GM | 〇全体予告 空は青く。 雲は白く。 蝉は鳴き。 太陽は輝き。 ひまわりはそれを追うし、 ぼくたちは汗をかいて喘ぐ。 青々と茂る緑に、山の景色、海の声。 花火が夜景を照らし、日差しが皮膚を焼く。 「私が『恋人』をプレゼントしてやろう!」 ――――夏。 「落ちる! 潰す! 砕く! それ即ちゴスロリなのだわ!」 電波な発言が非現実を呼び込み、正気は脆くも崩れ去る。 「停滞沈黙閉塞――消去。害悪共に円寂を」 まるで寝苦しい夜の夢。 「畏れ多くもわたくし様の畏れ多き力は、天へも昇りますわ」 とんでもない君の夏が、足並みそろえてやってくる。 「この世界は、お遊びなんです」 突然来訪したびしょ濡れの彼女は、 にこやかにそう告げる。 「現実って、一体何だ……」 君の汗が頬を伝い、アスファルトに落下した。 じゅ……っ。 “夏雲れありすむ” |
GM | というわけで……。 開催しましょう。 皆様、よろしくお願いいたします! |
鋼助 | どういうわけ!? なんだ途中の不吉なセリフは!? |
桜子 | 変人達のパレードだなw |
見学者 | ファンタジーですね。現実的な意味での |
GM | では、自己紹介お願いいたしますよ! まずはぁぁぁぁ、今回の生贄! えっと |
鋼助 | 生贄!? |
GM | 今回のPC1! 主人公! |
桜子 | サンタ・ザ・レッドだ。サンタをやっている。 |
GM | 八束鋼助君です! |
鋼助 | どんな自己紹介だよ!? |
GM | ヒロイン待て! |
桜子 | なにい! 鋼助が主人公だと? |
GM | え、そうですよ。 |
桜子 | どこがだ? |
GM | えーと……。 うーん。 |
鋼助 | そこで悩むなよ!?w |
GM | まぁ。 不幸だし。 |
鋼助 | 言い切った!? |
桜子 | なるほどな。 では仕方ない。 |
鋼助 | 納得かよ!? あぁもう、つっこんでたらきりないから自己紹介するぞ |
GM | よろしくですよー。 |
桜子 | ほら、早く自己紹介をするがいい主人公(不幸) |
GM | 頑張って下さい、主人公(不幸)! |
鋼助 | 名前は八束鋼助(やつかこうすけ)普通の高校生だ てめぇら不幸っていうなー!! |
桜子 | 悪いが。鋼助の場合主人公と不幸はセットだ。 他に証明方法がない。 |
GM | ほらほら、桜子さんちょっと譲ってあげて下さい。(笑 |
鋼助 | んな定義捨てちまえ! はぁ、続きいくぞ?趣味は機械いじりとカラオケ、昔怪我して運動は苦手だ。 いやな縁でそこの幼馴染のストッパーってことになってる あと言っとくことあるか? |
GM | 機械いじりって具体的に何を? |
桜子 | たった3行で説明できてしまう自分に疑問を持ったことはないのか? |
鋼助 | ねぇよ!これでいいんだよ! まぁ、壊れた機械ばらしてまた組み立てたりしてるよ まぁ簡単な修理ぐらいならできるぜ? |
桜子 | 好きなタイプは? |
鋼助 | え?あー・・・・・まぁ、それはいいだろ |
GM | 好きなタイプは? |
鋼助 | 改めて聞かれた!? |
桜子 | わかった。 質問を変えよう。 性的嗜好は? |
鋼助 | うん、大まかにいって変わってないな? |
GM | よく買うエロ本の特集内容は? |
鋼助 | 質問がエロ方向に!? |
桜子 | 鋼助が答えられないから、簡単な質問をしてやっているんでちゅ。 |
鋼助 | わざわざ赤ちゃん言葉なんざつかうな! |
桜子 | で。どんなタイプを、ズボンを脱いで押し倒したい? |
鋼助 | ぶ!?質問がストレートすぎるわ!! |
GM | 5秒以内に答えられなかった場合、マントヒヒみたいなタイプということで暫定的に決めておきましょう。 5 4 3 2 1 0 |
鋼助 | やめぇ!? |
GM | では、次に進みましょうか。 |
桜子 | マントヒヒか。 |
鋼助 | きりがないっつーの! |
桜子 | この獣■野郎! |
鋼助 | しねぇよ!? |
GM | はいはい。放送禁止用語が飛び交ってますが。 後で全部■■■■にしておきますね。 |
桜子 | となると私の発言はほとんど■■になってしまうのではないか? |
GM | では、ヒロインの■■■さん、自己紹介お願いいたします! |
鋼助 | ヒロインの名前伏せられた!? |
桜子 | ヒロインのサンタだ。 |
GM | 名前を言え。 |
桜子 | 人間としての名前は向居側桜子という。 |
GM | 人間じゃない名前があるんだ。 |
桜子 | サンタ・ザ・デビル。 |
鋼助 | 悪魔!? |
桜子 | アラスカの暴れ熊(♀)デビルザレッドから拝借した。特に関係はない。 |
鋼助 | ねぇのかよ!? つーか熊からもらうなよ!? |
GM | ままま、ボケ過ぎても進まないので、なるべく真面目にお願いします。 |
桜子 | うむ。まあみてのとおりサンタだ。 |
GM | 帽子と白いリュック。 |
桜子 | 夢見る子供の枕元にプレゼントを届ける憎いやつ。 |
GM | しかもリュックは片方かけタイプ。 |
桜子 | 説明は以上か? |
鋼助 | サンタ衣装なんてどこでてにいれてくるんだか・・・・・ |
GM | 服は割と普通ですよね。 そう言えば。 |
桜子 | まあ暑いしな。 帽子だけだ。 |
GM | でも黒いですけれどね。 |
鋼助 | 腹の中のことか? |
桜子 | 服の趣味は黒系が好きだな。 隠密性が高い。 |
GM | 下着も黒なんですね。 鋼助君は意外とカラフルですが。 |
桜子 | 見たいのか鋼助。 |
GM | 見せあいっこしたいそうです。 |
鋼助 | ぶ!?別にみたいわけじゃねぇよ!? |
桜子 | この変態め! |
鋼助 | 誰がするかぁぁぁぁ!? |
桜子 | ちなみにオ■ニーは一日一回、寝る前だ。 |
鋼助 | そんな情報いらねぇよ!?つかなにいってんだよ!? |
GM | せめて伏字使って下さいね。(GMが後から処理) リプレイ化しますから。 |
鋼助 | すんの!? |
桜子 | 鋼助が聞きたがりそうだからサービスしてやった。 |
GM | しますよ。 全国1千万の一般人の目に触れますよ。 |
鋼助 | サービスじゃねぇよ!そんなことする前に常識覚えろよ!? |
桜子 | やれやれ全く鋼助は変態だな。 |
GM | 変態ですね。 |
鋼助 | 俺か!?俺なのか!? |
GM | いかがでしょう、観客の皆様?>童さん・黒巫女さん。 |
桜子 | 他に何か聞きたいことはあるか? |
見学者 | ないですよー |
鋼助 | ないからおとなしくしろ! |
桜子 | 仕方ないな。ではうんこの話でもしようか… |
鋼助 | すんな!? つかどんな願いだよ!? |
GM | さてはて。 |
桜子 | あ、そうだそうだ。 大切なことを忘れていた。 私は鋼助に恋人をプレゼントするためにやってきた。 |
鋼助 | やってきたってなんだよ!?ただのお隣さんだろう!? |
GM | お隣幼馴染。 |
桜子 | 向かい側に住んでるぞ。妹もいる。 そうそう、妹の名前は冬子だ。可愛いぞ。 |
GM | 妹さんはどんなですか? |
桜子 | ええとあれだな。 ハンガーに似てる。 |
GM | ああ、よくわかりました。 |
桜子 | なによりだ。 |
GM | いや、それでいいのならそれでいきますけれど。 |
鋼助 | いやハンガーってどんな説明だよ!? |
桜子 | ほらあれだ。頭頂部の髪の毛が。 |
GM | 引っかかるんですか……。 |
桜子 | 性格的にはノリツッコミの愉快な性格をしているな。 |
GM | ま、出したい時は言って下さい。 |
鋼助 | もう少しマシな説明はないのか!? |
桜子 | では鋼助の一番好きな説明をしてやろう。 常識人。 |
鋼助 | あぁ嬉しいよ!嬉しいけどお前まともに説明する気あるのか!? |
桜子 | 会えばわかるだろうそんなもの。 大体、鋼助にとっても妹は幼馴染なのだぞ? むしろ鋼助が説明すべきだろう。 ほら! |
鋼助 | なんでだよ!?姉が説明しろよ!? |
桜子 | 正直、あまり仲良くない。 |
鋼助 | お前、姉妹なら仲良くしとけって |
桜子 | ふっ。 例えば、だ。 鋼助に兄がいたとする。 常にジェイソンマスクを被ってチェーンソーを持って通勤していく。 仲良くしたいか? |
鋼助 | あぁ、そのたとえでよくわかった。わかったがそういうなら少しは直せや!? |
桜子 | ところでそろそろ始めるべきだろう。 |
GM | 頃合いを見失ってました。 |
鋼助 | はぁ、いいかげんはじめるか |
GM | はい。 |
桜子 | うむ。 |
GM | では、今回の予告を。 |
GM | 青い空に、夏の雲をたくさんひきつれて、 びしょ濡れの彼女は、やって来た。 ぽたぽたと、髪から水を垂らして。 落ちた水滴が、アスファルトに染みを作って。 そして、あっという間に干上がってゆく。 うつむき加減のまま、彼女はおもむろに、 おずおずと、口を開いて、唇を震わせて、 言った。 「あの……その、 もし、よろしかったら、ですけど、 わたしを……殴って下さいませんか?」 夏雲れありすむ・第一話 「青空いんぱくと」 では、よろしくお願いいたします! |
鋼助 | はぁ、よろしく |
見学者 | よろしくです |
桜子 | よろしくしてやろう。 |
見学者 | すごくFEARっぽい始まり方ですね |
桜子 | 今回のヒロインは マゾだな。 マゾヒロイン。略してマゾイン。 いいな! |
鋼助 | いらねぇよそんな情報!?つーかでてねぇから確定じゃねぇ、はず! |
桜子 | 諦めろ。もうトレーラーで確定してるだろう。 |
鋼助 | ちくしょー! |
GM | オープニング・テーマ 「♪煉獄そふとくりぃむ」 ということで。 あ、オープニングテーマは仮です! ごーさんが作って下さいます! |
鋼助 | また妙なOPがw なんでだよ!? |
GM | あれ? |
桜子 | ふむ… |
GM | では。 |
桜子 | ここは煉獄、煉獄地獄のそこーだけーどー♪ 亡者を、見ながら、クーラーきかせた部屋で♪ そふとくりーむー♪ |
GM | いいですねその歌詞! |
鋼助 | のるなよ!? |
GM | さてさて。 では、初めのシーン。 学校の一学期最終日にしますか。 |
桜子 | 終業式か。 |
GM | はい。 |
鋼助 | んじゃ学校からスタートか? |
GM | ですね。 |
桜子 | 補修がなければ明日から自由の身だな。 補修がなければ… |
GM | 皆様高二ということで良かったんですっけ。 |
鋼助 | あぁ、問題ないぞ |
桜子 | 私は永遠の29歳だ。 |
GM | 突っ込み待ち発言が多い……。(苦笑 ではでは。 |
鋼助 | なんで30直前なんだよ!? |
桜子 | 女は29歳になると時を止める能力に目覚めるんだぞ。 |
鋼助 | どんな能力だよ!?つーかまだ高校生だろうが!? |
GM | そんな感じの教室で。 終業式が終って、教室待機です。 朝餉「相変わらず仲が良いんだね、八束君と向居側さん」 |
桜子 | では私たちが「女は29歳になると〜」と朗らかに夏らしい会話をしているわけか。 |
鋼助 | 欠片も夏らしいとこねぇよ!? |
GM | 朝餉「でも、ちっとも夏らしい会話ではないと思うよ」 ちゃっと、スカイブルーなメタルフレーム眼鏡の位置を直して。 |
桜子 | 「ふむ」 |
鋼助 | 「仲がいいってのは全力で否定するぞ」 |
桜子 | 「誰だっけ?」 |
GM | 下堤朝餉(したづつみ あさげ)……短めの髪をした、八束君のお友達男子です。 朝餉「下堤朝餉だよ。何度めのやり取りだっけ……」 苦笑します。 |
鋼助 | 「お前、クラスメイトぐらい覚えろよ!?」 |
桜子 | 「仕方ないだろう、初登場なんだから」 |
GM | ついでに言うと生徒会長です。 朝餉「初登場?」 |
鋼助 | 「いつもの電波だから気にするな」 |
桜子 | 「そういえば生徒会長だったな」 「やーい生徒会長とご近所でも評判の」 |
鋼助 | 「いやご近所ってなんだよ」 |
GM | 朝餉「言われてないよ」 |
桜子 | 「しかし夏だな」 「夏といえば、サンタだな」 |
鋼助 | 「いやいやいや夏にサンタ要素まるっきりねぇから!?」 |
GM | 朝餉「……」 朝餉「ちなみにその帽子、校則違反だからね」 朝餉「別に僕はいいんだけど……」 |
鋼助 | 「あぁ、気にしないで持ってってくれ。そうすりゃこの馬鹿も少しは直るだろ」 |
桜子 | 「サンタに校則は通用しない」 「なぜなら私はサドだからな。校則はされる方ではなくする方だ」 |
鋼助 | 「守れよ!?どんな理屈だよ!?」 |
GM | 朝餉「字が違うね」 ×校則 〇拘束 やれやれ、と首を振る朝餉君です。 |
桜子 | 「まあとにかく夏といえば、なんだ?」 「答えは恋人だ」 |
GM | 朝餉「恋人……」 ちらり、と、鋼助君の方を見ます。 |
鋼助 | 「いやそれあんまり関係ないだろ」 |
桜子 | 「海、プール、山、映画……どこに行くにも恋人は便利に使える、夏のオプションだぞ」 |
鋼助 | 「いやオプションてなんだよ。物じゃねぇんだから」 |
桜子 | 「鋼助も右手以外の恋人がほしいだろう」 |
GM | 朝餉「夏と言えば……夏期講習じゃないかな」 朝餉「我々高校生としては」 |
桜子 | 「鋼助も右手以外の恋人がほしいだろう!」(リピート) |
鋼助 | 「女がそんなこと大声で何度も言うな!?」 |
GM | 朝餉「…………」(眼鏡を直す ガラリ というわけで、先生が入ってきます。 先生:「おーう、浮かれるのはわかるけれど、席につけー」 |
桜子 | なんだ、まだ教師の用事があったのか。 |
鋼助 | ま、大人しく座るよ |
桜子 | うむ。私も鋼助の隣に座ろう。 |
GM | 席となりなんですか。 |
桜子 | ああ。実力行使だ。 |
GM | ですか……。 |
鋼助 | そのときの細かい事情はききたくねぇ・・・・・・・ |
GM | 突っ込んでいても話が進まないので、スルーしますね。 先生:「それじゃ、お待ちかね。通知表を配るぞー」 生徒達:「「うえぇええー」」 先生:「うっさい! 呼ばれたら来ること!」 |
鋼助 | 勉強はそれなりだから怖くねぇな |
桜子 | 鋼助を馬鹿にする準備はできている。 |
GM | では、ぼーっと窓を見る鋼助君。 今日もよく晴れています。 窓越しに蝉の声も聞こえてきますね。 |
鋼助 | あぁ、馬鹿女を忘れてのんびりしてるなぁ |
GM | と。 入道雲の一部が、 やけに速いスピードで動いているように、見えますね。 音もなく。 |
鋼助 | (ん?やけにはえぇな。雨でも振るか?)なんて考えてるよ |
桜子 | 音があった方が怖いぞ?w ずももももー、と入道雲が動いてたらなw |
GM | ですね。(笑 と、思っているところで。 先生:「八束ー」 呼ばれます。 |
鋼助 | 「と、はいはいっと」取りにいくぜ |
GM | はいー。では、10段階評価ということにしましょうかね。 |
桜子 | ほほう。 |
GM | 6くらいが普通。 |
桜子 | 判定か? |
GM | はい。主要4科目と、美術・体育・音楽あたりを振って下さい。 主要以外は、任意で。 振らなければ平均6・7くらいがついたことにします。 得意なことに入りそうな科目でしたら、修正を入れて下さいな。 |
鋼助 | 数学と理科は+できるな 音楽もカラオケでなんとかなるかな んじゃ順番に振ってくか |
GM | 10以上なら、10がついたことになります。 判定は、2d+修正です。 苦手なものに入ってたら、−です。 11より高く出たら、10の上にコメントが付いてたことになります。 |
鋼助 | マイナス修正で1以下になったら? |
GM | 1です。 まぁ、3以下は赤点です。 |
鋼助 | 了解、んじゃいくぞ |
GM | どうぞー。 |
鋼助 | 2d6 国語 |
見学者 | Kou___ -> 2D6 = [6,4] = 10 |
鋼助 | 2d6+3 数学 |
見学者 | Kou___ -> 2D6+3 = [4,4]+3 = 11 |
鋼助 | 2d6+3 理科 |
見学者 | Kou___ -> 2D6+3 = [3,2]+3 = 8 |
鋼助 | 2d6 社会 |
見学者 | Kou___ -> 2D6 = [3,1] = 4 |
GM | 社会。(笑 歴史とかでチョンボした感じですね。(笑 |
鋼助 | 2d 美術 |
見学者 | Kou___ -> 2D = [6,2] = 8 |
鋼助 | 2d6+3 音楽 |
見学者 | Kou___ -> 2D6+3 = [2,1]+3 = 6 |
鋼助 | 2d6-2 体育 |
見学者 | Kou___ -> 2D6-2 = [5,6]-2 = 9 |
GM | 体育頑張った! |
鋼助 | なんで体育こんないいんだよw |
桜子 | 苦手キャラなのにw |
GM | んー、体育の先生が割と優しい先生だったんでしょう。 授業態度を見るタイプ。 |
鋼助 | あー、準備とかがんばったからか? |
GM | そうそう。 音楽は音楽といっても筆記関係が1学期は入りましたからね。 |
鋼助 | まぁ社会が悪いだけであとはおおむねいいな |
GM | ですね。 歴史頑張れって書いてありました。 |
桜子 | この優等生が! |
GM | 向居側さんもどうぞ。 |
桜子 | うむ。 2d+5 国語 |
見学者 | Santa -> 2D+5 = [3,5]+5 = 13 |
桜子 | 2d+5 数学 |
見学者 | Santa -> 2D+5 = [3,4]+5 = 12 |
桜子 | 2d+5 理科 |
見学者 | Santa -> 2D+5 = [5,2]+5 = 12 |
桜子 | 2d+5 社会 |
見学者 | Santa -> 2D+5 = [5,6]+5 = 16 |
桜子 | 2d 美術 |
見学者 | Santa -> 2D = [4,2] = 6 |
桜子 | 2d 音楽 |
見学者 | Santa -> 2D = [2,1] = 3 |
桜子 | 2d 体育 |
見学者 | Santa -> 2D = [2,3] = 5 |
桜子 | 音楽まずったw |
GM | 音楽赤点レベル。(笑 |
鋼助 | 基本4つたけぇ!w |
桜子 | まあさもありなん。 私は100点満点のテストでも何故か1億点取ってしまうからな。 |
GM | 基本的には高評価。 1億点はないですが。 |
桜子 | 120点は軽い。 |
GM | 社会とかは、先生も知らない歴史的事件の詳細とかもコメントしたようで。 評価されてました。 |
桜子 | 「まあ主要科目が10なのは当然としてだな」 「まさかこの私が赤点を取ってしまうとは」 |
GM | わいわいとはしゃぐクラスメイト達。 |
鋼助 | 「なんでこんなのが勉強できるんだか・・・・」 |
GM | まぁ、とはいえ通年評価なので、二・三学期頑張れば。(笑 |
桜子 | 「夏休みに入る前に音楽教師を○○せねば」 |
鋼助 | 「やめろ何する気だ!?」 |
桜子 | 「止めるな!私は鋼助を夏休み中ストーキングせねばならないのだ。補修などにかまけている暇はない!」 |
鋼助 | 「大人しく補修うけとけこの馬鹿!!」 |
GM | 耳波「ちっちっちー」 三半耳波(みなか みみなみ)。 情報に速い、ちょっと不良な女の子が隣で指を振ります。 耳波「音楽は補修は今年はないのさー」 |
桜子 | 「誰だお前」 |
鋼助 | 「つーかいつのまにきやがった」 |
GM | 耳波「あなたのお役にたちます! 耳より情報三半耳波!」 腰に手を当てて、染めた髪をかき上げます。 |
桜子 | 「鋼助。クラスメイト(推定)に、いつ来たかはないだろう」 |
GM | 耳波「て言うか、クラスメイトじゃん。ちなみに今回主要科目の全体平均は、国語が7.8、英語が6.9、数学が6.5で、社会は8.0ってところだね」 耳波「あたしのリサーチによるとだけどさ……」 |
桜子 | 「残念なことにクラスメイトは同じ部屋にいるからクラスメイトなんだぞ」 |
GM | 耳波「残念なことにとはひどいねぇー、桜子ちゃん」 耳波「あたしを味方につけておけば、鋼助の行方も一発キャッチだってのに」 |
鋼助 | 「てかなんで平均なんか知ってんだよ?今渡されたばっかだろう?」 |
GM | 耳波「今さっき全員のを聞いて、他のクラスのはケータイで大体聞けるし」 耳波「どれどれ? あー、鋼助4とか取ってるし!」 |
鋼助 | 「なんだよその無駄に高い行動力は・・・・・」 |
GM | 耳波「平均下がっちゃうね、これは」 かこかこ、とケータイをいじります。 |
鋼助 | 「だぁーもう!勝手にみるな!!」 |
GM | パンパン。 先生:「おらー、騒ぐな! 最後に夏期休暇中の注意事項を述べて解散だ」 耳波「はぁーい」 |
桜子 | 「全くだ。騒がしいぞ、お前達」 |
GM | 先生:「お前もな、向居側」 |
鋼助 | 「お前は少しは自覚しろっての」 |
GM | 先生:「八束の机に立ってないで、席につけ」 |
鋼助 | なにしてんだよ!? |
桜子 | 「教師殿、一つ訂正させてもらおうか」 「私はいつでも落ち着いている」 「騒ぐのはむしろ鋼助だ」 |
鋼助 | 「その原因はお前だっつーの!」 |
桜子 | 「この通りだ」 |
GM | 先生:「……そうか。いいから席につけ」 疲れたような顔。 |
桜子 | では鋼助の席を降りて自分の席に。 |
鋼助 | つかなんで人の席の上に立ってたんだよ! |
桜子 | 理由か。ちょっと待て、今考える。 |
GM | 考えてる間に、先生が一通り説明します。 |
鋼助 | 考えてその上でやめろよ!? |
GM | まぁ、酒飲むなとか、宿題しろとか、講習を取っている奴はうんぬんとか。 ちなみに高二なので、学校で開催の夏期講習は選択です。 当たり障りないことを。 |
桜子 | タバコ吸うなとか、コンドーム使えとか、そういうことか。 |
GM | そうそう。いや、どれだけ乱れてんですか。 |
鋼助 | こいつの脳みそが腐ってるだけだから進めてくれ |
桜子 | なに?コンドームを使うなというのか? それは大問題だぞ。 (以下流される) |
GM | はいはい。地の分でまでボケないで。(笑 るる〜っと流して。 授業終了、解散です。 授業というか、ホームルームか。 |
桜子 | これで夏休みということだな。 |
GM | 生徒たちがぞろぞろ帰っていきますねー。 はい。 |
桜子 | 私も一旦姿を消そう。 |
鋼助 | さて、終業式ならとくになんもねぇだろうしさっさと帰るか |
GM | ぽん、と鋼助君の背中が叩かれます。 |
鋼助 | ・・・・・・・姿消されるとそれはそれで不安、と? |
GM | 朝餉「八束君は講習取ってないんだっけ?」 下堤君です。 |
鋼助 | 「ん?俺か?とくになんかあるわけじゃねぇからどっちでもいいんだけどなぁ」 |
GM | 朝餉「そうか。ま、飛び入り参加でも多分OKな授業だからね」 |
鋼助 | 「そーゆーお前はくるのか?」 |
GM | 朝餉「僕は取るよ」 配られた講習プリントを見せます。丸がぴこぴこついてますね。 |
鋼助 | 「さすがは生徒会長さん、真面目なこって」 |
GM | 朝餉「いやいや。君にこの言葉を贈ろうと思ってね」 ちゃっと眼鏡を直して。 朝餉「死ぬな、二学期にまた会おう」 |
鋼助 | 「何不吉なこといってんだよ!?」 |
GM | 朝餉「……流石に夏期休暇中は、フォローできないからね」 朝餉「向居側さんのこと」 苦笑します。 |
鋼助 | 「う、それを言われると・・・・・・」 |
桜子 | 失礼な奴だな。 |
鋼助 | お前ほどじゃねぇよ |
桜子 | 褒めるな。 |
鋼助 | 褒めてねぇよ!? |
GM | 朝餉「それじゃ、良い夏を」 と言って、にこやかに去っていきます。 基本的には人付き合いのうまい、さわやか青年な朝餉君でした。 まぁ、人使いもうまいので、一学期中はさりげなく仕事を振られたりしましたが。 |
鋼助 | 「あー、俺も講習うけよっかなぁ・・・・・」朝餉の背中を見ながらそんなことつぶやくよ |
GM | 向居側さんは居なくなってる感じですかね。 |
桜子 | うむ。 鋼助がピンチの時と、童貞を捨てたい時にまた現れる。 |
GM | 音楽補修者には説明が在るので、招集がかかっていたはずですが。 |
鋼助 | うわ、うれしくねぇ!? |
桜子 | 私を呼びたいときは、その股間の■■■を取り出して前後にびたーんびたーんと振るが良い! |
鋼助 | 誰がするかそんなこと!? |
GM | 警察が真っ先に来るわ!!! ……と、言うわけで。 では、一端桜子さんは退場ということでお願いします。 適当なところで声かけますね。 |
桜子 | うむ。 |
GM | カメラは主人公である(!)鋼助君にフォーカス。 |
鋼助 | はぁ、問題児がいないうちにのんびりしてよう |
GM | 耳波「おーっす、鋼助ー」 耳波「あたしさー、夏休みに海に行こうと思ってるんだよね」 |
鋼助 | 「あ?それで?」 |
GM | 耳波「つーこって、適当な時に声かけメール送るからー」 耳波「どっか空けといてくれるといいな」 |
鋼助 | 「あー・・・・まぁ暇してたらな」 |
桜子 | 「なんだと!?」 |
GM | 登場早っ!? |
鋼助 | 「だったらもう少し計画をたててってお前はどっからでてきた!?」 |
桜子 | 「鋼助……これはデートの誘いじゃないか?」 「海でであった行きずりの二人がラブホになだれ込む……純愛デートだな」 |
鋼助 | 「それ純愛じゃねぇよ!?純愛要素皆無だよ!?」 |
GM | 耳波「ん、ちゃうちゃう。向居側も来る?」 耳波「他にも50人くらいに声かけるつもりだから」 |
鋼助 | 「多いな!?合宿じゃねぇんだぞ!?」 |
GM | 耳波「一番都合がつく奴らが多いところに決めるよ」 |
桜子 | 「つまり…乱交か!」 |
鋼助 | 「つまりってなにがつまりだ!?」 |
GM | 耳波「……鋼助、オツカレ」 微妙な顔して、ぽんと肩に手を置いてくれます。 |
桜子 | 「この女の話を総合してみた。誰でもいいから50人ぐらいで夜を明かすんだろう?」 |
GM | 耳波「つーか、向居側桜子ちゃん。音楽の軒下先生が呼んでたよ」 耳波「赤点だったでしょ。二階の音楽-B室。行ってらっしゃい」 |
桜子 | 「そうだったな。では鋼助、困った時はこれを開けろ。さらばだ」 メモを渡して去っていく |
GM | 耳波「何それ? あ、いいや。なんかいやな予感がした」 一瞬興味を持つものの、顔を引く耳波。 |
鋼助 | 「何しにきたんだあいつ。あ、悪いけどこれ代わりに捨てといてくれ」 |
GM | 耳波「えー……」 顔をしかめて、受け取らない。 耳波「じゃ、あたしも帰るわ。じゃーねー」 |
鋼助 | 「おー、じゃーな」 |
GM | と言って、女子集団の方へ行っちゃいます。 |
鋼助 | 「・・・・・しゃーない、適当に捨てっか」 |
GM | 鋼助君も帰路につく、ということで。 |
鋼助 | おう。あ、メモは捨ててくから |
桜子 | おうのう。 |
GM | 再登場した時にネタにでも使って下さい。(笑 では、 ちょっとシーン飛ばし。 |
GM | 暑。 帰路はまるで業火に焼かれているような気候です。 じりじりじりじりじり。 |
鋼助 | 「あじぃ・・・・・・・・」 |
GM | ミーンミーンミーンミィィ ミーンミーンミーンミィィ |
鋼助 | 「あー・・・・・まだ麦茶残ってるよな・・・・?」 |
GM | 残ってます。 ちゃぽん。 一口分くらい。 |
鋼助 | あー、ならさっさとかえろー 「・・・・・・あじぃなぁ」 |
GM | と。 しとしと。 しとしと。 ほとんど街路樹の生えていない、 日差しが照りつけているはずの、帰宅道。 その進む先が、何故か日陰です。 |
鋼助 | ? 上をみてみるが |
GM | 雲が連なってますね。 雲が、もこもこと…… しかも、かなり低いところを。 |
鋼助 | は? |
GM | さらに、動いています。 雲が、高さ10メートル未満くらいのところから もこもこと連なっているのです。 しかも、ずるずると鋼助君の方へ向かって来るのです。 |
鋼助 | 「なんだあれ?・・・・・ってなんか近づいてきてないか?」 |
GM | 視点を下の方に移せば、 一人の、女性が。 黒髪で、細身。身長は平均程度。 歩いてきます。 てくてくと。 顔は整っているようですが、濡れた髪が――そう、濡れた髪が、目元を覆っていて。 |
桜子 | これは…雨女という奴か? |
GM | うつむき加減で、よく見えません。 |
鋼助 | (・・・・・長年培った経験的に、関わったら面倒なことになるな)じりじり後ずさる |
GM | よく見れば、彼女は服もびしょぬれです。 歩を進めるたびに、アスファルトに染みが広がっていきます。 |
鋼助 | えーと、雲から雨がふってんのか? |
GM | てくてく、ぴちゃぴちゃ。 後を追うように、雲からしとしとと。 雨が。 |
桜子 | だからピンチになったらあの紙を開けといったんだw |
GM | さて、彼女は近づいてきます。 |
鋼助 | 普段の奇妙奇天烈な行動がなきゃ聞いてやったが・・・・w |
GM | どうしますか? てくてく ぴちゃぴちゃ しとしと。 |
鋼助 | うー、面倒なことになりそうだが、水浸しになってる女性をほっとくのもなぁ・・・・・ |
GM | では、迷っているうちに。 声をかけられても不自然ではない距離まで近づいて、 濡れ女「あの……」 声をかけてくる彼女です。 歩を止めて、向かい合わせ。 |
鋼助 | 「あ、えーと・・・・俺、だよな?なんの用だ?」 |
GM | 濡れ女「あ、あの」 ちょっと震えるような、申し訳なさそうな、でも可愛らしい声です。 濡れ女「あの、その……」 濡れ女「もし、よろしかったら、ですけれど……」 |
鋼助 | 「えーと、なんだ?」 |
GM | ごくり、と唾を飲んでから、 彼女は言いました。 濡れ女「わたしを……」 濡れ女「わたしを……殴って下さいませんか?」 |
鋼助 | 「・・・・・・・・・・・」 |
桜子 | アイキャッチ! |
GM | はい。 ではしーえむです。 何かコマーシャルどうぞ! |
桜子 | 「HEYジョニー。大変だ。私の車に傷がついてしまった」 |
GM | 「なんだってぇ!? そいつは大変だ、トニー!」 |
桜子 | 「修理に持っていくのもお金がかかるしどうしたらいいだろう」 |
GM | 「でもそんな君でも大丈夫!」 |
桜子 | 「なんだってジョニー」 |
GM | 「心配するなって! いい方法があるのさ!」 「この、“夢吐き達の現”DVDBOX、全6巻を見れば、そんなこと吹っ飛ぶさ!」 |
桜子 | 「なるほどな、こいつは面白い。HAHAHA!」 |
GM | 「インタビューディスクもついて来るんだぜ!」 |
桜子 | 「けどお高いんでしょう?」 |
GM | 「そんなことはないさ。BOX価格で何と12800円! ブルーレイバージョンもあるよ!」 いつも貴方のそばに。DX2リプレイ、夢吐き達の現。 てろーん。(メロディ) |
桜子 | 今なら続編の予告版もおつけします。 117−117−310(いいな、いいな、さんた)に今すぐお電話を! アイキャッチ! |
GM | 濡れ女「夏雲れありすむ(はぁと)」 シーン再開です。 濡れ女「わたしを……殴って下さいませんか?」 |
鋼助 | 「・・・・・・・・・は?」 |
GM | 濡れ女「だ、だから……わたしを殴って下さい」 じっと、濡れ髪越しに見つめてきます。 |
鋼助 | (あー、今日もセミがうっさいなぁ。あ、あとでカラオケにでもいくかなぁ)全力で現実逃避中 |
GM | 濡れ女「な、殴ってくれないのなら、押し倒します!」 ずいずい。 |
鋼助 | 「い、いやまておちつけ!?」 |
GM | ずずい。 |
桜子 | 純愛だなw |
鋼助 | どこがだよ!? |
GM | とん、と鋼助君の胸に手を置いて、 押してきます。 ぐいぐいぐい。 濡れ女「え〜い、倒れろ〜!」 |
鋼助 | だぁぁぁ!?腕を押さえるぞ! |
GM | ぐいぐい。 びしょ。 |
鋼助 | ・・・・・・倒される気がしねぇw |
GM | 腕が濡れてます。 |
鋼助 | 「だー!とにかくおちつけ!」 |
GM | 濡れ女「殴ってくれますか!」 ぱっと、笑顔。 |
鋼助 | 「なんで見ず知らずの女を殴らなきゃいけねぇんだよ!?」 |
GM | 濡れ女「何でもです! 貴方は見込みがあるんです……」 ぶんぶん、と頭を振ります。 ぴしゃぴしゃ、と水滴が飛び散ります。 濡れ女「ちょっとでいいんです! ほら、こう、こつーんで」 自分でぐーを作って、軽く物を叩くようなポーズ。 |
桜子 | そろそろ出ていいか? |
GM | いえ、待って下さい。(笑 |
桜子 | まだ何かあるようだなw |
鋼助 | 「あのなぁ、見込みもなにもいきなりそんなこと言われてハイそうですかなんていうわけねぇだろ?」 |
GM | 濡れ女「お願いします!」 ばっと頭を下げます。 |
鋼助 | 「はぁ・・・・・・こつんとやればいいのか?」 |
GM | 濡れ女「は、はいっ! お願いします!」 真面目な顔で頷きます。 |
鋼助 | んじゃ出来る限り弱く殴るよ。これ以上は拉致があかねぇ |
GM | はい。 こつん。 濡れ女「ぎゃああああああああああああああああああああああ」 ずがぁあああん 10メートル吹っ飛ぶ濡れ女さん。 |
桜子 | ひとごろしー! |
鋼助 | 「・・・・・・・・・・は?」 |
GM | どごぉっ。 |
鋼助 | 「ってあんた大丈夫か!?」 |
GM | 地面にめり込みます。 がくっ。 |
鋼助 | 「お、おーい!しっかりしろー!」 |
桜子 | 劇画かw |
GM | ……むくっ。 濡れ女「ふ……ふふっ」 |
鋼助 | 「お、おい、大丈夫か?」 |
GM | 濡れ女「いいパンチしてるじゃぁ、ないですか」 |
鋼助 | 「い、いや、出来る限り力抜いたつもりなんだが・・・・・・」 |
GM | 濡れ女「なるほどです。つまり本気はこれどころじゃないということですねっ!」 |
鋼助 | え、えーと、大丈夫なのか?いや、頭がダメなのはわかったが |
GM | どうやら目立つ外傷はないようです。 ぎゅ、と。 手を握ってきます。 |
鋼助 | 「な、なんだよ?」 |
GM | 濡れ女「素晴らしい……貴方こそ、わたしの求めてた方です!あ、もしかしてお名前が?」 どうやら普通の人間の手ですが、濡れてます。 びしょびしょ。 |
鋼助 | 「あ、ああ、八束鋼助っていうが」 |
GM | 濡れ女「なるほど、八束鋼助さんですか」 ふむふむ。 と、神妙に頷いて。 |
鋼助 | (さ、桜子並にやばい奴じゃないか?今のうちに逃げるか?) |
GM | 濡れ女「八束鋼助さん。知らないのなら教えて差し上げます」 |
鋼助 | 「な、何をだよ?」」 |
GM | じっと目線を合わせ……濡れ髪の向こうから見つめてきます。 濡れ女「この世界は、お遊びなんです」 |
鋼助 | 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・は?」 |
GM | 濡れ女「わたしはそれの、管理人(アドミニスター)」 濡れ女「人生保全プログラム『a-NO the R. type-jp2M』」 濡れ女「それがこの世界の名称です」 |
鋼助 | 「あどみに?プログラムがなんだって?」 |
GM | 濡れ女「オンラインゲーム……MMOとかご存知ですか?」 |
鋼助 | 「あ、あぁ知ってるが?」 |
GM | ちゃぷ、と、首を傾げます。手を握ったまま。 濡れ女「ふむふむ。いいですね、『2M』タイプは話が通じやすくて」 濡れ女「『1M』タイプとかは説明が大変でして」 |
鋼助 | 「いや、こっちに全然通じてないぞ?」 |
GM | 濡れ女「要するに、ここはオンラインゲームの世界なんですよ」 |
鋼助 | 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・は?」 |
GM | 濡れ女「人生に疲れた人たちが鬱憤を晴らすための、充実した第二の人生。それが人生保全プログラムです」 濡れ女「とは言え、八束鋼助さんが知らないのも仕方がありません……」 濡れ女「だって貴方、NPC(ノンプレイヤーキャラクター)ですから」 魅力的に、そこで微笑みます。 |
鋼助 | 「・・・・・・・・よし、そこでおとなしくしてろ。今救急車呼んでやるから」 携帯とりだして電話しようとするぞ |
GM | 圏外になってます。 |
鋼助 | ・・・・住宅地のど真ん中で圏外? |
GM | はい。 濡れ女「ああ、駄目です。今わたしのシャワリング・ノイズが働いてますから。携帯は通じません」 ざぁーーーー…… と、気付けば雲が取り囲み、周囲に雨を降らせてます。 |
鋼助 | 「なんだよ、あんた。何者なんだよ・・・・・」後ずさるぞ |
GM | 濡れ女「でも……自然な反応ですか。きっと鋼助さん、わたしを頭の可哀そうな人だと思ってるんですね」 しゅん、とします。 |
鋼助 | もうそんなこと思ってねぇ、が危険だと判断したぞ |
GM | ふむ。 どう動きますか? |
鋼助 | ・・・・・・・振り払って逃げる!これ以上関わるのは危険だ! |
GM | どうぞ。 雨の中に突入することになりますね。 |
鋼助 | ぐ、この女から遠ざかる!方向はどこでもいい! |
GM | はい。 しかし、雨の中に突入して……そこを抜けると、 入った場所です。 ざばっ。 濡れ女「お帰りなさい」 |
鋼助 | 「な・・・・・・!?」 別の方向は!? |
GM | 試してみても、 同じです。 |
鋼助 | 「どうなってんだよこれは!?」 |
GM | 濡れ女「えーっと、説明させて頂くと……、わたしのシャワリング・ノイズの基本的な機能は歪曲と隔離」 濡れ女「貴方は一時的にメインプログラムから、切り離された、ということです」 濡れ女「ドグマ・ドライバ……プレイキャラクターが個人で持つ『スキル』みたいなもので……ほら、ゲームですし、試合みたいな形での遊び方もあるんですよ」 |
鋼助 | 「なんなんだよさっきから!!何が目的なんだよ!!」 |
GM | と、ちょっとあわてたように。 濡れ女「あ、ああ、怒らないでください。なんでしたら、あのっ」 濡れ女「な、殴って下さってもいいんですよ」 濡れ女「む、むしろ殴って下さい」 ぽっと頬を赤らめて。 |
鋼助 | 「ふざけんじゃ・・・・・・・・・!!」殴りそうになるが、耐えるぞ |
GM | 濡れ女「本来、NPCである貴方は、この状況を『認識』することすら出来ません」 濡れ女「今まで違和感なく暮らしてこられたのも、それゆえです。NPCはドグマ・ドライバを認識できませんし、頼まれたって、プレイヤーを殴ることも出来ません」 濡れ女「でも、貴方は違う……。何らかの異変が起きている」 ぶつぶつと言います。 濡れ女「つまり、テロリストが絡んでいる可能性が高い」 |
鋼助 | 「ちっ・・・・・・あんたの話がホントだとしたら、俺を消しにきたのか?」 |
GM | 濡れ女「いえ、貴方のそばにテロリストが……ああ、世界の害になり得るプレイヤーってことですね。そいつらがいる可能性が高いんです」 濡れ女「むしろ、ち、力になって下さい」 |
鋼助 | 「そんな奴いるわけない」 |
GM | 濡れ女「い、いるんですっ!」 わたわた。 |
鋼助 | 「大体、なんで俺なんだよ?ゲームだってんなら管理者がどうにかするもんじゃねぇのか?」 |
GM | 濡れ女「プレイヤーの尊重を考えて、わたしは管理人といってもそこまで大きな権限があるわけじゃなくて……」 濡れ女「わ……」 濡れ女「わかりましたっ! だったらこの場は見逃します!」 ぐしぐしと目をこすります。 濡れ女「あ、あとでわたしが正しかったことを知って、ほ、ほえ面かいかいすればいいんですっ!」 |
鋼助 | 「なんなんだよ一体・・・」さすがに呆れるぞ |
GM | すると。 雲が引いて行きます。 するするする。 じりじり。さっきまでの激しい暑さも帰ってきますね。 日差しぎんぎら。 |
鋼助 | 服とかどうなった? |
GM | 雨に突っ込んだ時に濡れちゃいましたが、 日差しで乾いて行きます。 |
鋼助 | ちっ、ぬれてるのが余計にリアルでむかつくな |
GM | っ ちゅどぉおおおおん! 吹っ飛びます。 |
鋼助 | はぁ!? |
GM | 衝撃で、吹っ飛びます! 濡れ女「きゃぁあ!」 |
鋼助 | 「がぁ!?」 |
GM | もくもくもく。 ??「害悪発見!」 ??「ゴスロリ参上!」 甲高い女の子の声が聞こえます。 土煙が去ると、車の上に、 金髪ぱっつん、エクステなのか青と赤のサイドテールを付けた、10歳くらいのゴスロリ美少女が 二人、立っています。 そっくりの二人。 |
鋼助 | 「な、なんだってんだよ」立ち上がりながら |
GM | 濡れ女「ま、まさか……テロリスト……!」 ??「きゃは」 ??「きゃはは」 |
鋼助 | 「テロリストって、どう見てもガキじゃねぇか」 |
GM | 深い青と深い赤のゴスロリチックな二人は、ポーズをとって とうっ と、車からジャンプ→着地。 高らかに名乗ります。 ぴろり「モツヶ島ぴろり(もつがしま ぴろり)!」 これら「モツヶ島これら(もつがしま これら)!」 ぴろり「わちきたちの名前なのだわ!」 これら「良く覚えておくといいのだわ!」 赤いサイドテール、深赤のゴスロリがぴろり。 青いサイドテール、深青のゴスロリがこれら。 |
鋼助 | あー・・・・・・関わりたくねぇ 「お嬢ちゃんたち、遊びなら他でやってくれ」 |
GM | ぴろり「あっ!」 これら「ああっ!?」 ぴろり「遊びだなんて、失敬なのだわ!」 これら「遊び感覚だけに、失礼なのだわ!」 |
鋼助 | 「知るか、関わるな、帰れ」 |
GM | ぴろり「わちきたちのドグマ・ドライバをとくと喰らうがいいのだわ!」 これら「もろとも感じ入ればいいのだわ!」 そう言って、二人は手を合わせます。 とん。 ……ひゅ ひゅぅううううううううううう |
鋼助 | げ、逃げるぞ! |
GM | ちゅどぉおおおおん! 隕石が! |
鋼助 | ぶぅ!? |
GM | さっきまで鋼助君のいたところに落下します! |
鋼助 | あ、あっぶねぇ!? |
桜子 | がんばった。 |
GM | これら「きゃは♪ どうだ!」 ぴろり「きゃはは♪ 感じたか!」 |
鋼助 | 「こ、殺す気か!?」 |
GM | ぴろり&これら「落ちる! 潰す! 砕く! それ即ちゴスロリなのだわ!」 じゃーんっ。 |
鋼助 | 「それのどこがゴスロリだ!?」 |
GM | ぴろり「もっとゴスロリを敬愛しろ!」 これら「もっとゴスロリを崇拝しろ!」 ぴろり&これら「わちきたち、ゴシックなロリータに歪んだ熱情を注げっ!」 濡れ女「わぁ……」 きょとん。 濡れ女「が、頑張って下さいっ!」 |
鋼助 | 「てかアレはお前の管轄だろ!?どうにかしろ!?」 |
GM | 濡れ女「わたしのドグマは戦闘向きじゃないので無理ですっ!」 |
GM |
とりあえず今日はこれで切る? 切ろうぜ! |
竜二 | じゃあ切ってやる! |
表裏 | はい。 |
GM | ありがとう。 |
表裏 | レベル2になったのですかね。 |
GM |
お疲れ様でした! なりました。 |
表裏 | お疲れ様で御座います。 |
竜二 |
お疲れ様でした!
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