GM |
??:「停滞沈黙閉塞――消去」 背の高いシルエット。180を超えて、190あるかもしれない。 男性の――姿。 ??:「害悪共に、円寂を」 |
鋼助 | 「お前・・・・・・!」 |
GM | 緑色のスーツを着てます。 ??:「俺ごときの名前は、狂節踵(くるぶし きびす)」 踵「お初にお目にかかろう」 胸にやけに大きなペンダントをかけてます。 ろうそくがそこにあり、 緑色の炎がらんらんとともっているのです。 |
鋼助 | ちっ、周りのみんなは!? |
GM | 新しいビーチボールの用意をしてます。 |
鋼助 | ちぃ、気づかないんだったな・・・・! |
GM | 滴「鋼助さん!」 滴「プレイヤーです!」 ざざ。 踵「八束鋼助――だったか」 踵「話は聞いている」 すっと、ペンダントに手を伸ばすと…… 緑色の炎をそこからずるずると引き出します。 |
鋼助 | くっ、巻き込む前に移動するぞ! |
GM | 刀のように。 どうぞ。 踵「……逃げるか」 ひゅるるるぅぅ…… |
鋼助 | 「悪い!ちょっといってくる!」みんなにはそういうよ。通じるかどうかは知らんが |
GM | ずがああああんっ!! 逃げようとしたところで、目の前に衝撃が。 |
鋼助 | 「くぅ!?」 |
GM | 海の家のテラスに――ゴスロリ姿。 |
鋼助 | げ!? |
GM | ぴろり「モツヶ島ぴろり!」 これら「モツヶ島これら!」 ぴろり「お前に報復しに来たのだわ!」 これら「大人しく復讐されるが良いのだわ!」 滴「う……3人が相手ですか……!」 |
鋼助 | 「だぁー!くそっ!」なるべく人気の少ないほうに逃げるぞ! |
GM | はい。 ぴろり「おい、狂節! わちきたちの獲物を取るな!」 これら「わちきたちの相手なのだわ!」 ハイタッチ! 踵「む」 ひゅるるるぅぅ。 |
鋼助 | 逃げる逃げるー! |
GM | と、踵の方へ隕石です。 ですが。 一向に衝撃が来ません。 |
鋼助 | あ?振り返ってみるが? |
GM | 踵「下らない」 なんと、隕石が。 空中で静止しています。 ぴろり「くっ!」 これら「そうだった、こいつのドグマドライバは……!」 踵「邪魔をするのなら、お主ごときらから消えろ」 たんっ。 跳躍して、海の家テラスへ。 ぴろり「っ!」 これら「このっ!」 二人が手を合わせますがーー 緑の炎をした刀を、踵が振るうと。 隕石は空中静止し。 ざくっ。 ぴろり&これら「……!」 同時に斬られた、二人ともが固まります。 石のようにではなく、 ビデオの静止のように。 滴「……」 踵「……さて、今度はお主ごときら、か」 ざっと、テラスから鋼助さんの方を向き。 |
鋼助 | うわぁ、勝てる気がしねぇ・・・・・ |
GM | 左手で、パチンと指を鳴らすと…… ぼうっ…… ビーチボール 隕石 そして、ぴろりとこれら。 それぞれが緑の炎に包まれ――消え失せます。 ……しゅぼっ 首をこきりとさせて、鋼助さんを見下します。 ――茶色い瞳。 |
鋼助 | うわ、単純に止めるだけじゃねぇのかよ!? |
GM | 踵「俺ごときの炎に触れたものは、残らず停滞し――そして消去(デリート)される」 |
鋼助 | 「あいつら仲間じゃねぇのかよ!?」 |
GM | 踵「ドグマ・ドライバ――“クワィエット”」 踵「俺ごときの邪魔をする輩ごときに用はない」 背景では、和やかにビーチバレーが続いている。 |
桜子 | (ぴーひょろろーろろろー) |
鋼助 | ち、ここにいたら巻き込むか!?さっさと離れるぞ!! |
GM | 踵「……さあ、停まれ」 |
桜子 | 「忙しそうだな、鋼助」 |
GM | 軽々とテラスから飛び降り、こちらに向かって来ます―― 離れていいですよー。 |
鋼助 | 「相変わらずのんきだなお前はぁ!?」 |
GM | 滴「桜子さんっ!?」 |
桜子 | 「正直、もうしばらく見てようと思ったが」 「これを貸してやろう」とサーフボードを渡す。 「さて鋼助。今回の敵と前回の敵と違うところはどこだ?」 とはしりながら。 |
GM | 濡れ女さんもばいんばいんとついてきます。 |
鋼助 | 「だーもう!あの火に触れたらアウトだ!止まった上で消される!」走りながら |
桜子 | 「近づいただけでやられるという意味で防御力は高いが、反面射程が短いという意味で攻撃力は大分落ちてる」 「というわけで逃げるのは正解の一つだろう、今のところは」 |
鋼助 | 「わかってるよ!このままじゃやばいことぐらい!」 |
GM | 滴「でも、いずれ追い付かれますよ……」 |
桜子 | 「そして勝機は……あそこだ!」 とびしっと海を指す。 |
鋼助 | 「海?」 |
桜子 | 「さあ、伝説のサーファーになるんだ」 |
鋼助 | 「いや意味がわかんねぇよ!?」 |
桜子 | 「そしてこのF91がけしからん!」 ばいんばいん。 |
GM | 滴「ええっ!?」 ばいんばいん。 |
桜子 | 左右に叩いてみる。 |
GM | ぺちんぺちーん。 |
鋼助 | 「今はそれどころじゃねぇ!?」 |
GM | 滴「いたっ! いたーっ! なにするんですかぁ!」 胸を抑えて。 |
桜子 | 「なんか武器に使えないかな、これ」 |
GM | 滴「使えませんっ! とりあえず海から結構離れてしまいました」 |
桜子 | 「なにい! 海に行けといったのに」 |
GM | 海の家から追いかけて来たので。 |
鋼助 | 「あのままじゃ他の奴も巻き込むだろうが!?」 |
桜子 | 「どうせ他の人間には関係なさそうだったけどな」 |
GM | 滴「とりあえず、皆さんの荷物があそこに一杯あります」 |
鋼助 | 「そーゆー問題じゃねぇんだよ!」 |
桜子 | 「何か使えるものがあるかもな」 |
GM | 滴「鋼助さん、はい!」 がさっと、バッグを渡します。 |
鋼助 | 受け取るぞ! 中身チェックして、る時間はあるか? |
GM | 滴「受け取らないで、ごっつんってするんです!」 |
桜子 | 「鋼助、これだ!」とエロ本を渡す。 |
GM | 何処からーっ!? |
鋼助 | 「使えるかぁぁぁぁ!?」 |
桜子 | サンタだから。 |
鋼助 | つーか能力がちゃんと使えるかもみねぇとだしな・・・・・ |
桜子 | 「使えない? つまり趣味じゃないということか。じゃあ何属性がいいんだ?」 |
鋼助 | あーもー!とりあえずバッグを踵のいる方向に向かって殴るぞ! |
GM | ぎゅんっ! 凄いスピードで飛んでいきます。 |
鋼助 | 「どうだ!?」 |
GM | ですが、踵が炎を振るうと、眼前でピタッと止まってしまいます。 踵「浅はか」 ぼっ。 しゅうぅ。 |
鋼助 | 「だーくそ! |
桜子 | 「いーけないんだいけないんだ、F91が誰かの荷物を消しちゃったー」 |
鋼助 | 「非常事態だからしょうがねぇだろ!?」 |
GM | 滴「はぇっ!? わぁわ、ごめんなさぃっ!」 滴「で、でも、少し止まりましたよ、あの人!」 |
桜子 | 「じゃあ次はこれを飛ばしてみてくれ」 ざらっと砂を掬って渡す。 |
鋼助 | 「あーくそ!やってやるよ!」 |
桜子 | 「マッハ3ぐらいで多分衝撃波だけになって周囲爆砕だ」 |
鋼助 | 砂殴ってとばすぞ! |
GM | ざらあっ 散弾銃のようになって、周囲にばしばしゅと穴が開きます。 踵「む……っ!」 |
桜子 | 外れた? |
GM | いえ、当たりました。 ざざざっ。 ただし、非常に小さな砂粒なので、大した被害ではなさそうです。 |
鋼助 | 「どうやら、無敵ってことはなさそうだが・・・・・」 |
桜子 | 「おいおい手加減しすぎじゃないか。それとも出力に限界があるのか?」 |
鋼助 | 「そんなことしるか!」 |
GM | 滴「あんまり速度あげると燃え尽きちゃいますよ」 |
桜子 | 「いや、燃え尽きてもエネルギー自体は残るからな。空気に伝播して衝撃波になるんだが」 |
鋼助 | 有効打与えるならでけぇので数撃てばいい、か? |
桜子 | 「物理的な何かというより、攻撃魔法的な何かかもしれない。つまりあれか…やっぱ殴りに行けと言う事か?」 |
鋼助 | 「いやいやいや!?近づいたらやられるだろ!?」 |
桜子 | 「よし、お前のための武器を用意してやるからちょっと待ってろ」 と工作を開始してる。 |
GM | 滴「な、何だかわかりませんが、時間稼ぎますね!」 もくもくもくもくっ! と、雲が取り囲み―― ざああっ! っと雨が降りはじめます。 滴「濡れるのは我慢して下さいね」 |
鋼助 | 「あーもうこの際問題が解決するならどうでもいいよ!」 |
GM | 滴「“シャワリング・ノイズ”――メインプログラムからとりあえず切り離しました」 ざあー。 |
桜子 | よし鋼助。 金を出せ。 |
鋼助 | いきなり何いってんだ!? |
桜子 | わかった。 じゃあいいなおそう。 財布ごと出せ。 |
鋼助 | さらに悪くなってるわ!? |
桜子 | 敵が目の前まで迫ってるんだ。急げ。でないと不幸が訪れるぞ。 霊感商法って憧れるよな。 |
鋼助 | んなもんに憧れるな!? |
桜子 | わかってないな。 例えば、だ。 原価100円の十字架があったとしよう。 これを神父が祝福することで1万円で販売する。 信者は喜んで買い取る。 ここで原価を信者に知らせることは親切か? 宗教とは地上最大の商売だ。 |
鋼助 | むずかしいとこだな だが俺から金を取ろうとすることへの説明になってないわ!w |
桜子 | わかった。 私を信じて有り金を出せ! |
鋼助 | せめてわけをいえぇぇぇl! |
桜子 | 「早く財布を出せ鋼助! 間に合わなくなっても知らんぞー!」 |
鋼助 | 「あーもー!後できっちり返せよな!」財布渡すぞ! |
桜子 | よし。 ではばらりと開いて まず札を取り出し、水着(上)の中に収納する。 「いいか鋼助。敵の能力は、あの剣できりつけたものの停止だ」 |
GM | ざぁー。 |
桜子 | 「つまり切りつけられないものは防げない」 「逆にきりつけられるものならどんな巨大な物でも無意味だ。故に、この場合必要なのは砲弾ではなく、散弾」 小銭入れ部分を開いて、それを掌の上に開ける。 ざらざら。 「さあ鋼助。今日からお前は銭形平次二号だ!」 渡す。 |
鋼助 | 「それ飛ばせってことか?上等だ!」 |
桜子 | 「では私は次弾装填をしよう」 |
GM | 滴「あの……準備OKですか?」 |
桜子 | クラスメイトの荷物を漁って財布を探し出す。 ごそごそ。 |
鋼助 | 「何こそ泥の真似事してんだよ!?」 |
桜子 | 「札はいらないからしまっておくとして小銭が……少ないな」 「何を言っているんだ? れっきとした戦闘補助行為だろう」 |
鋼助 | 「あーもー!いいぞ!やってくれ!」 |
GM | 滴「は、はいっ」 |
桜子 | 「滴殿。1000円やるから好きな缶ジュース買ってきてくれ。釣りは忘れずにな」 |
GM | と。 正面の雨が突然 燃え上がります。 ぼっ……! 緑色に! |
鋼助 | 「くっ!きやがったな!」 |
GM | そして放射状に広がり―― |
桜子 | こういう化学実験したことあったなw |
GM | 踵「――居たな」 |
鋼助 | のんきだなぁ!? 「こっちはお前の相手してるほど暇じゃねぇんだよ!」 |
GM | 滴「く、シャワリング・ノイズすら消去するんですか……!」 燃え消える炎の中。 ざっ、ざっ、と 踵が近づいてきますね。 |
鋼助 | 「悪いがさっさとかえってもらうぞ!」小銭を殴って飛ばすぞ! |
桜子 | 「鋼助選手。大きく振りかぶって第一球、投げたー」 |
GM | 右手に炎、左手にビーチパラソルを持ってます。 |
桜子 | ん? はっ、しまった! |
鋼助 | うわ、嫌な予感が・・・・・・・ |
GM | 踵「下らない」 ばっと、ビーチパラソルを向けて、炎を一閃。 パラソルに小銭が当たりますが―― |
桜子 | 「停止した物は物理現象を受け付けない!」 |
GM | 貫きもせず、そこに衝突して、落下します。 |
桜子 | 「そして消すかどうかは設定次第か」 |
GM | 滴「……! 空白ですね……!」 |
鋼助 | 「げっ!?ありかよ!?」 |
桜子 | パラソルは消える? |
GM | いえ、そのまま固定されてます。 向こうに踵がいるようですが。 |
桜子 | 「とりあえず鋼助、次弾装填だ」 と小銭を渡して財布を捨てる。 |
鋼助 | 「このままやっても足止めくらいしかなんねぇんじゃねぇのか!?」受け取るが |
GM | 滴「二次元空間でいえば、紙の上の穴……どうやったって、穴の上に線は引けませんからね」 |
桜子 | 「条件は同じだな。盾から出ると向こうも危ない」 荷物から勝手に財布を拝借しつつ。 |
GM | ぼっ……! パラソルが燃え上がります。 |
鋼助 | くそ!次撃つぞ! |
GM | と同時に! 人影が左側へ跳躍! すぐさま方向修正して、向かって来ます! |
桜子 | 勝負に来たか! |
鋼助 | ぐっ!こっちも狙いつけなおして撃つぞ! |
GM | 踵「ふん」 |
桜子 | 運動神経の鈍い鋼助に対応は難しいだろう。 |
GM | ばっと、ポケットからハンカチを取り出したか と思うと、それを空中に固定し、 |
桜子 | なんかJOJOになってきてないか?w |
GM | 足場にして空中をかけ上ります。 |
鋼助 | しるか!w |
GM | たたんっ! さて……どうしますか? |
桜子 | あまり暇はなさそうだな。 |
鋼助 | だー!迎撃するにはー! |
桜子 | 荷物のなかにビニールシートはあるか? |
GM | バスタオルはあります。 |
桜子 | 多少面積は少ないがそれでいいか。 |
GM | ふっ。 炎の剣を振るってきます。 |
桜子 | ばっと上に広げて投げつける! |
GM | 炎に巻き込まれ、空中に固定されますね。 |
桜子 | ただの布だが、停止すれば障害物だ! |
GM | 踵「むっ」 滴「鋼助さん! それを逆ベクトルに殴って!」 |
桜子 | しかし稼げる時間は一瞬。 |
鋼助 | 「わかった!」ぶん殴る! |
GM | と言って、鋼助君にしがみつく濡れ女さん。 反動で、 凄いスピードで後ろに吹き飛びます。 びくともしないバスタオル。 |
桜子 | こ、このF91! |
GM | ぎゅんっ! |
鋼助 | うわ、思ったよりとんでもな状態だな!w |
桜子 | 「………」 |
GM | 桜子さんはしがみついてないなら、取り残されます。 |
桜子 | その暇はなかっただろう…w |
GM | ぼぅ……っ |
桜子 | 「これ以上邪魔をするつもりはない。犯人はあっちだ」 |
GM | バスタオルが燃え消えます。 すたん。 |
桜子 | ゆびさす。 |
GM | と、踵が着地。 そんな桜子さんを一瞥し、 鋼助君の方を見据えます。 |
鋼助 | 「あーもー!俺になんの恨みがあるってんだよ!」 |
GM | 踵「らちが明かないな」 |
桜子 | 悪いが鋼助。私はここまでのようだ! |
鋼助 | 「だったら帰れ!俺は忙しいっつーの!」 |
GM | 踵「逃げるのなら、おびき寄せるまで」 すっと、 緑色の炎を、桜子さんに向けます。 ちりちり……。 |
桜子 | 「OH。ワタシはタダノ通りすがりのサンタデス!」 両手を上げる。 |
鋼助 | 「そこまでして俺を消したいか・・・・・!!」 |
GM | 踵「無論」 一閃! 桜子さんの水着が切られます。 ぴっ。 肌の方は無傷ですが。 |
桜子 | そんな繊細な武器だったのか?w 「……」 |
GM | ビキニでしたっけ。 |
桜子 | 上下、どっちだ? |
GM | なら、胸の方だけですね。 |
桜子 | しまった。札束が! |
鋼助 | 武器というより、能力だと思うがって面倒くせぇ! |
桜子 | ばらばら。 |
鋼助 | んなのどうでいもいいだろう!? |
GM | 空間接着された固体のように、水着が動かなくなります。 |
桜子 | そのうち燃えて消えるな。 |
GM | いえ、消えませんね。 |
桜子 | ん… 整理させてくれ。固定されたのは水着だけ? |
GM | はい。 |
桜子 | わかった。 これは怪我の功名かもしれん。 |
GM | 桜子さんが人間を超越した体の柔らかさを誇らない限り、 抜け出すのは難しいでしょう。 |
桜子 | あるいは人知を超えたパッドをつけてればいいんじゃないか?w |
GM | その可能性は否めませんが……。(笑 |
桜子 | ま、とりあえず拘束されてる。 |
GM | 踵「これで、この女ごと気は不動だ」 |
鋼助 | あーもー!人質にとられてなにのんきな! |
桜子 | 「おおう、動けん。何だ貴様、私と口で勝負か? 良かろう受けて立ってやる」 |
GM | 無視。 踵「取引をしようか」 |
鋼助 | 「・・・・・・なんだよ取引って」 |
GM | 踵「此度の停止は、片方だけで良しとしよう」 すっと、炎を濡れ女と鋼助君の方に向けます。 踵「この女ごときと、その女ごとき、交換を良しとするのなら、この場は退く」 |
桜子 | 「あるところに若い男が住んでいた。両親は長期出張で、女の子を連れ込み放題。だというのに男は一人で○○○を握り締めていた。全くダメなやつだな」 |
GM | 踵「あるいは、お主ごときが犠牲になると言うのならそれでも構わない」 踵「如何する?」 ずい、と。睨んできますが。 |
桜子 | 「おい炎使い。その男はそういう選択肢は絶対に選べないからむしろ相手に選択肢を出させてやると話が進むぞ」 |
GM | 滴「鋼助さん……わたし……」 |
鋼助 | 「・・・・・・」 |
GM | 滴「巻き込んですみません……わたしが……」 濡れ女が、少し諦めたような顔をしますね。 滴「わたしが行くのが、順当……ですよね」 立ち上がります。 踵「……」 |
桜子 | 「ふう……鋼助、どうするんだ?」 |
鋼助 | 「・・・・・・あんたはどんぐらい無茶きくんだ?」滴にきくが |
GM | 滴「無茶?」 |
桜子 | 「切られても何秒持つとかそういうことじゃないのか?」 |
GM | 滴「ああ……それなら、切られた時点でデータは空白・不干渉と変換されるようですが、その後消去されるタイミングは、彼の」 踵の方を向いて。 滴「任意かと思われます」 |
桜子 | 「そしてできることは雨を降らすことだけか、この無能!」 |
GM | 滴「うわぁあん、ごめんなさい!」 踵「……ふん。五月蝿い輩」 踵「NPCが。俺ごときは正しき勤めを行っているのみ」 |
桜子 | 「大体貴様は何者なんだ?」 |
GM | 踵「所詮は修復可能な人格。不具合があるなら、消去すれば良いだけだ。しかるに、お主ごときが来ればよかろうが」 |
鋼助 | 「・・・・・・・・そんなに俺を消したいならいってやるよ」 |
GM | 滴「鋼助さん……」 |
鋼助 | 一歩一歩ゆっくり近づいてくぞ |
GM | 滴「こ、鋼助さん!」 濡れ女が引きとめようとしますが。 |
鋼助 | それでもいくぞ |
桜子 | 「鋼助!」 |
GM | 踵「安心しろ。停滞にも消去にも、痛みなど伴わぬ」 炎を構えます。 |
桜子 | 「次善としては、そこのF91を差し出して家に帰るのがいいかと思うが」 |
鋼助 | 「そっか、そらよかったよ」 |
桜子 | 「仕方ないから最善にしておけ」 |
GM | 滴「F91はやめて下さいってばっ! さ、最善って」 |
鋼助 | 「そうだな」 「おっと」そこで足を取られて転びそうに |
GM | 踵「む」 |
鋼助 | ・・・・・なるフリして下の泥を殴ってとばすぞ! |
GM | 何処へ向けて? |
鋼助 | 踵へ向けて、だ! |
GM | 踵「――ぐっ」 |
桜子 | 体積どれほどだ? |
鋼助 | 粘土質の物体が高速でぶつかればただじゃすまねぇだろ |
桜子 | 問題は隙ができるかどうか、だが。 |
GM | 固まっていた泥が、空中で分解し……とても全部を固定しきることは出来ず、 塊がどすどすっと踵の身体を撃ちます。 ぐらっ。 |
桜子 | 隙ができたか。ここで畳み掛けないと私の命はなさそうだな。何しろ交渉決裂だ。 |
鋼助 | 「もう一丁!」もう一度いくぞ! |
GM | 踵「!」 察して、避けようとその場を離れます。 ざっ。 |
桜子 | 私からは離れたか? |
GM | はい。 |
鋼助 | その隙に桜子に近づくぞ |
GM | その選択で良いのなら、どうぞ。 |
桜子 | 気になる言い回しだなw |
GM | だって、近づいたところで桜子さんは動けない。 |
桜子 | まあ待て……抜け出す努力をしよう。 「待て鋼助」 |
GM | 結構辛いと思いますが。(笑 |
桜子 | がんばる。 まず水着にはさんでいたお札を引っ張り出す。 ばさばさ。 |
GM | 成程。 |
鋼助 | どんだけとってんだよ!?w |
桜子 | そして大きく息を吐いて |
GM | 本当ですよ。(笑 |
桜子 | 両手を上に上げ 肩関節を外す。 |
GM | そこまでするのなら、体の柔らかさで達成値10くらいですかねぇ。 |
桜子 | ごきり。 |
鋼助 | ぶっ!?器用というかなんというか・・・・・・w |
GM | って言うか外せるんですか!? |
桜子 | 盗賊スキルでいいか? |
GM | ふぅむ。 |
鋼助 | ま、まぁ世の中にはそーゆーことできる人もいるらしいが・・・・・・w |
GM | まぁ、+3までなら良いでしょう。 |
桜子 | おいおい。縄抜けは盗賊のたしなみだぞ?w |
GM | 本来+4ですが、余技の域な気がするので。(笑 |
桜子 | 2d+3 Santa -> 2D+3 = [3 |
桜子 | おや。 |
GM | ま、どっちも同じ達成地なのでOKです。 |
桜子 | 切った。 |
GM | ごきり。ずるり。 |
桜子 | 「ふう」 胸丸出し。 |
鋼助 | あー、上着を脱いで桜子に渡すぞ |
GM | 踵が体勢を直します。 踵「大したものだ。抜け出すとは」 |
桜子 | 「すまんが鋼助。あとは任せた。私はちょっと嵌めてくる」 |
鋼助 | 「あぁ、任された」 |
GM | ざっざっざっざっざ。 踵が近づいてきます。 |
桜子 | ちょっと離脱する。 |
GM | はい。 |
桜子 | PCがなw |
GM | ざあっ! と、そこに雨が降ってきます。 濡れ女の声。 滴「鋼助さん、すみません。真正面からぶつかって、大丈夫ですか?」 鋼助君と踵が切り離された形ですね。 |
鋼助 | 「・・・・・・・正直きついな。つっても決め手もねぇし」 |
桜子 | このF91は何を言っているんだ?w その雨で炎を消せたらいいのにな。 |
GM | 消せませんねぇ。 |
桜子 | 本当に役に立たないな?w |
鋼助 | んー・・・・・関係ないが雨もその気になれば飛ばせそうだな |
GM | 滴「えと……雨の中に飛び込めば |
桜子 | やっぱり海に逃げるべきじゃないか?w |
GM | 滴「必ず踵さんの背後をとれるようにすることは出来ます」 |
鋼助 | 「は?そんなことまでできるのか?」 |
GM | 滴「初めて会ったときの、覚えてますか? 配置入れ替えというか……」 |
鋼助 | あ、あの閉じ込められたやつか! |
GM | 滴「雨の中に飛び込んだ時、次にどこに出てくるかは、わたしが決められるんです」 滴「踵さんは雨ごと切っちゃいますから、その限りじゃないですが」 |
鋼助 | ・・・・・ってそうか さっきの方法で海までとべばいいのか |
GM | それも出来ますね。 |
鋼助 | 「・・・・・・うし、とりあえず海で勝負だな」 |
桜子 | せっかくだからかw |
GM | 滴「わかりました。飛び込んで下さい」 ぼっ……と、目の前の雨が燃え広がっていきます。 背後にはまだ雨が残ってますね。 |
鋼助 | なら背後にいけば海にいけるな |
GM | その通りです。 |
鋼助 | よっし!気合いれてくぞ! |
桜子 | ちょっと待てw 待て。 |
鋼助 | と、滴をつれてってん? |
桜子 | その技は その技を使うときは、必殺だ。 意味がわかるか? |
鋼助 | 必殺、か・・・・・・・確かにな |
桜子 | ただの移動で手の内を明かすなということだ。 手札が少ないんだからな。 |
鋼助 | さて、決まれば必殺だが・・・・・・・ 「・・・・・・そうか、すきに飛ばせるなら」 「今から飛ばすもんをあいつの腕とか狙って飛ばせるか?」 |
GM | 滴「はい? 難しいですけれど」 滴「できます。やるなら急がないと」 |
鋼助 | 「んじゃたのんだぜ」 |
GM | じわじわと、緑色の炎が広がっていきます。 間もなく踵が正面に現れてしまうでしょう。 |
鋼助 | ポシェットから工具をだして後ろの雨めがけて殴り飛ばす! |
GM | ぼっ! 炎が開け、踵の姿が目に映った瞬間! ざくざくざくっ! 周囲の雨雲から、弾丸のように降り注いだドライバー類が…… 一点、狂節踵の右手を貫きます。 踵「ぐっ……」 |
鋼助 | 「よっしゃ!どんぴしゃ!」 |
GM | しゅぼっ……血が噴出し、右手から炎が失われます。 そして片膝をつくなか、周囲の雨雲が消えていきます……。 |
鋼助 | 「どうする?その状態でまだやるかい?」 |
GM | 踵「……お主ごときら……」 |
桜子 | 「敗者ごときが、見逃してやるからさっさと去るがいい!」 にょき |
GM | 踵「……ふん……」 |
鋼助 | 「のあ!?どっからでてきた!?」 |
GM | 滴「……」 |
桜子 | 鋼助の股の間から。 |
GM | 踵「よくやった、と言っておこう。もう一度今のをされては、対応のしようがない……」 |
鋼助 | ホントにどっからでてんだよ!?w |
GM | ぼたぼたと血の落ちる手を抑えながら、立ち上がって。 |
桜子 | 鋼助がそんな台詞をはくから、ここから生えざるを得なかったんだろう。 |
鋼助 | 他にも選択肢ならいくらでもあったろうが!?w |
GM | 踵「だが、俺ごとき倒したところで、な」 |
桜子 | 「貴様など四天王の中でも一番の下っ端」 |
GM | 踵「違う、が……」 踵「お主ごときは、もはや無視のしようもない不具合(バグ)であり、それが証明された」 踵「この世界が存続する限り、このままでは終わらんだろうよ」 ぼぼっ、と、 |
鋼助 | 「あーそーかい。こっちとしては無視してくれたほうが嬉しいがね」 |
GM | 左手に緑の炎を生み出します。 踵「リペア」 きしきしっ。 じじじじじじ――っ 損壊した周囲のものが直っていきます。 踵「ふん」 その左手を、 自分の顔に当てて。 |
桜子 | 消える? |
GM | 踵「次のプロテクト・プログラムはこの程度ではないだろう」 ぼっ めらめらめら…… ふしゅう。 |
鋼助 | 「プロテクト?なんのことだ?」 |
GM | 緑の炎に巻かれて、狂節踵の姿が消えてしまいました。 |
鋼助 | 「・・・・・・・・はぁぁぁぁぁ、とりあえず終わったか」その場に座り込むぞ |
桜子 | 「やれやれだな」 |
GM | 滴「お疲れ様です。あ、あの、桜子さん。これ」 と、水着の胸の部分を渡してきます。 滴「さっきのところに、落ちてましたので」 |
桜子 | 「うむ」 付け直して、お札を拾う。 「ぱーっとなにか上手い物でも食べるか」 |
鋼助 | 「いやいやいやいや、金は返せよ!?」 |
GM | 冬子「鋼兄ちゃん〜! あとお姉ちゃん〜」 たったった。 滴「あ、冬子さん」 冬子「何してるの〜? って、お姉ちゃん!?」 わなわなと桜子さんを指差して。 冬子「ま、まさか泥棒……!?」 |
桜子 | 「これは鋼助のために持ち出したんだ」 「だろう?」 |
GM | 冬子「そ、そうなの、鋼兄ちゃん!?」 |
鋼助 | 「人を犯罪に加担させるな!?」 |
GM | ぽん、と肩に手を置かれて。 朝餉「八束君……流石に法に触れるのはどうかと思うよ」 |
鋼助 | 「俺は悪くねぇぇぇぇぇぇ!?」 |
GM | 朝餉「いや、わかってるけれどね」 と言って笑います。 |
桜子 | しかしまあなんだ…実際小銭はどっかいったけどなw 誰かの。 |
鋼助 | まぁそれはあきらめ・・・・・って俺の持ち金は確実に減ったわ!? |
GM | 冬子「ま、どうせお姉ちゃんがまた悪いんだけど」 |
桜子 | 必要経費だ。 |
GM | 滴「信用されてませんねぇ、桜子さん」 苦笑。 |
桜子 | 「心外だな。私が財布を持ち出さなければ鋼助は死んでいたぞ」 |
GM | 冬子「逆の信頼があるの。そんなことより」 ぎゅっと、鋼助君の手に絡みついて。 冬子「泳ごっ!」 |
鋼助 | 「あー、できれば少し休みたいんだが・・・・・・まぁいいか」 |
GM | 冬子「うんうん!」 朝餉「あ、ちなみに雨宿さんも連れて行ってあげたほうが良いと思うよ」 滴「えっ?」 |
桜子 | 「そうだ。鋼助」 「サンタからの贈り物だ。お前に一夏の恋人をプレゼントしてやろう」 |
鋼助 | 「そうだな、滴も泳ごうぜ」 |
GM | 生徒達:「うおおおお! 滴さん、俺たちだ! 結婚してくれええ!」 どどどど。 滴「きゃあああ」 |
鋼助 | 「お前らは少しおちつかんかぁぁぁぁ!!」 |
GM | 桜子さんの話しは、次回持ち越しで良いですか? |
桜子 | うむ。 まだ夏はあるしな それにどうせ益体のない下らない話だw 時間が余ってるならしてもいいが。 |
GM | 了解です。 ではそんな感じにかけ出したところで、 シーンカットです! お疲れ様です。 |
鋼助 | お疲れ様 |