File.02 『Girl behind you』

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  明良 : どうしよう?
  GM : どうしようと言われても。
  明良 : PCの行動的に。
  GM : 明良君は明良君らしく、保身に走ればいいんじゃ?(笑)        そういう時は明良邪心と対話だ!
  明良 : よし! 柚穂どうしよう。
  GM : 明良邪心「瑞樹にバレないよう売ろう」
  明良 : そうか!        それは最後の手段だ、とっておこう。        さしあたり柚穂をどうするか、口止めだけして放置?
  GM : 明良邪心「放置」
  明良 : ジュピターには同説明しよう。
  GM : 明良邪心「天体観測をしてる生徒でした」
  明良 : なるほど、無理があるだろう。        まあ怪異の被害者って行ったらどうなる?
  GM : 明良邪心「最低でもマークされる。最悪の場合サンプルとして確保」
  明良 : よしそれだ。実際こいつは怪異の中心だったから、マークさせておくのは悪くない。        おいらが見逃していたという事実を塗りつぶせるしな。
  GM : なるほど、先の見逃しを今回の気づきによって無かったことにしようと言うのですね。
  明良 : 仮にここで見逃したとして、あとでまた柚穂中心に怪異が起きたら今度こそ殺される。
  GM : まぁ、そう何度も見逃してたらフシアナアイをえぐられるでしょうしね(笑)
  明良 : これが保身と言うものだあー!        それに思ったんだが、この仕事で見事に功績を挙げれば、俺がこの街の責任者に任命されるだろう。
  GM : まぁ、最低でも権限はアップしますね。
  明良 : そうなれば今までのミス全て帳消しに捏造できる! ふははー。
  GM : 壮大な絵図を描いている模様(笑)
  明良 : この街を支配した暁にはー!
  GM : 選挙運動か(笑)
  明良 : おけおけ、柚穂を売ることにした。
  瑞樹 : もう一度言ってみろ(ビキィ)
  GM : 明良邪心「保身万歳」
  瑞樹 : 邪心は黙ってろ。
  明良 : いやまあ聞け。
  瑞樹 : 聞くだけ聞く。
  明良 : とりあえずジュピターになんて報告すればいいんだ?        屋上にいる怪しい女子を。
  瑞樹 : 怪異に囚われた哀れな被害者じゃないの?
  明良 : そうそう、そう報告する。
  瑞樹 : 売るって言うな(笑)
  明良 : すると最低でもマーク、最悪サンプルだ。        ここでマークしておけば俺が柚穂のことで報告をミスったことを埋め合わせれるだろう。
  瑞樹 : 悠長に七不思議廻ってる場合じゃなくなってきてるな。
  GM : 委員会の至上命題はあくまで『世界の危機の管理』、被害者の救済は業務内容に含まれません。
  瑞樹 : 明良最低だな!!(笑)
  明良 : こんなところにいる柚穂が悪いんだよ(笑)
  瑞樹 : それ、ちょっと酷い理論だぞ(笑)
  明良 : まあ聞け。
  瑞樹 : 分かった。聞く。
  明良 : この任務に成功し、俺が功績を挙げれば、きっとこの町は俺が任せられるだろう。
  瑞樹 : ねえよ(笑)
  明良 : そうならば、マークと言っても俺のさじかげん一つだ!        この街を手に入れた暁にはー!
  瑞樹 : 狸の皮だろそれ(笑)
  明良 : いや、マヨヒガさえ利用すれば、委員会に反逆すら…可能っ! ふははー。
  GM : 狸の皮以前に狸が狩れることを前提で話していますけどね(笑)
  見学者: というか、街を手に入れて何したいの?(笑)
  GM : 明良君は委員会への反逆を企んでいます。
  明良 : さしあたり保身。
  見学者: ダメだこいつ!(笑)        反逆はまだしも、すべてが保身にしか向かってない(笑)
  瑞樹 : 反逆というより、離反?
  GM : 今は保身…究極的に保身……駄目…反逆を気取られる…破滅……破滅の運命……!(笑)
  明良 : カイジか(笑)
  見学者: 自分で自分の首占めているようだ(笑)
  瑞樹 : 明良のほうから続きだね。
  GM : 明良君が柚穂と別れて、ユピテルと今後の方針を決めるシーン、        その後に瑞樹さん達のシーンという流れになります。
  明良 : まあ柚穂を売る。
  瑞樹 : 売る言うな!
  明良 : じゃあなんだ、チクる。
  GM : 格調がさがった(笑)>チクる
  瑞樹 : 報告すると言えないのか(笑)
  明良 : とりあえず柚穂を引っ張る。        「とにかく降りようぜ」
  GM : 立ち上がらせたり、他の方向に移動させたりは可能ですが。        屋上から出そうと引いた場合、抵抗が発生してひっぱれません。        柚穂「イタタタッ! って、さっきもやらなかったけ、このパターン!?」
  明良 : 「ちっ。気分悪くなるかと思ったのに。         うーん。どーするゆずほー」
  GM : 柚穂「……佐奈川君、熱でもあるの? ひょっとして、想いわずらう余り憑依されてるとか?」
  明良 : 「うっせえなここを立ち去る理由付けに一応聞いてやってるだけだ」
  GM : 柚穂「鐘探しに行くとか言ってたじゃん!? というか、なんかなおざりな気がするんだけど」
  明良 : 「……わかった。解決策を探しに行ってやるから。俺のことは瑞樹たちには黙ってろよ?」
  GM : 柚穂「おお、ありがとう佐奈川君! うんうん、瑞樹には深夜の学校を徘徊してた、なんて言わないから。           お願いね。ちょっと、なんだか本気でヤバそうな気がするし……うん」        ぶるっ、と自らの肩を抱き、寒さを堪えるように。
  明良 : 「言うなよ、絶対にいうなよ。じゃあな」        屋上の扉から後にするか。
  GM : 柚穂「……アレは「言え」という振りなのかしら?」        後ろの方でそんな呟きが洩れたとか洩れなかったとか(笑)
  明良 : 扉を締めたら、いや踊り場まで降りたらジュピターに連絡だな。
  GM : ユピテル「さて、報告するッス」        と、連絡しようとした矢先、既に内部に侵入していたユピテルが下から見上げるように声を掛けてきました。
  明良 : 「うっす。彼女は俺のクラスメイトでした。怪異の被害者のようですね」
  GM : ユピテル「ふむ……当然、どんな怪異か、現象については聞いてきたッスね?」        顎に指をそえつつ、尋ねます。
  明良 : 「メリーと名乗る存在に襲撃、拉致されたということですね。         彼女は、メリーが主催するゲームの景品、のようです。強力な暗示で行動を制限されているようでした」        こんな感じか? 別に隠すつもりはないから、抜けてたら補足してくれ。
  GM : ユピテル「んー、それは例の七不思議に名前があったッスね。             という事は、先の幽霊少女が仮称メリーってことッスか。             そして、その名前といえば此処に来た当初、放送で名乗っていたものと同一ッス。             屋上の彼女が『景品』だとするなら、ゲームの参加者は例の三人組みってことッスね」
  明良 : 「そういうことですね」
  GM : ふむ、と頷きながら、ユピテルは探るように視線を明良君に向けます。
  明良 : 「それから、預言にあった鐘についてですが」
  GM : ユピテル「ん? 何か解ったッスか?」
  明良 : 旧校舎だっけ?
  GM : 普通に校舎裏ですね。        百葉箱がありそうな校舎裏のひっそりとした空間。
  明良 : 「校舎裏にかつて存在したそうです。今は使っていないそうですが」
  GM : ユピテル「ふむ、ふむ。そっちはそっちで気になるッスけど。             ――それで、これからどう動くつもりッスか?」        出方を伺うように、明良君をひたと見つめます。
  明良 : 「そうですね。ひとまず彼女をマークしておき、今は預言に沿って調査を行おうかと思います。         校舎裏の鐘を調べようかと」
  GM : ふむ。つ、と目を瞑り――うん、と頷きます。        ユピテル「まぁ、その方針で行くッスか。彼女のマークについては、私の方からも注視しておくッス。             お前はお前の思うとおりに結果を出すのが一番ッス。期待してるッスよ?」
  明良 : 「ありがとうございます」        結果を出せなければどうなることやら……だな。
  GM : さて、ではそろそろ動きだしましょう、校舎裏へ向かうのですか?
  明良 : うい。
  GM : では、場面を移動するところで、ユピテルが一言。        ユピテル「……あっちも始まったみたいッスね」        ぽつり、と呟きました。
  明良 : 遭遇するとまずいから、また窓を開けて直接校舎裏に降りて行くか。
  GM : また壁を這うんですか?(笑)
  明良 : それが一番、近いだろ?(笑)
  GM : なんというナメクジ人間(笑)        まぁ、そういう感じで明良君は移動し、シーンをカットします。
  明良 : おう。
  GM : 一方その頃、という訳で瑞樹さんと千里さん、そして郁子の三人は、        次なるヒントを探すために調理実習室を目指しています。
  瑞樹 : うーんうーんと、さっきのヒントを考えつつ調理実習室うぉー!?
  GM : と、ちょっと待ってくださいね。        (ころころ……×5) = 5 , 8 , 10 , 10 , 10        お。
  瑞樹 : なんだこの10連打。
  GM : では、瑞樹さん、千里さん。
  瑞樹 : はい!
  GM : 廊下を歩いている時のこと、ちょっと聴覚判定をしてください。
  瑞樹 : (ころころ……) 9-[5,1,5] = -2        駄目だった!
  千里 : (ころころ……) 17-[4,4,4] = 5        振っただわ。
  GM : 千里さんは元が高い分、安定していますね。
  千里 : 前も同じようなこと言ってなかった?
  瑞樹 : でじゃぶ
  GM : こちら(GM)としては助かる反面、全部成功されても困る諸刃の剣、素人にはオススメできない。        では、千里さんは実習室に向かう廊下の背後の方で、             カツーン...カツーン...        と微かに足音が聞こえてきました。
  千里 : あら。小声で。        「何か、後方に足音が聞こえないかしら?」
  明良 : ぺた。
  瑞樹 : 「あしおと?」
  千里 : ぺた、ぺた。
  GM : 瑞樹さん、促されたなら+3修正でもう一回判定してください。
  瑞樹 : (ころころ……) 9+3-[6,3,5] = -2        分からない!        「ぜんぜん分かんない……」
  千里 : ぺた、ぺた、ぺた。
  GM : いやいや、なんで足音が「べとべとさん」なんですか(笑)
  瑞樹 : 「そういえば、隠し鬼だから、鬼が追ってきてる?」
  GM : 瑞樹さんには、そんな足音は微塵も聞こえませんでした。
  明良 : いやいやここはオヤシロ様だろ(笑)
  GM : ただ、千里さんは既にはっきりと聞こえるほど、硬い靴の音が響いて聞こえます。
  千里 : 建巳さんもいるんだっけ?
  瑞樹 : たつみんもいるよ。
  GM : 郁子「足音?」        (ころころ……) [5,4,4] = 13        郁子「……確かに、聞こえるわ。これは靴の音ね」
  千里 : 「まぁ、気にしないで進みましょうか」
  GM : カツーン...カツーン...        振り返りすらしないんですね(笑)
  瑞樹 : じゃあ私が振り返る。きょろきょろ。
  GM : 瑞樹さんが振り返っても、特になにも見えませんね。
  瑞樹 : 「誰もいないや」        じゃあさっさと実習室へいこう。
  GM : カツーン...カツーン...        足音だけが、虚しく響きます。
  瑞樹 : 私は足音聞こえないから分かんないんだよね(笑)
  GM : まぁ、瑞樹さんは(笑)        千里さんの無反応っぷりが半端ないですが、さておき。        反応が無かったため、一行はそのまま実習室へ向かうことが出来ます。
  千里 : 振りかえったら面倒そうだったわけよ。(笑)
  GM : ……ちっ(笑)
  瑞樹 : 千里さんってすごい!
  GM : 何をリアル「直感」を働かせてるんですか(笑)
  千里 : まぁ、良いじゃない。進みましょ。
  瑞樹 : はい!
  GM : まぁ、そのうち足音も残響を残して遠ざかっていき、やがて聞こえなくなります。
  GM : そうして辿りついた、調理実習室。
  瑞樹 : よし入ろう。
  GM : オール電化な最新式のキッチンは勿論、昔ながらのガス台やオーブンなど、        様々な調理器具の備え付けられたまさに調理の王国。
  千里 : 充実してるのね。
  瑞樹 : うちの学校すごい。
  明良 : どっちかに統一しろよ(笑)        だいたい家庭科室でいいだろ。
  GM : 調理実習室です(笑)        ちゃんと、家庭科の授業別に被服室もありますよ(笑)
  瑞樹 : すごい。
  GM : さて、その実習室ですが見たところ図書室とは違って電気はついていないようです。        勿論、入り口に鍵が掛かっていますね。
  千里 : まぁ、開けましょう。物体覚醒。        (ころころ……) 15-[3,2,4] = 6
  GM : がちゃ。
  千里 : かちゃりっと。
  GM : では、なんの抵抗もなく鍵は解かれます。
  瑞樹 : うーん、千里さん、ホント、すごいなー。
  GM : 一家に一人、鍵開け千里さん。
  瑞樹 : あいたので入る!
  GM : がらっ!        瑞樹さんが扉を開け放った時、内部で蠢く影がありました。
  瑞樹 : 追う!
  GM : 追うまでもなく、その影は奥のキッチンの前、        電気ヒーターに鍋をかけた状態でなにやら煮込んでいた様子。
  瑞樹 : あれ?        どうれどうれ。
  GM : 暗く、シルエットとしか見えない坊主頭の人影。
  明良 : 先客か
  瑞樹 : あ、暗視ビーム!
  GM : 暗視を持っている瑞樹さんは、窓から差し込む夜明かりに照らされたその姿が、        鮮明とまでいかずとも捉えることが出来ました。
  千里 : 暗視ビーム。
  GM : その者、半身を朱に染め、鍛え上げられた裸身を隠すところなくさらす、まさに「ちょう人」。
  瑞樹 : へ、変態だー!
  GM : ガラス玉のような感情を映さぬ瞳、表情を凍りつかせたかんばせ、そう、その姿はまさしく。
  瑞樹 : ま、まさしく?
  GM : 理科室の怪! 人 ・ 体 ・ 標 ・ 本!
  瑞樹 : じ、人体標本だぁー!
  GM : まさに腸人。
  瑞樹 : ど、どうしよう。まごつく。
  GM : 人体標本「カタカタカタ」
  瑞樹 : 「(おろおろ)」
  GM : 顎をカチカチ鳴らしています。
  明良 : 大丈夫だ瑞樹
  瑞樹 : なにが大丈夫なんだ。
  明良 : 実体がある!
  瑞樹 : いや、そうなんだけど、敵対してないし、違う意味で、対処に、困る。
  明良 : とりあえず殴っておけばいいんじゃね。
  瑞樹 : 私は明良と違うんだ!        「あ、あのー」
  GM : つい、と右手を斜め上に、左手を添えるように、手首を曲げて鶴のような構え。
  千里 : 腕を組んで。
  GM : 両膝を微妙に折り、腰をくねくねと動かす独特の動き。
  瑞樹 : 「友達を探してるんですけど、何か知りませんか?」        と、一応普通に聞いてみよう。
  GM : 人体標本「カタカタカタ」        怪しい踊りを踊っています。
  瑞樹 : 「だめだ。全然分からない」
  千里 : 「料理の材料かしらね」        ふぅむ。と。
  瑞樹 : 「料理の材料?」        鍋を覗いてみる。
  GM : 人体標本「!!!」        鍋に手を出そうとした瞬間、人体標本が全身を膨らませて威嚇を始めます。
  瑞樹 : 「おお!?」
  GM : 声が出せたなら「キエェーーーー!」とでも言ったかもしれない。
  瑞樹 : 一旦下がる。        「ご、ごめんなさい」
  GM : そして、しばらく荒ぶる鷹のポーズを取ったあと、再びキタの町に伝わる神聖な踊りを踊りはじめます。
  瑞樹 : 「どうしよう。全然分からない」
  GM : 郁子「そもそも、ここの怪談ってなんだったかしら?」
  瑞樹 : 「えーと」 4.人を食った話(調理室)    『夜の調理室で行なわれる調理実習。参加したい人は服を脱いで塩を身体にまぶして……』   瑞樹 : おうふ
  千里 : 「……浅賀さん、とりあえず脱いで貰いましょうか」
  GM : 郁子「……先に言うけど、私は嫌よ」
  瑞樹 : 「えええええええ!?         い、いや、いや、で、でも、う、うう、し、塩、塩は?」
  千里 : 「そこら辺にあるんじゃない?」
  GM : 人体標本がずい、と食塩パックを差し出します。
  瑞樹 : 「ぉぉぉぉぉぉ」
  GM : 郁子「準備がいいわね」
  瑞樹 : 「え、ど、え、え、え?」
  GM : パニくる瑞樹さんを煽るように、人体標本は瑞樹さんの周囲を踊りながらくるくる回ります。        カタカタカタカタ。
  瑞樹 : 「いや、ちょ、え、ま、まじですか?」
  GM : 人体標本は「ハリーハリー」とでも言うように手をクイクイ動かしています。
  千里 : その人体模型には塩は振ってありそうなのかしら? ところで。
  GM : いいえ、まったくもってそんな感じはありません。
  千里 : じゃ、人体模型に掃腿。        (ころころ……) 18-1-[3,4,3] = 7
  GM : ごふぅっ!?
  瑞樹 : ええええええええー!?
  千里 : 受けか避けができるらしいわ。
  GM : では避けてみましょう。        (ころころ……) [1,3,3] = 7
  千里 : 微妙なところね。(笑)
  GM : ぐにゃっと、身体をくねらせて回避しました。
  千里 : 「以外と素早いわね」
  明良 : 鶴辺さんが意外と洗練された格闘技を見せたことにびっくりだな(笑)
  GM : 人体標本「カタカタカタ!」        怒っています、言葉にするなら「今ええとこやのに何すんじゃワレッ!」という感じでしょうか。
  千里 : 「貴方は塩振られてないじゃない」        びし、と指差して。
  GM : 指差されると、人体標本は後ろ頭に腕を組んで斜め上を向いてカタカタ鳴ります。        気分は口笛を吹いているようです。ピーピー。
  千里 : 塩握ってかけるわ。ばさー。
  GM : 人体標本「カタカタカタ!!!?」        判定でないので厳密に処理しませんが、全速ダッシュで塩を避けて後ろにさがりました。
  瑞樹 : お、お、お。
  千里 : 「……」
  GM : 荒ぶる鷹のポーズ! シャー!
  千里 : 「浅賀さん」
  瑞樹 : 「お、う? あ、はい」
  千里 : 「コンビネーションα、だわね」
  瑞樹 : 「わ、分かりました!」
  千里 : 近づいて、もう一度足払い。        (ころころ……) 18-1-[4,2,3] = 8
  GM : 人体標本は油断せずに、じりっ、とすり足でっとぉあっ!?
  瑞樹 : 全然分からないけど千里さんが転ばせて私が塩をかけるに違いないと思って塩を装備した。
  GM : (ころころ……) [4,6,4] = 14        無理だぁっ!
  瑞樹 : そして間髪いれず私が塩をばさぁ! 命中は敏捷かしら。
  GM : まぁ、投げに近いとはいえ掛けるだけですから、敏捷でいいでしょう。
  瑞樹 : (ころころ……) 15-[3,5,2] = 5        ばさぁ!
  千里 : ばさばさ。
  GM : こけた状態だと回避は……いや、まぁいいでしょう(笑)        人体標本「カタッ、カタカタ、カ……ぎぃやああああああっ!!!」
  千里 : 「喋るんだ……」
  GM : しばらくビクッ、ビクッ、と痙攣していたかと思うと、断末魔の叫びを上げ、        人体標本から滲み出るように、白いもやのような人影が飛び出してきました。        白影「おぅええええっ! ぺっぺっ! きんも悪ぃっ!」
  千里 : 「何か出てきただわ」
  瑞樹 : 「う、うわわ」
  GM : 地面に両手を突いて、えずくような仕草を繰り返す白影。
  明良 : 誰だよ?(笑)
  千里 : 「ねぇ、この子の友達の居場所知らないかしら?         その気になったら、彼女は幽霊も切り捨てるだわよ」        と、浅賀さんを指しながら訊くわ。
  瑞樹 : 今は何も言わずに木刀シャキーンと構える。
  GM : 白影「うぅぅ、ちょっとしたお茶目やったんに、ポロリもなしかい……ワシ、選択間違えた?」        地面にのの字を書くようにしながら、白影が愚痴ります。
  千里 : 「訊いてるのはこっちなんだけど」        塩の袋を持って。がさがさ。
  GM : 白影「ちょ、ちょ、ちょい待ってぇな、話あお! なっ? そんな、塩なんて置いて、なぁ!?」        わたわたと、両手を振って慌てます。
  瑞樹 : なんだこの白影……。
  明良 : 人間じゃねえ?
  GM : 白影「ん、んぅ……えへん。あー、嬢ちゃんの友達ゆうたら、アレやろ?           メリーさんとこのが連れ込んだっちゅう女の子やろ?」
  瑞樹 : 「知ってるの!?」        詰め寄る。
  GM : 白影「くっくっく、聞いてるでぇ……けどタダやと口が硬くなってまうわなぁ。           こりゃあ、アレや。誠意っちゅうもんを見せてもらわにゃあ、くっくっく」        わきわきと怪しげな動きをする白影。
  見学者: 塩かけたれ(笑)
  瑞樹 : 塩を用意した。        「いくらでもどうぞ」(ぱっぱっ)
  千里 : ぱっぱ。
  GM : 白影「あー、喋りたくなったわ! うん! アレや、ヒントを話せって言われ、げはっ! ごほっ! やめっ!」        塩を被るたびに悶える白影。
  瑞樹 : 「そのヒントを早く! 早く!」
  千里 : 「貴方の選択肢は5つあるわ」        5本指を立てて。
  GM : 白影「ごほっ、ごほっ……い、五つもあるんか?」
  千里 : 「ヒントをはなす。ヒントを喋る。ヒントを口にする。ヒントを言う。塩を被る。         好きなのを選ばせてあげる」
  GM : 白影「ひ、ヒントを語らせていただきますぅ!」        ビシッ、と直立不動。
  千里 : じゃ、聞くだわ。
  瑞樹 : 聞く。
  GM : 白影「ヒントは『先生の下にある、その下に』ってとこや」
  瑞樹 : 「先生の下の下?」
  GM : 白影「難しく考えんなや? 所詮はメリーさんかて子供や」
  千里 : 「ふむふむ」
  瑞樹 : 「うーーん?」
  GM : 白影「ふぅ……しかし、酷い目ぇにあったのう。ちょっと後輩をからかってやろ思うただけやのに」        こき、こき、と首をならす白影。
  千里 : 「後輩ってことは、卒業生か何かなわけ?」
  瑞樹 : 「後輩?」
  GM : 白影「おう、卒業生やとも! 人生からの卒業! なんつって!」        げはははは、と笑う。
  明良 : 卒業した後も入り浸るOBみたいだな。
  千里 : 「片づけは頼んだわ。次行きましょうか」(ぴしゃ)
  GM : 白影「え」
  瑞樹 : 「はーい」(ぴしゃ)
  GM : 白影「え、ちょ、え? ワシの出番、これだけ、なぁ、ちょ――」(びしゃ)        郁子「……悪は滅びたわ」
  GM : 郁子「次はどこへ向かいましょうか?」
  瑞樹 : 「うーん、うーん、ヒントが2つもあるのに全然分からない」
  千里 : 今二階だったかしら?
  瑞樹 : 2階かな?
  GM : そうですね。
  千里 : なら、単純に登るか降りるかじゃないかしら。
  瑞樹 : どっちか全然分からない。        一階に三年教室、職員室、校長室、保険室、体育館(プール)への道、などの施設。        二階に二年教室、化学室、図書室、音楽室など各教科用特別教室。        三階が一年教室、および多目的教室と屋上への道。   瑞樹 : 「うーん、うーん、あと全部位置分かんないですよ」
  千里 : 「さっきのは、化学実験室の踊る人体模型も兼ねてた気がするだわね」
  瑞樹 : 「あ、ホントだ」
  GM : 間違うことなく人体標本でした、そして踊っていました。
  千里 : 「プールって、そう言えばどこにあるのかしら。         新しい方の七不思議って、あんまり学校って感じしないのよね」
  瑞樹 : 「あー、あれはー、そのー、プールのはー、私なんでー」
  千里 : 「屋上から飛んだの?」
  瑞樹 : 「止むに止まれぬ事情があったんです」
  GM : 止むに止まれぬ事情 → アフロ
  千里 : 「ってことは、何かほかのものも交じってそうだわね……         白い霧とか、町であった噂に近い気もするし」
  瑞樹 : 「ううーん、どうしましょう」
  明良 : プールに行けばいい。
  GM : 明良君が既に調査済みのところに誘導しようとしている(笑)
  瑞樹 : うぉーヒントの謎が解けないよぅ。
  千里 : 「部室棟は何処にあるの?」
  瑞樹 : 外、だよね?        たつみんのことだけど、たつみんのことだから、言えなくて、おろおろ。
  明良 : それもそうだな。
  GM : そうですね、1階から行ける外、校舎=体育館(プール)=部活棟、という感じです。
  瑞樹 : 「体育館の向こうです」
  明良 : 図書室なんて怪しくね?
  瑞樹 : もう行った(笑)
  GM : 明良君(笑)
  千里 : 「と言うことは、新七不思議において場所がわかってるところに行くためには、         ここから外に出ないといけないわけだわね」
  GM : まぁ、新は場所が解っていないところが多いですからね。
  瑞樹 : 「まあ、結局飛んだの、屋上からだから、私のは、プールってより屋上ですけどね」
  明良 : くっそ(笑)
  千里 : 「屋上ねぇ……ま、登るか降りるかだわね」
  瑞樹 : 「でも、今までの感じだと、この位置でなんかヒントもらえてましたし、外、行ってみますか?」        柚穂が屋上にいるのはPLは分かってるけどPCは分かってないからどうしようか迷う展開だ!        とりあえず先生の下の下の謎が解けたら屋上へ行こう。
  千里 : んー。そう言えば、なんで佐奈川君はプールへ行ったの?
  明良 : 怪談でプールがあったから。
  千里 : 携帯って通じないんだったっけ?
  GM : 誰にです?
  瑞樹 : 明良には通じるんじゃないですか? 電話かけてない。        私、柚穂にしかかけてないし、柚穂には、一瞬だけ通じた。
  千里 : 瑞樹さん達。        ぶっちゃけ、私達が固まって動く必要ないんじゃないかって思ってね。
  GM : なるほど、分裂するんですね。
  瑞樹 : なるほど。ばらけるんですね。        正直、ばらけた時一番やばいの私なんじゃないかとか思ってて言い出さなかったけどばらけるんですね!
  明良 : 鶴辺さんはやばくないからな。やばいのは瑞樹だ。
  瑞樹 : 知覚能力が低いからね。
  GM : ニヤソ。
  千里 : 「外に二人が言って、その間に私が三階の様子を見て来ると言うのはどうかしら」
  瑞樹 : 「私とたつみんが外?」
  千里 : 「そう」
  瑞樹 : すごい、すごい、なんていうか、すごい、おかしい。言えないけど。        外の怪談の原因二人が、その怪談調べに行くとか。        「千里さん1人で大丈夫、ですか?」        いや大丈夫だろうと思いつつ一応聞く。
  千里 : 「問題ないんじゃないかしら。         時間かける方がまずいんじゃない? この場合」        鬼ごっこっぽいし。
  瑞樹 : 「なるほど……分かりました! 私たちが外の2つを調べてきます!」
  千里 : 「プールについては、屋上から本当に何かが飛び降りるのだとしたら、         その時の屋上の様子も見ておきたいしね」        アフロが再登場してるかもしれないし。
  瑞樹 : 「はい! じゃあ、学校内はお願いします!」        よし、そうと決まったら外へダッシュだ!
  GM : では、瑞樹さんと郁子が外、千里さんは、中の何処へ向かいます?        普通に三階って感じでいいんでしょうか。
  千里 : そうね。
  GM : では、その方針で。
  千里 : 「プールについたら連絡頂戴。屋上行くから」
  GM : 郁子「ええ、浅賀さんにもそう伝えておくわ」        では、郁子も瑞樹さんを追って外へ向かいました。
  瑞樹 : プールへダッシュした。
  GM : この状況下において二手に分かれる。        これが吉と出るか、それとも凶と出るか。        果たして――というところで、シーンカット。
  千里 : 凶と出るわね。
  GM : おおい(笑)
  千里 : 区かも。
  GM : 倒された!?
  明良 : やべえ鶴辺さん(笑)
  千里 : 私がやばいの?(笑)
  明良 : いや大丈夫か、外壁あるいててよかった。
  GM : ショッカーのナメクジ男ですから。
  千里 : きっと、今行くと白いあとが見えるのよね。        壁を登る。(笑)
  GM : 壁を這う。
  明良 : いいじゃん便利じゃん?(笑)




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