File.01 『黄金の林檎』

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  明良 : 俺、このセッションが終わったら改造するんだ……
  見学者: なんで死にフラグ(笑)
  GM : ついに認めましたね、未強化人間だと(笑)
  見学者: え、未強化なの?(笑)
  明良 : 違う。更に強化するんだ(笑)        まあ具体的にはキャラのリビルドというか……CP配分を変えたいな、と。
  見学者: なるほど
  GM : 『芸達者な不良』から『薬中の不良』へ改造。
  千里 : ごめんなさい、少々席を外します。        確か別行動にしたはずだったから        佐奈川君の分を先にやっておくと言う手もあるんじゃないかしら。
  GM : そうですね、その方向で行きましょうか。
  GM : それじゃあ、先に明良君のシーンを進めておきましょうか。
  明良 : わかった。        朝方、研究所が吹っ飛んだんだったか?
  GM : 研究所は今日未明(明け方に空が白み始める前の時間帯)に吹き飛びました。        うん? ああ、違った、臨時ニュースなんだから電話の前に吹き飛んだんですね。
  明良 : 俺は研究所に向かうんだったな。        ヘイタクシー! いや自転車でいいか。
  GM : 移動開始が8時として、行って帰ってくるだけで時間がかかりません?(笑)        まぁ、連絡が10時という話なので問題はありませんけど。
  明良 : とはいえ瑞樹のバイクを借りるのもなんだしな。
  GM : 今日も今日とて雨が降っていて路面状況は最高です。
  明良 : じゃあやっぱりヘイタクシーじゃないか(笑)
  GM : まぁ、自転車でもいいですよ、そこは厳密にしませんし(笑)
  明良 : いやタクシーで。無事に拾えるか?
  GM : そこら辺はご都合主義で大丈夫です。        自転車で1時間の距離ですし、タクシーだと30分くらいですかね。
  明良 : 少し離れたところで降りて合羽を着ていく。        野次馬多そうだしそれに紛れようか。
  GM : 避難勧告が出ていますので一定以上は近づけないよう封鎖されていますね。        まぁ、封鎖のところには野次馬がわんさと居ますが。        遠目に建物の影らしき物がある辺り、未だ黒煙がたなびいています。
  明良 : とりあえず野次馬の話を聞いて見るか。        「おい、なんか爆発したんだって?」
  GM : 野次馬A「えっ、ああ。なんか知らんけど、どかーんってすっげえ音がしてマジびびったっていうか」
  明良 : 「他になにかあったか?」
  GM : 野次馬B「消防とか警察が集まってんだけど、テロかな? テロなんじゃね?」
  明良 : 「かもな」
  GM : 万愚節「もう少し詳しい情報が欲しいのだけれど、どうにもこの国の警官は融通が利かないね」        野次馬C「封鎖とか、マジうざいんですけど」
  明良 : まあこんなところか。離れよう。
  GM : ああ、あと例の薬煙は今もたなびいている黒煙がそれの大本らしいです。        あの煙を吸い込むとバッタリ倒れるとか。
  明良 : デマが(笑)
  GM : 情報自体は間違ってはいません、薬品会社で爆発事故、薬の煙が充満、煙を吸ったら意識不明。
  明良 : おっさんがいるみたいだけど、面識あったっけ?(笑)
  GM : 明良君、どこぞの家で殴って気絶させて尋問したでしょうに(笑)
  明良 : それ以外でだ(笑)        また殴って手帳奪ってもいいが。
  GM : 記憶処理されているので、少なくとも向こうは明良君だと気づいていない様子です。
  明良 : すり技能はなかったか…なかった。
  GM : 例の泥棒だかの技能の中には無いんですか?
  明良 : ああ。あれは盗賊系精神技能をまとめたものなんだ。        すりは敏捷系なんでな。
  GM : なるほど。
  明良 : でも別の手でいく。ぐりぐりと合成。
  GM : なにかやってる(笑)
  明良 : 狂気で放心をうえつける薬を合成するぞ。        ボーっとしてる間に失敬すればいい。
  GM : 悪党がいる。
  明良 : 悪党だ。合成        (ころころ……) 13-[1,6,4] = 2        うし。そしておっさんの首筋にでも右手で触れて浸透させる。
  GM : 明良君が普通に成功すると不安になるのは信頼の積み重ねでしょうか。
  明良 : ひょい。
  GM : 万愚節「(びくんっ!)」
  明良 : 意思抵抗-5だ。
  GM : (ころころ……) [4,2,6] = 12        ふむ、では見た感じぼけー、っとしているようです。
  明良 : じゃあ自分の体で手を隠して、前に合った場所から手帳を抜き取ろう。あるか?
  GM : 例によって黒いノートは持っていませんが、前に合った予定手帳のようなものは見つかります。
  明良 : なかったのか。残念だな。        じゃあ野次馬に混じったまま、中身を確認してみようか。        最近の内容を。        特筆するようなものはあるか?
  GM : そうですね、とりあえず喫茶店めぐりをしていて、目ぼしい名前にチェックが付いています。        まぁ、明良君は既に見たことがありますが、例の取引に使われている喫茶店ですね。
  明良 : 例の話か。        (ちっ。はずれか)
  GM : まぁ、既知情報ですね。
  明良 : 手帳をおっさんの懐に突っ込んで離れる。
  GM : ぼけー。
  明良 : 別ルートで研究所に近づくか。
  GM : 少なくとも野次馬レベルでは大した情報は得られません。        警察に封鎖されているので、煙を成分分析できるほど近づくこともできませんし。
  明良 : 封鎖をすり抜けるには?
  GM : 例によって<忍び>か、もしくは<探索>でよい方を。
  明良 : 地域知識はどうだ?
  GM : 地域知識に抜け道まで乗るもんですかね、ではその場合こっちも対抗で振ります。
  明良 : まあ忍びで行こう。
  GM : ではどうぞ。
  明良 : どうせどれ振っても14基準だ。        (ころころ……) 14-[3,6,2] = 3        まあまあ。
  GM : はい、では特別見咎められることなく封鎖の内側に入れました。        ただ、研究所の傍は消防やら警察やら、ガスマスクの集団やらが居ますので、        より近づくには別途判定がいりますが、まずどうします?
  明良 : こういうときは……マンホールを通るとか?(笑)
  GM : どうして明良君はわざわざ修羅の道を(笑)
  明良 : とりあえず近づいてわかることはあるか?        どのあたりから煙が出てるとか。        研究所の見取り図はゲットしてたよな。
  GM : 結構広範囲を封鎖しているようで、半径何キロくらい人の居ない空間が出来上がっていますね。
  明良 : 民家には入りたい放題だな。
  GM : どの辺りかといえば、例の体育館みたいな? 実験施設が中心に吹き飛んでいる様子です。        今も天高く黒煙が雲まで届くほどに立ち上っていますね。
  明良 : こういう時思うことは、俺は潜入能力は高くないってことだな(笑)
  GM : 明良君は器用貧乏ですから(笑)
  明良 : とりあえず変装としてサングラスをかける。        そうだな……ぐるっと回って、体育館側から近づこうか。警備が薄そうだ。
  GM : その変装が役に立つかはともかく、確かに警備自体は薄いかもしれません。        ただ、そこに近づくに当たって、生命力判定をしてもらいますが。
  明良 : うむ。ついでに、布を水でぬらして口元に捲いておく。        民家で箪笥を物色して。
  見学者: 姿勢も低くしないとダメだと思うよ、煙がやばい
  明良 : よし、低くしていこう。
  GM : どこまで耐えられるんでしょうね、それ。
  明良 : まあ気休めだな。それに怪しい。
  GM : 確かに怪しいというか、サングラスに三角覆面って、まんま強盗のような(笑)
  見学者: 超強盗、物色もしてるからなお強盗というか(笑)
  明良 : 安心しろ、拳銃も持ってる(笑)
  見学者: 悪い方向で完璧になってどーする(笑)
  GM : なにを安心しろと(笑)
  明良 : 完成度に?(笑)
  見学者: 駄目だこいつ(笑)
  GM : まぁ、とりあえずある程度近づいたところ、        明良君の嗅覚に明確に空気の臭いが変わった瞬間があります。
  明良 : ぐあっ!        そういえばそれがあったな。よほど刺激臭が強いと耐え切れないぞ。        まあどんな臭いだ?
  GM : なんというか、甘い臭い?
  明良 : 咳き込まなくてもいいみたいだな。
  GM : ただ、どこか痺れるような刺激的な感じもあります。        とりあえず、そこで生命力判定をしてください、修正は−3くらいで。
  明良 : 一応、解毒の準備はしておく。        (ころころ……) 11-3-[2,1,1] = 4        うおお(笑)
  GM : …………不安だ(笑)
  千里 : 不吉だわ……。
  見学者: わかりまず。ここぞというときにヤバいで目なんですね(笑)
  GM : 明良君が活躍すると不安が増す(笑)
  見学者: よくあるよくある(笑)
  明良 : ヤバイな、そろそろ帰ろうかな(笑)
  GM : しかし、ここで帰ったらなんのために強盗に扮装したのかサッパリです(笑)
  明良 : 銀行に押し込むため?(笑)        まぁ、とりあえず耐えれた。        右手を空中にかざして急いで分析しよう。
  GM : ああ、成分分析ですね、どうぞ。
  明良 : (ころころ……) 12-[3,3,3] = 3        わーい。
  GM : ここで失敗するのが明良君クオリティでしょうに(笑)
  明良 : 俺は優秀な強化人間なんだよ!        アンブロシア的なもの?
  GM : ちなみに明良君、何度も言いますが君は未だにアンブロシアの正確な成分表を知りませんよ(笑)
  明良 : 機会がなかったんだ(笑)
  GM : ただ、覚えはありますね、例のスパーク老人の時に早苗さんに投与されていた薬と同様のものです。        つまり、やばい薬を空中散布しているわけですね。
  明良 : ふむ……みんな博士の端末になっちまうな。        阻止しておくにはどうすればいいっすかね鶴辺さん。
  GM : ちなみに非常に濃度が高いので、一般人が何の対策も無く吸うとその場で昏倒しかねません。        というか、昏倒して病院に運ばれた人も多々居ますね。
  明良 : 放水すれば止まるんじゃねえのかな。        現場どうなってるんだ?
  GM : 所謂バイオハザード的な防護服を着た消防の群れが放水していますが、        見た限りだと未だに煙が収まる気配はありません。
  明良 : まあとりあえず、鶴辺さんに電話かけるか。煙がこないところで。
  GM : というか、今まさに天然の放水とも言うべき雨が降っているのですが、        明良君の嗅覚的にヤバイ臭いはどんどん拡大していっていますね。
  明良 : そういえば雨降ってたな(笑)        気象学、とかはないしな…まあ偵察の報告。        ぴぽぱ・
  GM : とぅるるるる、とぅるるるる。
  千里 : 電話OKなのかしら。        今私は早苗さんのところへ向かってたんだっけ?
  GM : タウンページで住所を調べたんでしたっけ。        明良君もタクシーを使いましたし、そろそろ到着という段階ってことでいいですよ。        まだ家には着いていないということで。
  千里 : 了解。        「はい? 何かしら」
  明良 : 「今研究所の近くですけど」
  千里 : 「ええ、それで、どうしたの?」
  明良 : 「どうも、あの刑事に使ったような薬を散布してるみたいっすね」
  千里 : 「散布。と言うと、意図的にってことかしらね」
  明良 : 「警察や消防も来てますけど、止めれないみたいっす」
  GM : もくもく、もくもく。
  千里 : 「佐奈川君でも対処するのは難しそう?」
  明良 : 鶴辺さんと一緒にしないで欲しい(笑)
  千里 : そんなこと言われてもね。
  明良 : まあ解毒剤を作るぐらいならできるけどなあ……
  GM : では、そんな明良君に嗅覚判定のチャンスを。
  明良 : (ころころ……) 15-[5,5,3] = 2        やっふうー。
  GM : こう成功が続くとどこでしわ寄せがくるか……まぁ、ともかく。
  千里 : 貴方の魔法が長く続くことを祈るわ。
  明良 : 魔法なのかよ?(笑)
  GM : ふと、話していて気づいたのですが。        この臭いの元、というか方向性という感じが。        どうも、雨に混ざって空から降ってきているような、        地面の水溜りにそってじわじわ広がっているような。        そんな事実に気づきました。
  明良 : ん?
  GM : 単純に空気に乗っているというより、雨水を媒介にしている、という感じでしょうか。
  明良 : つまり……ワンピースに出てきた水を呼ぶ粉?
  千里 : 単純に気象を利用してるだけかもしれないわね。
  GM : 黒煙が雨雲に混ざる→薬交じりの雨が降る、というコンボ。
  明良 : ふんふん。
  千里 : まぁ、よくある公害の広がり方だわ。酸性雨。
  GM : まぁ、まさしく公害ですけどね(笑)
  明良 : でも、だからってどうにもならねえ(笑)        公害を防げるなら、俺はもっと地球に優しくなってる!        まあ、雨にはあまり触れないほうがいいのは、わかった。
  GM : はい。そんな感じに感染拡大しています。        あと、ここの雨水に濡れた昏倒患者は別の場所に運ばれ、        濡れた身体に触った医者はジワジワと皮膚感染し、        その医者が治療する患者へと二次感染といった感じでしょうか。
  明良 : 「どうしますかね。根元まで行ってみますか?」
  千里 : 「行けるなら行ってみてくれるかしら。危なそうなら撤収して頂戴」
  明良 : 「ういっす」        じゃあ帰るか。
  千里 : 佐奈川君調子いいわね。
  明良 : 行けと?(笑)
  千里 : そう言わなかった?(笑)
  GM : ういっす、と返事をして帰るとは思いませんでした(笑)
  明良 : ほら、危なそうなら帰っていいって?(笑)
  GM : 何をいまさら(笑)
  明良 : くっそわかったよ。解毒剤を充填して行く。        あとはまあできるだけ息を止めてだな。        解毒剤合成        (ころころ……) 13-[5,6,4] = -2
  見学者: ついに
  千里 : 駄目じゃないの。
  明良 : やばいやばい(笑)
  GM : そろそろ魔法が解けてきましたね(笑)
  明良 : 帰りてえ〜(笑)        よし、こうしよう……鶴辺さんに報告するべき、適当な事柄を想像するんだ。
  GM : 何かありましたっけ?
  千里 : まさかここで虚偽の報告をされるとは思わなかっただわ。
  明良 : そうだな……実験棟が吹っ飛んでて、周りを警察や消防が囲んでいて近づけなかった。
  GM : いまさら(笑)
  明良 : てな感じでどうだ?
  GM : いや、私(GM)はいいですけどね(笑)        まぁ、明良君が動きづらいというのなら、しばし視点を移しましょうか。
  明良 : そうだな(笑)        そっちやっててくれ。
  GM : では、そんな電話を受けた千里さんのシーンに行きましょう。
  千里 : ん。
  GM : 電話が切れた頃、どういう移動手段を使ったのかは解りませんが早苗さんの家にたどり着きました。        例によってマンションですけど。
  千里 : まぁ、移動手段なら色々在るんじゃないかしらね。
  明良 : 自家用車とかな。
  GM : 明良君愛用の窃チャとか。
  千里 : 車の購入の仕方がわからないだわ。        公共機関使ってもいいんじゃないかしら。(苦笑)
  GM : まぁ、タクシーなりバスなり使ったんでしょう。
  千里 : 「さ、て……」
  GM : 千里さんのマンションと同様、どこにでもありそうな普通のマンションです。        部屋番号は504号室。
  千里 : まぁ、普通にお邪魔するわ。インターホン押して、と。
  GM : ピンポーン!        しかし、出てくる様子はありません。
  千里 : 「あら」
  明良 : 破ろうぜ、ドラゴンボール。
  GM : どうも鍵は掛かっているようです。
  千里 : 「困ったわね。         お邪魔するしかないだわ」        アラインメイズ・物体操作        (ころころ……) 14-[1,3,1] = 9
  GM : カチャ――鍵は開きました。
  千里 : 開錠。
  GM : 見たかね明良君、このスムーズな潜入具合を(笑)
  千里 : 中に入るけど、何か気付くことはあるかしらね。
  GM : 内部は、いわゆる独身者向けの部屋なんですが、        ちらほらと子供用の食器や家具が置かれています。
  千里 : 一緒に暮らしてたのは間違いなさそうね。
  GM : 別段荒れているわけでもなく、かといって整然としているわけでもない、        ごく一般的な生活臭のする自然な家です。
  千里 : 一応声をかけて見るだわ。        「皐月さんー? 栞ちゃんー?」
  GM : 返事はありません。        物音も特にしませんね。
  千里 : 今何時くらいかしらね。
  GM : えーと、7時に集まって情報を纏めて、移動時間も含めて大体9時ってことで。
  千里 : そう。        探索してみるだわ。
  GM : はい、どうぞ。
  千里 : (ころころ……) 15-[1,3,3] = 8
  GM : うわっ。
  千里 : 1時間ほどかかっちゃうけれどね。何か発見はあったかしら?
  GM : 明良君といい、出目がいいですね。
  千里 : 今日はそういう日なんでしょう。
  GM : では、普通に見た感じでは特になにもないのですが。
  千里 : ええ。
  GM : 一点、気になるものが見つかりました。
  千里 : ふむ?
  GM : 一見するとガラスの試験管、でしょうか、紐付きの。        ちなみに、中身は空です。
  千里 : ひも付き?
  GM : 見覚えのある、それは栞ちゃんが首から提げていた例の薬入りのペンダントトップですね。
  千里 : 成程。        「中身がない、だわね」
  GM : 違和感というわけではないですが、物が物だけに目を引きました。        それも普通にテーブルの上においてあったわけですが。
  千里 : 「中身は何処行っちゃったのかしらね……」        皐月さんの行き先とかは検討つきそうかしら?        普通に出勤した感じ?
  GM : カバンが残っていましたね、いつも持ち歩いている手荷物ですが。        あと、入った時には気づかなかったんですが、傘立てはあるんですが傘が見当たりません。
  千里 : 手荷物は残ってるけれど、傘がない。        靴は?
  GM : 玄関には出ていません、靴棚にはあるかもしれませんが普段使いは無いようです。
  千里 : つまり、手荷物は置いて、傘を持って出かけた。
  GM : そうですね。
  千里 : 意識が在ったのなら、私用で、しかも遠出ではなさそうだわね。
  GM : あ、勿論ですが栞ちゃんの靴もありません。        栞ちゃん用の小さい傘も無いようです。
  千里 : ふぅん。        電話をかけて見るだわ。
  GM : 早苗さんで良いですか?
  千里 : ええ。
  GM : とぅるるる、とぅるるる……ガチャ        『只今、電話に出ることが出来ません。発信音の後にメッセージを――』(ピー)
  千里 : 「……でしょうね」        切って。
  GM : 他に目に付くものは無さそうです。
  千里 : 了解。        じゃ、試験管だけ持って、部屋を出るだわ。
  GM : 帰りに鍵は掛けていってくださいね(笑)
  千里 : (ころころ……) 14-[6,3,4] = 1        監禁。        物体覚醒でもいいけど。
  GM : がちゃ。
  千里 : そろそろ10時ね。
  GM : そうですね。
  千里 : 佐奈川君と浅賀さんの定時連絡を待つだわ。        音沙汰がなければこっちからかけるけど。
  GM : では千里さんはそんな感じで、最後の瑞樹さんに行きましょうか。
  千里 : ええ。
  瑞樹 : なんだっけ。        私何してたっけ?        まこっちゃんに会って……刀返して……
  GM : 結婚式について調べるとか言っていた気がします。
  瑞樹 : そうだった。
  千里 : 嘉月さんと合流ね。
  瑞樹 : 柚穂に聞けばいいや。結婚式何時かとか、        誰が参加するかとか、スケジュールはどんな感じかとか。
  GM : 柚穂か先生に聞いてみる、見たいな事を言っていましたね。
  瑞樹 : 柚穂に会いに行こう。        先生に聞くのはなんか微妙だし。
  GM : 微妙と言われても(笑)
  瑞樹 : とりあえず柚穂に会おう!        時間は?        大丈夫かな。早過ぎないかな。
  GM : 何だかんだで9時ですからね。        電話で連絡を取り合ってスタバとかで合流でいいですか?
  瑞樹 : そーする。
  GM : じゃあ、瑞樹さんが店に到着すると、奥の方で手を振る柚穂が居ます。
  瑞樹 : 「おおお。おはよー柚穂!」        てってってと走ろう。
  GM : 柚穂「おはよう、瑞樹! こーのおサボりさんめー!」        瑞樹さん、昨日は昼休み以降の授業をぶっちしましたからね。
  瑞樹 : 「し、仕方なかったんだ! これは非常に重要で緻密で繊細な案件だったんだ!」
  GM : 柚穂「ほほう。それは詳しく聞きださなくちゃ。親友だけに」        すちゃ、とメモの準備。        面白ければ記事にするぜ、と目が語っています。
  瑞樹 : 「はっ、待て待て待って。         今日はそれじゃなくて」
  瑞樹 : 「今日、先生の結婚式じゃない?         どんな予定だったっけ」
  GM : 柚穂「おっと、そういえばそうだね。先にそっちから伝えておくね」        しぶしぶメモをしま……わなくていいんです、そのメモをペラペラと捲り、        柚穂「えーと、4時に挙式なんだけど、一応一般の客は3時から受付かな。           1時に準備とか記念撮影とかで親族と先生たちが集まって、           本人たちでなんだかんだとリハなんかをやって、4時に本番」
  瑞樹 : 「参加者多いの?」
  GM : 柚穂「生徒で来るのは結局私、瑞樹、郁子の三人だけみたい。           先生、あれで人望はあるんだけどね。           他は、何人か教師と親族、あとは先生たちの同級生とか友達? みたいな人かな。           そんなに多くはないから、緊張はしなくても大丈夫だと思うよ?」
  瑞樹 : 「うーん、そじゃなくて……」        言っていいものか逡巡。
  GM : はてさて、柚穂はペラペラとメモを捲りながら予定を確認しています。
  瑞樹 : 1秒くらい逡巡して
  GM : 柚穂「あ、ちなみに披露宴は5時からだね。そっちも参加の方向で考えてるけど、食事くらいは――」
  瑞樹 : 「ねえねえ、柚穂、りんごの儀式、覚えてる?」
  GM : 柚穂「ん? えーっと、前に瑞樹がのした不審者がやってた奴?」        きょとん、と首を傾げます。
  瑞樹 : 「そう。それ」
  GM : 柚穂「覚えてるけど、どしたの?」
  瑞樹 : 「実は思いっきり踏み込んじゃって」
  GM : 柚穂「……ひょっとして厄介ごとに巻き込まれちゃった?」
  瑞樹 : 「昼間サボったの、それのせいなんだけど」        あれ、教会が何とかって話って、確証あったっけ。        何でそう思ってたんだっけ。
  GM : どうしてそう思ったか、まではGMは知りませんが(笑)
  千里 : 結婚式。
  GM : 教会にいたアフロ、結婚式に密接に関係していそうな儀式、        そういったところからじゃないですかね?
  瑞樹 : あ、思い出した。        千里さんが見立てで、結婚式で、教会だ。        「なんだったかなー、えーと、ギリシア神話とか、あんぶろしあとか、         パリスの審判だとかなんとかで、結婚式がやばいって話だった気がするの」
  GM : 柚穂「結婚式……それはまたタイムリーな話だけど」        うーん、と腕を組みます。        柚穂「瑞樹は何をしようとしてるの? それで、私は何を手伝うの?」
  瑞樹 : 「ねえねえ、柚穂って、マヨヒガのこと覚えてる?」        凄い全然関係ない話にシフトしてしまった。
  GM : 柚穂「マヨヒガ?」
  瑞樹 : 「あれ? 覚えてない?         それとも私の勘違い?」
  GM : なにそれー、といいたげな顔をしています。
  瑞樹 : 「おおお」        どうしよう。マヨヒガのこと知ってると思ってたから、こゆこと相談したのに。        と、瑞樹は思ってる。
  GM : とりあえず、瑞樹さんと柚穂でそっち系の話をしたことはないですね。        というのも、瑞樹さんは割りと早い段階で明良君(千里さん)の記憶処理を受けたので(笑)
  瑞樹 : あ、あれー、おかしい。また記憶操作を受けてる。
  GM : とりあえず、柚穂からマヨヒガの話題を出したことは無いです。        そして、つい最近まで瑞穂さんはマヨヒガの存在すら忘れていました。
  瑞樹 : 「おおおおお」        みずきはこんらんしている!
  GM : 柚穂「どうどう、とりあえずカッフェでも飲んで落ち着いて」
  瑞樹 : 「お、おちつく」        ごっきゅごっきゅごっきゅ。        「落ち着いた」
  GM : 柚穂「――で、マヨヒガって何なの? ひょっとして特ダネ?」        目をキラキラさせてメモを構えます。
  瑞樹 : 「結婚式がヤバイかもしれないという情報だけ知って         るけどどうやばいのかもどうすればやばくなくなる         のかもさっぱりなので気をつけてね柚穂って話だ!」        ピキーン! ひらめき顔。
  GM : 勢いに任せてうやむやにしようとしている(笑)
  瑞樹 : 「やっぱりマヨヒガなんてなかったんだな。うん」
  GM : 柚穂「なにがなにやら……とりあえず、結婚式がやばいのね?」
  瑞樹 : 「そうなの。         私がパリスだから、私が行かなきゃいいだけな気もするけど、         先生の結婚式に出ないのは不義理ではないかとも思うのです。         しかしどれくらいのやばさか私はまったく見当もつかないので悩んでおったのです」
  GM : 柚穂「どの段階でやばいのかな?           準備だけなら1時から始まるし、実際の式は4時から、披露宴は5時からだけど」
  瑞樹 : 「ギリシア神話の、パリスの審判的に考えると、どうなんだろう。         パリスさんがなんかしたのって、いつごろだっけ」
  GM : 柚穂「パリスの審判っていうのが三女神の話だったら、式の後だったと思うけど。           実際にいつエリスが現れたのかは不明だけど、式自体に呼ばれなかったっていうし。           少なくとも、騒乱を収めるために呼ばれる以上、騒乱の後だから式のあとじゃないかな?」
  瑞樹 : 「呼ばれてない人がやばいの? そんなん心当たりないなー。         じゃあ、式が終わるころか! 安心して結婚式に参加しよう。         終わりごろに気をつければいいんだ」
  GM : 柚穂「とりあえず気持ちは解るけど、NPCに対策を丸投げするのはどうかと思うわ」(笑)
  瑞樹 : 瑞樹は考えるのをやめた。        何かが起こる前に松風エリスさんを捕まえればいいのだ。
  GM : 原点に戻りましたね。
  瑞樹 : 「柚穂と話して考えがまとまった! ありがとう!         とりあえず先生をがっつりお祝いしよう!         結婚式は無事に遂行させるぜー!」
  GM : 柚穂「どういたしまして。とりあえず、一般の受付は3時だからね」
  瑞樹 : 「はーい!         じゃあ、結婚式でまた会おう!」
  GM : 柚穂「なんだかよく解らないけど、頑張って」
  GM : じゃあ、そんなところでいいですか?
  瑞樹 : はい。        ひどい。何にも進んでない。
  GM : まぁ、時間割は解りましたよ(笑)        準備(1時)、受付(3時)、式(4時)、披露宴(5時)ですね。
  瑞樹 : エリスさんは招かれざるお客さんだから、受付はしなくてもいいんだよね。        エリスさんを探し出せればいいんだよね。        明良の生態オーラ感知だ!
  明良 : いやそれは嘘だからな?(笑)
  GM : 別名・鼻頼り
  明良 : まあ刑事を探すのか?
  瑞樹 : 栞ちゃん探し出そう。        キーパーソンだ。
  千里 : エリスさんの行方は探れるのかしらね。        キーは、エリスさんと栞ちゃんだけど、        二人とも追うには手掛かり不足。
  瑞樹 : エリスさんは栞ちゃんを結構重要視してたから、栞ちゃんを探し出せれば問題ない。        そして栞ちゃんなら鼻で探せるでしょ? まだ。
  千里 : エリスさんの手掛かりを探せるとしたら佐奈川君の行ってる研究所かしらね。        栞ちゃんのいるであろう場所であった皐月さんのお部屋からは、        アンブロシアの入ってたカプセルくらいしか手に入らなかったわ。
  GM : 現在待機中の明良君に全てが掛かっているわけですね。
  明良 : こっちかあー?
  瑞樹 : どれも明良にかかってる。        明良の行動の成否ですべてが決まる!
  明良 : じゃあ頑張ってみるけどさ。
  千里 : とりあえず。10時になったら定時連絡お願いね。
  GM : 今後どうするか、の話し合いですね。
  瑞樹 : はーい
  明良 : うい。
  GM : では、次はその話し合いのシーンから始めましょう。


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