File.00 『マヨヒガ』

フォークロアトップへ戻る 

  GM : はい、では皆さん、今までの流れはよろしいですか?
  明良 : 多分な。
  瑞樹 : えーと。        そう、スタバで柚穂発見!        即保護! 帰るぜ。
  明良 : ああ。
  GM : うん、まぁ瑞樹さんは墓場でぶっとい腕を発掘したりとか、        色々やっていましたが、そんな感じですね。
  瑞樹 : リプレイ見るとすごい私遠回りしまくり。
  明良 : そうだったな。
  瑞樹 : その遠回りっぷりにPLが絶望する!
  GM : 後は、千里さんの方で色々語った気もしますが、        あんまり関係ないので気にしないことにしましょう。
  瑞樹 : 余裕がなさ過ぎてわからぬぜ。
  GM : はい、では前回のスタバから出た辺りから再開しましょう。        ちょうど、柚穂がまたぶっ倒れた所からですね。
  明良 : とりあえず柚穂に意識はないんだよな?        俺は横で口出しせずにいたということで。
  瑞樹 : 明良匂いをかげぇー!!
  GM : 行き成りですね(笑)
  明良 : いいのか?(笑)
  瑞樹 : っていうか、確かめないといけないじゃん。        でも私は明良の能力知らないからそんなこと言えないんだぜ。
  明良 : 「おい、どうした?」
  GM : 柚穂は店から出た途端に再び大人の姿になり、バタンと倒れこんでしまいました。        ただ、その表情は先ほどまでと違って安らかで、むしろ気持ちよさそうに寝ている感じです。
  瑞樹 : 「と、とりあえず柚穂の意識は戻ってきた!」        抱きかかえて。
  GM : 柚穂「う〜ん……むにゃむにゃ……」
  明良 : 「ふむ……ま、大丈夫じゃね?」
  瑞樹 : 「じゃあ帰ろう!」
  明良 : 「とりあえず、後は鐘のところから脱出すればいいんだったか」
  瑞樹 : 「そうそうだからほら! 運転よろしく!」
  明良 : 「おう」
  瑞樹 : 後部座席に柚穂と一緒に乗る。
  明良 : んじゃ、ひらりと扉を越えて運転席へ。
  GM : はい。
  瑞樹 : で、結局明良は確かめないのね(笑)
  明良 : お前は俺の鼻をなんだと思ってるんだ?(笑)
  瑞樹 : 犬より良く効く素晴らしい鼻!        っていうか、抜け殻かどうか分かったじゃん、前。
  明良 : ありゃ感情を確認したんであって、体調はわかんねーよ。
  瑞樹 : ちげえよ。        本当に意志が戻ったのかだよ。
  明良 : ああ中身か?
  瑞樹 : そう、中身だよ。
  明良 : くんくん。いるよ。
  GM : 超適当(笑)
  瑞樹 : 適当だ!        なめやがってー!
  GM : この味は嘘をついている味だ!
  明良 : 嗅いだだけだ!
  瑞樹 : そっちの意味じゃない!
  明良 : やれやれ。漫才はともかくとしてアクセルを踏むぜ。
  GM : はい。        ぶろろろろ……
  明良 : 「おい、鶴辺さんに連絡取っとけ!」
  瑞樹 : 「携帯通じないのに?」
  明良 : あれ、通じなかったか?
  千里 : 通じないわよ。
  瑞樹 : 通じなかったから走って直接連絡取りに行く羽目になった。
  明良 : そういやそうだったか。        「そういやそうだったか……状況連絡できねえのはまずいな」
  瑞樹 : 「だから急いで戻る!」
  GM : (ころころ……) [3,1,3] = 7        お。        ぴろりろぴろりろぴろりろぴろりろ♪
  瑞樹 : おお?
  GM : 明良君の携帯が鳴っています。
  瑞樹 : 勝手に取って開けようかな。
  明良 : 「取るな!」        やべえやべえ。        片手運転開始。
  瑞樹 : 「ええー? 運転中の通話は厳禁じゃん」
  明良 : 「もしもし!」        じゃあパトカーが来たらやめる。
  瑞樹 : 来ないよここ(笑)
  GM : 堕天使『俺の名前は漆黒の堕天使……影に生き、影に死ぬ男……』
  瑞樹 : なんで堕天使ここに来てんの?(笑)
  明良 : 知らん。そもそも来てるとは限らん。        「何の用だ!」
  GM : 堕天使『ふ……どうやら接続が完了したようだな……時間は有限、手短に話すぞ……』
  明良 : 「なんだよ」        ぶろろ
  GM : 堕天使『俺は現在……ポチョムキンなる怪人の懐に侵入している……胃壁の内側だ……』
  瑞樹 : 胃?        食べられたのか。        ポチョムキンでかかったっけ。
  明良 : 「食われてんじゃねえか!」
  GM : 堕天使『違う! これは"一寸法師作戦"という、            高度な柔軟性を持った臨機応変な作戦のなせる業だ!』
  明良 : 「で?」
  GM : 堕天使『俺の力を持ってすれば脱出は容易いが……            もしも貴様が先にこの異界を脱する事が在れば連絡用の3番ロッカーを開けろ……』
  明良 : 切る。
  GM : 切られた(笑)
  明良 : 「あばよ駄天使。お前はうざい奴だった」
  GM : 見捨てられた!?(笑)
  瑞樹 : 「駄天使? 誰それ」
  明良 : アクセルを踏み込む。        「誰だそれ?」
  瑞樹 : 「さっき話してた相手」
  明良 : 「してねえよ」
  GM : なんという切り替えし(笑)
  瑞樹 : 「なん・・・だと・・・?」
  明良 : ぶろろ。        「それより急ぐぞ。柚穂はどうだ?」
  瑞樹 : どうなの?        安らかに眠ってる?
  GM : 柚穂「むぁ……まだまだいけるよぅ……ジャンジャン持ってきて〜……」
  明良 : よさそうだな。
  瑞樹 : 「寝ております」
  明良 : 「よし、今日中に終わらせるぞ!」
  瑞樹 : 「もちろん!」
  GM : では、その後は再度電話が掛かってくるでもなく、車は一路シャングリ・ラへと向かいます。        あっと、そうかええと……一応、運転技能で判定をお願いします。
  明良 : おう。        (ころころ……) 13-[6,6,3] = -2        ぐっはあ!
  瑞樹 : おい
  千里 : 酷いわね。
  GM : 片手運転なんかするから(笑)
  明良 : ラックだ、ラックを使って振りなおすぞ。
  瑞樹 : ラックねえ
  明良 : ゲームが違った。
  千里 : CPなら在るわよ。
  明良 : それだな。        CP使う!
  GM : 初めてのご利用ですね。 ・未使用CPの利用(1シナリオ5CPまで)   ◎ダイスの振り直し   ◎ダイスの振り足し   ◎妖術・妖力の限定解除   ◎抵抗判定を成功に変更   GM : 使うのは1CPで「ダイスの振り直し」だけでよろしいですか?
  明良 : おう。
  GM : はい、では1CP消費と(メモメモ)
  明良 : (ころころ……) 13-[6,5,2] = 0        ふう。
  GM : おお(笑)
  瑞樹 : あっぶね
  明良 : 成功だぜ、今度レベル上げておこう。
  GM : ここで失敗してこそ明良君クオリティだと思いますが(笑)
  明良 : ばっか一度失敗してるからもういいんだよ(笑)
  瑞樹 : ああー(笑)
  GM : さておき、一瞬危うい部分もありましたが、問題なくシャングリ・ラに到着できました。
  明良 : んじゃ、遅れることなく到着か。        「ついたぞ!」
  瑞樹 : ついた途端に柚穂背負ってダッシュ。
  GM : 墓場も回ったので、時刻はちょうど7時くらいですね。
  瑞樹 : 「現世へ向かってゴー!」
  明良 : ダッシュ!
  瑞樹 : だだだーっ!
  GM : えーと。        (ころころ……) [2,5,3] = 10        ち、では特に問題なく、迷路になっているわけでもありませんので教会へは向かえます。
  瑞樹 : よし、あとは帰りの門を潜るだけ!
  GM : シーンはそのまま、千里さんと合流しましょう。
  千里 : 了解よ。
  GM : 鐘のある塔、教会、聖堂、あるいは――祭壇        向かい合う……というか何をしていたのかは知りませんが千里さんと仲春桂一。
  千里 : 雑談よ。
  GM : 最近の為替市場について。
  千里 : 円高の及ぼす日本経済への影響について。
  瑞樹 : む、むつかしい話してる。
  明良 : そんな技能あるのか…?(笑)
  GM : <外交>とか(笑)
  明良 : 経済学じゃね?(笑)
  GM : ともあれ、そこに帰ってくる二人と担がれた一人。
  瑞樹 : エアブレイク! どーん!
  千里 : 「あら、おかえり」
  瑞樹 : 「ただいまです! いやまだだけど!」        柚穂背負って瑞樹登場!
  明良 : 「待たせたな」
  GM : 桂一「おう、ようやく帰る気になったのか」
  瑞樹 : 「最初っからずーっと言ってるけど帰る気満々だよ! 柚穂と!」
  明良 : 「以下同文」
  GM : 桂一「お前も諦めが悪いね、本当に」        やれやれ、と苦笑しています。
  瑞樹 : 「それが私のいいところっ!」
  千里 : 「時間は――」        と、腕時計参照。
  GM : 現在、19時12分。
  明良 : 「んじゃ行こうぜ、鶴辺さん」
  瑞樹 : 「出口へごーごー!」        だーっしゅ!
  GM : 桂一「あー、とりあえず、寝ている人間は「意志を以って」とは見做されないぞー」
  瑞樹 : 「なん・・・だと・・・?         起きろ柚穂ー!!」        がくがく。
  GM : 柚穂「うぇあえあぇう!」        がくがく。
  瑞樹 : 「起きた? 柚穂起きた!?」
  明良 : 「どうだ!?」
  GM : 柚穂「うー……眠いー……もう朝ー?」        ぐしぐし。
  瑞樹 : 「朝だからほら、帰るよ!」        出口指差して。
  GM : 柚穂「えー……っと? あ、帰るんだっけ」
  千里 : 「大丈夫かしら……」        肩すくめておくわ。
  明良 : 柚穂は瑞希に任せていいか。
  GM : ふと。        ぱちくりと瞬きをした瞬間、柚穂の姿が再び学生の姿に戻ります。
  瑞樹 : 「イエス! 元の世界へごーほーむ!」
  GM : 柚穂「元の世界?」        ふぁ……、とあくびをしながら、こてんと首を傾げます。
  瑞樹 : 「おうちに帰るってことさ!」
  GM : 柚穂「あ、そっか……んじゃ、帰ろっか」
  明良 : 「とにかく帰るぞ、帰るって思え」
  瑞樹 : 「おーう!」
  GM : 目をごしごしとこすりながら、てくてく。
  瑞樹 : 手握ってごーほーむ。
  GM : 桂一「気をつけて帰れよー」        手をふりふり。
  瑞樹 : 「気をつけて帰るよ!」        手をふりふり。
  千里 : ついて出るわよ。
  瑞樹 : てけてけ。
  明良 : 「あばよ」
  GM : 桂一「おう、後は頼んだ」
  GM : 祭壇の奥には扉が一つ。        扉を開くと、そこには洞窟のような石造りの通路が奥まで続いています。
  瑞樹 : 「おお、それっぽい」
  GM : 桂一「帰りたい、帰ろう、そう願いながら歩くんだ」
  瑞樹 : 「おーけー!」
  明良 : 「帰る帰る帰る…」
  瑞樹 : 帰るー!        柚穂と一緒に帰るー!
  GM : 道はどんどん続いています。        続いています。続いています。
  瑞樹 : 念念念念念。
  GM : 続いています。続いています。
  瑞樹 : てけてけ。
  GM : さて、ここで意思力判定のお時間です。
  瑞樹 : おお
  明良 : かえるかえるかえるの子は
  瑞樹 : あ、明良が!(笑)
  GM : 邪念が混ざってますね(笑)
  明良 : おっと(笑)
  GM : ちなみに、早々にバラしてしまいますと、現在の柚穂は固定値が決まっています。
  瑞樹 : こ、こていち?
  GM : うむ、達成値は全員の合計、もちろん高い方がいいです。
  明良 : なるほどな。        俺の知力は15、問題ない。
  瑞樹 : 意志力15。あ、明良と一緒。
  千里 : 16ね。
  GM : 皆優秀ですね(笑)
  瑞樹 : 意志の強さはすごいぜ!
  明良 : こいつは凄い数字が出るな!
  千里 : 駄目フラグ立てないで。
  瑞樹 : 明良がファンブルとか振りやがるんだ。
  明良 : 言うな!
  瑞樹 : じゃあ振ってみろ!
  GM : 期待しています。
  明良 : 行くぜ。        うらー!        (ころころ……) 15-[5,6,1] = 3
  千里 : 普通ね。
  GM : 普通ですね。
  瑞樹 : 普通だ。
  明良 : くっ。出目わりい。
  瑞樹 : 贅沢言ってる。
  明良 : こいつめ!
  千里 : (ころころ……) 16-[2,2,4] = 8        私も出したわよ。
  GM : おお、優秀だ。
  瑞樹 : 千里さんみたいにやってみなよ。        ということで私だー!
  明良 : お前はどうなんだよ!
  瑞樹 : 幸運を使う!
  明良 : 貴様っ!
  千里 : 持ってたのね。
  瑞樹 : (ころころ……×3) = 5 , 7 , 5        7だ!
  GM : おお、優秀ですね。
  瑞樹 : 実に普通だ。
  千里 : 合計18ね。
  明良 : くそ。俺も幸運欲しい。
  瑞樹 : 明良のだめなところを私が補った形となった。        そして千里さんがいいところを浚っていく。
  明良 : そうなる。
  GM : ふむふむ、そこに柚穂の固定値を足して、と。
  瑞樹 : 足りなかったらCP3点くらい吐く気分で。        いや、むしろまた入る。
  明良 : でれねえんだよ。足りなかったら。
  瑞樹 : そうだった!
  GM : (10以上で出れて15以上で後遺症なし、20も突破か……)うん、大丈夫です。
  瑞樹 : おお!
  GM : では、しばらく歩いて行くと、洞窟の出口のような光溢れる場所が!
  瑞樹 : おお!        帰る帰る帰る!
  明良 : よし!
  千里 : てくてく。
  瑞樹 : てけてけてけ。
  明良 : てくてく。
  GM : やがて、光は目に痛いほどに広がり、皆を包んで――――        というところで、生命力判定、これは特に悩まなくていいですよ。
  瑞樹 : なやまなーい。        (ころころ……) 14-[2,2,3] = 7
  明良 : ん、おう。        (ころころ……) 11-[3,6,3] = -1
  瑞樹 : 流石明良。
  GM : 流石は明良君、外しませんね。
  明良 : なんでだ。
  千里 : (ころころ……) 10-[4,5,5] = -4        生命は苦手。
  GM : おお、千里さんに意外な弱点が。
  瑞樹 : 千里さんは、まあ、仕方ないよね。
  明良 : 1さじゃねえか?(笑)
  瑞樹 : 1差が重要なのよ!
  GM : では、光に包まれたところで、明良君と千里さんは意識を失いました。
  明良 : ぐふっ。
  千里 : あらら。        じゃ、後は頼んだわ、浅賀さん。
  GM : そして、瑞樹さんですが、意識こそ保っていましたが、        周囲がまぶしすぎて目を開けていられないほどです。
  瑞樹 : 眩しい!
  明良 : うお、まぶし!
  瑞樹 : 「うおっ、まぶしっ!」
  明良 : 読んでやった。
  瑞樹 : こ、このぉ!        とりあえず柚穂の手を離さないようにしよう。        明良は、手の届く範囲なら考える。        千里さんはどう考えても手が届く範囲にいなさそう。
  GM : 鐘の音が、聞こえます。        今までも、何度も聞いた物悲しく響く高い音。
  瑞樹 : おう
  明良 : 誰のために鐘はなる。
  GM : そんな中、手を繋いでいる柚穂が、小さく呟いたのが、瑞樹さんだけに聞こえました。
  瑞樹 : お           「ごめんね、幸せにね……――私」   瑞樹 : う?           「さ、て……行ったか」            ふぅ、とため息を一つ。            首をこてん、と傾げながら、聖堂の天井を見上げる。           「ちゃんと連れて帰ったみたいだから……まぁ、大丈夫かな。            あー、でも瑞樹はおっちょこな所があるし、どうかなぁ」            ぽりぽり頬をかくと――            ――ふさり、と。            その髪が背中まで。            身長が大幅に縮み。            懐から眼鏡を取り出し、           「結局、残ったのは私だけ、か……まぁ、それが当たり前なんだけど」            つや消しの絵の具を塗ったような、光を反射しない黒い瞳で。            まるでまどろむ朝に二度寝して、夢を見るような蕩ける表情で。            何事も無かったかのように、少女はわらう。           「そっちでも幸せにね……――私」            甲高い鐘の音が、聖堂内に響き渡っていった。   瑞樹 : う。
  GM : 鐘の音を聞いていると、瑞樹さんは何処かに落下するような感覚を覚え。
  明良 : 終わったか。
  瑞樹 : おおお!?
  GM : いつしか、繋いでいた手も離れ。
  瑞樹 : おおおおおお!?        柚穂ー!?
  GM : パチッ、と目を開くと――             ――――知ってる天井でした。
  瑞樹 : 「柚穂ー!!              ……お?」
  GM : チックタックチックタック、目覚まし時計が動く音が聞こえます。        爽やかな朝です。
  瑞樹 : 今何月何日何時?
  GM : 普段目覚める時間よりも若干早いくらいですね。
  瑞樹 : おお        平日?
  GM : 携帯の日付は……12月23日。        終業式の、前の日です。
  瑞樹 : お休みの日じゃない?        きょろきょろ辺りを見回してみる。
  GM : うん、見慣れた、瑞樹さんの部屋です。
  瑞樹 : 「おお、23日」
  GM : 本棚の配置も、タンスも、テレビも、全部。
  瑞樹 : 「昨日だ」        とりあえず起きよう。
  GM : と、其処へどたどたと足音が聞こえてきます。
  瑞樹 : おお?
  GM : 弟「ねーちゃんどうした!? 泥棒か!?」        兄「瑞樹、なんだ急に叫んだりして!」
  瑞樹 : 「おおお!?」
  GM : 隣の部屋の兄弟たちが、手に手に木刀などを持って駆け込んできます。
  瑞樹 : 「な、なんでもないから入るなー!!」
  GM : 兄「何を言う妹よ! こっちは妹が泥棒に襲われていないかと心配で!」        弟「まだ起きるのには早いっていうのに、急に叫び声が聞こえてきてさー」
  瑞樹 : 「泥棒にやられるほど弱くないっていうか乙女の部屋に入るべきじゃないと思うな!         なんでもないから。なんもないから」
  GM : 兄&弟「「……乙女?」」        二人顔を見合わせて、うん、と頷き合う。
  瑞樹 : 「お前らちょっとここ正座しろ。頭はねてやる」        ゆらりと木刀を取り出して。
  GM : 兄「ぬおお!? 家庭内暴力反対!」        弟「待つんだ姉ちゃん! そういう反応が乙女じゃないと……!?」
  瑞樹 : 「なら去るがいい! 私が貴様らへの殺意を抑えられているうちにな!」
  GM : 兄&弟「「さー・いえっさー!!」」        どたどたどた。
  瑞樹 : ばたーん。
  GM : いつもの。        いつもの、騒がしいながらも、普通の朝です。
  瑞樹 : 「帰ってきたんだ……」        扉にもたれかかって。        「っていうか、あれは夢的なものだったんかな」
  GM : はて、と疑問に思った辺りで、シーンカット。
  瑞樹 : リアリティありすぎて分かんないぜ。        ぶちーん。
  GM : というわけで、それぞれ23日の朝からスタートする形でエンディングを迎えたいと思います。
  瑞樹 : はーい
  GM : 想定していなかった墓場で戦闘があって、        用意していた敵データを利用することなく現世に戻ってきてしまいました(笑)
  瑞樹 : あで?(笑)        ポチョムキンと戦う予定だったのかしら!        ちょっと惜しいことした。
  GM : まぁ、いいんです、普通のRPGとかと違って、        TRPGでは戦闘を回避しても進めるんですから。        回避どころか、出会えなかったけどな!
  瑞樹 : 確かめたかった。私のスペックを!(笑)        まあ、リンクス対リンクスが見れて良かった。
  明良 : まあ、駄天使が犠牲になったんだよ。
  瑞樹 : なんだ。なら問題ない。
  明良 : あいつの犠牲は数分忘れない。
  GM : 数分で忘却の彼方か(笑)
  瑞樹 : 存在すら知らない。
  千里 : 私も知らないわ。
  GM : では、とりあえず順番は、千里さん、明良君、瑞樹さんで。        一応、なにか質問とか気になっている点とか、エンディングの希望とかありますか?
  千里 : そうねぇ。        浅賀さんや、私達がマヨヒガに入れた理由かしら。        明示はされてなかったと思うけれど。
  瑞樹 : 私は柚穂に呼ばれたんかな。        明良や千里さんは、えーと、
  GM : 瑞樹に関しては、まぁ色々あるのですが、明良君たちに関しては、
  瑞樹 : 郁子さんが入って間もなかったから、閉じきってなかったとか。
  GM : 半分正解です。
  瑞樹 : 半分?
  GM : んー、ここで語ってしまうと今後の伏線が飛んでしまうので詳細は言いませんが、
  瑞樹 : 今後の伏線とかあるのか! すげえ!
  GM : 建巳郁子が行った後だったから、としておきましょう。
  瑞樹 : にゃるらとてっぷ。
  GM : ちなみに、明良君はまったく気にしていませんでしたが、
  明良 : ん?
  GM : 壁を乗り越えて入ったはずの建巳郁子の匂いが、        園内では全くしなかったのは書き忘れではありません。
  明良 : そういやどこいったんだ。
  GM : 現世に帰ってから言われても(笑)
  瑞樹 : 私はそれ全然知らないからどうにもならない。
  明良 : まあいいか。
  GM : まぁ、マヨヒガ自体についても色々と謎と伏線は残っていますし、        存在が消滅したわけでもありません。        今後の1話以降のシナリオに活かせるといいな!
  明良 : じゃ、EDか。
  GM : はい。


   フォークロアトップへ戻る