第三話

縁日わんすもあ 前半
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   シーン1“ほにゃらら”

GMでは、始めます。
夏雲れありすむ! よろしくお願いいたします!
 
 浴衣にうちわ、おめんに花火。
 楽しい買い食い、夜のお祭り、縁日日和。
 
 今年もやって来た、活気にあふれる夏の交流イベント。
 今年の夏はいつもと若干違うけど、堪能しない手はない。
 熱の引かない夜に、心躍る。
 
 されど、運命は待ってくれない。
 翼を燦々と散らしながら舞い降りたのは、白き女。
 積み重なる疑問に、一つの正当が下される日が来る。
 
 ドグマ・ドライバという能力。
 プロテクト・プログラムと名乗る彼ら。
 アプリ・ア・プリオリという存在。
 この世界は、お遊びなのか。
 八束鋼助も、向居側桜子も、まやかしに過ぎないのだろうか――
 
 「尊く高貴なあなた様方は、
  懇ろに幻想と御心中なさっていればよろしかったものを。
  静かに夢は飛翔し、虚しき魂を慰め、ゆえに狂おしき愛しき我らが在る。
  ので、御座います。
  今一度、尽くが翼と化す中へ」
 
 夏雲れありすむ・第三話
 「縁日わんすもあ」
 
桜子よろしく。
GMよろしくお願いします。
鋼助お願いします
GMというわけで、オープニングテーマです。
ちゃっちゃっちゃ♪
桜子本気でプレゼント 作詞:向居側桜子 作曲:Chu☆Lips

本気でプレゼント 夢の中の貴方に届け
この気持ち気付いてほしいの 恋の不法侵入♪
本気でプレゼント 貴方の彼女になりたい
トナカイとソリの上で きらめく恋心♪

あなたの好きな子知ってる 私じゃないことわかってる
でもいい むしろいい だってね私 みんなのサンタだもん♪
煙突からあなた見てても あなたは他の子見ている(なんで?)
でもいい むしろいいんだもんね 切ない乙女心〜
絶対思いは告げられない それが私たちの掟
こんなんだったら サンタなんかに ならなきゃよかった〜

(クリスマスにいつも一人でいるって知ってるよ
 でも他の子の名前ばっかり言ってるね
 私そんなに魅力ないかな
 私には貴方しか見えないのに)

ちょっと落ちてきた振りをして あなたの胸に飛び込んじゃおう
すっごいチャンス サンタやってて、ホントに よかった〜♪

本気でプレゼント 貴方だけに愛されたい
イルミネーションの光の中で 優しく抱かれたいの
本気でプレゼント やっと気付いてくれたのね
これから始まるわ 二人の 秘密のクリスマス♪
くりすますー♪
(きめっ)
GM却下ですね。(笑
それじゃ、始めましょうか。
桜子ぼっしゅーと!?w
夏祭りか。
もう当日か?
鋼助GMは普通にオリジナルで作ってほしいんだとおもうんだが・・・・w>OP
桜子募集中って言ってたじゃないかw
GMオリジナルでって意味です。
さて置き。
では、本編を始めます。
桜子うむ。
GM 
ゆさゆさ。
と、鋼助君が揺らされます。
お昼寝中。
鋼助夏休みだから家か
GM「鋼助さんー」
ですね。
ゆさゆさ。
鋼助「んー・・・・・・?」
GM「鋼助さん!」
顔を覗き込むようにして。
鋼助「ったく、なんだよ一体・・・・・・ってのぁ!?」
GM「きゃっ!?」
奇声にびっくりしてのけぞります。
鋼助「お、脅かすなよ!?」
GM「あ、ごめんなさい、寝ているところ起しちゃって」
「すみませんすみません」
ぺこぺこ。
桜子今朝同じことがあったなw
鋼助これとはちがうといいきってやろうw
「あー、もういいよ」
「んで?なんかようか?」
桜子一体何がちがうんだ?w
GM「あのっ、お祭り行きませんか?」
鋼助「あー、そういや今日祭りあるんだっけ?」
GM「はいっ」
にこっと笑って、チラシを見せます。
近くに割と大きな黒核神社(くろざねじんじゃ)がありまして、そこでお祭りがちんちきあるのですね。
花火も上がります。
鋼助「まぁ暇だしな、別にいいぞ」
GM「やった!」
ぱぁっと、手を広げます。
鋼助「んじゃ準備するからちょっとまってな」
GM「はぁい」
と、窓の外を見ると。
雨です。
が、まぁ、濡れ女さんが来てからずっと家の周辺は雨なのでした。
鋼助・・・・・・・忘れてた
そうだよなぁ・・・・・
「・・・・・・・お前、外のこれどうにかできんのか?」
GM「はい?」
首を傾げて。
「出来ますけれど……」
鋼助「あー、海のときもどうにか出来てたんだっけか?」
GM「ジャミングですので、外すと奴らがきます」
鋼助うぅ、普通の感覚がわからなくなりそうだな・・・・・・w
「うわ、めんどくせぇ・・・・・・」
「・・・・・・まぁ、少しぐらいなら大丈夫だろ」
GM「あ、花火とか見えませんものねぇ……」
「調節しますね。すみません」
ぺこぺこ。
鋼助「あー、お前が悪いわけじゃないんだから気にすんな。」
桜子全くこの胸だけの役立たずめ!
GMというわけで、準備にでも行くのですかね。
鋼助お前がいうな!?
桜子という訳で出てこよう。
唐傘に浴衣で。
「さっきいきなり雨が降り出したぞ」
GM室内に!?
桜子おっと、玄関先かと思ってた。
まあ室内でいいけどなw
鋼助「って、お前はまた勝手に・・・・・」
桜子「諦めろ。私はこの家のどこにでもいる」
鋼助「お前はねずみかなんかか」
GM「わ、向居側さん、浴衣がお似合いですね」
サンタ帽だけど。
桜子サンタ帽だがな。
鋼助台無しだw
桜子ちゃんと下駄だぞ?w
GM室内で!?
桜子「サンタだって夏に浴衣で何が悪い!」
脱いでる。
鋼助「お前がサンタ名乗るのが悪いと思うんだが」
GM「気になってたのですけれど……何故向居側さんはサンタさんにそんなにこだわるんですか?
桜子「それは昔、鋼助がだな……」
鋼助「だぁー!?その話はいいだろう!?」
桜子「ふっ。それは冗談だ」
「そうだな。サンタとは、あれだ。やってることはばりばり犯罪だろう?」
GM「はぁ……」
桜子「不法侵入、不審物設置、領空侵犯、拉致監禁。他にもまあ色々だ」
鋼助「まて、拉致監禁ってなんだ」
桜子「しかしそれでも、彼らはやる。つまりサンタは、常識にとらわれない代わりに、自分のルールは遵守する存在なのだ」
GM「はぁ…………」
目を丸くしてから。
桜子「そしてなにより、子供が欲しい物をプレゼントする」
「これ以上わかりやすい子供の味方はいまい」
GM「でも……サンタ・クロースさんって、確か空想の存在である、って設定ではありませんでしたっけ……?」
桜子「だから私がサンタだ」
GM「……?」
かくん、と首を傾げます。
鋼助「お前がサンタだと世界中の子供が大迷惑だ」
桜子「なにおう! 近所の子供からは「やーいサンタめー」と慕われているんだぞ」
鋼助「それは慕われてるんじゃなくバカにされてるって言うんだよ」
桜子「まあ私の相手をまともにしてくれるのは鋼助ぐらいだからな」
GM「……う〜ん」
鋼助「はぁ・・・・・ってそういや浴衣着てるってことはお前も祭りいくのか?」
GM首を逆方向に傾げてから。
「ああ」
頷いて。
「成程です」
桜子「F91が祭りのチラシを持ってうろうろしていたからな」
GMひとりごちたように、笑顔を桜子さんに向けます。
桜子「ところでこの雨は何とかならないのか?」
鋼助「あー・・・・・・まぁそのうち晴れるだろ」
GMこくこく、と頷く濡れ女です。
桜子「F91の仕業だろう。この家の周囲10mのみ雨天という状況だぞ」
GM「うう……そのF91というのやめて下さいませんか……?」
桜子「こんなので祭りに行ったら客が右往左往して円形モーゼになる」
GM「ど、どうにかしますから!」
桜子「だったら何故止めないのだ?」
鋼助「あー、それはいいから、ほら、さっさといくぞ」荷物をちゃちゃっとまとめて
桜子「あれか。と、とまらない〜いぐううううっという状況なのか」
GM「ななな、なんですかそれ!?」
桜子「うむ。傘は用意してきたぞ。ほら」
鋼助「あー、あんままともに相手しなくていいから。ほら、いくぞ」
桜子渡す。
GMどなたに渡したのでしょうか。
桜子鋼助。
相合傘を狙う。
GMでは、それを見てむっとする濡れ女。
ぱらぱらと、傘が要らない程度の小雨になります。
鋼助「いや自分のあるから。渡すなら滴に渡せよ」
GM「こ、これなら傘も要りませんよ!」
桜子「F91はぬれてるのがデフォだから傘の意味なんてないだろう」
鋼助「すこしは俺の苦労も考えろ・・・・・・」
桜子「それに私は鋼助と相合傘をしたいから傘を持ってきたんだぞ」
GM「むーっ! だからF91と呼ぶのをやめて下さいー!」
という感じで、よろしければそろそろシーンを移しますよ。
桜子ああ。
鋼助そうだな、終わらんw
桜子まあ基本そうだからなw
GMというわけで。
縁日風景です。
地味に小雨が降ってますが、そんなの気にならないくらい賑わってます。
桜子ぴーひゃららー、どんどん
GMやいのやいの♪
鋼助「おー、けっこう人いるなぁ」
桜子しかし花火は見れるのか?
GMまぁ、このくらいなら大丈夫でしょう。
桜子なるほど。
「鋼助、あれを見ろ」
と上空を。
GMまだ上がってません。
鋼助「あ?」見るが?
桜子さっ。
鋼助は?
桜子「使うのは2000円までだからな」と鋼助に財布を返す。
鋼助「は?」
桜子「鋼助が無駄に散在しないように調整してやった。お年玉を奪う親風味に」
具体的には鋼助が上を見上げた時に財布を掏り取った。
鋼助「てめぇなにすんだよ!?」
桜子ちなみに幾ら持っていたんだ?
鋼助ん?まぁそれなりにってとこかな?
桜子1d
Santa -> 1D = [3] = 3
3000円か。
少ないな…
GM朝餉「あれ? 八束君じゃないか」
朝餉「それに向居側さんと、雨宿さんも」
鋼助「ん?よう、お前も来てたのか」
桜子「誰だ?」
鋼助「クラスメイトを忘れるなよ!?」
GM朝餉「下堤朝餉だよ」
苦笑して挨拶。
「あ、今晩はです」
桜子「様式美だ」
GMお辞儀。
朝餉「八束君もすみにおけないね。女の子二人連れてお祭りに来るとは」
桜子「見ての通り乱交予定だ」
鋼助「お前は黙ってろ!」
GM「ふぇ」
桜子「何故だ? 朝餉もそういう意図で言ったんじゃないのか?」
鋼助「んなわけあるか!?」
GM朝餉「違うよ」
苦笑して。
桜子「落ち着け。わかった、言い直そう」
「3P」
GM無視
ぴ〜ひょろろ〜
桜子がーんw
GM朝餉「八束君も、よく向居側さんと一緒に居られるなぁ……頭が下がるや」
桜子ハンドアウトにもそう書いてあるしな。
GM朝餉「まぁ、だから向居側さんも八束君に懐いてるのかな」
鋼助「腐れ縁だからな。半分あきらめてるよ」苦笑しつつ
桜子「ああ。私は夏になるとイキっぱなしだ」
夏+イッてる=なついてる
GM朝餉「ふぅ……」
脱力したように肩を落として。
桜子なにか朝餉というよりGMのリアクションな気がするなw
鋼助そう思うなら大人しくしてやれよw
「てかそっちはひとりか?」
GM朝餉「いや、今は一人だけどね」
桜子ここで朝餉に『なるほどさっきまで一戦こなしてきたわけだな。やっぱり神社の裏手か?』
などと聞いてもスルーだろうな。
GM朝餉「さっき弟と一緒に来て、弟は飽きて帰った」
鋼助ん?弟なんていたんだ
GM夕餉君。
桜子「スルーか……仕方ないからF91の胸で遊んでやろう。ぽーよぽよぽよ」
はっ!
GM「やめっ、やめてください!」
桜子そういえば妹呼ぶの忘れてた。
GMばっ、と胸をかばいます。
桜子「ええい水風船の中に混じってろ!」
鋼助あー、そういやそうだったなw
桜子仕方ないな。
GM「やーっ!」
桜子髪をサイドに纏める。
GM朝餉「僕も帰ろうかと思ったけれど、三半さんが友達連れて来るらしくて」
朝餉「待ってる間、うろうろしてたんだ」
鋼助「なら一緒にまわるか?俺らはこれからだし」
桜子「待て鋼助」
「妹と回ってやってくれないか」
GM濡れ女はうずうずしてる感じで、さっきからちらちらと出店を見てます。
桜子「しかし妹を忘れてしまったので」
「別にわざとじゃないぞ、本気で忘れてただけだ」
鋼助「あー、こら、勝手に1人でうろちょろするな!」
桜子「代役を用意した」
鋼助「代役?」
桜子ええいこいつ水風船に混ぜるぞw
GM「お面ですよ! わー」
桜子髪をサイドテールにして
「鋼助お兄ちゃんっ、冬子だよっ」
GM「むっ、向居側さん何するんですかー! きゃーっ」
桜子「冬こと一緒にお祭りまわろっ?」
鋼助「いやいやいや、どう考えても無理があるだろ!?」
GM朝餉「……(こわっ)」
桜子「それでえ、そのあとは一緒にホテルにいこうねっ」
鋼助「あほか!?」
桜子「……何か違うな」
GM朝餉「い、いや……何だかお邪魔みたいだから、僕は一人で時間をつぶすことにするよ」
鋼助あ、逃げやがった!w
桜子根性のない奴だw
鋼助「いや、邪魔じゃねぇから。つーか逃げるな!?」
GM朝餉「いやだな、逃げるだなんて」
桜子「まあ待て、鋼助」
「朝餉もこのあと友人と合流してお楽しみなんだろう?」
GM朝餉「言い方が嫌だなぁ……」
桜子「私たちの方こそ邪魔だろう」
GM朝餉「向居側さんはそういう言い方しかできないんだろうか……」
桜子「特に厄介な巨乳もいることだしな」
「ああ、できない」
鋼助「あきらめろ、こういう奴なんだよ・・・・・」
桜子「それともなにか。朝餉は楽しまないつもりなのか? だったら訂正するが」
GM無視。
朝餉「八束君、とりあえず、困ったら電話でもくれ」
朝餉「クラスメイトの友人ともどもで助けに向かおう」
桜子今っ!
GM朝餉「では、そう言うことで!」
鋼助「おう、といってもそのうち合うかもしれんがな」
今っ!って何事だw
GM朝餉「ああ、そうそう。そろそろ花火の時間だから、席を確保しておくことをお勧めするよ」
と言って、手を振って去っていきます。
「あ、花火そろそろなんですね〜」
と、綿あめを持った濡れ女。
「鋼助さん鋼助さん、あーん」
鋼助いつのまにw
桜子金を出したのは誰だ?w
GM濡れ女、お金は持ってるみたいですからねー。
鋼助「いややらねぇから」
桜子「ふー!」
真正面から
GM「わわっ」
「わ、綿あめ美味しいですよっ?」
桜子さんに威嚇されてのけぞりつつ。
鋼助「うまくてもそんなこっぱずかしいことできるか!」
桜子「ふっ。これだから甘いのだF91は」
私も屋台に並ぶぞ。
GM何故に。(笑
桜子買ってきた。
鋼助なにを?
桜子たこ焼きを。
「ほら鋼助、分けるとしよう」
「縁日名物。たこが一つしか入っていないたこ焼きだ」
GMそんなのないよ!
「むっ」
鋼助「いやべつに、ってそうだ」
桜子これなら恥ずかしくもあるまいっ!
鋼助俺もかってこよう
桜子何をだ?
鋼助焼きそば3つ買ってきて滴と桜子に渡すぞ
時間的に晩飯まだだろうしな
桜子「む」
GM「わ」
「あ、ありがとうございます」
桜子「しかたないな。ではこうしよう」
6個入りのたこ焼きのうち、二つずつをF91と鋼助に分ける。
やきそばにトッピング。
鋼助「お、さんきゅ」
GM「向居側さん、ありがとうございます」
桜子「『滴の綿あめを食べる』『桜子のたこ焼きを食べる』という選択肢が出たが『二人同時に攻略する』という選択肢を選んだわけだな」
GM「なんでふか、それ? はふはふぁっ、ははうあうあうあう」
↑たこ焼き熱い
鋼助「アホか、晩飯がわりだっつーの」
桜子「奢っておいて貰ってなんだが、こういうところの焼きそばはぶっちゃけぼってるよな」
鋼助「お祭り価格だからしょうがねぇよ」
GM「ほふー……」
「そろそろ、花火が見えるところへ移動しませんか?」
桜子「牛になるぞ。いやもうなってたか一部分」
GM「どっ、どう言う意味ですか!」
鋼助「あー、そうだな。場所もなくなるし」桜子はむしして
桜子「よし、少し待っていろ。場所をとってきてやろう」
しゅたっ。
鋼助「いやいや一緒にいけばいいだろ?」
GM行ってしまった?
桜子「鋼助がいると手段が限定されるからな。サンタだっ!」
いってしまった。
GM「わぁ……」
鋼助・・・・・・止めにいったほうがいいのだろうかw
GM「向居側さんは、いつも全開ですね……」
鋼助「もう少し抑えてほしいがな・・・・・」
GM「鋼助さんは、向居側さんのこと、好きですか?」
鋼助「あ?なんだよ急に」
GM「いえ、そう言う設定なのかな、と」
てくてくと移動しつつ。
鋼助「設定ねぇ・・・・」
「別に嫌いってほどではないがな、アレで根はいい奴だし」
GM「根が良ければ何でも許されるってわけじゃないのが、問題ですけれどもねぇ」
苦笑して。
鋼助「ま、そうなんだがな」
GM「わたしは、好きですよ。鋼助さんのこと」
鋼助「まぁ好きとかってのはよくわかんねぇなってはぁ!?」
GM「優しいですし、気遣いして下さいますし」
「NPCにしておくのが勿体ないです」
鋼助「お、お前よくそんな恥ずかしいことすらすらいえるな・・・・・」さすがにはずいw
GMてくてくと、歩きつつ。
「言えるうちに……」
鋼助君の方を振り返って。
「言えるうちに、言っておかないといけません……から」
微笑んで見せます。
鋼助「いきなり消えるわけじゃねぇんだからいつでもいえるだろ」照れ隠しにそっぽ向くぞ
GM「ふふ……」
 
ひゅぅうぅうぅぅぅぅ
  ドーン
 
「――あっ」
「花火、始まっちゃいました! 急ぎませんと」
鋼助「だな、とっとといくか!」
GMと、駆けだす二人。
その背景で――
 
ひゅぅぅ ……
  どぉおおおぉおん!
 
花火が
 途中で方向を変え、地面の近くで花開いたのでした。
鋼助はぁ!?



   シーンプレイヤー:特になし。




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