File.02 『Girl behind you』

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  GM : 明良君のシーンから開始したいと思います。
  明良 : 柚穂がメリーさんに浚われたらしいな。
  GM : まさに怪異という奴ですね。
  明良 : 自演じゃなきゃな。
  GM : 自演で携帯の着信履歴を消せたら、それは充分に能力者です(笑)
  明良 : 能力者がいるじゃねえかよおー(笑)        さて、こっちはどうなってたっけ?
  GM : さて、そんな事になっているとはいざ知らず。
  明良 : ところで大人しく登校したらどうなるんだ?
  GM : 残念ながら、ユピテルからの連絡が昼だったため、明良君は既に学校をサボっています。        現在、彼女はランチを作るべく材料を持ち込んでパスタをゆでていたりしますが。
  明良 : そういえばそんなこと言ってたなああー!        大人しく食わないと殺されそうだから大人しく待とう。
  GM : はっはっは、そんな心配しなくても、彼女の腕は……        (ころころ……) [5,1,6] = 12        うん、普通に美味しい出来になりましたね。        ユピテル「ほい、ズッキーニとトマトのイタリアンパスタの出来上がりッスよ」
  明良 : 「どうも」
  GM : どこから持ち込んだのかやたらデカイ鍋から、デカイ皿へと山と盛り付けられるパスタです。        ちなみに大皿一枚、小皿とフォークで二人分です。
  明良 : じゃあいただく。はぐはぐ。
  GM : ユピテル「まぁ、食べながら今後のことを詰めるッスよ。味は保証するッスから」        ユピテルもくるくると多めにパスタを絡めると、上品な仕草ながら結構な勢いで食べはじめます。
  明良 : そうだった。俺はピンチだったんだ。        このジュピターとかいう改造人間を、どうにか追い返さないと俺の町の危険が危ない。
  GM : 駄目だこの強化人間、言語視野がバグってるッス(笑)
  明良 : まかり間違っても死んでもらっては、更に厄介なのが来るというかもう委員会に完全に目をつけられる。        つまり、適当に当たり障りのないところだけを見せて帰ってもらうしかないっ。        名づけて、ことなかれ作戦。
  GM : さすが日本人、それを先延ばしと言う(笑)        まぁ、そこら辺の判断は明良君次第ですね、見た目は同年代くらいでも本部の幹部ですから。
  明良 : 鶴辺さん級の化け物として想定するぜ。
  千里 : 私程度で済めばいいけれどね。
  明良 : となるとやはり、自演を仕込むか……?
  GM : ユピテル「――で、一応聞くッスけど、どの程度まで現状を把握してるッスか?」
  明良 : なんだっけ。委員会と敵対してる組織がいたよな。        「そうだな……」        報告書にはマヨヒガのことは書いてなかった。        つうか、そもそも、報告してねえ!
  GM : 使徒とかのことを言っているなら【統合嚮団】ですね。
  明良 : そうだそれそれ。
  GM : 明良君、実際に遭遇してないですけどね、カーネルサンダースは別物だったわけですし(笑)
  明良 : 堕天使は、統合教団にやられ        アフロは、委員会の裏切り者、ディスコードに始末されたわけだな。
  GM : 明良君がどう報告したのかは知りませんが、そういう風に報告したならユピテルはそのつもりです。
  明良 : 他にどう報告しろと?(笑)        こう考えるとこの街で委員会は負けっぱなしだな(笑)
  GM : 負けっぱなしというか、明良君は役に立ってないような(笑)
  明良 : しまった! つまりこれは査問か。
  GM : なにを今更(笑)
  明良 : 当然ここは用意しておいた言い訳をすべきだな。
  GM : はい、どうぞ(笑)
  明良 : 次のクローンは上手くやるでしょう。
  GM : 明良君は処分してよいと(笑)
  明良 : やめて!(笑)        わかった。私は前任者のような反逆者ではありませんから。
  GM : 結果を出してください(笑)        正直、堕天使にしろアフロにしろ、明良君の失点で死んだわけじゃありませんけどね。
  明良 : 大体、俺は後方支援として設計されたわけでさあ……(笑)        前方のほうが消耗が激しいのはむしろ自然じゃあないのか!?        なんていったら次は前面に押し出されそうだけどな。
  GM : ポーンは前にしか進めないのです。
  明良 : 「正直、前任の担当者がどういうやられた方をしたのかは、あまり把握できてません。         委員会の命令はともかく、彼ら自身の情報は、基本的に俺には降りてこなかったので」
  GM : ユピテル「まぁ、エージェントは個人主義者が多いッスからね。その点は仕方のないことッス」
  明良 : 「わかることは。前々任者は統合教団に、         前任者は裏切り者のディスコードに始末された……らしいということです」        らしい!
  GM : 確定情報はないらしい(笑)
  明良 : 予防線を張っておくんだよ(笑)        「ただ、ディスコードにしろ、統合教団にしろ、元々はこの街にとっては余所者……         この街自体に、これといった兆候は発見できていません」        だからぶぶづけでもどうぞ!        「そりゃ、通り一遍の行方不明はありますけどね」
  GM : ユピテル「ふむ……報告によると、お前は半年前の事件においては             一応、目的のリンクスの排除に成功してるッスね?」
  明良 : え、俺そんなこと書いたっけ?(笑)         瑞樹 : とにかく、リンクスは排除完了でいいんじゃないの。         明良 : まあそうだな。         瑞樹 : 堕天使の生死は不明。程度で。         明良 : 「自分の連絡役は謎のリンクスとの交戦で行方不明に」         GM : ???『――任務は』         明良 : 「自分に課せられていたリンクス探索任務は終了しました」   GM : 探索任務は終了しました。        探索任務は終了しました。
  明良 : いやそれは統合教団だ(笑)        くそ、誰だこんなことを言い出したのは!瑞樹じゃねえか!
  GM : 瑞樹さんですね、頷いたのは明良君ですが(笑)
  明良 : ややこしいな……じゃあポチョムキンは俺が倒したってことか?        つうかポチョムキンどうなったっけ? PL2さんめー!
  見学者: PL名叫ぶなよ(笑)
  GM : 明良君のあの時の探索対象、つまりリンクスは柚穂ですからね。        そこを誤魔化した以上、つつかれるのは当然です。
  明良 : つまりPL2さんのせいじゃん(笑)
  見学者: だから、PL名叫ぶなよと(笑)
  GM : 生死を問わず確保せよ、で確保できなかったんだから明良君の失態ですよ(笑)
  明良 : リンクスはポチョムキンってことにしておかないと。まあ柚穂差し出してもいいけど。
  GM : その場合、単純に任務失敗になり、しかも対象のリンクスは        現在もこの町に潜伏していると判断するしかありませんね(笑)
  明良 : じゃあ、ポチョムキンは倒したって吹いた場合は?(笑)
  GM : その時の状況を事細かに聞かれ、なんでせめてサンプルを確保しなかったのか責められます。
  明良 : それもそうだったな…
  GM : あと、そう吹いた後にポチョムキンが再登場すると虚偽報告がバレます。
  明良 : 再登場する前に探し出して倒すしかねえ…!        まあサンプル確保は純粋に忘れることがおおかったからな(笑)
  GM : まぁ、明良君ですからね(笑)        で、ディスコードに関してはどう報告したんです?
  明良 : それについてはほぼ事実だ。
  GM : つまり、異界に行っちゃった、みたいな?
  明良 : 実験を重ねて何かを作り出そうとしてた。        で、そのサンプルを手に入れた。        アフロはその途中でやられた。        サンプルは郵送してる。        幼女と瑞樹のことは話してないな。
  GM : サンプル……ああ、柚穂の黒破片ですか。
  明良 : ああ。だからアフロの件はいいだろう。        問題はポチョムキンだな…        やっぱりポチョムキンが件のリンクスで、更に逃げられた線しかないな。        評価点が更に下がりそうだが。
  GM : ユピテル「ディスコードの件にしても、サンプルの提出があった点は評価されてるッスよ」
  明良 : 「どうも」
  GM : ユピテル「ただまぁ、現状ではフィフティフィフティ、功績だけを讃えるわけには行かないッス」
  明良 : いやでもなんだ…柚穂を差し出すとどうなる?
  GM : なんで今まで、とは言われるかもしれませんが、        貴重なリンクスのサンプルを提出したとして高く評価されます。
  明良 : 瑞樹とかち合いそうだな。しかし柚穂を差し出すことも最終案として考えておくと
  GM : まぁ、瑞樹さんとは敵対フラグでしょうけど。
  明良 : その余地を持った虚偽報告をしないとな。        てことは        柚穂は統合教団の一員だったんだ!        て設定かな。
  GM : な、なんだってー(笑)
  明良 : 無理があるか…?
  GM : とりあえず、保身の為に友達を敵対組織の人間にしたてあげるんですね。
  明良 : そうなる。
  GM : 流石は明良君、ブレない(笑)
  明良 : 自分の命が一番大切なんだよ!        大事なのはいつだって自分なんだ。        てことはまあ……ポチョムキンが元凶と言い切るのはやめにしておこう。
  GM : まぁ、統合嚮団の使徒が居るとなれば、ユピテルはじきじきに雷を落としにいきますが。
  明良 : いや半年前っすからー!(笑)        「半年前の件ですが、排除は言い過ぎで……実際は追っ払っただけというか…はい」        とりあえず腰は低く。
  GM : ユピテル「……今の報告で40:60くらいに評価が傾いたッスよ。報告は正確にするッス」
  明良 : 「怪人ポチョムキンとかいうリンクスでした。当時はさておき、最近は噂にもなっていません」
  GM : ユピテル「ふむ……堕天使が事前に贈ってきた、白い巨漢とやらッスかね」
  明良 : 「……食べますか?」        とポテトチップス(うすしお)を。
  GM : ユピテル「いただくッス」(あむっ)
  明良 : これで5点ぐらいは稼げたかな。
  GM : 賄賂か! 安いな!(笑)
  明良 : 俺の家にあるのはジャンクフードだけなんだよ(笑)        「実際のところ、俺は遭遇もしていません」
  GM : ユピテル「ますます解らないッスね。遭遇もしていないのに追い払い、             しかも撃退の報告をしている……虚偽報告は重罪ッスよ?」
  明良 : ああ、そういえばそうだったな…ごめん、いまのなしで。        5点ぐらい稼いだところまで戻せない?(笑)
  GM : 遭遇していないのは無かったことにするんですね(笑)
  明良 : そう……いやそれもまずいぞ(笑)        実際遭遇してないんだからまともに報告できねえ(笑)
  GM : 一つ嘘をつくと〜、という言葉を思いだしますね(笑)
  千里 : 戸惑ってる佐奈川君を見るのは楽しいわね。
  明良 : いやまて、確か当時俺は怪人ポチョムキンの情報をえていたはずだ…思い出せ…!
  GM : マヨヒガを報告しちゃえばいいじゃないですか、        この街には人を飲み込む完全なる異界が隣接してるって(笑)
  明良 : 色々な意味でアウトじゃないかそれ?(笑)        黙っていた時点でさあ(笑)
  GM : 色んな意味で明良君が追い詰められていますね(笑)
  明良 : たしか、タキシードにシルクハット。        100mを二秒で駆け抜け、人を殺すときは必ずポチョムキンと叫ぶんだったか。
  GM : 微妙に元ネタそのままと言う気がしないでもないですが(笑)
  明良 : 7年に一度、トトカンタに現れて去って行く。
  GM : それは元ネタの方だ!(笑)
  明良 : そうだ。じゃああと6年と半分ぐらいは大丈夫じゃね?(笑)
  GM : いいんですね、そう報告していいんですね?(笑)
  明良 : やめて殺される(笑)        筋の通った話を出さないとな、そうだな……こうしよう!        相打ちだったんだ!
  GM : なるほど。
  明良 : 堕天使は頑張った。やられながらも一矢報いて、ポチョムキンを追い払った。        ということを俺は遺言で聞いた。
  GM : 微妙に間違っていないのがアレですね(笑)
  明良 : これでどうだPL2さん。
  GM : だからPL名で呼ぶなというに(笑)
  瑞樹 : あと私にふっても返事の仕様がないよ!
  明良 : 元はといえば瑞樹が適当なこと言ったからだろろー!
  瑞樹 : 適当なこと?
  明良 : そうだよ。
  瑞樹 : 適当なことってなに。記憶にない。
  明良 : 半年前の件だ。        リンクスは排除したといっちゃったから、その辻褄あわせが大変なんだ。
  瑞樹 : むしろ私に丸投げした明良が悪い。
  明良 : いい加減無理と悟ったら柚穂を差し出すからな。
  瑞樹 : 柚穂は実は能力者じゃない。        マヨヒガの記憶は、この前の事件でマヨヒガに吸われて完全になくなってるし。
  明良 : 能力者であろうとなかろうと、犯人役になりえるならそれでいいんだよおー!
  GM : 明良君、虚偽報告の追及に参っております(笑)
  瑞樹 : そして柚穂が能力者じゃないって分かったら、明良はさらに窮地に陥るって、分かってる?(笑)
  明良 : 待てよ?        犯人になりえるってなら別の人間でもいいな。
  GM : 明良君が何かを企んでいる(笑)
  明良 : 例えばどこかの神社のツインテールでも…
  GM : あ、しかも邪魔者を消そうとしている、なんの関係もないのに(笑)
  明良 : ふう。いい加減これくらいにしておこう。相打ち路線でいっておく。        その前に同情を引くような理由を考えておかないとな。        実は最近点数が稼げてなかったので、つい。        「実は、半年前の件では。堕天使と教団のリンクスはほぼ相打ちのような形で…         その件では全く点数が稼げてなかったので、つい。あ、ポッキー食べます?」
  瑞樹 : 明良の言い訳はすごい勢いだな!(笑)
  明良 : だから瑞樹のせいだろうがアー!
  瑞樹 : だから私のせいじゃなくて、投げっぱなしにした明良が悪い。
  明良 : あーもうこの街に適当な教団かリンクス来てねえかなあ。
  瑞樹 : リンクス、というより怪奇自体は今まさに存在してるんだから、それ何とかしたら?
  GM : ユピテル「ポッキーは頂くッスけど、査定はマイナスッスよ。挽回に期待するッス」
  明良 : 「どうか処分だけは…!」
  GM : どうして明良君はそう卑屈なんですか(笑)
  千里 : 三下だわね。(笑)
  明良 : お前な。惜しいものがあって命がかかってたら誰だってこーなるぞ(笑)        かっこつけとかな、プライドとかな、いざとなったらドーでもいいんだ!
  GM : ユピテル「もとより、今までの査定で処分を下すつもりは無いッスから……             まぁ、これからの事を話すッスよ」
  明良 : 「はい」
  GM : ユピテル「現在、この町では良くも悪くもオカルトな噂が氾濫してるッス。             これは正直、異常事態と言えるッスね」
  明良 : オカルトか…その話、俺は知ってるのか?
  GM : 前回も言いましたが、都市伝説が流行ってるのは知っていていいです。
  明良 : 「しかし都市伝説なんて、いつもある程度は増減するものでは」
  GM : ユピテル「それだけなら委員会も頓着しない、んスけど……」        と、そこで滑らかだった弁舌が鈍ります。
  明良 : 「何か委員会のほうからあるんでしょうか」
  GM : ユピテル「あー……預言によると、この都市伝説の背景には怪異が関わっている、らしいッス」        どこか苦虫を噛み潰したような表情で、ユピテルはそう言います。
  明良 : 「預言ですか?」        半年前もそんなこときいた気がするな。
  GM : ユピテル「預言、預言ッスよ。加入して未だ一年も経っていないのに、             幹部面で委員会の方針会議に顔を出すあの女の預言ッス」
  明良 : 知り合い(笑)
  GM : 本部勤めですから、貴重なリンクス同士なら会うこともあります。
  明良 : 「はあ……しかし、そんなものにどの程度の強制力が?」        ジュピターの前だからそこはかとなく預言を馬鹿にしておこう。
  GM : ユピテル「非常に腹立たしいことッスけど……あの女の預言は、             預言として語られた部分に関しては100%の的中率を誇るッス。             まぁ、あの女が読解して注釈した部分は外れることもあるんで、             せいぜい的中八割ってところッスけどね」
  明良 : 「100%ですか……そういえば半年前も、そんなものを受け取りましたね。         意味はほとんどわかりませんでしたが」
  GM : ユピテル「まぁ、実際の預言自体がそんなもんッス。             あの時は「リンクスが現れる」「クリスマスまで」くらいが確定情報ッスから」
  明良 : 「それで、今回の預言とやらは?」
  GM : ユピテル「今回の預言によると、霞染高校ッスか?             この学校に怪異が紛れ込んでいる、って話ッス」
  明良 : しつこいんだよマーキュリーが!        柚穂完全ロックオンでもしてるのか。
  千里 : セーラー戦士?(苦笑)
  明良 : いや、こいつがジュピターだから、仮に預言者はマーキュリーと呼ぼうかなと。
  千里 : 他の色まで出てきちゃうわよ。(笑)
  GM : ユピテル「放置しておくと、異界への扉が広がるとかなんとか……             ……そもそも、異界への扉が何だかよく解らないッスけど」
  明良 : 「怪異というのも曖昧ですね。リンクスか、改造人間か、それともUFOでもくるのか」
  GM : ユピテル「そこら辺も曖昧ッス。まぁ、預言なんてそんなもんッスけど……             幸か不幸か、この町では実際に都市伝説が流行ってるッス」
  明良 : 「それじゃ、今回の任務は霞染高校の探索ということですか。         簡単な仕事ですね。幹部の方が来るまでもない」
  GM : ユピテル「そうッスね。簡単な仕事ッスから、後ろからしっかり眺めさせてもらうッス」
  明良 : いや来るまでもねえって!(笑)        と言いたいけど逆らえる立場じゃないしな。
  GM : 明良君、ついさっき虚偽報告が判明した人間を監査が放置すると思いますか?(笑)
  千里 : そしておかしなところが在ったら後ろから撃たせてもらうっすなのね。
  明良 : まあ実際、後ろから撃つのはマジだろうし。
  千里 : まぁ、正面からでも佐奈川君は回避できなさそうだけど。
  明良 : 「わかりました。それじゃ日が暮れてからってことで」
  GM : ユピテル「そうッスね。ホラーのお約束は夜になってからッス」
  瑞樹 : 日が暮れてからだと私たちとかち合うけどいいの?
  明良 : かち合うも何も知らないんだから仕方ないだろ(笑)        ジュピターがついてくる時点で俺には選択肢がない。
  GM : 明良君は瑞樹さんからハブにされてますから(笑)
  瑞樹 : いや、怪異の出そうにない昼間ッから行っとけば、楽できそうだなって思っただけだよ。
  千里 : 進展の見込みはあるのかしら。佐奈川君と浅賀さん。        考えてみれば、設定の割にそう言うイベントは皆無よね。
  GM : 少なくとも、瑞樹さんにその気は皆無そうですが。
  瑞樹 : ないわけじゃない。        って言って欲しい?
  明良 : こいつ!        俺はこれでも、いっぱいいっぱいの中で瑞樹のことは出来るだけ優先してんだぞ……        ……それくらいしか出来ないけどな。
  瑞樹 : 柚穂を生贄に捧げようとしてる時点で全然そんな風に見えなくって辛い(笑)
  GM : あくまで自分の安全が確保できている状況で、その次が他人。
  明良 : 柚穂は瑞樹じゃねえだろー(笑)
  瑞樹 : そこが明良の明良たるとこだよね(笑)
  明良 : 「一応俺は道具を調達してきます。ユピテルは好きにしていてください」
  GM : ユピテル「それじゃあ、私は夜まで休ませてもらうッス。シエスタ、シエスタ」        枕を抱えてお昼寝モードです。
  明良 : よし、夜までフリーになれる。
  千里 : 今の内にトンズラだ。
  明良 : 逃げちゃダメだろ(笑)
  見学者: あながち間違っていないセリフだった(笑)
  GM : 逃げたら粛清部隊が派遣されるだけです(笑)
  明良 : 今のうちに鶴辺さんに相談しておこう。投函しておく。        手紙書くのはいいけど夜までに間に合いそうにないんだよな…        それに直接接触は危険すぎる。
  GM : ちなみに、色々と査問していたので現在時刻は18時前後とします。
  明良 : どうすっかな・・・とりあえず外に出て拳銃弾を調達してくる。
  千里 : そして撃つ?
  明良 : あと、小石にメモでもくくりつけて、喫茶店に投げ込むとか?        ぱりーんするが。
  千里 : 私が怒られるじゃないの。
  GM : まったくです。
  明良 : わかった。じゃあ窮状だけ書いてアンデキンバーに手差しで投函しようかな、さりげなく。
  千里 : 面倒だから、ユピテルちゃんを梱包して私相手に贈ってくれればいいんじゃないかしら。
  GM : なんの解決になるんですか(笑)>梱包
  明良 : 破滅するから(笑)        ただ文面がまた困るんだよな…
  GM : チチキトク スグカエレ
  明良 : 結局、現時点で鶴辺さんに相談できることがない、ってことになる。        そうだ。情報だけ集めておこう。
  GM : ほうほう?
  明良 : 街の噂話と、教団の動き。あと柚穂の怪談サイトにアクセスだ。
  GM : 的確なオカルト関係の集め方です(笑)
  明良 : 噂話と弾薬は売人に、        教団の動きはエージェントに
  GM : じゃあ一つずつ行きましょうか、情報屋/ストリートですか?
  明良 : だな。        (ころころ……) 12-[5,4,5] = -2        がああああああっでむ!
  見学者: 君はいつでも・・・(笑)
  GM : そういうこともあります(笑)
  瑞樹 : 明良はホント、明良だなー(笑)
  明良 : おっかしいな、俺は悪くないはずだ。
  千里 : 戻ってきたわね。(笑)
  GM : スーパー明良君タイムの始まりですね(笑)
  明良 : とにかくつなぎが取れなかったんだな。くそっ。
  GM : で、次はビジネスですか?
  明良 : うい        (ころころ……) 12-[2,6,3] = 1        ふう。セーフ。
  GM : おお、こっちは連絡が取れましたね。
  明良 : 教団の動きは何かあるかというオーダーだ。        あとユピテル……のことも調べておこうか。
  GM : エージェント神楽による情報ですね。        せっかくだから情報判定も振ります?
  明良 : ああ。今回ばかりは頼む。そっちでいい。        どうも運気がな(笑)
  GM : 15でしたね。        (ころころ……) 15-[1,4,4] = 6        ちぃ、こんな時に限って運がいい(笑)
  見学者: おめでとう(笑)
  明良 : よし(笑)
  GM : まず、統合嚮団についての動きですが、現在もこの町に潜んでいるのではないかと言われます。
  明良 : まじ?
  GM : というのも、前回この町に訪れるという情報を得てから、立ち去ったという情報が全くないため、        現在も潜伏中であろうというのが見解ではあります。
  明良 : 半年も?
  GM : で、一般エージェントによる捜索の結果、どうも複数いるのでは、的な情報が錯綜しています。
  明良 : マジ? ポチョムキンが複数?
  GM : 目撃情報が微妙に一致しつつも、一致しない別人であろうという意味ですが。        ちなみに何度も言いますがポチョムキンは統合教会の使徒ではありませんからね(笑)
  明良 : ああ(笑)        それはこの半年の間?
  GM : 半年の間、前回のディスコードの事件でも各所で目撃されています。
  明良 : あてずっぽうだったが、本当にに動いてたのか。
  GM : 推定、使徒と思われるレインコートを着た怪人物の情報がワラワラと。
  明良 : そりゃあ辰巳じゃねえの?(笑)
  GM : 統合教会の使徒、霧を司る天使・バルディエールではないか、とのことです。
  明良 : まあいいや。じゃあいざとなれば辰巳を差し出せばいいのか。
  瑞樹 : たつみんか?
  明良 : 奴は実は統合協会の一員だったんだよ!        という捏造だ。
  瑞樹 : たつみんを差し出せば、確かに能力者だし、功績点にもなると思うけど、        確保は難しいんじゃない?
  明良 : なあに、ユピテル様が消し炭にしてくれる。
  GM : 虎の衣を借り始めた(笑)
  瑞樹 : 少なくとも、私も立ち塞がる。
  明良 : 瑞樹がいないときにやればいい。        で、そのジュピターについては何かわかるか?
  GM : ユピテルについてでしたっけ?
  明良 : 常盤台中学生徒とか。
  GM : 名前の通り、電撃を使うリンクスであるとのことです。
  明良 : リンクスで幹部か……それだけ?(笑)
  GM : 正確には、電子を自在に操る能力を持っていて、        自身の身を電気情報に変換して電話回線を通して移動したりもします。
  明良 : まあな。拝見した。
  GM : その流れで、コンピュータ関係を手足のように使うとも言われていますね。        監視カメラのジャックとかもお手の物。
  明良 : まあ、幹部情報だしそんなもんか。
  GM : その一方で、自然災害級の落雷を操るとも言われ、        ある事件では敵対組織の居た島ごと雷雲に飲まれたとか。
  明良 : やっべえなあ(笑)        天気予報を確認しておこう。        もうわかった。あとはサイトを見るか。
  GM : 柚穂のサイトですね……最近のトレンド情報は、ずばり七不思議!        最近学校の七不思議が全て入れ替わると言う不可思議な現象が発生!
  明良 : ふんふん
  GM : 我々ゴーストバスターズはちかぢかそれらの情報を検証に学校に忍び込む所存です!
  明良 : へー。
  GM : ゴーストバスターMIZUKIの活躍に期待あれ!
  明良 : 瑞樹かよ。
  瑞樹 : 瑞樹のことだな、つまり私だ!(笑)
  GM : NON、瑞樹さんではなく、ゴーストバスターMIZUKIです(笑)
  瑞樹 : うへえー(笑)        ゴーストは絶対倒せないから嫌なんだよね
  GM : プライバシー保護のため本人が特定できなくなっています(笑)
  明良 : 七不思議の内容はなんだったか。
  GM : はい。 ▽新七不思議  1.黒衣の吸血鬼(???)    『全身黒尽くめの銀髪の外人が徘徊しているらしい。吸血鬼?』  2.悪魔の手帳(図書準備室)    『持ち出し禁止図書の中に悪魔と契約できる黒い手帳があるらしい』  3.メリーさん(???)    『23時59分59秒、掛かってきた非通知の電話を取ってはいけない』  4.人を食った話(調理室)    『夜の調理室で行なわれる調理実習。参加したい人は服を脱いで塩を身体にまぶして……』  5.屋上からの飛び込み(プール)    『俺は見たんだ! 女の子が屋上からプールに向かって飛び降りるのを! 本当なんだ!』  6.這い回る白い影(???)    『白い団子のような影、それがより固まって凄い勢いで蠢いている』  7.白昼霧(部室棟)    『ええ、何の前触れもなく霧が立ち込めて、急にその場に居てはいけない気がして……』   GM : こんな感じですね。
  明良 : うーん。預言によるとどうも、マヨヒガとつながりかけているようだな。
  千里 : 1は堕天使よねぇ。会ったことはないけど。
  明良 : ポチョムキンは何番だろ。
  千里 : 5は普通に浅賀さんだし。
  瑞樹 : 5番ならすぐ分かるなー(笑)
  GM : とりあえず、こんなところです。
  明良 : まあわかった。瑞樹に電話したいけどぐっと堪えておこう。        ついでに電源を切っておく。
  明良 : じゃあ準備が出来たら戻るぜ。
  GM : 部屋に戻るとユピテルが寝ています。        ユピテル「すぴー」
  明良 : おいて行きたい。        けど仕方ないから起こそう。        あ、あとカップめんを用意しておく。
  GM : なんでカップ麺(笑)
  明良 : 飯だよ(笑)        「ユピテル、時間です、起きてください」
  GM : まぁ、起こされれば直に目覚めます。        ユピテル「むにゃむにゃ……もう晩御飯の時間ッスか〜?」
  明良 : 「軽く食事をしてから行きましょう」
  GM : ユピテル「ああ、それなら、ピッツァを用意してあるッスよ」
  明良 : 「はい? いやそんな材料は…」        なかったよな。
  GM : ふあ、っとあくびをしながら虚空に手を差し向けると、        並荷の中からピザ生地がバチバチッ、と出現します。
  明良 : 「!?」        またかよって感じだが、原理をしっかりと確認しておこう。
  GM : (ころころ……) [3,3,4] = 10        ついでに、即席の雷撃で瞬間焼成、        こんがりと焼き目のついた美味しそうなピッツァの出来上がりです。
  明良 : そうか…(笑)
  GM : ユピテル「うん、良い出来ッス」
  明良 : じゃあ俺はカップめんを。じょぼじょぼ。
  GM : ユピテル「じゃあ、さっそく頂くッスよ」(カップ麺を取り上げながら)
  瑞樹 : ピザ食えよ(笑)
  明良 : 俺の分もあるの?(笑)
  GM : ええ、結構な大きさのピザが出現しました。
  明良 : ところで瑞樹たちのほうやってていいぜ。        後はまあ行くだけのはず。
  瑞樹 : 本当にそうかな?
  明良 : 何様だ?(笑)
  瑞樹 : 瑞樹様。
  明良 : わかったわかった。
  GM : まぁ、ピザ食って行くだけですけどね(笑)
  明良 : だな。フラグでも立てない限りきってもいいところだな。
  GM : では、明良君のシーンをカット。
  明良 : うい。長くて悪かったな。
  GM : まぁ、情報収集もしましたしね。
  GM : 瑞樹さんと千里さん、ついでに郁子のシーンへと入りましょう。
  千里 : ええ。
  瑞樹 : はーい
  GM : さて、瑞樹さん達ですが、21時までにしておく事などはありますか?
  瑞樹 : うーん、明良に連絡入れてみようかなと思ったけど、電源切ってるんだっけ?        まこっちゃんは、あまり巻き込みたくないし。
  GM : うーん、情報収集の方に回ったから明良君から接触することもありませんでしたし、        瑞樹さんからでは連絡もつかない状況ですね。
  瑞樹 : うーん、隠し鬼について、ルールだけ調べとこうかな。        あと、メリーさんについての情報も。
  GM : それくらいなら判定なしで調べられます。        隠し鬼については、まぁ先に郁子が語ったように、『鬼』が『宝』を隠して、        他の人間は鬼に見つからないように宝を頂く、というゲームです。        バリエーションとしては、宝が捕らわれの姫だったりして、勝手に動く場合もありますが。        メリーさんは、典型的な「話を聞いたら最後にその人を連れて行く」というタイプの都市伝説。        遊び相手を探しているメリーさんは、電話を取ってくれた相手を遊びに誘い、        最後はそのまま連れて行ってしまいます。
  瑞樹 : ううーん、連れて行かれてしまうんだろうか。
  GM : というのも、メリーさん自身も生前は白いワンピースを着た普通の女の子だったのですが、        誰かに連れて行かれ、次に帰ってきたときは真っ赤なワンピース姿になっていたとか。        そして、自分と同じように子供を浚っていく、という話ですね。
  瑞樹 : おおお。ふ、防ぐ方法は!
  GM : 23時59分59秒の電話を取らなければいいんです。        電話を取ったその時から、繋がる縁もあるものだ。
  瑞樹 : と、取っちゃったよー!
  千里 : 取ったのは私だけどね。
  GM : まぁ、千里さんはとことん揺さぶりが効いてないんで、メリーさん的にも不満ではありましたが(笑)        変わりに瑞樹さんという反応が愉快な遊び相手ができて、メリーさん感激!
  瑞樹 : 最悪だ! こっちは最悪だ!        柚穂は連れ去られるし! もうー!
  千里 : 浅賀さんに乗りかえられちゃったりするのかしらね。
  GM : でも、鳴るのは千里さんの携帯だから安心してください。        で、何か行動しておくことはありますか?
  千里 : 私はお仕事をしっかりこなしておくだわ。
  瑞樹 : 木刀2本用意! ううー。戦闘しか出来ないのが歯がゆい。        暗視があるから光源に関してはあまり気にしなくてよさそう。
  千里 : 戦闘力は人間凌駕してるから良いじゃないの。
  瑞樹 : 人間離れしてても未だ人間です。
  GM : 人間相手なら充分化け物ですが(笑)
  瑞樹 : あと。ライダースーツ着てこよう。受動1の防護点1。
  GM : 千里さんの方では、仕事以外に特にありませんか?
  千里 : 特にないだわ。
  GM : では、時計の針を進めて学校へ向かうことにしましょう。        時間は何時がいいです?
  千里 : 何時でもいいけれど、21時だったかしら? それに間に合うくらいに。
  瑞樹 : 気が急いてるのですたーとの21時より1時間も前に学校校門に来てたりする。        で、まだかまだかとうろうろしてよう。明良はいつ来るんだろう。
  GM : 明良君は何時に出現します? ユピテル的には然にも21時を目指しますが(笑)
  明良 : うーん。何時がいいか……まあ7:30時ごろか?
  GM : 指定がないと偶然21時になります、あとそれ以前には来れません。
  明良 : じゃあそれでいい。
  GM : なんという偶然でしょう。        21時の学校裏門前に、瑞樹、千里、明良、郁子、ユピテルの選ばれし五名が勢ぞろい!
  瑞樹 : 明良が絶対に避けたかった事態が、今目の前に!(笑)
  GM : 起きないから奇跡、起きるからお約束って言うんですよ(笑)
  瑞樹 : あ、21時になる前に、もう一回柚穂に電話しとく。        あと、柚穂の自宅にも電話。忘れてた!
  GM : 自宅に連絡すると、柚穂の母が随分前に出て行ったと。
  瑞樹 : 何時ごろ?
  GM : さて、よく覚えていませんが今夜は友達の家に泊まるとか。
  瑞樹 : どこ行くかは聞いてなさそうだな……泊まる?        そんな話してなかったよね……既に操られていたのかしら。
  GM : ええ、今夜は帰らないと言っていたので。
  瑞樹 : 操られてる! 間違いない。
  GM : あ、あと、柚穂の携帯ですけど。
  瑞樹 : おお?
  GM : ちょっと知覚判定をお願いします。
  瑞樹 : 知覚?        (ころころ……) 9-[5,6,2] = -4        うーん、だめだめだった。
  明良 : なんだなんだ。
  GM : では特に気づきませんでしたね、携帯はしばらくして通話中で切れてしまいます。
  瑞樹 : お、おおお?        「つ、つなが、た?」
  GM : 少なくとも、「電波の届かない〜」ではなかったです。        誰かと話中で「つーつーつー」状態。
  瑞樹 : 「ちょっと希望が見えてきた気がする……」
  GM : で、明良君、21時頃に学校へ着てみると、校門前に見覚えのある人影が集まっていますよ。
  明良 : マジ? 隠れる(笑)
  GM : ユピテル「……誰か居るッスね」
  明良 : 「隠れて」
  GM : では、ユピテルもその背後に隠れます。
  明良 : とりあえず確認。なんだこいつら、と。
  GM : ユピテル「おかしいッスね。             今日は調査するため、教師も用務員も帰すよう根回ししておいたんスけど」
  千里 : それは好都合だわね。        まぁ、私も来てるってことでいいのかしら?
  GM : ええ、千里さんたちは校門前、明良君らはそれを遠くから目撃して隠れた、という感じです。
  瑞樹 : 私も明良が見えてる?
  明良 : 見つかるわけにはいかねえんだよ!
  GM : では、忍び判定でもしてみましょうか?(笑)        千里さんと瑞樹さんは知覚で対抗です。
  明良 : (ころころ……) 14-[6,4,3] = 1        くそっ!(笑)
  GM : ユピテル忍び        (ころころ……) [1,2,6] = 9        ふむふむ。
  千里 : (ころころ……) 17-[3,1,6] = 7        知覚。
  瑞樹 : (ころころ……) 9-[3,5,4] = -3        うーん、見つけれなかった。
  GM : む、千里さんには見つかりましたね。
  千里 : 「(あれは……ふぅん)」
  GM : 校門から見える電信柱の影に、明良君と見知らぬ外人美少女が隠れています。
  千里 : 何と言うか予想どおりね。
  瑞樹 : 予想通りだ(笑)
  GM : むしろその予想は予知レベルですが(笑)
  明良 : とりあえず瑞樹に見つからなければそれでいい。
  瑞樹 : 千里さんが私に教えてくれたらまずいけどね(笑)
  明良 : (瑞樹と……鶴辺さん? なんでこんなところに)
  瑞樹 : たつみんもいるぞ!
  GM : 郁子は周囲に気を配っていなかったので判定しません。
  千里 : 「(佐奈川君もスミに置けないだわね)」        私は佐奈川君に軽くウィンクしておくだわ。
  明良 : 無視無視(笑)        「肝試しか何かですかね」
  GM : ユピテル「邪魔ッスね……上手く気絶させるッスか?」        すぅ、と目を細めながら。
  明良 : 「……それより、丁度いい囮です。先に行かせましょう」
  GM : ユピテル「なるほど、そういう考え方もあるッスか……まぁ、ここはお前に任せるッス」
  明良 : 「どうも」        じゃあ、瑞樹たちがアクションを取るまで待つか。
  GM : さりげなく観察しているんですね。
  千里 : 佐奈川君は優秀な(笑)強化人間だものね。        私はどうやら佐奈川君達は隠れていたいようだと判断して、気にしないわ。
  明良 : 駄菓子をくってる。
  GM : 後ろから手を伸ばして一緒に食べてる。
  明良 : いやいや。
  GM : では、そうして思い思いに時間が過ぎ、21時になった瞬間。        PiPiPiPi...        千里さんの携帯が鳴り出します、もちろん非通知です。
  千里 : 取るだわ。        「どうも。鶴辺よ」
  GM : 『もしもし? わたし、メリーさん――』
  明良 : メリーさんか…これ盗聴できるのか?
  GM : ただの肝試しと思ってるからユピテルに盗聴する理由がないッス(笑)        『さぁ、ゲームを始めましょう――?』
  千里 : 「ルールの確認とかはないのかしら?」
  GM : 『宝はある場所に隠したわ、けど気をつけて――』        『早く見つけてあげないと、宝は永遠に手に入らなくなっちゃうから――』        (ぷつっ、つーつーつー)        切れちゃいました、が。        それと同時に、今まで閉まっていた昇降口の鍵が、音を立てて開かれました。        まるで、入って来いと言うかのように。
  千里 : 成程。
  瑞樹 : 「! あいた!」
  千里 : 「じゃ、行きましょうか」
  瑞樹 : 「はい!」
  GM : 郁子「ええ、行くとしましょう」        後方から見ているユピテル達からも、昇降口が勝手に開いたのは見てとれていいです。
  明良 : 「(つるべさあああん!)」
  千里 : 何よ。
  明良 : いや、俺から見ると鶴辺さんが能力使って開けたように見えるからさ(笑)
  瑞樹 : あー(笑)
  明良 : 「なんだありゃ。怪異か……」
  GM : ユピテル「……ふむ、ドアがひとりでに開いたッスね」
  明良 : もうやだ。
  GM : ユピテル「どうするんスか? 追うッスか、それとも……」        ビリッ、と紫電が走ります。
  瑞樹 : スタンガンは生命抵抗だから負ける気がしない!
  明良 : 「……いや、追いましょう」
  千里 : 佐奈川君、頑張って無駄にあがいて頂戴。期待してるだわ。
  明良 : 鶴辺さんたちもやばいんですけど?(笑)
  GM : 無駄にと言いつつ何に期待しているんでしょうね(笑)
  千里 : そしたら私は浅賀さん達に魔法少女契約を迫るから問題ないわ。
  GM : QB!?
  瑞樹 : 契約するかも知れない……!
  明良 : まあ、気づかれないように追って行く。        こそこそ。
  GM : ユピテル「まぁ、今日のところはお前に従うッスよ」        ユピテルもそれを追います。        こうして、瑞樹さん組、明良君組のどちらも校舎に侵入し。        ――その背後で、昇降口はゆっくりと閉じ、元の通りに鍵がかかりました。        というところで、シーンをカット。        実際、明良君たちが追いかけて入りましたが、        昇降口でなにかする可能性を鑑みて次は瑞樹さんが入ったシーンからです。
  瑞樹 : はいー!
  千里 : 佐奈川君のこれからの活躍に期待がかかるわね。
  明良 : そうだな(笑)




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