File.01 『黄金の林檎』
GM : さて、瑞樹さん。
瑞樹 : さあ、来た! アフロを狩る。
GM : お待たせしました、積年の恨みを晴らす時です。
瑞樹 : でも相手の意思を確認しなくちゃ。
GM : そこは教会。 本来ならば、明日の結婚式に向けて様々な準備がなされているはずの。 しかし、今は人っ子一人居ない。 静かな沈黙、そして際し挟むように響く鐘の音。 ――からーん。 ――からーん。 GM : それはどこか、あのマヨヒガで聞いた鐘の音に似ています。
瑞樹 : 刀と木刀を別で持ってよう。進む。
GM : 教会は、本堂? となる教会部分と、他のこまごまとした人が集まったり、 準備をしたりする部屋に分かれています。
瑞樹 : アフロディーテさんを探そう。 だが、多分、待ってると思うんだ。そんな予感がする。
GM : そして、そのうちの一つ、本堂への大きな扉が、今少しだけ開かれているのが見えました。
瑞樹 : 開ける。ばーん!
GM : ギギギゴーン。 毎度のことですが、教会に殴りこみを書けると「その結婚待ったー!」と言いたくなりますね(笑)
瑞樹 : おぃー!(笑) GM : アフロ「んふ。待っていたわぁ〜、瑞樹ちゃん」 瑞樹 : 「お待たせしちゃった?」
GM : 身長、およそ2mを越える巨漢の男。 身体にピッタリ張り付くようなボディスーツと、ごついブーツを履いたその姿。
瑞樹 : 蹴り、か。
GM : (自称)美の化身アフロディーテ。
瑞樹 : 2m越えって、アフロディーテさんのこと? そういえば、2m越えだった気がする。
GM : ええ、アフロ込みで2m越えです。
千里 : 2m20cmね。
GM : 20cmまであるかは知りませんが、少なくとも千里さんより頭ひとつでかいです。
瑞樹 : 「アフロさん、一つ質問」
GM : アフロ「なにかしらん?」
瑞樹 : 「私、殺す気だったり、する?」
GM : とても優しげな微笑を、アフロディーテは浮かべます。
千里 : 食べるだけよ。
瑞樹 : 「もしもそうなら、出来れば外がいいな……」
GM : アフロ「あら、ここじゃ嫌?」
瑞樹 : 「明日使うからね。あ、私じゃないよ?」
GM : アフロ「あら、そうなのぉ〜? 羨ましいわぁ〜」 ニコニコと、微笑みながら。 その巨体が、ふわっ、と浮き上がります。
瑞樹 : 「だから、ここはあんまり汚したくない」
GM : アフロ「……いいわ。アタシも乙女だもの、結婚式をメチャクチャにするのは本位じゃないの」
瑞樹 : 「ありがとうアフロさん。いい人だね」
GM : そのまま、空中を散歩するように、瑞樹さんの方へ近寄ってきます。
瑞樹 : ゆっくり下がる。 距離を取るというより、外へ誘う感じで。
GM : アフロ「んふ。どうせなら、いい女と言って欲しいわねぇ〜?」
瑞樹 : 「いい女だね!」 でもアフロが飛行系だと、どう頑張っても勝てない相手なんだよね!
千里 : 登場時から飛んではいたわね。
GM : 本当に嬉しそうに笑うと。 瑞樹さんが外へ出た瞬間、一気に加速し、すれ違うように外へと飛び出します。 どりゅっ!
瑞樹 : すっとどいてあげよう。
GM : 両手を広げ、雨を浴びながら。 まるで一つの絵画のように、空から舞い降りるアフロ。
瑞樹 : 私もアフロさんの元へゆっくり歩いてく。
GM : アフロ「貴方もいい女よ、瑞樹ちゃん。いい女は、男を惹きつけるものだもの」
瑞樹 : 「ありがとう。でも、アフロさんには負けるかも」
GM : ちらっと、時計を見ると、アフロは徐に戦闘態勢を取る。
瑞樹 : 「もう死合開始時刻?」
GM : アフロ「王子様が来るまでに、けりをつけてあげるわぁ〜」
瑞樹 : 「やろう。出来れば誰にも邪魔されたくない。 誰にも見られたくない」
GM : アフロ「ええ、それじゃあ始めましょうか……乙女の戦いを!」
千里 : 乙女。
瑞樹 : 構えよう。刀を。
GM : すい、と片足を上げた独特の構え。 今、アフロは地に足をつけた状態です。
瑞樹 : 「そんな綺麗な戦いになるとは思わないけど、ね」
GM : それには応えず、もう言葉は要らないというように。 距離は5m、イニシアチブに、入ります。
VS アフロディーテ
瑞樹 : 本気で行くぜ。
千里 : 頑張って、浅賀さん。
GM : ええ、ではダイスロールです。
瑞樹 : (ころころ……) [6]+1 = 7
GM : (ころころ……) [3]+1 = 4 本気に負けた(笑)
千里 : 本気ね。
瑞樹 : 最初で終わらす。流水! (ころころ……) 14-[4,2,1] = 7 成功。
千里 : まぁ、勝っても負けても面倒くさいことにはなりそうなんだけどね。(苦笑)
瑞樹 : 4m近づいて、コンビネーション、フェイント多段突き多段突き!
GM : きなさい!
瑞樹 : あ、見破る即決勝負しないと。 戦闘技能同士で即決勝負して、私が勝たないとコンビネーションは発動しない。 学園ルールは、知らないけど。
明良 : 学園にコンビネーションはないからな。
GM : まぁ、そのルールで行きましょう。
瑞樹 : なるほど。じゃあ、とりあえず即決勝負! (ころころ……) 21-[5,5,3] = 8
瑞樹 : あまり良くない。あ、先読みがあったから、達成値9だ。
GM : (ころころ……) [3,3,3] = 9 おう、負けた。
瑞樹 : あ、勝った。
GM : 能力者を戦闘技能の専門家と比べちゃあいけません。
瑞樹 : 悪いけど、殺す。まずはフェイント。 (ころころ……) 25-[1,2,1] = 21 うわーーーーー(笑)
GM : ごふっ(笑) (ころころ……) [3,1,6] = 10 おっそろしい勢いで幻惑された(笑)
明良 : なんてこった(笑)
千里 : 凄いだわ。
瑞樹 : 即死してもらう。
明良 : アフロ狙いか?
瑞樹 : 眼だ!
千里 : アフロ狙わないのかしら。
瑞樹 : アフロ切ってどうするんだ。
明良 : アフロが本体なんじゃね?
千里 : だってアフロが本体よ?
GM : だって、て(笑)
瑞樹 : いや、えエー(笑) まあ、そういわれたから、アフロ切るよ。アフロ。
GM : 惑わされるな瑞樹さん、千載一遇のチャンスだぞ(笑)
瑞樹 : 多分そうだよな。これ逃したら、死ぬ気がする。
GM : というか、能力者相手に先手をとれる機会をギャグで棒に振るか(笑)
千里 : これを逃したらアフロは隙を見せないわ。
瑞樹 : 眼だ。 忘れてた。 真剣勝負なのに。何を考えてるんだ。
GM : 正しくは「何を考えてるんだ、外野は」だ(笑)
千里 : 真剣勝負だわね。
瑞樹 : 刀を抜いたら殺す以外のことをすること自体が失礼だ。 目を狙って多段突き。あ、二段です。
GM : はい。
瑞樹 : (ころころ……) 23-9-[2,2,2] = 8 クリティカルじゃないよ! あと達成値2低いです。達成値6で眼を狙う。
GM : 達成値がいくら低かろうと、こっちは偉い勢いでフェイントを喰らってるわけで。 クリティカルしか意味がないんだが。 (ころころ……) [6,6,2] = 14 無理でした。
瑞樹 : ダメージ。 (ころころ……) [4,5]+1 = 10 刺しの10点。脳貫通。
GM : えーと、ダメージ4倍ですね。
千里 : 40点……?
瑞樹 : 防護点は、まあ、眼に防護点があったり、魔法的バリアーがないなら、無視。
GM : 流石にありません、40点です。
瑞樹 : 死んでないならもう一太刀。
GM : 生命力がマイナス以下になったので死亡判定をします。
千里 : どうする、佐奈川君。幼馴染の想い人が殺人犯になろうとしてるわよ。
GM : (ころころ……×4) = 10 , 11 , 10 , 12 ……このアフロ、生きてるんですけど(笑)
千里 : 末恐ろしいわね。 やっぱりアフロに攻撃を入れなかったから、かしらね。
瑞樹 : なら、もう一太刀。 この程度で死ぬなんて思ってない。私ですら死なない。
GM : ええ、片目を失いながらも、アフロディーテは笑顔を保ったままです。
瑞樹 : 2回目の二段突き。
GM : はい。
瑞樹 : 眼狙い (ころころ……) 23-2-9-[6,1,4] = 1 ぎりぎり当たり。
GM : (ころころ……) [6,1,5] = 12 避けられません、もう片方の目も刺し貫かれました。
瑞樹 : (ころころ……) [3,6]+1 = 10 同じ。80点で自動死亡か。
千里 : 手加減とかほんと無用の世界だわね。(苦笑)
GM : +40点、合計80点……5倍以上になったので、自動死亡ですね。
GM : アフロ「かひゅ! ……すばら…………これ、で…………」 一瞬。
瑞樹 : 刀を抜いて、残心を取る。
GM : ほんの、一瞬で距離を詰めた瑞樹さんの紫電の太刀が、アフロディーテの両の眼を刺し貫く。 鮮血は二度、そして失われる命は一つ。 改心の笑顔を浮かべたまま、アフロディーテは前のめりに倒れこむ。
明良 : やりやがった(笑)
千里 : やっちゃったわね。
GM : その、倒れる時、 アフロ「あ……りが……と……」 そう、呟き。
瑞樹 : 「…… どういたしまして」
GM : アフロディーテは、その生命活動を完全に停止させた。
瑞樹 : 刀の血をぬぐって、鞘に納める。
明良 : 死んだのか。アフロは枯れたのか?
GM : 目的も、理由も、そのほとんどが謎に包まれたまま。 ただ命を狙い、奪い合うために戦い、そして、敗れた。
瑞樹 : 去ろう。そのあとまこっちゃんに連絡を入れよう。
GM : と、立ち去ろうとしたなら、千里さんたちの車が到着して構いませんよ。
千里 : ききー。 「到着」
瑞樹 : さっさとバイクに乗っかって逃げなければ!
千里 : 気付いていいのかしら?
GM : なにせ他に人っ子一人いませんからね。やたら目立つと思います。
瑞樹 : ライダースーツにヘルメット。そして木刀二本。 目立つなんてもんじゃない!
GM : どうみても不審者です(笑)
千里 : 「あら? あれ……浅賀さんじゃないかしら」
瑞樹 : 走って逃げよう! バイクに飛び乗って逃げる!
千里 : 「何か逃げようとしてるけど、追いかける?」 佐奈川君に訊くわよ。
明良 : もう感情封印は解けてる?
千里 : ま、落ち着かせるって使い方を以前認めてもらった気がするから、それを使っただけよ。
GM : その場には明良君にも見覚えのある巨漢が倒れ伏し、 地面には紅い液体がじわぁ、と広がっています。
明良 : 「瑞樹!」
瑞樹 : 止まらない。 と言うか、止まったら、瑞樹だって言ってるようなものだ。
千里 : 銃に自信があるなら、パンクさせるのが早いけど。
明良 : 銃に自信……いや事故るから(笑)
GM : 失敗して瑞樹さんに当たったら大笑いです。
千里 : 佐奈川君だしね。
明良 : 「すみません、お願いします」
千里 : じゃ、車を発進させるわ。
瑞樹 : 追われる側になると困ったな。しかし後ろでよかった。
明良 : 「くっそあの野郎。なにやってやがんだ……!」 あ、いや。くそ。アフロを何とかしないと。 (ころころ……) 15-[4,5,4] = 2 「すみません。瑞樹をお願いします!」 俺は、降りる。俺は教会で下りるぜえー!
千里 : 「はいはい」
明良 : アフロに駆け寄る。
瑞樹 : まこっちゃんにメールしておこう。『終わった。死体が残ったまま』
千里 : いや。乗りながら? バイクの最中にさすがにそれは危ないと思うけれど。
瑞樹 : おお、危ないかもしれない。
瑞樹 : やめよう。事故る。
GM : 車ならまだしも、バイクでそれは無茶でしょう。 やってやれないことは無いかもしれませんが、ちょうど雨が降ってますし。
瑞樹 : うーん、電話? まこっちゃんに電話するかしら。 相手は車。声は多分聞こえないだろうし。
明良 : 信号待ちのときに電話したらどうだ?(笑)
千里 : バイクに乗りながら電話するの?
明良 : まあぶっちゃけ、ヘルメット被って、手袋してると無理だけどな。
瑞樹 : メールするよりは危なくない。けど、ヘルメットがあった! 諦めた。
GM : 諦めが早い(笑)
瑞樹 : まず撒く。それから考える。 浅賀瑞樹は頭は良くない。やれることからやる。
千里 : で、GM、何処から処理すればいいのかしら。スタートから処理できるの?
GM : ああ、じゃあとりあえず運転技能だけ先に二人振ってくださいその結果次第。
明良 : いけ鶴辺さん!
GM : 逃げる人と追う人で。
明良 : チェイスか。
千里 : 始まった瞬間から出来るのなら、私降りようかと思うけど。
瑞樹 : お? あ。妖術か!
千里 : ええ。
瑞樹 : 能力が!
GM : なんと。
瑞樹 : 千里さんに会った時点で負けていた。忘れてた。
千里 : 時速86kmで走れるのよ、私。
GM : ぶはっ!(笑)
瑞樹 : 速ッ!? 駄目だ。追いつかれる。
GM : なにもんですか貴方、ああリンクスでしたね(笑)
瑞樹 : バイクを発進させられない。
千里 : でしょ?
GM : 在野のリンクスまじぱねぇ、委員会の能力者が皆無能に見えてきた(笑)
明良 : あるえー(笑)
千里 : (ころころ……) 14-[6,1,5] = 2 「アライン・メイズ」 唇にそっと触れて、あらゆる意味での最短距離を瞬間的にチョイス。
GM : 気づけば、エンジンを掛けさぁ発進だ、という瞬間に瑞樹さんは確保されていました。
明良 : 鶴辺さんそんなに足早かったのか?(笑)
瑞樹 : 私も今始めて知った(笑)
千里 : 秒速24メートルの速度で近づくわ。 元が8で、3倍速になるからね。
GM : こわっ(笑)
明良 : ああ、増速か……
瑞樹 : 「!?」
千里 : がし。 「つー・か・まえた」
明良 : [お、おお?」
瑞樹 : ど、どうしよう! こ、困った。
GM : どうしようもねぇなぁ(笑)
明良 : 俺も車から飛び降りたところで固まってる(笑)
千里 : 「おとなしくするなら何もしないわよ」 ヘル越しに覗きこむようにして。
GM : 千里さんが現場に到着した瞬間、場は千里さんが支配した領域になったのです。
瑞樹 : まさか、まさか、何の連絡もしてない、絶対知られないはずの、一番着て欲しくない二人が来た! 知らない人なら頭を一撃するだけでよかったのに!
GM : いや、それもどうなんだ(笑)
瑞樹 : 浅賀瑞樹はやると決めたら一直線なのだ。 「……」 うう、どうしよう。
明良 : 「あー…」 てくてく近づく。
瑞樹 : あ、明良ガー!
明良 : 「瑞樹」
瑞樹 : 「……」
明良 : 「何してんだ? あ?」
瑞樹 : 「……」
明良 : 「まったくこいつは……何とか言えよ」
瑞樹 : うー、白、切りとおせないよぅ。
明良 : どう考えても無理だろ(笑)
GM : この状況で白が切りとおせたらそいつは口だけで世界が征服できます(笑)
明良 : 「せめて俺達に一言伝えるとかよお」
瑞樹 : 「……なんて?」
明良 : 「つうか、なにその刀? 何でそんなもの持ってんだ?」
瑞樹 : 「うちは道場だよ」
千里 : 「ま……アンデキンバー行かない? ここにいつまでもいると、殺人罪に問われてもおかしくないだわよ」
明良 : 「ああ、そうっすね……ちょっと待ってください」 死体を調べて、処理してから行こう。 アフロのところに近づき、しゃがみ込んで
瑞樹 : あと刀なんて持ってないよ。明良。実は。 見た目は。木刀が二本あるだけさ!
千里 : 仕込だものね!
明良 : そうだった、な! 成分探知 (ころころ……) 12-[5,2,2] = 3 よし。
千里 : ええ?
GM : 成分分析が成功した!?
千里 : ちょっと、佐奈川君どうしたの。貴方らしくない。
明良 : ざっけんな(笑) まあ結果はあとでいい。 それから5秒待って充填してから加熱を調合。 (ころころ……) 12-[1,4,2] = 5 うし。
GM : 輻射波動される(笑)
瑞樹 : アフロの死体、焼却処理する気か。
明良 : 当たり前だろおー!(笑)
瑞樹 : わーわーわー。 明良が、明良が始めて、 初めて! 強化人間に見える!!!!!!!
千里 : ここに来て初めてね。 あれだわ……半年修行したのかしらね。
GM : 半年たって本当にダイス運が好調したようです(笑)
明良 : いや見えないようにするけどな?(笑) 離れてから5分後ぐらいに燃え出すように設定して加熱剤を浸透させる。 ふう。
瑞樹 : PLから見ても明良は強化人間じゃなかった。
明良 : 俺は優秀な強化人間なんだよおー!
瑞樹 : これ、まこっちゃんに電話すると、おかしな展開になるな(笑)
GM : 連絡を受けてきてみれば、死体がない!?
明良 : 燃えカスがある。>きてみれば
GM : 殺し損ねて生き延びたのか、それとも誰か(組織)が持ち去ったのか。
明良 : ひぐらしの、さと子編思い出したな(笑)
瑞樹 : まだアフロは燃えてないんだよね?
明良 : まだ燃えてないぜ! 「お待たせしました。行きましょう」 と鶴辺さんに。
千里 : 「何したんだかわからないけど。 佐奈川君の方も浅賀さんにそろそろ言い訳きかないんじゃないかしら」 そう言いつつ、浅賀さんを車に載せるわ。
明良 : 「なんのことっすか?」
GM : この場で裏が無いのは千里さんだけ、でも一番凶悪なのも千里さん(笑)
千里 : 人聞き悪いわね。(笑)
瑞樹 : ば、バイク! バイクが!
明良 : バイクは俺が預かる!
瑞樹 : 「あ、バイク」
明良 : 「バイクは俺が預かる。ほれ、ヘルメット寄越せ」
瑞樹 : 「乗れるの?」
明良 : 「アンデキンバーまでなら何とかなるだろ」
千里 : 「よろしくね」 ↑車を操縦しようとするくらいだから、バイクくらい運転できると思ってる。
明良 : なんとかならあー!(笑)
GM : その過信があんな大事故になるとはその時は誰も思わなかったわけで。
明良 : じゃあ瑞樹からヘルメットをうばいとって
瑞樹 : 「あっ」 (奪い取られた)
明良 : 心持ちゆっくり目で運転していこう。ぶるるん。
GM : では、安全運転なら別に判定はいりません。 帰るだけですしね。
明良 : よかった、割とマジで(笑) 判定は五分五分だったからな(笑)
GM : 明良君は自己過信が過ぎると思うんだ(笑)
瑞樹 : 本当だ(笑)
瑞樹 : 帰りの車では、すごくそわそわしてよう。 そわそわ。
千里 : ちょっと車の中で会話いいかしら。
GM : おっと、どうぞ。
千里 : 「浅賀さん」
瑞樹 : ああ、来た!
明良 : 二人きりだな(笑)
瑞樹 : 「は、はい」
千里 : 「佐奈川君、凄く心配してたわよ」 と言って、笑うわ。
瑞樹 : 「明良が? なんで?」 アフロと私の因縁は、明良、知らないはずなのに。と、思ってる瑞樹。
GM : 空のアフロ『いい女は男を惹きつけるものよん』(ウィンク)
千里 : 「どうやら、電話での連絡があったみたいでね」
瑞樹 : 「電話?」
千里 : 「ええ」
瑞樹 : 「え、誰から?」
千里 : 「それはわからないけれど、状況からするに、あのアフロさんじゃないかしら」
瑞樹 : 「何でアフロが?」
明良 : んなことねえよー!(笑)
瑞樹 : 「アフロディーテさん、なんで明良に?」
千里 : 「お友達だったりして」
瑞樹 : 「友達? 明良の?」
明良 : 鶴辺さん何言ってんの? ここは瑞樹を説教っしょ?(笑)
千里 : まぁ、そういうのは佐奈川君がやるんじゃないかなーって。
GM : 明良君、居ない間に追い詰められてますな。
瑞樹 : 「え、え、え?」
千里 : 「『瑞樹が危険なんです!』って、切羽詰まった様子で」
瑞樹 : 「明良が?」
GM : 実際は別の意味で『瑞樹が危険なんです』だったわけですが(笑)
明良 : シグルイ的な意味で?(笑)
瑞樹 : 瑞樹が危険にさらされてるんじゃなくて、瑞樹が危険を振りまくほうだった(笑)
千里 : 「ええ。それで、私は教会へ車を回すことになったんだけどね」
瑞樹 : 「え、えーと、ごめいわくおかけしました?」
千里 : 「私はいいけど。佐奈川君に、あんまりつっけんどんにしないようにね」
瑞樹 : 「つ、つっけんどん。してないですよ。ふつーですよ。ふつーに仲良しです」
千里 : 「そ」 クスッと笑って。 「あ、そうそう」
瑞樹 : 「は、はい」(びびる)
千里 : 「殺人はいけないことだわよ」
瑞樹 : 「ごめんなさい」
千里 : 「気をつけなさいね」
瑞樹 : 「は、い」
明良 : きをつけろ、じゃねえ(笑)
千里 : 間違ったこと言ったかしら。
瑞樹 : 間違ってないんだけど、なんか、釈然としない浅賀瑞樹であった。
千里 : ま、詳しい説明は佐奈川君交えながらの方がいいでしょうし。 このくらいにしておくわ。
瑞樹 : そうだね。
GM : 一連の騒ぎで、アフロの死が完全にギャグになった気がしてならん(笑)
瑞樹 : アフロの死はギャグじゃない!
GM : その後の会話はギャグだと認めるわけか(笑)
明良 : ウルメイダ様の遺志は僕が継ぐ!
瑞樹 : で、分析結果は?
明良 : とりあえず瑞樹に説教だから分析結果はあとでもいい。
瑞樹 : いや、結果次第じゃ、説教は入れないだろう。
千里 : まぁ、車を窃盗しようとしてるところを、佐奈川君の場合も見てるわけだし。 私としては、最近の若い子の将来を憂うばかりだわ。
GM : 説教うんぬんだったら明良君も人に偉そうなことをいえる立場じゃありませんね。
瑞樹 : 銃持ってる時点で駄目駄目だ。
明良 : 不良だからいいんだ。
GM : 最近の不良は銃で武装してるのか(笑)
千里 : 銃持ってる高校生が車を東南しようとしている場面に会った直後、 そのクラスメイトが殺人を犯す場面に遭遇するなんて これって本当に日本なのかしら。(笑)
明良 : 仮に銃を持っていたとしても、人を刺し殺すよりはずっとましじゃねえか(笑)
GM : 普通の学園なら可笑しくないと思ってしまった私はダメなGMです(笑)
明良 : 普通の学園ならよくあること(笑)
瑞樹 : まあいい。着こう。
GM : そうですね、とりあえずアンデキンバーに無事到着して構いません。
千里 : 栞ちゃんと皐月さんはどうなったのかしら、そういえば。
GM : 時間も時間なんで常連メニューを頼んで、普通に食事して帰ると思います。
GM : 背後では、アフロの死体が人知れず灰になっています。 誰に見取られること無く、その死は風に運ばれ、天へと昇る。
明良 : アフロは灰になったのだ。
瑞樹 : そして私は3つ目を手に入れた。
GM : そうですね。
瑞樹 : まあ、それはどうでもいい。
GM : 瑞樹さん自身は、特に意識することはありません。
GM : というわけで、アンデキンバーに到着です。 時刻的には、そうですね……明良君のシーンが閉店間際だったとして、 ちょうど夜くらいの時間ですか。
瑞樹 : じゃあ、アンデキンバー。
明良 : 遅れてバイクで乗りつける。
瑞樹 : あ、明良が来る前に、まこっちゃんにメールしておいていい? ぺぺぺっと。終わった。死体は教会に。
GM : 記録に残ると不味いことを書くんですね。
瑞樹 : いや、メール、危ないや。やっぱり電話しとこう。電話。 終わった。おきっぱなしッて、電話しとく。
千里 : 情報攪乱かけてあげてもいいけど ま、必要ないしやめておくわね。
GM : 真は言葉少なく無事を確認すると、後の処理は全部やっておくと言ってくれます。
瑞樹 : 感謝の意を述べて、切る。 で、明良が帰ってくる、と。
GM : まぁ、死体は既に無いんですが(笑)
明良 : ついでに教会も燃やせばよかったかも。
千里 : 恩師の結婚式が無くなるわよ。
瑞樹 : それが困るから、外でやったんだ。
GM : さて、安全運転をしていた明良君も到着していいですよ。
明良 : 「ちっす」
千里 : 「いらっしゃい」
瑞樹 : 「お帰り明良」
明良 : 「メロンソーダとストロベリーワッフルを」
千里 : 「最近空けてばっかりで悪いわね……暮春さんに謝っておかないと」
GM : 萌花「はいー、ご注文お受け賜りましたー。 あ、鶴辺先輩も休んでいていいですよ、なにか込み入った事情がありそうですしー」
千里 : 「本当、申し訳ないわね。 今度お詫びするわ、萌花ちゃん」
GM : 萌花「いえいえ。いつもお世話になってますからー」
明良 : じゃあ、瑞樹の向かいに座る。
瑞樹 : 奥の席に座る。
千里 : ま、奥の方の席ね。
明良 : 「で、だ。何か言うことはあるか?」
瑞樹 : 「明良、アフロディーデさんと友達だったの?」
明良 : 「はあ?」
GM : どの口でって感じですね(笑)>何か言うことはあるか
瑞樹 : 「アフロディーデさんから電話を貰ったから、あんなタイミングよく来れたんでしょ?」
明良 : 「なあ、お前さ、あんなことしておいて、言うことがそれか?」
瑞樹 : 「待った。どう言えばいいの?」
明良 : 「わからないのか? とりあえず、何で相談しなかった?」
瑞樹 : 「誰に? 明良に? ないないないないありえない」
明良 : 「なんでだよ!」
瑞樹 : 「明良、私より弱い」
明良 : 「あ?」
瑞樹 : 「弱い」
明良 : 「じゃあ鶴辺さんでもいいだろ。何で相談しなかった?」
瑞樹 : 「千里さんを巻き込むの? それこそありえない」
GM : (石坂真は相談された上にその意志を尊重して武器を用意しました。しかも本人はメチャ弱いです)
瑞樹 : まこっちゃんはねー。明良と違って、一緒に来ようとしないって分かってたから。
千里 : あははは。
瑞樹 : そしてまこっちゃんは、そういう世界の人間だから、相談する。
千里 : まぁ、とりあえず隣でコーヒー飲みつつ様子を見ておくわ。(苦笑)
明良 : 「お前何言ってるの?」
瑞樹 : 「普通に考えて、友達を危ない目には合わせられないじゃない」
明良 : 「そうだよ。その通りだよ。 じゃあ、俺達だって。友達を危ない目には合わせたくないってわかるだろ?」
瑞樹 : 「だから明良が同じ事になっても、私に相談したりしない」
明良 : 「……しないとは限らないだろ」
瑞樹 : 「アフロディーテさんと知り合いだったんじゃないの?」
明良 : 「さっきからなに言ってるんだ?」
瑞樹 : 「電話貰ったんじゃないの?」
明良 : 「誰から?」
瑞樹 : 「誰から教会の情報を知ったの?」
明良 : 「お前には関係ないだろ。お前こそ、何であんなところに行ったんだ?」
瑞樹 : 「私とアフロディーテさんがあそこにいることを知ってるのは、この二人だけ。 私は言ってない。アフロディーテさんしか明良に伝えられないんだよ」
明良 : 「なあ、反省してないだろ?」
瑞樹 : 「明良」
明良 : 「瑞樹」
瑞樹 : 「事ここに及んで隠し事する相手に説教される言われは、あまりない。 反省してないって言葉が、ごまかしの言葉に聞こえるよ」
明良 : 「なんだと? 人間殺しておいて、それか?」
瑞樹 : 「明良。それはここで言っていい台詞じゃない」
明良 : 「んじゃあ。先に答える」 マジなんで鶴辺さんはあんなこといったんだよお(笑)
GM : いい加減誤魔化すのも限界だからでは?(笑)
明良 : 誤魔化す、も何も。アフロの仲間だって言うわけか?(笑)
瑞樹 : だとしても、この展開にはなったと思うけどねー。
明良 : 「知り合いから教えてもらったんだよ」
瑞樹 : 「さっきも言ったけど。 あそこに私があの時間にいるのを知っているのは、私とアフロディーテさんだけ。 知り合いって誰?」
明良 : 「しらねえよ。お前の知らない知り合い」
瑞樹 : 「アフロディーテさんの知り合い?」
明良 : 「違う」
瑞樹 : 「分かった」
明良 : とりえず瑞樹を言いくるめしていいか?(笑)
千里 : 「……とりあえず」 パンパン、と手を叩いて。 「いいかしら?」
明良 : 「鶴辺さん。瑞樹に変なこと吹き込んだの鶴辺さんでしょう」
千里 : 「変なこと?」 肩をすくめるわ。
明良 : 「俺。誰かから連絡貰ったとか、一言も言ってませんよ」
千里 : 「それって、佐奈川君が銃刀法に違反するようなものを携帯してたりするのよりも重要なことかしら」
明良 : 「瑞樹が銃刀法に違反するようなものを携帯してることよりも重要でしょう」
GM : 赤裸々告白、明良君の防御フェイズはまだまだ続く(笑)
明良 : なんでここなの?(笑) 瑞樹がいなければ俺だってまだある程度は認めたのに。
千里 : 「今は、別に浅賀さんを別に警察に突き出したいわけじゃないでしょ」
明良 : 「そうですよ。大事なのは瑞樹がこれからどうするかでしょう」 切れそう。
千里 : 「冷静に考えてみて。 さっきの話から鑑みるに、今、浅賀さんの協力なしに事態は解決しないんじゃない?」
瑞樹 : 「……?」
明良 : 「そらそうでしょう。前回と同じだ」
瑞樹 : 瑞樹にはまったく話が見えない。
千里 : 「前回以上じゃないかしらね、ある意味」
明良 : 「じゃあ、何でそこで変なこと吹き込むんです?」
千里 : 「だから、変なことじゃないでしょ」
明良 : 「どこがですか?」
千里 : 「佐奈川君は、浅賀さんにどうして欲しいの」
明良 : 「身の振り方を考えてほしいですね。俺を疑ってほしいわけじゃあない」
千里 : 「考えるのには、判断材料が必要でしょ」
明良 : 「判断材料? それがなんで、柚穂のことじゃなくて、俺のことなんですか?」
瑞樹 : 「柚穂?」
千里 : うーん、と言って。
明良 : 爪をかむ。
千里 : 「そうね」
明良 : 「………」
千里 : 「浅賀さん」
瑞樹 : 「あ、はい」
千里 : 「さっき私が言ったのは、あくまで予想。 佐奈川君は、電話じゃなくて、虫の知らせを受けただけかもしれない、だわ。 佐奈川君は突っ込んで欲しくないみたいだし、そこは置いておきましょ。いい? 代わりに、貴方のさっきの行為についても、深くは突っ込まないわ」
瑞樹 : 「……分かりました」
明良 : 「……そういう条件かよ」
千里 : 「ところで、さっき浅賀さんが逃げようとした時、変わったことが起きなかったかしら」 と、唇に指を添えて、訊いてみるわ。
瑞樹 : 「あ、あー。いきなり千里さんが目の前に。 私より速いなんて、びっくりしました」
千里 : 「そこら辺の車くらいなら追い抜けるわよ。一時的に、ならね」
瑞樹 : 「ええええええ!? 千里さん、もしかして、オリンピック選手?」
千里 : 「オリンピック選手の倍くらいは早いんじゃないかしらね」 しれっと言うわ。
GM : 倍で済むんだろうか(笑)
千里 : 賞味倍くらいね。(笑)
瑞樹 : 「ばい・・・・・・」 りかいがおいつかない
千里 : 「わかるかしら。『まとも』じゃないんだわよ。私。 世の中には、そういう世界もあるらしいわ」
瑞樹 : 「『まとも』じゃない?」
千里 : 「ええ」
瑞樹 : 「あ、あー、あー、ああー、分かりました」
GM : 触り程度は石坂真も説明しましたね、本物がいると。
千里 : 「で、それゆえのしがらみもある」
明良 : 「……まあ、俺も、な。鶴辺さんと同類だ」
瑞樹 : 「え、えー、ええー、えええー? 明良が?」
明良 : 「そうだよ」
千里 : 「先日、皐月早苗さんが危ない目に会ったでしょう」
瑞樹 : 「会いました」
千里 : 「あの件にも、そういうしがらみが絡んでたの。 そして、さっきのアフロさんの件にも、おそらくね」
瑞樹 : 「なるほど」
千里 : 「これから起こり得る『危険性』から考えれば、 あの人一人の死、それ自体は大きな問題じゃないわ」
明良 : 「まあ、そういうことだ。黙ってて悪かったな」
千里 : 「だから、私も佐奈川君も強くはそこを責めない。 それ以上に問題なのは、浅賀さんがこの件に、 『かなり深いところまで噛んでしまってる』と言うこと」
瑞樹 : 「…… ……これで終わりじゃ、ない?」
千里 : 「ええ。そうみたい。 そして、浅賀さん一人の危険じゃ済まないかもしれない。 だから、佐奈川君は切羽詰まってるのよ」
瑞樹 : 「なる、ほど」
明良 : 切羽詰らせたのは鶴辺さんだけどな?(笑)
千里 : ま、ね。(苦笑) そんなに取り乱すとは思ってなかったわ。
明良 : あとで説明するけど取り乱すに決まってる(笑)
GM : 千里さんが間に入らなければ千日試合が続いたでしょうね。
瑞樹 : 「明良、相当やばいトコ踏み込んでたんだね」
明良 : 「てめーもだ!」
瑞樹 : 「私は、いや、私が踏み込んだんじゃなくて、 いきなりアフロディーテさんが学校で襲ってきたんだよ」
明良 : 「それで?」
千里 : 「無自覚なのが最高に危ないと思ったから、説明したけど。 あんまり人に触れてほしくない世界でもあるのよね」 苦笑して。
瑞樹 : 「おおお」 千里さんが話し始めたから千里さんの話を聞く。
千里 : 「ま。浅賀さんは本当に何も知らないみたいだし。 多分、不運にも、偶然に、何処かで話に噛むことになったんでしょうね」
明良 : 「瑞樹。お前、女と決闘したんだって?」
瑞樹 : 「え? ああ、エーと、不審者の女の人のこと?」
明良 : 「タツミから聞いたぞ。それと。あとこの前の誘拐事件が、原因らしい」
GM : ※ 学校では柚穂情報によりそれなりに知れ渡っています。 知らなかったのは明良君の社交性レベルが低いから。
瑞樹 : 「帰り道で、なんか変な人がいて、大丈夫ですかーって声かけたら、 襲われたんだよ」
明良 : 「声かけんな」
千里 : 割とまともな意見ね。(笑)
瑞樹 : 「声かけるじゃん。あんまりにもやばそうだったから、放って置いたら大変そうだし」
明良 : 「そりゃ、薬中だからな」
瑞樹 : 「まあそれはいいとして」
明良 : 「そのあと何かあったか?」
瑞樹 : 「何も、アフロさんに襲われたくらい」
明良 : 「襲われてどうしたんだ?」
瑞樹 : 「木刀持ってなかったから、屋上から飛び降りた」
千里 : 飛んだ。 「……」 ちょっとむせそうになるわ。
GM : 衝動的な投身自殺としか思えませんね。
明良 : 「よく生きてたな、まだ怪我してるのか?」
瑞樹 : 「ちょっとだけ」 普通に湿布とか包帯してると思う。まこっちゃん本格的だったから。
明良 : じゃあ俺の能力を教えてやるか。 「じゃあ俺の……なんだ。能力を教えてやるよ」 治癒充填 (ころころ……) 13-[5,4,6] = -2 ふう。
千里 : 佐奈川君。 やっぱりあなたは佐奈川君だわ。
明良 : もう5秒待ってくれ(笑) 充填充填。
千里 : 「……」←待ってる。
瑞樹 : 「……」←待ってる。
明良 : (ころころ……) 13-[6,1,5] = 1 合成完了。 「怪我はどこだ?」
瑞樹 : 「えーと、全身?」 五点接地だもの。
明良 : じゃあ適当に、右手で肩に触って浸透させる。 じわー。6点ぐらい回復だ!
瑞樹 : あ、全回復した。
GM : ビームを放った老人や、空中浮遊したアフロディーテ、 ほとんど瞬間移動した千里さんと比べると地味な能力ですよね(笑)
明良 : いいじゃないか、ばれにくいんだから(笑) そういえばアフロの能力はなんだったんだろう?(笑)
GM : 死人に聞いてください(笑)
明良 : (手を離す)「よし、終わったぜ、湿布とって見ろ」
瑞樹 : 「お?」(ぺりぺり)
明良 : あざが消えてるはずだ。
瑞樹 : 「おお!? おおおおおおお!?」
明良 : 「どうだ」
瑞樹 : 「治ってる……!」 最後は小声。一応。
明良 : 「そうだ、すごいだろ?」
瑞樹 : 「本物だったのか……信じられない」
千里 : 「信じなくてもいいけど」 苦笑するわ。
明良 : 「だからな、またこういうことがあったら、話せ。 力になるからな、いいか?」
瑞樹 : 「ええー」
明良 : 「ええー、じゃねえよ!」
GM : 明良君がもの凄く不器用に心配しています。
瑞樹 : 「嘘嘘。言うよ。言う言う」
明良 : 「よし」
千里 : 「良かったわね」 微笑んでるわ。
明良 : 「やれやれ、だ」
瑞樹 : 千里さんから見ると、嘘とホントが半々みたいな反応が見えるかもしれない。
千里 : ま、若い人たちに任せるだわ。(笑)
瑞樹 : 「まさかこんな近くにいるとは思わなかった」
明良 : 「偶然だ」
千里 : 「ええ」
瑞樹 : 「で、私はこれからどうすればいいの?」
千里 : 「とりあえず、自体は解決してないし。 至るところまで至ってないと言うべきかしらね」
明良 : 「明日に気をつけろ」
瑞樹 : 「明日? 明日、結婚式なんだ、あの教会で。あそこ行くんだけど。 先生が結婚するから、柚穂とか、たつみんとか誘って」
千里 : 「申し訳ないけど、穏便にそっちは終わらないかもしれないわ」
瑞樹 : 「え? え?」
明良 : 「別にいいだろ」
瑞樹 : 「困る。それは困る」
千里 : 「そ、色んな人が困るのよ。 だから、協力してくれないかしら」
瑞樹 : 「協力する」
千里 : 「助かるわね」
明良 : 「まあ、相手次第だけどな。結婚式に間に合うかどうかは」
瑞樹 : 「間に合わせるんだよ!」
千里 : とりあえず、どうするのかしら? 今すぐ浅賀さんにどうこうしてもらわないといけない、ってことはないのよね。
明良 : まあ、相手の出待ちだし解散してもいいけどな。 強いていうなら、今日は一緒に寝た方がいいかもな。
千里 : ま、連絡はすぐつくようにしてもらうとか、かしら。
瑞樹 : PL的には、結婚式前に教会行っておかないと、絶対やばいなーって思ってる。
GM : 情報の共有とかはいいですか? そろそろ隠し事も少なくなりましたが。
千里 : 佐奈川君の都合もあるし何処まで話したら良いものかしらね。
GM : というか、瑞樹さんに明日何か起こる、くらいしか言ってないような(笑) あと、瑞樹さんも郁子から聞いた神に至る儀式についてすっかり忘却の彼方っぽい気が(笑)
瑞樹 : あれ? これって話してない? 話してないっけ?
明良 : 半年経ってるから仕方ねえな(笑)
GM : あの時、話している途中に早苗さん誘拐事件にシフトしましたからね。
瑞樹 : そうか。じゃあ、たつみんに聞きに行こう。 電話でも良いなら、電話しよう。
千里 : まぁ、時間も遅いのよね。リアルも、劇中でも。
瑞樹 : 一旦ここで切ろう。
GM : なんだかんだで夜遅いです。
明良 : そだな。じゃあ解散で。
千里 : 話したいことがあるのなら、またアンデキンバーに泊まるなりしないと、って感じだし。 浅賀さんは親御さんもいるでしょう?
瑞樹 : いますいます。
GM : 兄もいますよ、二匹ほど。
瑞樹 : 二匹? 兄貴だったっけ。弟はいた気がする。
GM : おっと、そっちでしたか。 さておき、では翌日集まるにしてもその夜は解散って形でいいですか?
千里 : そうね。
瑞樹 : はい。
千里 : 「明日の朝って、浅賀さんたち動けるのかしら?」
瑞樹 : 「え? あ、たぶん大丈夫です!」
明良 : 「ういっす」
千里 : 「今日はもう遅いし、お家に帰らないとご家族も心配なさると思うだわ」
明良 : 「じゃあ、明日の朝。またここで?」
千里 : 「7時に……そうね。私の家に来てくれる?」
瑞樹 : 「千里さんの? OKです!」
千里 : 「あんまりここ使うのも心苦しいし」 住所を、紙ナプキンに書いて渡すわ。あと簡単な地図。
瑞樹 : 「おおお」
明良 : 「わかりました」
千里 : 「よろしくね」
瑞樹 : 「はい!」
千里 : と言って、解散かしらね。
GM : では、さらっとGMシーンを流して今日は終わりたいと思います。
明良 : うい
千里 : 了解だわ。 カチャカチャ。 キーボードを打つ音が響く。 「工程は97%完了。後の3%は彼女次第。そして、最後のピースは私自身で嵌め込めば済む」 カチャカチャ。 響く。響く。 「もうすぐだ。もうすぐ…………」 カチャカチャ。 音を鳴らすキーボード。 けれども、その面前にあるディスプレイには。 なんの文字も映し出されてはいなかった。 カチャカチャ。 カチャカチャ。 カチャカチャ。 「もうすぐ会えるよ――……」 カチャカチャ。 カチャカチャ。 カチャカチャ。 GM : 以上。
千里 : かちゃかちゃね。
瑞樹 : うー?