File.02 『Girl behind you』

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  明良 : どうするか。        実はあれはクラスメイトなんすよ、とか言って合流しようか。
  GM : まぁ、それも手でしょう。
  明良 : いややっぱまずいな。        一緒に行動して鶴辺さんがリンクス能力を使ったらどうしようもなくなる。
  GM : 怪異に絶賛巻き込まれ中に能力使うなとか、ないですね。
  明良 : やっぱ適当に見失うべきだな。
  GM : というか、囮として先行させると言った以上、前の方でバンバン能力を使われたらバレますしね。        あっちは隠密する気はなさそうですが、どうやって見失う気ですか(笑)
  明良 : 見失いてえんだけどなあ。        うーん。そうだな……とりあえず瑞樹を撃つとか。        まあ最初の怪現象が起きたら高度の柔軟性を保ちつつ臨機応変に。
  GM : その方針は死亡フラグでは(笑)
  明良 : じゃあ瑞樹を撃つ。        そうすれば鶴辺さんはたぶん能力で引き離す。
  GM : ふむふむ。で、なんて名目で一般人を狙撃するんです?
  明良 : まあ、ジュピターが排除したがってたから、じゃあ俺が敵に。
  GM : 囮にしましょうって進言して止めたのは明良君だったと思いますが(笑)
  明良 : そうだな。        だいたい瑞樹を撃つなんてありえん。        鶴辺さんを撃つのは違う意味でありえん。
  GM : 千里さんを撃っても反射されるだけだと思いますけど。
  明良 : ログ見ると俺の追いつまれ方がひどいな。
  瑞樹 : 詰んでる。
  GM : さて、前回メリーさんの導きにより夜の学校に侵入した瑞樹、千里、郁子組、        及びそれを追跡する明良、ユピテル組という構図ですが。
  明良 : 頑張って見失わないと。        高度の柔軟性を保ちつつ臨機応変に見失う。        そして怪異を解決して得点を稼ぐ。        両方やらなきゃいけないところが強化人間の辛いところだ。
  GM : まず最初に説明しますと、この学校は三階建ての構造になっています。        一階に三年教室、職員室、校長室、保険室、体育館(プール)への道、などの施設。        二階に二年教室、化学室、図書室、音楽室など各教科用特別教室。        三階が一年教室、および多目的教室と屋上への道、といった感じです。        まぁ、これは何処、というのがあったらその都度聞いてください。        で、現在は昇降口から入ったところなので、各下駄箱が設置されている場所ですね。        非常灯が点ってはいますが、暗視でもないと見通す事も出来ないほど場は暗いです。
  明良 : やばいな。
  GM : 明良君が何がしかのアプローチを行わないのなら、瑞樹さん、千里さんの側から始めましょう。
  明良 : 鶴辺さんはどうするの? 俺は懐中電灯持ってるけど使わない。
  瑞樹 : 私は暗視持ってるからいらないや。
  GM : まぁ、暗視持ちだからって昼間と全く同じように見えるわけじゃありませんけどね(笑)        逆に、下手に見える分だけ怖いかもしれない。
  瑞樹 : 今の私に恐怖などと言うものは存在しない! 柚穂を助ける! ただその一点のみ!        でも、どこにいるんだろう。全然心当たりがない。
  千里 : 懐中電灯使うわよ。使わない理由がないし。
  GM : 郁子も、警察が持っているような長い大型懐中電灯を取り出して周囲を照らし始めます。
  千里 : 鈍器としても使えるあれね。
  明良 : じゃあその明かりを目印に忍んでく。
  GM : 一応、光源があるので暗闇のペナルティは無いものと思っていただいて構いません。        壊されたり消されたら別ですが。
  千里 : 「学校なんて何年ぶりかしらね。私はここに通ってたわけじゃないけれど」
  GM : 郁子「入ったはいいけれど、何処に行ったらいいのかしらね?」
  瑞樹 : 「ううーん、なんにも心当たりない」
  千里 : 「まぁ、順に見ていけばいいんじゃないかしら」
  GM : 千里さんがそう判断するのを待っていたかのように。        ぴん ぽん ぱん ぽーーーん...♪   GM : 校内放送が鳴り出します。
  千里 : あら。
  GM : それ自体は、瑞樹さんも聞きなれた普段通りのもの。
  瑞樹 : 「校内放送……」
  GM : ただし、そこから聞こえる音は、つい先ほど聞いた少女の声。
  瑞樹 : 七不思議にはなかったなとか思いつつ。
  GM : 『もしもし? わたし、メリーさん――』        スピーカーから、ノイズ交じりの声が聞こえます。
  瑞樹 : 「!」
  GM : 『詳しいルールを説明するわね。さっきも言った通り『宝』はある場所に隠してあるわ――』        『この宝は移動しない。だから、宝の隠し場所を見つければ貴方達の勝ちよ――』        『肝心の場所だけど。ノーヒントじゃ難しすぎるわね――』        うーん、と少し思い悩むような間を空けて。
  明良 : よし、行動する!        ここを離脱して放送室に急いで行く。
  GM : ユピテル「……」(無言で明良君の後を追いかけます)        『そうだ、ヒントは色んな場所に居る子に教えておくわ。私のお友達よ――』        『それじゃあ、第一ヒントは私から……隠し場所は、七不思議に書いてあるわ――』
  瑞樹 : 旧七不思議、じゃないな。メリーさんの友達なら、新七不思議のほうだろう。
  GM : 『それじゃあ、頑張ってね。もし、宝を見つける前に私に捕まったら……――』  がが、 ぶつっ、        ぴん ぽん ぱん ぽーーーん...♪   GM : 放送はそれで終了のようです。
  千里 : そう。
  GM : まぁ、先に瑞樹さんの方をやって、明良君の放送室行きをやりましょう。
  明良 : よし。何とか自然に見失ったな。
  瑞樹 : 明良、今回は冴えてる!
  明良 : しかしメリーってのは誰なんだ。教団の強化人間か?
  瑞樹 : 柚穂が生み出した怪異だったりして。なんて
  明良 : その場合は柚穂を差し出す。
  GM : 郁子「……七不思議、新版か旧版か悩むところね」
  瑞樹 : 「メリーさんは、新のほうだけど、新のほう、私とバルディ入ってるから、微妙だ」
  明良 : 2号がでてくるのかもな。
  千里 : 「新やら旧やらあるわけ?」
  瑞樹 : 「そうなんです。最近いきなり全部入れ替わったって、柚穂が」
  GM : 郁子「新旧の入れ替わりが唐突すぎるから、それを調査するというのが当初の目的だったわね」
  千里 : 「ふぅん。なら新しい方なんじゃないかしら。         にしても、学校外の私が電話を取ってるあたり、学校の七不思議じゃないだわよね」
  瑞樹 : 「うううーん、確かにそうなんですけど。ッて言うか、1つは私だし……」
  GM : 郁子「嘉月さんも言っていたけど、その幾つかは町の噂が学校に流れてきたものみたいなのよね」
  瑞樹 : あ、千里さん七不思議しってましたっけ?
  GM : 新七不思議については、表を郁子が見せていましたね>千里さん
  瑞樹 : とりあえず、多分新旧両方の七不思議が載ってそうな、柚穂のページを見よう。
  GM : まぁ、ぞろっと出しますが。 ▽旧七不思議  1.踊る人体模型(化学実験室)  2.演歌を歌うベートーベン(音楽室)  3.魔の十一階段(東階段)  4.飢えたアグリッパ胸像(美術室)  5.空いた座席(教室)  6.徘徊する校長(校内)  7.盗まない侵入者(職員室) ▽新七不思議  1.黒衣の吸血鬼(???)  2.悪魔の手帳(図書準備室)  3.メリーさん(???)  4.人を食った話(調理室)  5.屋上からの飛び込み(プール)  6.這い回る白い影(???)  7.白昼霧(部室棟)   GM : 郁子「……問題は、新七不思議では、幾つか場所が解らないものがあるのよね」
  瑞樹 : 「図書室行くついでに東階段を経由していけば、どちらにヒントがあるか確認できますね。         よしそうしよう!」        だっしゅだーっしゅだっしゅ!
  GM : 暗視持ちだと思って全力疾走ですね。
  明良 : 一人で行くのか?(笑)
  瑞樹 : 手分けしてもいいけど、瑞樹は動いてないと耐え切れないのだ!
  千里 : じゃあまぁ、それを追いかけるわ。
  GM : 郁子もそれについていきます。
  瑞樹 : と言うことで東階段へゴー!
  GM : では、瑞樹さんの行動は東階段の「魔の十一階段」を経由して二階の図書室へ向かう、        という方向で構いませんね。
  瑞樹 : イエス!
  瑞樹 : 図書準備室は一緒のトコだよね。
  GM : そうですね、図書室の内側に準備室へのドアがあります。
  GM : では、一端視点を明良君側に戻しましょう、放送中に放送室へと向かった明良君の場面です。
  明良 : 放送室は何階だ?
  GM : 一階です。
  明良 : む……じゃあ3人に見つからないように行こう。
  GM : ある程度はなれたところで、ユピテルが声を掛けてきますね。        ユピテル「あっちは放っておいていいんスか?」        あっち、とは瑞樹さんたちですが。
  明良 : 「放送室でメリーと名乗った奴と、あのわいわいした3人。どっちが怪異っぽいかといえばこっちでしょう。         二人いれば別れられたんですが、ユピテル様は監査役ですからね」
  見学者: 嫌味っぽい(笑)
  GM : ユピテル「まぁ、道理ッスね。確かに今は放送室を抑える方がいいッス」
  明良 : 「急ぎましょう。出来れば放送が終わる前に」
  GM : と、移動している間に放送自体は終わってしまいますが、前後するように放送室にたどり着きます。        当然ですが、誰かが出て行った様子はありません。
  明良 : 当然ではないだろ(笑)        てことはまだなかに犯人はいるってことだ。
  GM : いやいや、タイミング的に、です(笑)
  明良 : なるほど。じゃあ忍び歩き。
  GM : ユピテルも無音歩行で着いてきます。        放送室のドアは鉄製で分厚くなっていて、いわゆる防音扉のようですね。
  明良 : ノブに軽く触れて鍵を確認する。        ぶち破るのは辛いかもな。
  GM : ガキッ、鍵がかかっているようです。
  明良 : こっからが強化人間の腕の見せ所だな。
  瑞樹 : 強化人間……。
  GM : 強化人間(笑)
  明良 : すっと鍵開機を取り出す。サムターン!
  GM : ユピテル「開錠できるんスか?」
  明良 : 「この程度なら10秒もあれば」        強化人間ですから、といいたいところだが能力関係ないしな…(笑)        いくぜ!        (ころころ……) 14-[3,1,6] = 4        うし。
  GM : カチャ、という音もわずかに鍵は開かれた手ごたえを感じます。
  明良 : まあ学校のドアなんてぬるい。
  GM : 明良君は半年前、普通のマンションのドアを開け損ねました。
  明良 : 錯覚だ。        んじゃあ飛び込む!
  GM : はい。        明良君がドアを開き、内部に侵入すると!
  明良 : 「っ!」        とりあえず人影を探す。        あ、左手で懐中電灯をつけてな!
  GM : 中は真っ暗で、電灯の類もついていませんでした。
  明良 : 左右にライトを走らせる。
  GM : はい、その懐中電灯の光で周囲を照らしますが、その範囲内に人影らしきものはありませんでした。、        ただ、コンソールというんでしょうか、放送器具の電源はオンになっているようですね。
  明良 : 「……ちっ」
  GM : ちなみに、室内電灯のスイッチは明良君の入った入り口の傍にあります。
  明良 : セガール的に吹っ飛ぶのは嫌だ(笑)
  GM : 何が悲しくて怪異がそんなブービートラップをセットせにゃならんのですか(笑)
  明良 : 「いないようです」        報告してから懐中電灯で簡単に放送室の中を探ろう。
  GM : では、ユピテルはいっそ泰然と放送室内に侵入し、        (ころころ……) [1,1,3] = 5        おおう。
  明良 : なにが起こった。
  GM : 明良君的には特になにも感じませんでした。
  明良 : なにが?(笑)
  GM : ただ、一瞬息をついたあと、普通に電灯のスイッチを入れて明かりをつけますね。
  明良 : 吹っ飛ばない?
  GM : 何事も無く、電気がつきます。        ユピテル「中に何も居ないのは確定みたいッスね。逃げられたのか、最初から居なかったのか」
  明良 : 「しかし密室だった」        窓もないしな、放送室じゃあ。
  GM : ユピテル「あるいはテープか何かで、時間が着たら放送するようにセットしていた可能性もあるッスよ?」
  明良 : 「とりあえず痕跡を探してみますよ」
  GM : はい、では<探索>でお願いします。
  明良 : テープはセットされてるのか?        (ころころ……) 14-[6,3,4] = 1        あぶねえ。
  GM : テープはセットされていました。
  明良 : マジか。
  GM : が、見たところ中身は極普通の教育音楽テープのようですが。
  明良 : 内容確認できるのか?        じゃあ放送ボタンを思わしきものを切って、数分巻き戻してから再生してみる。        きゅるきゅる。
  GM : 放送室内でのみ流れるように、ですね。
  明良 : ああ。
  GM : はい、そうすると「こんにちワン、ありがとうさぎ〜」みたいな普通のテープ内容が流れます。
  明良 : 魔法のあいさつ(笑)
  GM : ぽぽぽぽーん♪
  明良 : まあいい。一応ポケットに入れておく。        他に見つかったものはあるか?
  GM : あえていうのなら、ですが。
  明良 : ん? 金髪でも落ちてたか?
  GM : マイクの前の椅子が、少し温かかったかもしれません。        まるで、直前まで誰かが座っていたかのように。
  明良 : むむむ……成分分析しても座ってただけじゃあな。
  GM : 特に髪の毛とかは落ちて、いや落ちてるかもしれませんけど、生徒のと見分けがつきません。
  明良 : 「やはり誰かが直接放送していたか、あるいは遠隔操作していたかですね」
  GM : ユピテル「ふむ……これからどうするッスか? 先ほどの連中を探すというのも手ッスけど」
  明良 : それは嫌だなあ…(笑)        「預言とやらはに手がかりはありますか?」        探したくないんだ、こっちは。
  GM : ユピテル「うーん、正直全文は覚えてないんスけど……             鐘の音が重なり、異界への扉が再び広がる、だったッスかね?」
  瑞樹 : また鐘か!
  明良 : 「鐘の音……ウィンチェスターチャイムですか」
  GM : ユピテル「この場合の解釈はそのまんま鐘のことだと思うッスけど、何処かに鐘でもあるんスかね」
  明良 : 違った、ウエストミンスターチャイムだった。        「学校でいうチャイムってのは、放送で流れるものですよ」
  GM : ユピテル「なるほど……そうすると、ここの放送室が怪しいんスかね」
  明良 : 「まあマークしておくに越したことはないでしょうが…」        そうだな…いじって部屋内にあれ流せるか? きんこんかんこーん。
  GM : ああ、流せますよ、時間ごとに流れるようセットされてますけど。
  明良 : じゃあボタンをピッ。
  千里 : ファンブルすると学校内に流れるのね。
  明良 : 判定必要なの?(笑)       き〜ん こ〜ん か〜ん こ〜ん ♪   GM : 放送室内に、むなしくチャイムが鳴り響きます(笑)
  瑞樹 : 私たちが超びびるだろう!(笑)
  GM : まぁ、放送室内で流しただけですけど。
  瑞樹 : ん? でもこの学校、鐘、あったよね。
  明良 : え、あるのか?(笑)
  GM : 明良君は時事に疎いなぁ(笑)
  瑞樹 : 確かこの街には3つ鐘があったような。
  明良 : そんな話し合ったっけ。
  瑞樹 : 初出はマヨヒガのころだったかな。
  GM : ユピテル「……というか、今思ったッスけど。             鐘が原因で何か起こるんだったら、鳴らしたら不味くないッスか?」
  瑞樹 : 減点1.
  明良 : 「ははあ。連打したら何か発生するとでも」HAHAHA
  GM : 自棄にならないように(笑)
  明良 : 「その預言が正しいとしたら、敵がまたここに来る可能性は高いでしょうね」        罠を仕掛けておこう。
  GM : そして翌日の放送委員が引っかかる。
  瑞樹 : ぎゃー!
  明良 : 缶コーヒーを取りだして爆発酸を充填する。
  GM : ぎゅんぎゅん!
  明良 : (ころころ……) 14-[4,3,1] = 6
  GM : 成功した!?
  明良 : あ、14じゃなく13LVだった。
  GM : その差は意外と大きいですが、どっちにしろ成功だから、まぁいいでしょう。
  明良 : んで、扉の脇において、開いたら爆発するようにしておく。
  GM : 明良君、本気で明日の放送委員の事を考えてませんね(笑)
  瑞樹 : ねえねえそれ私が引っかかる可能性考えてないよね。
  明良 : 大丈夫だ。1時間後にはどっちにしろ爆発する。
  GM : うぉい(笑)
  明良 : 1時間以内に回収しておけばいいんだよ(笑)
  GM : そのままだったら、また新しい七不思議が誕生しますね、溶解する放送室(笑)
  明良 : じゃ、電気を消してでていく。
  GM : ユピテル「次はどう動くッスか?」
  明良 : 「そうですな。さっきの放送……         仮にその放送をしたものが怪異の原因だとしたら、内容に意味はあるでしょう。         宝探しと言っていましたね」
  GM : ユピテル「宝がどうとか言ってたッスね。七不思議に場所が書いてあるとも」
  明良 : じゃあ携帯を取り出して柚穂のサイトにアクセスする。        かちかち。
  GM : さっきも流した新旧七不思議表がずらっと。        ユピテルも後ろからそれを覗き込んで確認します。
  明良 : ユピテルに見せる。        「これですね」        まあ新の方を。
  GM : ユピテル「ほうほう……日本の学校は面白いッスね」
  明良 : 「あの連中もこれを当たっているでしょうし、俺もこれをあたってみようと思います」
  GM : ユピテル「そこは任せるッスよ。地理も内容も解らないッスし、監査を別にしても従うッス」        で、明良君は何処から調べますか?
  明良 : 「いえ、これは俺の仕事ですから。ユピテルは見ていてください」        一階だから近いところから行く。
  GM : ユピテル「そうッスか。まぁ、お手並み拝見させてもらうッス」
  明良 : となるとプール、か?
  GM : そうですね、一階からプールへの道がありますし、        逆に言うと他を廻った後だと一階まで戻らないとプールへ行けません。
  明良 : 屋上から飛び降りなきゃな(笑)
  GM : そんなトンでも無い事をする人がいるわけないじゃないですか(笑)
  明良 : うーむ。一瞬ユピテルに放送室を無意味に見張っていてもらおうかとも思ったが…
  GM : それは逆にユピテルを完全フリーにするということですが。
  明良 : 本当に教団の強化人間と接触したら怖いからやっぱり一緒に行こう(笑)
  GM : では、明良君はプールへ向かう、でいいですか?
  明良 : しかし暗いな、仕方ないな。あの連中の気配がないなら、懐中電灯をつけて行く。        あ、ユピテルもしかして夜目が効く?
  GM : さぁ? 聞いてみないと解らないですね。
  明良 : 「……ユピテルは夜目が効きますか?」
  GM : ユピテル「んー、夜目というわけじゃないッスけど。レーダー感覚があるんで不便はないッスよ」
  明良 : 聞いてよかった!
  GM : 幹部を舐めちゃいけませんよ(笑)
  明良 : 人間じゃねえ(笑)        「レーダー……範囲は?」
  GM : ユピテル「それは秘匿事項としておくッス。             私の生命線とも言える能力で、どこから漏れるか解らないッスからね」        信用していない訳ではないッスが、と言いつつも。
  明良 : あれ軽く500mとかいくからな…敷地内は完璧把握されるわ(笑)        「わかりました。すみませんが、明かりをつけたくないので先導してもらえませんか。         道順は自分が指示します」        あの3人に感づかれたくない的な理由で。
  GM : ユピテル「ふむ……そうッスね。見えないと不便ッスから」        言いながら、ユピテルが明良君の手を握ります。        ユピテル「さぁ、行くッスよ」
  明良 : 「ありがとうございます。まずは廊下を西方向にまっすぐ、そのまま渡り廊下に」        てな感じで。
  GM : はい、そのまま先導していきます。
  瑞樹 : 夜の学校をデートかぁー、ろまんてぃっくだね!
  明良 : 相手化け物じゃん?(笑)
  瑞樹 : それ言い出すと明良もそうじゃね?(笑)
  明良 : いや俺は……くそっ。俺は確かに優秀な強化人間だがっ。        強化人間には上がいるんだよっ……食物連鎖の上側っ。それが奴ら、リンクスっ…!
  GM : バチッと意識を集中すると、繋いだ手を基点に明良君の黒焦げ死体が出来上がるんですね(笑)
  明良 : 冗談抜きでな?(笑)        しかしここはジュピターを信頼しているポーズをとっておかないと。
  GM : 手に汗握る展開ですね(笑)
  明良 : 1mgもときめかないが、なんかお世辞でも言っておこうかな…
  GM : ともあれ、そういうわけで明良君はユピテルの先導の下、プールへと向かいました。
  GM : というところで、シーンを東階段の千里さん達の方へ戻します。
  瑞樹 : あい、まずは階段。
  GM : 東階段、普段は12段、踊り場、12段の一般的な階段です。        ただこれが、夜中の間だけ……なんと一段少ない11段になるというッ!!!
  瑞樹 : 1段減るんだっけ。
  GM : 恐ろしいですね、怖いですね!
  瑞樹 : 微妙に怖くないんだよね。旧は(笑)
  GM : なぜだ!? 一段減るんだぞ!
  瑞樹 : いやー、ほらー、13って言う数字に意味があるわけでー(笑)
  千里 : 「ふぅん」
  瑞樹 : 「この階段を数えて登ればいいのか。とりあえず」
  GM : 郁子「11段だったなら、だからどうした、とは思うけどね」
  千里 : 「いち、に、さん、し、ご、ろく」        とんとん        「なな、はち、きゅう、じゅう、じゅういち、じゅうに」        とんとんとん。
  GM : おっと、千里さんが普通に昇りっておおい(笑)
  瑞樹 : 「あ、あれ?」
  千里 : 「上っただわ」
  瑞樹 : 「12段ある?」        私も数えて上ろう。        「いーち、にー、さーん」
  GM : 郁子「いち、に、さん」        同じように郁子も数えながら上ります。
  瑞樹 : 「よーん、ごー、ろーく、なーな、はーち」
  GM : が、まぁ、中踊り場に辿りついたとき、ちょうど12段のままですね。
  瑞樹 : 「きゅーう、じゅーう、じゅーいち、じゅーに……あれ、12段ある」
  GM : 郁子「まったく違和感無かったわね」
  瑞樹 : 12段目に隠し棚とかあるわけじゃないよね。
  GM : ええ、踏んだ感触的に特に違和感はありませんでした。
  明良 : つまり外れか。
  GM : 郁子「ガセだったのか、それとも入れ替わりと同時に消えたのか」
  明良 : 気にいらないなら鶴辺さんが一段消し去ればいい。
  千里 : 消せないわよ。
  瑞樹 : 「うーん、もう一個あるし、もう一個も上ろう。数えて。         いーち、にー、さーん」
  GM : では、上段の階段を数えながら昇るわけですね。
  瑞樹 : うん。
  GM : 郁子「いち、に、さん」        (ころころ……) [2,2,1] = 5
  瑞樹 : 出目おかしくね?(笑)
  明良 : やべー!回った!
  GM : なんだ、このステルス性能は(笑)
  瑞樹 : 知覚能力は正直相当低いから、どうにも出来ない!
  GM : では、瑞樹さんが数えながら昇っている途中のことです。
  瑞樹 : おお
  GM : 知覚判定をお願いします、見ていた千里さんも判定していいですよ。
  千里 : ん。
  瑞樹 : (ころころ……) 9-[6,6,5] = -8        あ、ふぁんぶった。
  明良 : 瑞樹ー!
  瑞樹 : お、終わった!
  千里 : (ころころ……) 17-[6,2,3] = 6
  GM : 流石に千里さんは元のデータが高いだけあって、5以上がポンポン出ますね。
  千里 : まぁ、そうね。(笑)
  GM : で、瑞樹さん……は全く違和感を感じなかったんですね(笑)
  瑞樹 : 分からない!
  千里 : むしろ登ってる最中に何をしてたんだか忘れるレベルだわね。
  瑞樹 : じゅーさん! とか言うかもしれないレベルだ!
  GM : 段数を途中で忘れてしまうとか(笑)
  明良 : 鶏かよ(笑)
  GM : まぁ、瑞樹さんは数えながら昇っていったにも関わらず、        なんと今度は11段しか数えられませんでした。
  瑞樹 : 「あ、あれ? 11段だ」
  GM : で、千里さん視点ですが。
  千里 : ええ。
  GM : 瑞樹さんが7段目を踏み込んだ瞬間、一瞬瑞樹さんの姿が消え、        次の瞬間8段目を踏み込んでいる姿で再出現しました。
  千里 : 「へぇ」
  瑞樹 : しゅ、しゅんぽ!
  明良 : わかった。瑞樹が張り切って2段飛ばしをしたんだ。
  GM : 気づかなかったらそう見えたかもしれませんね。
  瑞樹 : 後ろ振り返って、普通に階段の数かぞえてみる。        数えると12段ある。
  GM : ええ、12段あります。        冗談でなく、傍から見れば瑞樹さんが二段飛ばしをしたように見えたかも。        ただ、千里さんは、確かに瑞樹さんが消える瞬間もはっきりと知覚できました。
  千里 : 成程です。
  瑞樹 : DIOの仕業だ!
  GM : 気分的にはそんな感じかもしれません(笑)
  瑞樹 : 「あ、あれ? 数え間違えた?         たつみんどうだった? 12段だった?         あ、間違えた。バルディ」
  GM : 郁子「きゅう、じゅう、じゅうい、ち……? 変ね、私も11段だったわ」
  瑞樹 : 「あれえ?」
  千里 : 「ねぇ、二人とも」
  瑞樹 : 「おう?」
  GM : 郁子も視線を向けます。
  千里 : 「JOJ〇の奇妙な冒険、第3部は読んでるかしら?」
  瑞樹 : 「アニメは見た気がする」
  明良 : お、俺は階段を11段上ったと思ったら12段上っていた。なにがなんだか(ry
  GM : 郁子「ロードローラーじゃなくなっていたのよね」
  瑞樹 : タンクローリーだ!!
  明良 : つまり、鶴辺さんが時間を止めたと。
  GM : いろいろ待て、という(笑)
  瑞樹 : 「つまり時間をとめてポルナレルったの?」
  千里 : 「まぁ、それで、噛ませ犬的なキャラクターが階段の上のラスボスと対峙するシーンがあるわけだけど」
  明良 : 剣士スタンドだしな(笑)
  GM : 郁子「色んな意味でツッコミ所の多かったシーンね」
  千里 : 「ラスボスが言うわけだわね。『敵対するなら段を登れ、味方になるなら段を下がれ』         彼は勇んで一段登るわけだけど、次の瞬間、何故か一段下がった位置に居るわけよ」
  瑞樹 : 「ドーz_ン!」
  GM : 郁子「あれって、やっぱりDIOが運んだのかしら、一段だけ」
  千里 : 「どうなのかしらね、あれ」
  GM : あの大して役に立ったかも解らないハッタリの為に一段だけポルナレフを運ぶDIO!(笑)
  明良 : しかも急いで戻って同じポーズをとる。
  千里 : 「さて置き。そう言う感じの現象が今起きてただわ。         つまり」        ここは傍点を振るところね。振れないけど。        「浅賀さんが7段目を登ったと思ったら8段目を踏んでいた。         そう言うことだわ」
  瑞樹 : 「お、おお」
  GM : JOJO的にはゴゴゴゴとか背景に出るシーンですね。
  明良 : まさにそんな感じだ。
  瑞樹 : 「ということは、あの7不思議は本物だった……!」
  千里 : 「何を言ってるかわからないと思うけれど。         わからなければそれでいいわ」        肩をすくめるだわね。
  瑞樹 : 「経験してもいまいちピンと来ないけど。         少なくとも、もしかしたら、ここに柚穂の居場所のヒントがある!」
  千里 : ちなみに、建巳さんにも同じことが起きてたの?
  GM : ああ、そうですね、ほぼ同時期に起きたので確認できていいですが、郁子も同様です。        7段目を踏む瞬間、8段目に移動していた。        郁子「ともかく、数え間違いというわけでなく、何がしかの現象はあった、という訳ね」
  瑞樹 : 7段目と8段目が怪しいな!        そこを調べてみよう。
  千里 : 「7段目と8段目を調べてみましょうか」
  GM : 郁子「そうね。何かあるのなら、放置するのも問題だわ」
  千里 : と言うわけでチェックだわ。
  明良 : 普通の段差じゃないのか?
  GM : まぁ、調べるにしても<探索>くらいしか無いわけですが。
  千里 : そう。
  明良 : 技能なしちは知力−4だな。
  瑞樹 : 探索持ってないから−4で調べるしかない。
  千里 : 持ってるだわ。        (ころころ……) 16-[2,2,4] = 8
  GM : 千里さんは何でもソツなくこなしますね(笑)        瑞樹さんも挑戦しますか?
  瑞樹 : (ころころ……) 9-4-[3,1,6] = -5        無理!
  千里 : 埃を発見したわね。
  瑞樹 : 「ぜんぜん分からない……」
  明良 : しかし何か見つかるのか? いつも人が通る階段で。
  GM : うーん、厳密に言うと見つかるという問題ではないのですが、それだけの達成値ですし。        千里さんは、7段目だけ、やけに足跡が無い事に気づきました。
  千里 : ふむ。じゃ、みんな飛んでるっぽいだわね。
  GM : 埃もあまり積もっていませんし、よくあるゴミなんかも落ちてません。
  明良 : 柚穂の手がかりもなしか。
  千里 : 「ま。事実が強化されたと言うだけで、打開にはつながらないわね」
  瑞樹 : 「おう? 隠し棚とかじゃない? 柚穂のヒントは?」
  千里 : 「ないだわ」
  GM : 郁子「まぁ、さっきの放送だと「友達」とやらに渡しているようだし。           階段が友達……いえ、何かの現象を起こしているモノが居るなら別なのかしら?」
  瑞樹 : 「ぅおぅ。図書準備室へ行きましょう!」        図書準備室へゴーする!
  千里 : 移動しながら。        「二つのことがわかっただわね」
  GM : とりあえず、郁子も瑞樹についていきます。
  千里 : 「無駄を潰したと言う意味では三つだけど」
  瑞樹 : だっしゅだーっしゅだっしゅ!
  千里 : 聞いてないだわね。
  明良 : 先に行っちゃったみたいだな瑞樹は。
  GM : 郁子「それは、なに?」        代わりに郁子が聞きましょう。
  千里 : 「メリーさんが関わっているのは、どうやら新の方の怪談ではないかと言うこと。         そして、新になり変わったとは言え、旧の方が消えたわけではない、ってことよ」
  GM : 郁子「なるほど、ね」        頷きながら、瑞樹さんを追います。        瑞樹さんが何処まで考えているのかは解りませんが。
  千里 : 1と0の間じゃないかしらね。        100の内。
  瑞樹 : 考えてないわけじゃないけど考えるよりも行動したほうが速いって思ってるだけだよ!
  GM : ともあれ、次の目的地は図書準備室。




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