File.02 『Girl behind you』
GM : さて、今の所はプロローグ的な導入でしたが、 千里さんだけ見事に異常を異常と認識していない気がします(笑)
明良 : なにがあったっけ?
GM : メリーさんによる連続電話がありましたね。
明良 : ああ。そういえば。
千里 : あったわね。
GM : ちなみに、明良君には本部から監査が着きました。
明良 : 監査のことは忘れたかったのに!
GM : しかし、そのブレない精神性こそ千里さんたる所以かもしれません。 ですがそう落ち着いても居られない事態が、その翌日から千里さんを襲い始めるのでした。 というわけで、千里さんのシーンからです。
千里 : 了解だわ。
GM : それは、千里さんがいつも目覚める時間。 目覚ましかアラームかは知りませんが、それらが鳴り始める時のこと。 PiPiPiPi... 非通知です。
千里 : かちゃり。
GM : 『もしもし? わたし、メリーさん――』
千里 : 「あら。おはよう」
GM : 『町を歩いていたら人面犬に「ひゃっはー!」って吠えられたわ、失礼しちゃう――』 (ぷつっ、つーつーつー) 切れちゃいました。
千里 : 「ふぅん……」 伸びをして、朝の支度を始めるだわ。
瑞樹 : あれ、メリーさんって、わりかしフランクなんだ。
明良 : 路線変更したんじゃね。瑞樹だったらビビリまくりだろうがな!
千里 : 「電話代がかさむとさすがに困るだわね。仕事中にはかかってこないといいけど」
GM : あるいは、朝食を済ませそろそろアンデキンバーへ出勤しようかという時間。 PiPiPiPi... 非通知です。
千里 : かちゃ。
GM : 『もしもし? わたし、メリーさん――』
千里 : 「鶴辺千里よ。これから出勤だわ」
GM : 『最近、口裂け女さん花粉アレルギーらしくってマスクが手放せないんですって――』 (ぷつっ、つーつーつー) 言いたいことだけ言って切れてしまいます。
千里 : 「自分の都合しか考えない最近のメリーさんは困るだわ」 苦笑して、アンデキンバーへ向かうわね。
GM : 昔のメリーさんは相手の事情を慮ってくれたんですか(笑)
千里 : 知らないから勝手なことを言ってみたのよ。
GM : まぁ、そんな感じで、ある程度の時間と共にひっきりなしに非通知の電話が掛かってきます。 内容は、 『ベッドの下にはエッチな本が隠してあるものだって、斧男さんが言っていたわ――』 とか、 『カシマさんがスカウトされたそうよ。もちろん、怨霊事務所からのスカウトよ――』 とか、たあいも無いものばかりですが。 他愛も無い、漢字で書くと愛がないんですね。
千里 : 交友関係広いんだわね、と思っておくわ。
明良 : エア友達かもしれないじゃないか。
GM : 明良君じゃあるまいし。
明良 : 何で俺がエア友達いることになってるの?(笑)
GM : まぁ、千里さんのナイロンロープ製の精神を小揺るぎさせることすら出来なかったわけですが(笑) ですが、それらの電話は実に仕事中でも容赦なく掛かってきてしまいます。 バックヤードに置いてきたはずの携帯が、いつの間にか手近なテーブルの上においてあったり。 しかも、着信拒否しても電源を切っても、まったく関係なしにかかってきます。
千里 : ちょっと困ってきただわ。(笑)
瑞樹 : 千里さんが困ってる!
GM : その状況で「ちょっと」しか困らないとか(笑)
千里 : さて、どうしたものかしらね。
明良 : いい加減訴え時だな。
GM : 萌花「あ、鶴辺先輩、携帯鳴ってますよー」 おりしも仕事中、萌花が片手に携帯を持ってやってきます。
千里 : 「またかしら」 ぴっと取って。
GM : 『もしもし? わたし、メリーさん――』 『一緒に遊びましょうよ――』
千里 : 「何して遊ぶの?」
GM : 『そうね――』 初めて、会話として返事が返ってきます。
千里 : やったわね。
GM : と、千里さん、ちょっと知覚判定をお願いします。
千里 : 知力増えたのよね。上から、9,17,17,10だわ。
GM : そういえば千里さんは能力値の段階で高性能でしたね(笑)
千里 : (ころころ……) 17-[5,4,6] = 2 出目が悪いけど。
GM : 成功していれば解ります。 今まで特に音らしい音の無かった電話先ですが、今は音楽が漏れ聞こえています。
千里 : あら。
GM : ゆったりとしたクラシック、シックな雰囲気の喫茶店で流れるようなロダンでモカなシルブプレです。 というか、今まさにアンデキンバーで流れているBGMです。
明良 : ベッドの下、ベッドの下だ!
千里 : 思わず周囲を見渡すだわね、それは。
GM : 『鬼ごっこなんてどうかしら――?』 そう、言葉が耳に入ると同時に、店の奥座席。 赤いワンピースを着た、小さな女の子がふっと奥のトイレへと入って行くのが見えました。 手には携帯電話。
千里 : ふぅん。
GM : そして、店内には他に携帯を使っているようなお客は居ませんでした。 後姿ですが、長い黒髪が背中まで掛かった少女でしたね。
千里 : 携帯電話を少し離して。 「萌花ちゃん」
GM : 萌花「はい? あ、電話終わりました」
明良 : これはずばりウェイトレスの悪戯だな! 幼女がグルになって。
千里 : 「最近怪談って流行ってる?」
GM : 萌花「怪談! 流行ってますとも! って、昨日も似たような話をしたようなー?」 一瞬拳を握り締めて力説するも、ちょっと小首をかしげます。
千里 : 「そ。私も少し興味がわいてきただわ。あとで聞かせて頂戴。 それはそれとして、悪いけど、急用よ」 トイレへ向かうわ。
GM : 萌花「おお? あ、はーい」 トイレは、喫茶店なので小さな従業員用兼お客様用の個室が一つあるだけです。 奥まっていて、そちらへ行くと席側からは見えない位置に扉だけある感じですね。
千里 : 鍵はしまってる?
GM : ロックマークは青、開いています。
千里 : 一応ノックしてから、中に入るだわ。
GM : ノック。 しかし、返事はありませんでした。
千里 : がちゃり。
GM : ぎっ、小さな軋みをあげて扉が開きます。 ゆっくりと開かれる個室内は、電灯が消えて薄暗く。 ―――そして、誰も入っていませんでした。
千里 : 出られそうなところはない、と。
GM : 小さな小窓は正面にありますけれど、幾らなんでも小さすぎますね。 子供はおろか、幼児でも通れるかどうか。
千里 : 小窓は空いてた?
GM : いいえ、閉まっていましたね。
千里 : そ。
GM : 念のため、小窓の外でも覗いてみますか?
千里 : ええ。
GM : では、千里さんが個室内に入ると、 ―――ぱたん、とドアがしまりました。
千里 : 窓を覗くわ。
GM : 窓の外には、駐車スペースがあって、何度か乗った暮春家の乗用車が駐車されています。 特に人影などはありませんね。
千里 : そう。 どうせ電話の履歴には残ってないしね。
GM : そうですね、表示こそ非通知と出ますが、履歴には何も残っていません。
千里 : 「……ふむ。メリーさん、いるのかしら?」 いないとしたら、外に出たのかしらね。
GM : 反応はありません、が――昨日感じたような生暖かな感触が空間に残っていたように思えます。
千里 : トイレを出るだわ。
GM : はい、普通にドアは開きますし、トイレから出ても特になにもありません。 と、萌花がととと、と寄ってきますね。
千里 : ええ。
GM : 萌花「あ、鶴辺先輩、さっきお客様がですね、「また来るわ」って伝えて欲しいって言ってましたよー」
千里 : 「赤いワンピースで長い黒髪の女の子だったりしたかしら?」
GM : 萌花「ええ、黒髪で、えっと……赤……うん?」
千里 : そう言えば、私色見えないわよね。
GM : そういえばそんな設定がありましたね、正直すっかり忘れていました(笑) 萌花「えっと、白いワンピースの女の子だったと思いますよ」
千里 : 「そう」
GM : 萌花「まぁ、また来るって言っていましたし、いつかいらっしゃいますよ」 にこにこと、萌花は言います。 常連が増えるのは願ったりですからね。
千里 : 「そうだわね。仕事に戻りましょう」
GM : 萌花「はーい」 あるいは、そんな夏の日の話。
GM : シーンカット……と言いつつ、ここで瑞樹さんの登場です。 時刻は放課後、瑞樹さんのOPの後ですね。
瑞樹 : おや?
GM : 柚穂「まずは計画を立てましょう」
瑞樹 : 「お、おう」 あ、レベルアップは部位狙いを3レベルにした! 4cpで!
GM : 郁子対策か!?
瑞樹 : と言うか、取り忘れてた(笑) 残りは9cp。成長は思いつかないから思いっきり残しておいた。
GM : まぁ、使い切る必要はありませんしね。 郁子「まぁ、予定を立てて置いた方が行ってから楽になるもんねー」 柚穂「ざっと七不思議のおさらいもしておきたいしね。あ、すみません、三人です!」 萌花「はーい、奥の座席へどうぞー」
瑞樹 : 「ありがとうございますー!」 ってことでいつもどおり奥の席へ。
GM : 瑞樹さん達は、夜の学校に侵入し七不思議を検証するという崇高な使命の為、 その計画をつめるべくアンデキンバーへとやってきました。 ちなみに、計画主導・柚穂、突撃隊長・瑞樹、撮影班・郁子の三人です。
瑞樹 : え、撮影とかするの!?
GM : 映像が合ったほうが記事にインパクトが出るじゃなーい?(笑) まぁ、それ(カメラ)を持っている人間が郁子なんで場合によっては……ですが。
瑞樹 : ま、まあ、そうだけど。
GM : 柚穂「さて、と。そういえば、根本的な問題として瑞樹と郁子は七不思議についてどれくらい知ってる?」 座席に着きながら問いかけます。
瑞樹 : 「全然知らない!」
GM : 郁子「一つや二つなら聞いたことはあるけど……あれって、変動が激しいから覚える気にならないんだよねぇ」 むしろ呆れた調子で、郁子は答えます。
瑞樹 : 「入れ替わり激しいの? 七不思議っていうより流行ってる怪談集めただけ?」
GM : 柚穂「まったく知らない瑞樹に説明すると、うちの学校の七不思議って直に書き換わっちゃうのよね。 新しい事件とか噂とかが起こると、すぐにそれが七不思議に組み込まれちゃう、って感じかな? ただ、単純に怪談が集まったというより、あくまで『七不思議が入れ替わった』って形になるみたい」
瑞樹 : 「なんだかかっちょいい風習だね」
GM : 柚穂「所詮は怪談の世界も弱肉強食。 入れ替わった後の怪談はそのままひっそりと消えていく運命にあるのだよ、瑞樹くぅん」 メガネをくいくい、とさせつつ。
瑞樹 : 「ふうーん」 感心した感じで。
GM : 柚穂「で、さっきも言ったけど、それにしても最近の七不思議は入れ替えが激しくってね。 なんと、つい先日七つ全部入れ替わってしまったのよ!」
瑞樹 : 「全部?」
GM : 郁子「群雄割拠の戦国時代みたいだねぇ」
瑞樹 : 「そんな怪談ぽんぽこでてるの?」
GM : 柚穂「そう! おかしいでしょう? 疑問に思うでしょう? 変だと考えるでしょう? だ・か・ら、私たちでその噂の実体を確認に行こう、っていう話になったわけなのよ。 万が一幽霊が出ても、瑞樹がバスターしてくれるだろうし」
瑞樹 : 「幽霊は無理! 幽霊以外にして! 幽霊出ない怪談だけ確認しに行こう!」
GM : 柚穂「んじゃ、基礎知識として旧七不思議と新七不思議を発表しちゃいます」 だららららら、と口でドラムロールをしつつ、カバンから校内新聞を取り出してみせます。
瑞樹 : ほほう。 ▽旧七不思議 1.踊る人体模型(化学実験室) 『夜な夜な小粋なステップが聞こえてきたら、それはコイツの仕業』 2.演歌を歌うベートーベン(音楽室) 『大和魂溢るる演歌の独唱。だが、音程がズレている』 3.魔の十一階段(東階段) 『本来なら十二段の階段が夜だけ一段少ない十一段に!?』 4.飢えたアグリッパ胸像(美術室) 『ふと気付くとデッサン用のバナナがない』 5.空いた座席 『最近、欠席でもないのに空いた座席が多い気がする』 6.徘徊する校長(校内) 『暗がりに、ぬぅ、と立っている。ただ立っている。そして、こっちを見ている』 7.盗まない侵入者(職員室) 『職員室に侵入した生徒がいたらしい。だが何も盗んでいかなかったようだ』 GM : 柚穂「旧七不思議はこんな感じね」
瑞樹 : 「なんか、なんていうか、微妙に、怖くない」
GM : 郁子「校長が地味に怖いんだけど」
瑞樹 : 「校長先生以外あんまり怖くない」
GM : 柚穂「まぁ、怪談と言いつつ噂話も混じってるからね。 だけど、これが新しい七不思議で一辺するのよ」 ▽新七不思議 1.黒衣の吸血鬼(???) 『全身黒尽くめの銀髪の外人が徘徊しているらしい。吸血鬼?』 2.悪魔の手帳(図書準備室) 『持ち出し禁止図書の中に悪魔と契約できる黒い手帳があるらしい』 3.メリーさん(???) 『23時59分59秒、掛かってきた非通知の電話を取ってはいけない』 4.人を食った話(調理室) 『夜の調理室で行なわれる調理実習。参加したい人は服を脱いで塩を身体にまぶして……』 5.屋上からの飛び込み(プール) 『俺は見たんだ! 女の子が屋上からプールに向かって飛び降りるのを! 本当なんだ!』 6.這い回る白い影(???) 『白い団子のような影、それがより固まって凄い勢いで蠢いている』 7.白昼霧(部室棟) 『ええ、何の前触れもなく霧が立ち込めて、急にその場に居てはいけない気がして……』 GM : 柚穂「これが、新しい七不思議」
瑞樹 : 2つくらい原因が分かるのが!!
GM : さて、なんのことやら(笑)
瑞樹 : 「た、確かにいきなり怪談っぽくなったね」 2つほど心当たり直撃なのがあってびくつく。
GM : 郁子「この屋上から飛び降りるのとか、普通に自殺じゃないの?」 容赦なく郁子がツッコミます。
瑞樹 : 「じ、自殺とか、怖い」 すごい適当にしゃべってる。
GM : 柚穂「まぁ、そういうのもあるけれど……そう、瑞樹も言ったけど、急に怪談らしくなったのよ」 顔をうつむけて、おどろおどろしい口調で語り始めます。 柚穂「今までは、ちょっと馬鹿っぽい話だった七不思議が、 ここに来て急に命に関わる系の正統派怪談になった」
瑞樹 : 「お、おおお」
GM : 柚穂「何かが起きている……その謎を解明するのが、霞染ゴーストバスターズの次の任務よ!」 びしっ!
瑞樹 : 「ゴースト以外ね! ゴースト以外はバスターするよ!」
GM : 郁子「この、メリーさん辺り実体があるのか無いのか解らないっぽいし、オススメだったり」
瑞樹 : 「それ以外! 吸血鬼とか! 白い影とか!」
GM : 柚穂「校長先生とか」
瑞樹 : 「校長先生、旧怪談じゃない? いや、普通に校長先生に話聞けばいいだけだから、楽だけど」
GM : 郁子「旧七不思議だけど、校長が失踪したわけじゃないんだから、未だに徘徊はしてるかもよ?」
瑞樹 : 「ううーん、校長先生を成敗するわけには行かないし……」
GM : 柚穂「そこはそれ、出会い頭に瑞樹の木刀で、ざくっ!」
瑞樹 : 「いやだめだから!」
GM : 柚穂「白昼霧は……時間的にもう無理そうだし、 吸血鬼や白い影は神出鬼没、メリーさんは時間指定」
瑞樹 : 「4番は普通にイヤだなー」
GM : 柚穂「残っているのは、屋上の飛び降りと、図書の悪魔の手帳、注文の多い調理実習くらい、かな?」
瑞樹 : 「っていうか、注文の多い料理店……」
GM : 柚穂「最近、ね――」 一転、真面目な顔つきで柚穂が呟きます。
瑞樹 : 「おうう」
GM : 柚穂「なにかがズレてる感じがするの。今見ている世界が、それだけじゃないような、そんな予感……」
瑞樹 : 「邪気眼?」
GM : 柚穂「厨二じゃないからね? 好奇心が止められないの。知りたい、見つけたい、ってうずくのよ」
瑞樹 : 「猫さんが死んじゃう!」 なんか柚穂の様子がおかしい。
GM : 郁子「あれって、Care kills a cat(心配が猫を殺す)だから、本当は心配しすぎって意味なんだよね」
瑞樹 : 「お、おお? そうなのか」
GM : 柚穂「せ……世界は不思議に満ちている!」
瑞樹 : 「おお!?」
GM : 柚穂「それを見たい、知りたい、触りたい! というわけで、今日の夜21時、学校の裏門前に集合ってことで!」
瑞樹 : 「りょ、りょうかい!?」
GM : というわけで、瑞樹さんは今夜の約束を取り付け、柚穂は準備があるからと先に帰りました。
瑞樹 : お、おお。押し切られてしまった。 ぽつねんとしている。 GM : 郁子「――で、どうするのかしら?」 口調をがらりと変え、郁子が言います。
瑞樹 : 「おおう!? いきなりびっくりした」
GM : 郁子「そう。よかったわ」
瑞樹 : 「え? え?」
GM : 郁子「けれど、状況は決してよくない。それは理解している?」
瑞樹 : 「いや、いや、よく分からないです」
GM : 郁子「それなら教えてあげる。今学校で噂になっている七不思議、あれは怪異よ。 つまり、噂でもデタラメでもない、実際に危険な存在なわけ」
瑞樹 : 「え、本物なの!? いや、2つほど本当のことなのは分かるけど! 1つ私だし!」 ← 5番
GM : 郁子「ええ、一つは私だわ」 ← 7番
瑞樹 : 「つまり、つまり、柚穂を連れてくとやばい?」
GM : 郁子「連れて行くもなにも、本来は浅賀さんも行く必要はないのだけれど」
瑞樹 : 「っていうか、いきなりそんなんぽんぽこ出てきちゃうものなの?」
GM : 郁子「いいえ。これは異常な事態よ」
瑞樹 : 「何でそんな異常事態に? って、分かんないか」
GM : 郁子「そう。本来なら、怪異がこれほどの頻度で発生するなんてありえない。 ありえない事態には、なにか原因がある……それも、焦点となるのは学校ね」
瑞樹 : 「少なくとも柚穂を連れてくと大変だってことだけが分かった」
GM : 郁子「別に連れて行くのは構わないと思うわよ。一人で行動するよりはマシでしょうし」
瑞樹 : 「今何時だっけ?」
GM : 郁子「18時過ぎね」
瑞樹 : 「21時までに全部の怪異を解決すれば問題ない!」 かっ!
GM : 郁子「メリーさんが出現するのは23時だけれど」
瑞樹 : 「あぎゃー! こ、ここは協力者を仰ごう、すみません千里さんいますかー!」
千里 : ん。今アンデキンバーに居るの?
GM : ええ、さっきの千里さんのシーンと連続しています。
千里 : 「何かしら? 御注文?」
瑞樹 : 「千里さんに是非ともお知恵をお借りしたいのです!」 ということで、これこれこうこうと説明してみた。 7不思議はまじもんの怪異で柚穂を危険にさらしたくないんですー! 的な。
GM : 郁子「ある意味、ご指名かしら?」
瑞樹 : 「あとにんじんのジュースも1つ欲しいです!」
GM : 郁子「うちの学校の七不思議、実際の怪異なのよ」 言いつつ、さっきの新七不思議表を見せます。
千里 : 「ふぅん。で、どうしたらいいのかしら?」
瑞樹 : 「……どうしたらいいんだっけ?」
GM : 郁子「さぁ? 嘉月さんを監禁するとか?」
瑞樹 : 「そ、それはだめだ! そう、21時までに全ての怪異を解決する!」
GM : 郁子「時間制限のある怪異は不可能、と」
千里 : 「別にいいけど、メリーさんなら知ってるわよ」
瑞樹 : 「まあ、23時のメリーさんは私たちじゃ防げないしってえええええ!?」
千里 : 「最近よく電話がかかって来るだわ」
瑞樹 : 「あ、いや、噂になっててもおかしくないってえええええええええ!? 電話取ったんですか!?」
千里 : 「ええ」
瑞樹 : 「っていうかなんで!? なして!?」
GM : 郁子「世間は狭いわね」
瑞樹 : 「どゆことなの!?」
千里 : 「勤務中にもかかって来るから困ってたところだわ」 肩をすくめて。
瑞樹 : 「千里さんが普通すぎる……全然深刻な状況に見えない」
千里 : 「さっき、鬼ごっこをして遊ぼうって言われたけど、 トイレへ向かったように見えた後、姿が消えちゃってね。 『また来ます』って」
瑞樹 : 「ほ、本物の怪異だー! どどどどうしよう!? 千里さんも大変なことに!?」
千里 : 「別に、仕事しづらい以外は特に困ったことはないだわよ」 苦笑するわ。
瑞樹 : 「え、あ、れ? メリーさんって最終的にどうなるんだっけ?」
GM : 郁子「私が知る限りでは――」 PiPiPiPi... 非通知です。
千里 : ぴっとして、浅賀さん達の方へ向けるだわ。
瑞樹 : 「おお?」
GM : 『もしもし? わたし、メリーさん――』 『貴方も一緒に遊びましょうよ――』
瑞樹 : 「え?」
GM : 『ナニをして遊ぶ? 鬼ごっこ? 隠れん坊? それとも――』 『そうだ、隠し鬼をして遊びましょう――』
瑞樹 : 「か、かく、隠し鬼?」
GM : (ぷつっ、つーつーつー) 切れちゃいました。
千里 : 「ね?」 くすり、と微笑んで。
GM : 郁子「――確か、遊び相手を連れて行ってしまう、みたいな話じゃなかったかしら?」
瑞樹 : 「神隠しされてしまう! いや隠し鬼されてしまう!? め、めりーさんって、実体あったっけ?」
GM : 郁子「会う機会がないから実体があるかどうかは解らないわ」
瑞樹 : 「ぐ、ぐぬぬ、切れる相手以外は苦手なのに……」
千里 : 「まぁ、怪異を解決する、んだっけ。これで一つの当ては出来ただわね。 あとは、学校へ行けばいいのかしら?」 正直、最初の吸血鬼は何処かの堕天使な気がしないでもないけど。
瑞樹 : 「そ、そうですね。前向きに考えよう。 解決すべき怪異から飛び込んできたのだ。後は学校行けば一石二鳥だ!」
GM : 郁子「ところで、隠し鬼、だけれど。 確か、鬼が宝物を隠して、鬼に追われながら宝を見つける、んじゃなかったかしら」
瑞樹 : 「おお、なんだか楽しそう。 ん? お宝ってなんだろう」
GM : 郁子「基本的に、この場合の宝は『宝役』の人ね」
瑞樹 : 「人? すごい嫌な予感がした」
GM : 郁子「ええ、だから鬼と協力して隠れ場所を変えたりして、意外と白熱するらしいわ」
瑞樹 : 「へええー」 柚穂に連絡取ってみよう。
GM : 『ただいま、電波の届かない所にいるか。電源が切られて――』
瑞樹 : 「ゆ、柚穂と電話通じない」
GM : 嘉月柚穂――ピーチ姫属性を持つ少女。
千里 : 「この場合、浅賀さんは鬼に追われる役なわけかしら? 逆かしらね」
GM : 郁子「嘉月さんが『宝役』とするなら、私たちは鬼に捕まらないように宝を奪還する、の方向ね」
瑞樹 : 「メリーさんに捕まっちゃ駄目なのか……怪異の中心点は学校っぽいんだっけ」
GM : 郁子「それはさておき。人手って言うならもう一人いたと思うけど?」
瑞樹 : 「明良? ミイラになりそう」
GM : 郁子「信用ないわね」
瑞樹 : 「頼りになるようなならないようなだから」
千里 : 「佐奈川君も、暇ならいいけれどね。 何だか幼い女の子に同棲を迫られてあたふたしてるような予感がするだわ」
瑞樹 : 「同棲? 女の子と?」 ぐるぐる。
千里 : 「つまり……あ、浅賀さん、あれ」 と、窓を指すだわ。
瑞樹 : 「おう!?」 そっち見る!
GM : キラーパス入りました(笑)
千里 : で、背後から声色変えて。 「 つぅか まえ た ♪ 」 耳元でささやくだわ。
瑞樹 : 「ぎゃああー!?」 どんがらがっしゃーんと距離を取って。
千里 : 「ってなるとアウトなわけだわね」 しれっと。
GM : 郁子「ずずっ……」(コーヒー飲んでる)
瑞樹 : 「お、お、お、お、お、脅かさないでくださいよぉ!」
千里 : 「失礼しましたー」 片づけるだわ。
瑞樹 : 「と、とにかく急いで柚穂を見つけなきゃいけないってことだけは分かりました!」
GM : PiPiPiPi... 非通知です。
千里 : 「はい」
GM : 『もしもし? わたし、メリーさん――』
瑞樹 : 「柚穂をどこやった!」
GM : 『21時に学校の裏門前ね。解ったわ約束よ――』 (ぶつっ、つーつーつー) 切れちゃいました。
千里 : 「我が強いだわね」 携帯を眺めながら。
瑞樹 : 「21時、21時に学校裏門……」 約束は守らないと。
GM : 郁子「まぁ、こうなる気はしていたけれど(全て、ティアの預言どおり、か……)」
千里 : カッコ内が気になるだわ。(笑)
GM : しれっと、郁子はコーヒーを飲んでいます。
瑞樹 : 「21時スタートってことか……」
千里 : 「ま、今日は21時なら行けるだわよ」
瑞樹 : 「せ、千里さんも手伝ってくれるんですか?」
千里 : 「お邪魔なら帰るけど」
瑞樹 : 「いえとっても心強いです!」
GM : 郁子「ま、もとよりその予定だったし、やるしかないのよね……」 ――メリーさんとのゲームに参加するしか。 というところで、シーンカットです。
瑞樹 : はい!