんり。下がってて」 GM   : りんり:「ん……」 夜兎   : 「あれ、ブラッディーペタル。それなりに強いよ。えと……おじさんはりんりと入り口にいて。あと、何か後ろからくる可能性を考慮して、周りを注意してあげて。りんりもね」    弱点は炎のため、PCとは相性がよく、GMが1回分の行動を許可してくれたので、ファイアウェポン、エフェクトウェポンで前衛二人に武器を炎の属性に変更する。  さらに、美亜子がフィールド・プロテクション、さらにりんりが――― GM   : りんり:「ん……よろしく」        と言って、りんりが宝石を取り出します。        茶色にふわりと輝いて(コロコロ……)全員にストーンガードがかかります。1回物理ダメージを-5出来ます。        石が舞い上がり、それぞれの周囲を周回するエフェクト。 夜兎   : 「ありがとう。りんり」 美亜子  : 「だいぶ助かるわ……」一度なら庇わなくてもよくなるし。 夜兎   : 「……よし。おねーさん。先にいってくれる?」 美亜子  : 「オーケーっ!」制限移動で3m移動して接敵、マルチアクションでカバーリング(かばう)しつつブラッディ―ペタル殴るっ! 夜兎   : おっと。あぁいいのか……      ふと思ったことがあるらしい。  そしてその懸念は―――その後現実に。     GM   : 一歩入ったところでみゃーこは、危険察知判定どうぞ。 美亜子  : …罠っ!? 夜兎   : うん。実は罠だろうなと思って先に入ってもらってた。えへ 摩樹   : ひどいうさぎだ(笑) 夜兎   : 僕防護点低いから…… 美亜子  : …タビットだから危険感知強いでしょその分    えへ(笑)  しかし、どのみち二人共同時に踏み込んだので夜兎も同じく、危険感知。  第六感という種族特徴があるタビット。  これくらい―――と気楽にダイスを振ったら、うっかり出目が悪くて届かない(笑)    不意打ちを受けて、あげく毒入りという恐ろしい連続攻撃を受けてしまった。   GM   : どすどすっ! と二人にとげが刺さる。 夜兎   : 「わっ」 GM   : (コロコロ……)16点ダメージ。軽減して下さい。 夜兎   : おおう。僕半分死にん!(笑) 美亜子  : 4点貰います。    この落差。   GM   : あと、生命力で15抵抗して下さいな。        ストーンガード消費する場合は言ってね。 夜兎   : ああ。そうだそうだ。りんりありがとう!(笑)        5点へって9点!まだなんとかいける! 美亜子  : (コロコロ……)毒が来たー 夜兎   : (コロコロ……)えぐえぐ ←出目1・2 GM   : 出目がやばい。(笑 夜兎   : 僕可能性それなりにあったのにー……(笑) GM   : 毒属性7点の魔法ダメージ。 美亜子  : はぐあー 夜兎   : りんりありがとうー……(笑)        一瞬で半殺しの目にあったよ!(笑) GM   : りんり:「!?」 夜兎   : 「……すごく痛い」眉ぎゅううとよせて 美亜子  : 「…ていうか、なんか針デカいような……」        …残り25かぁ…何発も喰らうとヤバいし、守備強化すべきかな? 夜兎   : いえ。それより何より回復ください……(笑)      そんなわけで、不意打ちしてきたモノを識別。  その結果弱点は抜けなかったものの、ビックアーチャーだということがわかる。     GM   : 今なら分かります。そこら中に、ただのツルの影に隠れて、敵感知用のツルが張り巡らせられているのが。 美亜子  : というか、ペタルがそもそもボスだと思ってたよ(遠い目 夜兎   : うん。僕も。 GM   : 残念。ぺたるは油断させるためのおとり。 摩樹   : えげつねぇ……(笑)      というわけで戦闘です。  GMの温情により、ブラッディーペタルの行動はなしということで、PCのターンです。     夜兎   : 「おじさん、範囲攻撃できる?」 摩樹   : 「できるが、うっかりやられてくれるなよ?」 夜兎   : 「じゃあ、最初にお願い」        「で、僕がその後向かう、けど、場合によっておねーさんは回復頼みたいかも」        「りんりは……できそうなら回復して欲しいけど、無理ならいいや」 GM   : りんり:「少しなら、回復出来る」 美亜子  : 「まぁ、その辺はまかしといて。…元々は、回復もできるタンクだし。」        とりあえず、個人的にはニードルアーチャーどうにかしたい。(毒的な意味で      位置/ 赤花+A~D+弓(4m)みゃー・ヤト(1m)まぎ・りん     摩樹   : さって、ダメージ敵にはグレネードだが…………        ショットガンバレットで花、針に攻撃 美亜子  : たーまやー 摩樹   : (コロコロ……)15 GM   : (コロコロ……)全部命中。ダメージどうぞ。 夜兎   : まぎがんばれー 摩樹   : (コロコロ……) Rate20+7@10 = [5,5:8][1,5:4]<クリティカル>+7 = 19 夜兎   : おー GM   : 魔法ダメージ? 摩樹   : 魔法ダメージだな GM   : いたた。 夜兎   : 「じゃ、僕行く。うちもらしたら、おねーさんお願い」 GM   : 赤花:「シィイイ……ッ!」もだえるようにします。    というわけで夜兎はニードルへ魔力撃を宣言した上で、三連撃。  ずだだだだと、全弾命中し、ダメージダイスの出目は悪いものの固定値は裏切らない。   夜兎   : 「―――せいっ!」ぱぱぱんち        防護点有効だよ GM   : 痛いっ! 夜兎   : 防護点2点だから14+16+14? 美亜子  : …有効でも、こんだけ入りゃ落ちそうな…… 夜兎   : 44点?死んだかな? GM   : せやね。生きてます。 夜兎   : ちぇ。欠片入りめ。 GM   : ツル達:「シィィィィ……ズ シィィィィィィ……」 夜兎   : 「りんり。ごめん。回復して。おねーさん、フォースで針だけでいいから打てる?」 GM   : りんり:「わかった」 美亜子  : 「了解っ!」      りんりがプライマリィヒーリングで12点ほど夜兎を回復。  そして制限移動でじりじりと移動した美亜子がフォースを二倍掛けで、弓と花を狙うが抵抗されて、ダメージも振るわず。  そんなわけで2R目    位置 : 赤花+A~D+弓+ヤト(1m)みゃー(4m)まぎ・りん     GM   : ツル達:「シイィィイィイッ!」        怒ったのか、一斉に針が飛んできます! 夜兎   : 「ふー……」息を吐いて、ぴょんぴょん飛びつつ、相手をよく見ていよう      というわけで、弓の攻撃。  懸念はしていたが、予想どおり全員射程範囲だったため、後衛であるりんりとマギも攻撃対象に。     夜兎   : ていっ(コロコロ……) ひゅって避ける 美亜子  : (コロコロ……)…ざくー GM   : (コロコロ……)りんりにも当たり。 摩樹   : (コロコロ……)ここでかー……(笑) ←1ゾロ 夜兎   : わぁ……(生ぬるい笑 GM   : ファンぶってる。(笑 夜兎   : ひっくり返したら……? GM   : どうしますん? 夜兎   : 毒があるから、できれば回避して欲しい        りんりが行動不能はまだいいけど、マギおじさんが行動不能はわりと辛い 摩樹   : んー…………しゃーない、ひっくりかえす GM   : 了解。      ダメージは幸いそれほどでもなく、りんりは非力なタビットの割りにはいい防具を装備できたため、どうにか耐える。  幸い毒の抵抗も成功。(ちなみに華麗に美亜子は弾いたために、毒はなし)     夜兎   : 「りんりっ!大丈夫?」後ろ向きながら GM   : りんり:「大丈夫……でも、次はわかんない」 夜兎   : 「うん。次はいかせないから大丈夫」    そして始まるフルボッコタイム。  具体的には一人前に出ていた夜兎がフルボッコ(笑)    4回攻撃中、出目が腐りも腐って、3回命中(笑)(実は後で気づいたが、魔力撃で回避が下がっているはずなので実は全部当たるはずだった(笑))  (ちなみにファンブル込み)    避けてなんぼのグラップラーが、全弾命中すれば簡単に沈むわけで。  軽くHPがマイナスに突入。    しかし、それでも冒険者+生命力Bの生死判定には成功したので、一命を取り留める。(出目はやっぱりやばかった)     夜兎   : ぱたんきゅー。気絶したー GM   : りんり:「ヤト!?」 摩樹   : 「動くな!まだ消えてない!」 GM   : ぐっと引きとめられます。 夜兎   : 「……」ぱたんきゅー        というわけで、おねーさーん。僕にアウェイクンちょうだーい(笑) 美亜子  : あいさー      美亜子が夜兎をアウェイクンで目覚めさせた後、ダメ元で花を攻撃するも―――ダメージはファンブル。   美亜子  : ……… 夜兎   : やったね!50点! 美亜子  : 泣いていい? 夜兎   : 大丈夫だよ        さっきの僕の出目の悪さよりはましだよ 美亜子  : …まぁ、囮にはなったと考える事にします。うん。      泣きたくなるほど実際悪かった。  さておいて、夜兎はまた三連撃を弓へ。    出目が悪いものの、なんとか二発命中。  そしてダメージが―――片方ファンブル。    ……泣きたいのはお互い様である。  連撃の分ダイスを振る回数が多いとはいえ、ちょっと出目が悪すぎるにもほどがある。     夜兎   : ふー。100点だーわーい GM   : うぉぉ。 摩樹   : 全体で3回か…………(笑) GM   : 出目荒れ。(笑 夜兎   : 「おじさんっ!ビックアーチャー仕留めてっ!」 摩樹   : 「ったく、面倒な!」とげにクリティカルバレットで攻撃!       (コロコロ……)13 GM   : (コロコロ……)命中。(笑 摩樹   : ダメージ!(コロコロ……) Rate20+7@9 = [5,3:6]+7 = 13        おしい、13点ダメージ! 夜兎   : これで……死んだかな? GM   : それは死んだ。 夜兎   : ふぅ。 GM   : ツル達:「シィイィイ ……!  !!」        しおしおしおー。りんりはどう動かします? 夜兎   : まあ、無理に動かなくてもいいけど、僕の治療してくれたら嬉しいかもね GM   : りんり:「ヤト君、回復」       (コロコロ……) 2D6 = [3,6] = 9 夜兎   : 「ん。ありがとう」 GM   : また12点一応回復させておく。 夜兎   : わーい1/3になった      これが後々生きてくる。     GM   : あとは花が4発ですが、前2発みゃーこ、後ろ2発ヤト君ね。 夜兎   : はーい       (コロコロ……)(コロコロ……)一回当たり 美亜子  :(コロコロ……)(コロコロ……)二人とも1ヒットですにゃ。 夜兎   : うみ。      そしてダメージ。  美亜子は温存していたストーンシールドの効果を使った分込みでたった1点ダメージに対し―――  夜兎は防護点差っ引いて12点のダメージ。     夜兎   : ぎりぎり僕生きてる! GM   : 回復しておいてよかった! 夜兎   : 「……りんりありがとう」しみじみ        ふ。なにわの綱渡りばにーとは僕のことさ……      ちなみに、毒の抵抗は夜兎は抵抗、美亜子は失敗してたり。  しかし、死にそうになるのも、やばいのもここまで。    この後は、3Rほどかけて順当に敵の数を減らしていき、最後にはボコ殴りで終了した。     GM   : まぁ、胴体残ってますが、攻撃手段がないので、慎重にむしれば問題ないでしょ。        花は全部毟られました。戦闘終了。 美亜子  : 「…なんか、疲れた…」 夜兎   : 「―――ふぅ。おしまい」 GM   : と、ここで聞き耳判定。      (コロコロ……)(コロコロ……)(コロコロ……)     夜兎   : 最大14だけど何かわかるかな GM   : はい。        花達が、盛んに「シィィィ シィィィィ」 と呟いていましたが       どうやら、何かの単語の連なりを、壊れたラジオのように繰り返しているようです。 夜兎   : たんごー……? 美亜子  : ……She? 夜兎   : 「?」なんだろうと首かしげ GM   : 「シィィ   ……ズ  ……ザ…… ス ……シィ―― ス ズ …… シー―― ズ ……」        しゅうう。そう呟きながら、花達は枯れて行きました。 夜兎   : しざーす?はさみ? 摩樹   : ……鈴虫? 夜兎   : 「?」      戦利品をころころと振って、小銭と剣の欠片を5つ入手する。     GM   : 部屋中に張り巡らされていたツルがしおれて消えていきます。        しゅわわわ……。        そして残るのは、タワー型のサーバーと、殺風景な部屋。 美亜子  : 「…どんだけバグってたのさコレ…」フラグメントがこんだけ出ると、そう言う意味でもあるんですよねー。 夜兎   : 「りんり、これでいい?」 GM   : りんり:「うん……」        少し当惑した様子で、部屋の中を見て回ります。 夜兎   : 「……」とりあえず、りんりについて回ってる 美亜子  : …流石にもう出ないだろうから、へばってる。 摩樹   : 「思うところはあるだろうが、さっさと片付けようや。二の舞はごめんだぞ?」 GM   : りんり:「……」        USBのような端末をサーバーに繋いで、少しいじったあと、カギみたいのを取り出して、サーバーに刺した後、電源を切ります。        ぶぅーん……。        りんり:「一応……切っておく」 夜兎   : 「うん」 GM   : カギをしまって。        りんり:「……戻ろう」少し、名残惜しそうな顔をして。 夜兎   : 「うん」        うーんと悩みつつ手をつなごうかなと悩んで、うーんと思いつつ、とりあえずお隣を歩く。 美亜子  : 「…なんで草ばっかだったんだろ。それにしても。」The・Seeds?なんて冗談思いつつついて行きます。      落合家。    りんりが暮らしていた家。  ここに戻ると、いつもあの言葉を思い出す。      ――りんり、あなたにはね……  ――あなたには、お姉ちゃんがいたのよ……      りんり:「……」    一行は、落合家を後にします。     夜兎   : 「りんり?」 GM   : りんり:「何でもない」 夜兎   : 首を傾げつつ、頷いて、一緒に帰る。     ***     3rd chapter:不吉  B:報告と考察    Warld Word:コート・コーディング または コード・コーティング  ソードワールドで使えるアイテムをプログラミングすることを指す。  衛星、そして各リンク・リングを通じて、物体の座標を認識し、  まるで実在するかのようにデータを『被せる』ところから来ている。     ***     GM   : というわけで。落合家をあとにした一行は、AZ屋へと戻ってきます。 夜兎   : まっくら GM   : ですね、そろそろ暗くなってしまってます。 摩樹   : 店を出たのが夕方だったからな GM   : 療治:「……げっ!」        九十:「あっ」 夜兎   : 「療治。九十」目をパチクリ GM   : ちかくをうろうろしていた子供二人。        鈴掛療治君と、葉山九十ちゃんに遭遇します。       療治:「や、ヤト! 何でこのおっさんと一緒にいるんだよ! このおっさん、やばいんだぞ!」 夜兎   : 「そうなの?」おじさん見上げ、拳ぎゅっと握って。 摩樹   : 「ったく、少しは年長者を労わる気持ちってのはないのか?」 美亜子  : 「…アタシはスルーっスか。」 夜兎   : 「なぐる?」首かしげて療治達見て、ぴょんぴょん GM   : 療治:「い、いや、やめとけ。俺はこのおっさんに、『かつあげ』されたんだ。おっかないぞ!」 夜兎   : 「かつあげ!はんざいっ!わるいひとっ!」むむっとさらに本気の構えに GM   : 九十:「療治君の方から差し出してたような……」 摩樹   : 「…………まずは依頼の報告が先だな」ガキどもはスルーで 夜兎   : 「むー……」さっき一緒にお仕事した人だから、背後からの攻撃もなぁ……と思いつつついてく。 GM   : 療治:「あーっ、無視かよー!」        療治:「おっさん、俺の『林檎』どうしたんだよー!」 美亜子  : 「…じーちゃんに渡してたっスよ?」 夜兎   : 「それ絡みでお仕事してきたんだよ」と療治に        「えっと、よくわかんないけど。りんりと、おねーさんとおじさんといってきた」 GM   : 療治:「え? どういうことだ?」 摩樹   : 「お前らのやりあったグール、バグなんだとよ。それの調査だ」 GM   : 療治:「バグ……俺もそうだと思ってたんだ!」        九十:「りんりちゃん、何してきたの?」        りんり:「んっと……しばらく『林檎』は使えなくなると思う」        療治:「えーっ!」        九十:「ええー……」        療治:「なんでだよ! おっさんが悪いのか!」 摩樹   : 「ったく、ガキは騒がしいな…………」うんざりした顔で 夜兎   : 「療治達、一緒に戦う?僕の後ろから飛び道具とかで。―――できるだけ遠くでね?」 GM   : 九十:「え、いいの? 『じっせんけいけん』積んで、いいの?」わくわく。        夜兎君をりんりがさえぎって、        りんり:「駄目……だと思う……」 夜兎   : 「あれ?ダメなの?」首かしげて GM   : 九十:「なんだぁ……」        療治:「なんだよー、何が起こってるんだよー」 美亜子  : 「…んー。アタシの防御を殴りで抜ければ、行けると思うっスよ?…ただし、フルアーマー時の。」 GM   : 療治:「ねーちゃん、かったそうだもんなー」 美亜子  : 具体的には、17点以上出せば抜けます。いや、通すんだから18点か。 夜兎   : 「ねぇ、それ僕でも無理っぽい」 GM   : りんり:「とに、かく……今日はもう遅いから、また明日ね」 摩樹   : 「何がってんなら、一緒にじいさんのとこいきゃいいだろ。俺だって聞きたいぐらいなんだ」 GM   : 九十:「はっ、そうだよ! そろそろ門限で、わたしたち『ほどう』されちゃうよ!」        療治:「むぅー。明日教えろよなー」唇尖がらせて。 夜兎   : 「うん。じゃあ、二人共、明日ね」 美亜子  : 「あ。寝床決めてなかったっス。」        今日来て、寝床決める前にAZ屋紹介されて、そしてこの依頼だし。 摩樹   : 「お前はとりあえずうちのこい。送り返す準備はあとでしてやる」 GM   : 子供達はしぶしぶ帰って行きます。        というわけで、AZ屋到着。 夜兎   : 「ただいまー」 GM   : 朔朗:「お帰り」        やる気なさそうに入り口付近で胡坐座りしたザクロさんが迎えてくれます。        朔朗:「店閉めるよ。そこのレバーぐりぐりって回して」        やる気なさそうに指示。 夜兎   : 「うん」        ぐりぐり。ぐりぐり。回りません!(笑)        「……むぅ」←筋力8        僕りんりより非力ー……    密かなコンプレックス。  前衛なのに……同じ種族なのに……   美亜子  : 「…任しとくっスよー。」ぐりぐり。ぐりぐり…… GM   : まぁ、そんな感じで片づけ。        どすどす。        肖像:「おう、りんり。お帰り」        りんり:「ただいま」        肖像:「どうだった?」 夜兎   : 「変なの生えてた」 GM   : りんり:「のど乾いた」        肖像:「そうかそうか。ジュースを飲め」        りんり:「うん」 摩樹   : 「そこのガキがやられるとこだったぞ」 夜兎   : 「大丈夫。いつものことだし」        防護点低いから…… GM   : まぁ、中に上がります。        りんりがリンゴジュース飲んでます。こくこく。        ちなみに白亜さんはいない。買い物に行ってる模様。 摩樹   : 「とりあえず、問題のサーバーは停止させてきたぞ」詳しい話はかくかくしかじか GM   : 肖像:「……サーバーに魔物が寄生していたっちゅーことか?」 美亜子  : 「…なんか植物系ばっかりだったっスけど、モンスターが偏ることって多いんスか?」 夜兎   : 「あと最後に変な事言ってた」         「しぃ……ざっぁ……しざーず?しすたーず?」首かしげて 美亜子  : 「…ザ・シーズと違うんスか?The.Seed's。」 夜兎   : 「どれだろね」 GM   : 朔朗:「シーズ?」       ぴくっと反応します。 摩樹   : 「ん?なんか知ってるのか?」 夜兎   : 「最初っからしぃしぃいってたね」 GM   : 朔朗:「本当にシーズっつったんすか?」        りんりの方を向いて。 夜兎   : 「朔お兄さん何か心当たりあるの?」首かしげ GM   : りんり:「……」 夜兎   : 「よくわかんないけどそんな感じの言ってたよ……ねぇ?」とりんりに GM   : 目線を下の方に向けて、頷きます。        朔朗:「……」 夜兎   : 「?」二人の様子に首かしげてる 美亜子  : 「…えーと、なんか言ったらヤバかったっすかね…?」 GM   : 肖像:「最深部に魔物がいた、ので間違いはないの?」 美亜子  : 「でっかい花と蔦だったっス。」 GM   : 肖像:「ふーーーーーーーーむ」        肖像:「ふーむ」        肖像はそのまま席を立って        肖像:「ふーむ……」        と言いながら、奥の部屋へ行ってしまいます。        朔朗:「…………」        何となくそれを見送る朔朗。 夜兎   : 「??」不思議そうに首かしげてる 摩樹   : 煙草をだして、加えながら 夜兎   : 「……」ジト目←タバコ嫌い GM   : 朔朗:「……ああ。いや、報告はあれで十分ってことっぽいすね」 肩をすくめて。 美亜子  : 「…寝床、どうするっスかねー…」 摩樹   : 「……まぁ、それはそれとして、依頼料金はしっかりもらうぞ」 GM   : 朔朗:「ああ、はい。これに入ってるんで。敷地出てから落として下さい」        と言って、メモリのカードを渡します。換金所(ホテル)もって行ってもいいし、換金ネットに放り込んでもいいし。 摩樹   : 「ほい、確かに。それじゃまたなにかあったら摩樹事務所まで、ってね」        「ほれ、いくぞみゃーこ。ついてこい」        つーことで、なにもないなら帰るぞ GM   : 朔朗:「魔物に、シーズねぇ……こりゃ、荒れるのかな……。面倒だなァ……」と、呟いて 夜兎   : 「ねぇ、朔お兄さん」見上げて GM   : 朔朗も席を立とうとしますが、呼びとめられます。        朔朗:「ん?」 夜兎   : 「しーず、だと何か心当たりがあるの?」 GM   : 朔朗:「ああ……そっすね」        ちょっとめんどくさそうな顔をしてから、座り直します。 夜兎   : じいいいって見上げてる。 GM   : 朔朗:「正しくは、シーズ・ライブズっつー奴で」 夜兎   : 「しーずらいぶず?」 GM   : 朔朗:「まァ――なんつーか……」 美亜子  : 「……種屋かなんかっスか?」 摩樹   : っと、気になる話してるし、聞くだけきかないとか GM   : 朔朗:「1年前の、初花事件の首謀者……首謀AIっつーか」        朔朗:「原因と言われてたやつっすね」        ちらり、と、りんりの方を見て、言います。 摩樹   : 「…………ちょっとまて、どういうことだ?」 夜兎   : 「ふぅん……?」一年前の事件なんてよくわからないよ! 美亜子  : 「あの。いろんな意味で洒落にならない単語が聞こえた気がするんスけど。」 夜兎   : けど一年前、という単語にはなんとなく眉をぎゅうっとする。りんりの母さんもその頃だよね GM   : ちょうどそのころですね。 美亜子  : 「ていうか、一年前何があったんスか。アタシ、今日来たばっかなんで知らないんスけど。」 GM   : りんり:「……私、おじいちゃんのところいってくる」        朔朗:「ウス」 夜兎   : 「……あ」と、手を伸ばそうとして、迷って、手をひっこめて GM   : りんり:「今日の……まだだったから」 夜兎   : 「また、明日ね。りんり」 GM   : 朔朗:「ウス。頼むっす」        りんり:「……うん」        ヤト君の方にも頷いて、部屋を出ます。        それを見送ってから。朔朗はこめかみを軽く掻きます。 かりかり。        そして、話し始めますね。 夜兎   : 「……お兄さん、りんりがなにやってるか知ってるの?毎日」りんりがいなくなったのを見送ってから GM   : 朔朗:「あー、それはまぁ」 夜兎   : 「……」じいいいい GM   : 朔朗:「順を追って話すと」        ため息をついて。        朔朗:「えーっと、1年前に、初花事件っつーのが起きたのは割と有名だと思うんだけど」 GM   : 朔朗:「大規模なラトゥン……“穢れ”の発生した事件……まぁ、魔物っすね。組織的な動きで、ピンポイントにあるプログラムが攻撃されて」 摩樹   : 「…………」黙ってきいてよう GM   : 朔朗:「初花病院っつー……都の、でかい総合病院が、孤立した」 美亜子  : 「…それ、もう戦略テロっスよね…」ぶるぶる GM   : 朔朗:「電気とか、水道とか、院内のセキュリティシステムと、あと交通も妨害されて、数日間」        朔朗:「それが原因で、命を落とした患者も少なくなかった」 摩樹   : 「…………近年じゃ、かなり大規模な事件だったな」 夜兎   : 「……」 GM   : 朔朗:「で、まぁ……そのうちの一人が、りんりのお母さんの、落合情緒さんっす」 夜兎   : 「……」しゅーん GM   : 朔朗:「その時、このソードワールドもてんやわんやで」        朔朗:「俺らのパーティ……殴り屋本舗も、原因究明に当たってて」       朔朗:「んで……巡り合った。シーズ・ライブズに」 夜兎   : 「どんなのだったの?」 GM   : 朔朗:「どうやら、そいつはかなり高級っつーか……よくできたタイプの魔物らしくって」 GM   : 朔朗:「普通に会話できるレベルっす」 美亜子  : 「…」何となく、折り紙の薔薇出してみるけど。 夜兎   : 「おぉぅ……」 GM   : 朔朗:「んで、そいつの手引きで、初花事件は引き起こされてたらしい、っつーのが当時の見解で」 摩樹   : 「…………会話できるレベルの魔物なんて、報告は受けたないが?」 GM   : 朔朗:「いるっすよ。たまにだけど」        朔朗:「2nd SWD……イグニスの管理下には、もはや人間並のAIが存在するってことっす。ただまぁ、量産はされてないみたいだけど」 美亜子  : 「…seed…種…live…命…」ぶつぶつ        「…もしかしてそのシーズって、若い男性型だったりするっスかね…?」 GM   : 朔朗:「ああ……バジリスクってタイプの奴」 夜兎   : 「何がしたいんだろうね。イグニス」      ちなみにモンスター知識判定は失敗。  さすがにバジリスクをセージ2レベルで見識判定に成功するのは厳しい(笑)  ―――はずなのに、セージ1の美亜子は成功したという。    バジリスクとは高位の魔物で、人間形態と魔物形態を持ち、さらには石化の魔法をまで持つ、強力な蛮族です。     美亜子  : 何となくやな予感して、折り紙開いてあちこち確認するっスよ。みゃーこ。 GM   : ちなみに、ここにはデータがないんで、折り紙花は開けません。        端末の中で開くのはできるけれど。 夜兎   : 「ばじりすくってなに?」 美亜子  : 「…人間の姿と魔物の姿を持つ、高位の魔物っスね。…(多分)見たこと無いんで、噂しか聞いて無いっスけど…石化魔法使って来るかなり危険な奴らしいっス。」 夜兎   : 「へー」 摩樹   : 「しかし、そんなものの名前が、なぜ今でてくるんだ?」 美亜子  : なんかどんどん種島さん=シーズに思えてきて怖いんですが。 GM   : 朔朗:「いや、まぁ。そのとき」        朔朗:「殴り屋本舗でやっつけたんですけれど。そいつ」       朔朗:「俺、殺されちまって」ちょっと目線を逸らしつつ。 夜兎   : 「……」しゅーん 摩樹   : 「アカウントが消されて、それ以降のことはわからないってか?」 GM   : 朔朗:「いや、つーかまぁ、過敏になってるだけかもしれねっすけど」 夜兎   : 「……」しゅーん 美亜子  : 「…んーと」 GM   : 朔朗:「ちょっとこう、あんまいい感じのする言葉じゃないんで」苦笑してそう話します。        りんりの母親のかたきであり、朔朗自身のかたきでもあるわけですからね。        朔朗:「うーん……」 美亜子  : 「…名前が似てるAIの人から花買った時ココ紹介されたんスけど…偶然っスよね…?」        誰か乗ってきて!という願いを込めて言いますよ、ええ。 夜兎   : そういえばここにきたらいいよとか言われてたもんねぇ……(笑) 美亜子  : ぶっちゃけPLが本気で恐怖してるので。 夜兎   : 「なまえ?」       「ならおじーさんに見てもらえばいいと思う。もしくはぽい?」首かしげ GM   : 朔朗:「別に、AZ屋は秘密基地ってわけじゃないし。データなんかもらった?」 摩樹   : 「さって、そっちにかんしてはなんとも、ってとこだな」 美亜子  : 「えーと。花火の花とそれ用の水と、名刺と此処の地図っス。」 GM   : 朔朗:「ふーん」 美亜子  : 「…貰ったんは名刺と地図っスね。他は普通に買ったし。」 GM   : ちょっといいすか、と預かって、調べてくれます。 美亜子  : びくびく。 GM   : 朔朗:「……特に、変なもんじゃないけど」        調べながら。 美亜子  : 「よ、よかったぁ…」へなへな 夜兎   : 「よかったね」 美亜子  : 「なんか関係ありそうでかなり怖かったんスよ…」 GM   : 朔朗:「でも変なのは――その魔物で」 夜兎   : 「み?」 GM   : 朔朗:「落合家の」 美亜子  : 「…ああ、あの草っスね。」 夜兎   : 「そういえば、植物話さないよね」 美亜子  : 「………話さないんスか?」(植物系との交戦経験なし) GM   : 朔朗:「話す・話さないは、まぁ……それより」        朔朗:「『どうやってあそこに入ったか』だね」 夜兎   : 「?そんな入れないような場所なの?危ない場所だけど」 美亜子  : 「…生えたんじゃないっスか?植物だし。」 摩樹   : 「あのなぁ、俺らが見たのは現実そっくりなデータだぞ?そう簡単な話じゃないだろ」 GM   : 朔朗:「肖像さんが設置した置き場所っすよ。そーぬるくはない」 美亜子  : 「…でも、花はともかくツタの方は動けないっスよ?生えるか誰かが植えるかしないと用意できないっス。」 夜兎   : 「誰かが巻いたのかな。種」 GM   : 朔朗:「つか。りんりちゃんに案内してもらわなきゃ、あんた達もあそこまでいけなかったでしょ?」      とってもやばい落合家(笑)     美亜子  : ……えーと。あのトラップ、デジタル?フィジカル? GM   : 両方。 美亜子  : えぐっ!? GM   : 即ち、生身の体と、データ的な、ソードワールドでの身体を持ってないと、クリアできない。        且つ、難易度が高いので、内容を知っていないと、初見でクリアはかなり難しい。 夜兎   : まあ、よっぽど高レベルじゃないと危険だよね 摩樹   : 下手したら一発でアカウント削除だもんな     摩樹   : 「……或いは、あのサーバー事態に種が元々植えてあったか」 GM   : 朔朗:「誰が」 夜兎   : 「んーと、わるいひと?」 美亜子  : 「…えーと。魔物って、現実の身体無いっスよね?」 GM   : 朔朗:「そう」        そこ、というように、みゃ―この方を見ます。 美亜子  : 「…じゃあ、一体『何』があそこにモンスターを置けたんスか…?」        魔物じゃ駄目。人じゃやる意味が無い。…じゃあ、一体「何」だ?って事に。 摩樹   : 「…………可能性は2つ、設置した時点であの場所に種があった」 GM   : 朔朗:「うん」 摩樹   : 「もう一つは…………あの場所を知ってる人間が、意図的にしかけた」 GM   : 朔朗:「うん」        腕を組んで、頷きます。 夜兎   : 難しい事はわからないので、自分の足を揉んでる GM   : 朔朗:「まぁ、多分りんりちゃんもそのことに気づいてはいると思うし、肖像さんは言わずもがなで、だから部屋にこもったんだろうっすけど」 摩樹   : 「…………ま、可能性の話で、今の情報じゃ何もわかんないがな」肩をすくめていうぞ GM   : 朔朗:「……」        朔朗の方も、無言で軽く肩をすくめます。 夜兎   : 「いっこわかった」        「とりあえず、わかんないから、今日はおうちに帰ろうってことだね」 GM   : 朔朗:「……ま。そうかも」        がさがさー。        白亜:「ただいまぁ~」 摩樹   : 「ま、そういうことだな。今はこれ以上話す気もなさそうだし」 夜兎   : 「……おなかへった」        きゅう、とごろんとする GM   : 白亜:「あらー、帰ってたんですね~」 夜兎   : 手だけあげて「おかえりなさい」 GM   : 白亜:「どうも~。お疲れ様~。どうでした~?」 夜兎   : ごろごろ        「魔物が居たよー、倒してきたー」 摩樹   : 「無事、っていえるかどうかは別として終わるのは終わったぞ」        少し考えて、肩をすくめるかね GM   : 白亜:「へぇ? それは大変だったねー」        白亜:「ちょっと、お花屋さんにつかまっちゃって~、帰ってくるの遅れちゃいました~」苦笑しながら。 夜兎   : 「白おねーさんもー? 」 摩樹   : 「…………花、ねぇ」 GM   : ヤト君なでなでして。 夜兎   : 「こっちのおねーさんももらって、怖かったからって調べてもらってね、なんでもなかったって」えいしょと座りなおして        撫でられてる僕 GM   : 白亜:「ああ、そう言えば言ってましたね~。お花屋さんに紹介されて来たって」 夜兎   : 「白お姉さんは大丈夫だった?」首かしげ GM   : 白亜「うん?」 首を傾げて。 美亜子  : 「種島さんっスね。…名前が怖い人に似てる以外は、結構いい人なんスけどねー。」 摩樹   : 「どうも、植物データに変な縁があったから警戒しすぎてるのかね」 GM   : 白亜:「ああうん、いい人だったよ~。お夕飯食べてく?」 夜兎   : 「たべる!」元気よく挙手「おなかすいた!」 GM   : 白亜:「お母さんに連絡入れておいてね~」と言って、台所へ。 夜兎   : 「うん」立ち上がっててとてとお外に出てお電話してくる GM   : 朔朗:「まぁ……シーズについて知りたかったら、俺以外にも、殴り屋本舗の奴らが街にいるんで」 摩樹   : 「…………なるほど、覚えとくよ」 GM   : 朔朗:「当たってみるといいス」     GM   : というあたりで……そろそろ、シーンカット。        月明かりが、最先端の街を、淡く照らしていました。     ***     3rd chapter:不吉  C:戦士の休息   Warld Word:武器屋(ぶきや)  ソードワールドで武器屋と言えば、コード・コーティングを行う技術者を指す。  敏腕プログラマだったり、元冒険者の人間が多く、また高価で、一見さんお断りの場合が多い。  製作には複雑な技術が要り、且つ、冒険者生命を担うモノを扱うためである。     ***     GM   : というわけで、まぁ、マギのお家に少し視点を移しますか。        みゃーこのことでバタバタもなくはないでしょうし。 美亜子  : おー 摩樹   : とりあえずひっぱっていきて、かな GM   : はい。マギは自分の家あるんですっけ。 摩樹   : 一応そんな設定、データはつくってないが GM   : 了解。     美亜子  : 「…えーと。アタシはどうなるんスかね…?」 摩樹   : 「とりあえず、お前と俺は遠縁の親戚、ってな感じだ。そこはいいか?」説明から        「で、こっちにお前がきてるってんで探してくれって頼まれてたわけなんだ…………俺はこのまま送り返してもいいぞ?」 美亜子  : 「…送り返されるのはちょいと勘弁っスかねー…」         (二度家出させてもらえるかどうか危ういっスから。)声には出さない 美亜子  : 「こっちに住むのは、ダメっすかね…?」 摩樹   : 「…………こっちは住む場所を提供するって手札があるわけだが、お前は何をだす?」 GM   : うわぁきたないおとなだ。 摩樹   : 「ガキの気まぐれに付き合うほど俺も暇じゃないぞ?」 美亜子  : 「…んー。」 摩樹   : やる気もなくいられても迷惑なだけだからn 美亜子  : 「家事手伝いぐらいならやれるっスよ?後は、ソード・ワールド内限定ならタンク兼ヒーラー。」 摩樹   : 「…………1,2週間はおいてやる。それで邪魔になるようなら追い出すからな」        (例の話の手伝いぐらいさせてもバチはあたらんだろ) 美亜子  : 「了解っス!」びしっと敬礼 摩樹   : 「なら早速明日手伝ってもらうぞ。例の殴り屋本舗のメンバー探しだ」     GM   : シーズのことに興味は持ってるんですね。 調べるということは。 摩樹   : そらな。俺が警官辞めた理由でもあるし     美亜子  : 寝床は確保したし、ひっそり机の真ん中に花火花飾ってますね。話のタネ代わりに。 GM   : 綺麗に花火草がぱちぱちいってます。 摩樹   : 「…………不安だなんだといってたわりにすぐ飾るとは、豪胆なんだか」 美亜子  : 「安全なら問題ないっスから。というか、飾らなきゃ四千円の無駄っス。」        正しくは三千八百円だけど、二百円は誤差で。 美亜子  : 「…ところで、どの辺に居るとかの情報ってあるんスか?」 摩樹   : 「覚えとけ、探偵ってのは足が資本なんだよ」        つまり、情報なし(笑) GM   : 普通に、朔朗君に聞けばいいのに。(笑 美亜子  : 「……」        「パーティー名なら、宿で聞き込みっスかねー。」 摩樹   : ま、どうするかとかは明日しだい、かな        俺に話すかどうかもわからんからな 美亜子  : ですね。(明日新情報出るかもだし) GM   : 特に他に共有しておきたい交流とかなければ、視点をヤト君の方に動かしましょうかね。        そんな感じで、奇妙な遭遇を果たしたマギとみゃーこの、奇妙な同居が始まるのでした。        ぱちぱちと花火草がアップになって、視点を移し。     ***     GM   : ヤト君です。        まぁ、夕食のシーンの前後ですかね。        何か聞きたいこととかあれば今のうちにどうぞ。 夜兎   : えぇと、駄菓子屋でみんなで夕食? GM   : はい。まぁ、奥の住み込める方ですけれど。        どういうシーンがいいですか? ちなみにアゼ爺はでて来ません。 夜兎   : ううん。よく考えると僕はとっても無口なのでご飯をみんなで食べるだけだけど…… GM   : アゼ爺とかはここに住んでますからね。 夜兎   : まあ、りんりがちょっと落ち込んでたからそれが気になる、かな GM   : ふむふむ。 夜兎   : あと本舗のメンバーきいてみたいかな     GM   : 白亜:「うーん、りんりちゃんこないねぇ」        朔朗:「そっすね」 と言いつつ、春巻きに箸を伸ばす朔朗君。        白亜:「あ、ザクロ君勝手にダメ」        朔朗:「ウス……」 夜兎   : 「……呼んでくる」        座ってたのを立ち上がる。 GM   : という感じで。アゼ爺の部屋のところへ? 夜兎   : うん。てくてくいくよ GM   : じゃあ、アゼ爺の部屋の前でドアにもたれかかってるりんりがいます。 夜兎   : 「りんり?」首を傾げて名前を読んでからてくてく近づく GM   : りんり:「あ……ごはん、今日いらない」 夜兎   : 「……なんで?」不思議そうに GM   : りんり:「……きぶんじゃない」 夜兎   : 「……」眉をぎゅうっとして、おろおろ        ポケットぱんぱんして、何か入ってないか探して―――        「―――っ!」        素晴らしいものを見つけた、といいたそうに目をキラキラさせてりんりに近づいて、手に載せる。        お店でもらった飴玉。いちご味 GM   : りんり:「……」 夜兎   : 「じゃあ、これ舐めるといい」        「……きらい?」おずおず GM   : りんり:「きらいじゃないけど……」        ちょっと戸惑ったように。        りんり:「ありがとう……」 夜兎   : 「えっと、前、ね。僕、お勉強ばっかで、うっかりご飯たべなかった時とか、すっごく気持ち悪くなって……えと……で、美味しいの食べたら……げんき、でたから……」おろおろ        他のもらってきた方がいいかなとおろおろ。おろおろ。 GM   : りんりはちょっと眉を寄せてヤトの様子を見てますが、        あめだまの包装紙を解いて、口に入れます。        りんり:「……うん、美味しい」 ころころ。 夜兎   : 「……!」キラキラその様子をみる。        「うんっ」えへへ、と嬉しそうな笑顔      PL的には気を使わせたっ!?と、ちょっと思う瞬間。     夜兎   : そして間が持たなくなった少年は、またおろおろしだす。       「えと……りんり、本舗の朔お兄さん以外の人ってしってる?」 GM   : りんり:「……ん」 夜兎   : 「その、わかんないことって、しりたいから。だからね、聞いてみようって思って」 GM   : りんり:「龍岬さん」        まぁ、お師匠様ね。 夜兎   : 「あ、お師匠さま?そっか。そういえばそうか……」 GM   : こくり、と頷きます。      本舗のリーダー。   龍岬飛来。    一匹台風。     ハザード。     夜兎   : 天災にされてる GM   : りんり:「あと、岩崎さんと、丑寅さん」        りんり:「……岩崎さんは、アギトって呼ばれてて、髭のおじさん」 夜兎   : 「うん」        あとで連絡方法を師匠かお兄さんにきこうと思いつつ頷く。 GM   : りんり:「丑寅さんは、カッコいいお姉さん」 夜兎   : 「うん」 GM   : りんり:「えっと……その4人だと思う」 夜兎   : 「そっか。ありがとう」 GM   : りんり:「うん」 夜兎   : 「……」おろおろ        「(……一年前の事調べてくるねとかいうと、気にしちゃうだろうし、おうちのサーバーの原因なんでだろうねとかでも気にするだろうし……えぇと……」 おろおろ GM   : 白亜:「ヤト君~、りんりちゃん~、ごはんだよ~?」てくてく。 夜兎   : 「あ……」 GM   : 白亜:「肖像さん出てこない?」        りんり:「うん。わたしもいらない」        白亜:「めっ。ご飯食べないと、おおきくなれないよ~」 夜兎   : おろおろ GM   : りんり:「だって……」 夜兎   : おろおろ GM   : 白亜:「ほら~、あとでお爺さんにはもって行くから。りんりちゃんはちゃんと食べましょう~」        りんり:「……」 夜兎   : 「あ、あとで食べるって、りんりも」 GM   : りんり:「あ、えと……いい、今、食べる」 夜兎   : おろおろわたわた        「……」いいの?と言いたそうにおろおろ GM   : 白亜:「うん。そうしようね。ザクロ君、つまみ食いしちゃうよ。ああ見えて喰いしんぼだから、早くいかないと、全部食べちゃうよ」        りんり:「……はい」 夜兎   : 「う、うん……」 GM   : というわけで、りんりも食卓に行きます。 夜兎   : じゃあ、一緒に行く。そして食卓についたら、白お姉さんはすごいなぁという目で見てる。     GM   : 何か気になることはあります? 夜兎   : りんりの様子かなぁ GM   : この日に聞いておきたいことがあれば、それが聞けそうにセッティングしますけれど、特になければこのまま何となく終わります。        まぁ、いつもから物静かな様子なので、今日もしずしずとご飯を食べてる感じでしたね。 夜兎   : うーん。―――あ。     夜兎   : 「白お姉さん。そういえばお花屋さんってどこのお花屋?」 GM   : 白亜:「えー? あの、ホテル赤園の近くよー」 夜兎   : 「ふぅん……ありがとう」 GM   : 白亜:「うん?」 夜兎   : じゃあ、手をあわせていただきます。って食べ始めるね GM   : はい。 夜兎   : で、かっとかな GM   : 了解です。 3rd chapter:不吉  ―――報酬        経験点400点      依頼料   ・一人1000G     ドロップ   ・血色の花弁(120G)   ・強靭なツル 600G   ・剣の欠片 *5       一人頭1240G   PT剣の欠片:6個