File.00 『マヨヒガ』

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  GM : さて、では明良君。        色々あった21日が終わり、12月22日になりました。        といっても、明良君はねぐらに戻った時は既に日付が変わっていたわけですが。
  明良 : 今日の予定は先生を当たることだな。後は何かあったか?        ポチョムキンは避けて回る。
  GM : 情報屋のFAから、嘉月柚穂に関する情報が回ってくる予定です。
  明良 : じゃあいいか。
  GM : では、朝はいつものように学校でよろしいですか?
  明良 : いや、先に違法行為に手を染めておこうと思ってな…(笑)
  GM : 何をするつもりなのやら(笑)
  明良 : 先生のねぐらを調べて漁っておくことだ。
  GM : 流石は非合法エージェント、聞き込みより先に家捜し(笑)
  明良 : 手順はそうだな…職員室で住所を調べる。        学校が始まってから侵入する、その後登校で。
  GM : なるほど、前日には生徒が暴行事件で入院し、        その翌日には職員室に忍び込まれる……なんて学校だ(笑)
  明良 : というわけで日が開ける前に職員室に侵入しておこう。        判定はいるか?
  GM : はい、では……<忍び>と<探索>だけお願いします。        調べるの自体は簡単でしょうが、痕跡が残るかどうかの問題ですね。
  明良 : わかった、14と13か。
  GM : これで失敗するのが明良君クオリティ(笑)
  明良 : よし。        (ころころ……) 14-[5,4,6] = -1        うげえ(笑)
  GM : 狙っているとしか思えないこの出目(笑)
  瑞樹 : 明良は本当にだめっこだね(笑)
  明良 : (ころころ……) 13-[6,2,2] = 3        忍びは失敗探索は成功かよ。
  GM : 探索は見事に成功しましたが、誰かが侵入した痕跡が残ったようです。        まぁ、この問題は後で何かに加えますが、とりあえず先生の住所は判明しました。
  明良 : まあ仕方ない……ついでにテストの答案も盗んでおこうか?(笑)
  GM : うぉい(笑)
  明良 : じゃ、次いくか。
  GM : 時間を進めて、先生が学校に行った頃を見計らって先生宅に侵入でしたね。        今日は堕天使から電話がくるでもなく、普通に時間が進みました。
  明良 : そうだな。登校時間まで仮眠を取る。        ぐう。
  GM : ぐーぐー。
  明良 : 「ん……時間か」
  GM : 朝の9時ってとこですかね。        校門に立ってる先生ならもっと早くてもよかったでしょうが。
  明良 : じゃあ行くか。        ちなみに住所はアパートか?
  GM : 先生の家は、一応マンションですね。
  明良 : ま、行って見るか。ぶらぶらと。
  GM : 一人暮らしにはやや高めのマンションです。        あと、あんまり関係ないですが駐車場契約もしていますね。
  明良 : じゃ、侵入するか。
  GM : 一応、<忍び>判定をお願いします。
  明良 : (ころころ……) 14-[6,1,2] = 5        問題なし。
  GM : では、特に見咎められることもなく進入できました、が鍵が掛かっていますね。
  明良 : ロック解除は必要か?
  GM : まぁ、当たり前ですが(笑)
  明良 : へいへい。
  GM : 電子錠というわけでもない、普通の鍵です。
  明良 : 電子機器/保安システムで解除する。        普通かよ?(笑)
  GM : アナクロなロックですよ(笑)
  明良 : じゃ、開けるか。        (ころころ……) 13-[6,5,5] = -3        うっだあ!(笑)
  GM : 明良君は本当に多芸で微妙ですね(笑)
  明良 : そういうキャラなんだよ!(笑)
  GM : まぁ、特に警報がなるわけでもないので、もう一回どうぞ。
  明良 : あー、鍵は破れるんだがなあ。        じゃあもう一度遣るか。        (ころころ……) 13-[4,2,2] = 5        開いたか?
  GM : はい、鍵は開くことに成功しました。        さっきの忍びが5成功でしたし、特に誰かに見咎められることはありません。
  明良 : やれやれ。        じゃあさっさと入るか。        中はどんな感じだ?        この前友達の部屋に入ったがひどかったとPL談。
  GM : 中はやや広めって感じですかね、1LDK?
  明良 : 2部屋か。
  GM : 一応、トイレとバスも付いています。        寝室と居間兼キッチン、トイレ、風呂。
  明良 : じゃ、ざっと家捜しさせてもらうぜ。        (ころころ……) 13-[3,1,4] = 5        おっと靴は脱いでおく。
  GM : はい。        キッチンは意外とこざっぱりとしていますね、        掃除もしているようで食器なんかも普通に洗ってあります。        典型的な教師の一人暮らしという感じの部屋でしょうか、        ベッドに机、本棚などはありますが特別おかしな物があるわけではありません。
  明良 : 何を探すかによるが…日記あたりか?(笑)
  GM : 典型的な教師が日記をつけていると(笑)
  明良 : 後はアルバム。
  GM : アルバムなら見つかります。
  明良 : よし。        3年前ぐらいから確認するか。        例の写真だな。
  GM : 柚穂の部屋で見つけた写真ですね。
  明良 : ああ。
  GM : とりあえず、まったく同じ写真が出てきます。        もちろん、柚穂は写っていないので先生が一人で立っているように見えますが。        で、その周囲、というか流れには先生が一人で立っている写真が一杯あります。
  明良 : やっぱ付き合ってたのか?        てことは当時、先生が大学生で嘉月が中学生?……ロリコンだな。        裏面を見てみる。
  GM : 裏面には『×年×月 ○○(地名)旅行 嘉月家と』と書いてありますね。
  明良 : 家?        てことは家族ぐるみってことか……家庭教師?
  GM : 写真の背景は観光地っぽい感じですね。        と。        えっと、3年前の写真を見たんでしたっけ?
  明良 : そうだな。そっから現代にかけて。
  GM : ああ、なら現代にかけて進む間、先生が一人のものから、        同年代っぽい大学の友人と思しき人達と一緒のものなど。        そして、一人の女性と一緒の写真が増えてきます。
  明良 : 彼女か。
  GM : おそらく、同年代と思われる大人っぽい女性ですね。
  明良 : とりあえず名前を確認したいな。        写真を一枚抜いておく。        さてと…日記はないのか日記は!
  GM : 男で日記をつける人も珍しいと思いますが(笑)
  明良 : いや未来日記にはたくさん存在するぞ?(笑)
  GM : 未来日記で日記をつけない奴が所有者になったら可笑しいだろうが(笑)
  明良 : とりあえずパソコンのメールを漁ってみるか。
  GM : パソコンは置いてありません。
  明良 : なんだと?
  GM : ただ、LANケーブルはあるので、ノートを持ち歩いているのではないかと。
  明良 : なるほど。
  GM : とりあえず、他におかしな点はありませんが……探索は5成功でしたか。
  明良 : んー……しかし痕跡の薄い人間だな。        もしもこいつが犯人だとしたら厄介だな。
  GM : では、そうですね、これは印象の問題なのでしょうけれど。        物を持たないようにしている、というより、節約している感じでしょうか。        本人、高級車を乗り回していますが、それ以外の点では割と質素な感じです。
  明良 : つまりカーマニアか。
  GM : マニアと言うほどではないでしょうが、無趣味な感じ? まぁ、車好きなのかもしれませんが。
  明良 : ん、まあこんなところだな。鍵をかけて退散しよう。
  GM : はい。
  GM : では、次は学校ですか?
  明良 : どうするかな…        対面前にちょっとでも情報が欲しいし、千里のほうに行って見るか。        えーと喫茶店、なんだったか。
  GM : アンデキンバーです。        メモを貰っていましたね。
  明良 : それだな。        じゃ、歩いていくか。        てくてく。
  GM : 場所は霞染高校と暦駅の中ほど。        まぁ電車通学の生徒ならちょっと寄り道したらいける程度の距離ですね。
  明良 : どんな店だ?
  GM : 昭和モダンな雰囲気を残した、ちょっと古めの古風な喫茶店ですね。        知る人ぞ知る隠れた名店として知られていますが……        当然明良君がそういった情報を有しているとは思いません(笑)
  明良 : そうだな(笑)
  GM : ところで平日ですけど、明良君は学生服で歩き回っているのでしょうか(笑)
  明良 : まあな(笑)
  GM : 不良だ(笑)
  明良 : そうだぜ?(笑)
  GM : 補導されないように。
  明良 : やっぱりいったん帰って着替えるか。
  GM : で、千里さんとの合流シーンですか。        うーん、実は千里さんにどの情報を流すかで悩んでいたので、        合流シーンは次回に回したいのですが(笑)
  明良 : うおう(笑)        じゃあ先に先生当たるか?
  GM : それでも可です。
  明良 : たまたま留守だった?
  GM : 学生服で行くことの拙さに気づいて、        先に学校の用事を済ませようと思い至った、とかどうでしょう。
  明良 : いやだから学生服でマンション潜入もまずいからな?(笑)
  GM : どうせ忍び込んだんでしょうに(笑)
  GM : というわけで学校です。
  明良 : えーと時間的には昼前か。
  GM : まだ朝と言っていいでしょうね、10時くらいでしょうか。
  明良 : チャイムが鳴るまで体育館裏で時間を潰しておく。
  GM : 典型的な不良っぽいですね(笑)
  明良 : そう振舞ってるんだ。
  GM : では無難に時間を進めて、休み時間に入りました。
  明良 : 3時間目の休み時間か。        教室に行く。
  GM : 時間的にはそんなところでしょう。
  明良 : 席に座って出席状況を確認しておく。
  GM : 教室に入ると……やたらと空席が目立ちます。
  明良 : 割合的には?
  GM : 既に半数以上が休みなんじゃないでしょうか、おおよそ十数席しか埋まっていません。
  明良 : 昨日で確か2割ぐらいだったか?        進み方が半端じゃねえな…
  GM : それでも、クラスメイトたちは違和感無く生活しているようです。
  明良 : 当てられる頻度が2倍以上だろうに…(笑)
  GM : そういう弊害もありますね(笑)
  明良 : とりあえず4時間目だけは受けておこう。        あ、そういえば昼飯どっかで買ってくるんだったな。        いや、この後喫茶店行くから抜きでいいか。
  GM : はい、では例によって4時間目、大半の生徒が名前を呼ばれず、        それでも問題なく授業が進みました。        欠席は建巳郁子さんだけかな。
  明良 : ん。
  GM : しかるに、昼休みになります。
  明良 : んじゃ、昼休みになったら職員室に行く。
  GM : はい、では職員室。
  明良 : 「ちいーす。仲春先生いますか?」
  GM : 桂一「んー。っと、佐奈川じゃないか、珍しいな」        これから昼食、といった風情の先生が席に座っています。        職員室でお弁当、といった感じですね。
  明良 : 「まあそうですね。ちょっと聞きたいことがあるんですけどいいですか?」
  GM : 桂一「授業で解らない所でもあったか? ちなみに金ならないぞ?」
  明良 : 「そうじゃなくてですね。最近、生徒の欠席多くないですか?」
  GM : 弁当をしまって聞く態勢を整えます。        桂一「そうか? えーっと……今日の欠席は……」        出席簿を取り出し、1−Aの出欠を確認。        桂一「ありゃ、ちゃんと出欠が書き込まれてないな……」
  明良 : 「そうなんすか?」        覗き込んでみよう。
  GM : ほれ、と出欠表を見せます。        簡単に○マークが付いている生徒と何も書かれていない生徒、        それから建巳郁子の出欠部分に×が書かれています。
  明良 : 「みたいですね」
  GM : 解ると思いますが、居る生徒と居ない生徒ですね。
  明良 : 「先生、今日も校門に立ってたんでしょう? どんな感じでしたか?」
  GM : 桂一「あー……そういえば人が少なかった気もするな、風邪でも流行ってるのか?           もう二学期も終わりだってのに、学級閉鎖なんてことにならなきゃいいが……           ……建巳の件もあるし、困った事が続くな」
  明良 : 「嘉月も来てなかったみたいっすね」
  GM : 桂一「ああ、そういえば今日も休みだったな。           担任の先生から連絡が行っていると思うが、一応こっちでも確認してみるか」
  明良 : 嘉月だけは認識してるのか?
  GM : 桂一「もうすぐクリスマスだっていうのになぁ。お前も体調には気をつけろよ?」
  明良 : 「そういえば嘉月と先生って、前から知り合いなんですか?」
  GM : 桂一「ん、おお、よく気づいたな。実は嘉月の家とは家族ぐるみで付き合いがあるんだ。           一人の生徒をひいきしてる、なんて思われると拙いから、この事は内緒な」        そっと周囲を伺い、囁くようにいいます。
  明良 : じゃ、俺も声を落として         「家族ぐるみですか?」
  GM : んー、と少し迷うような仕草を見せた後、        桂一「実はな、先生の彼女が嘉月の従姉妹に当たる人で、           その縁で家庭教師をしてたこともあるんだ」
  明良 : 「へえ? 先生彼女いたんですか」
  GM : 桂一「はっはっは、居るとも、居るんだよ、居るんだ!           ……彼女だと認識されたのはつい最近なんだがな」
  明良 : 「は、はあ」        どうも彼女さんは関係ないかな。        「どんな人です?」
  GM : 桂一「そうだな、大人びているんだが、天然ボケな所もある。           こっちの長年のアプローチにまったく気づかず、           いいオトモダチだと思われていた所を鑑みるに、鈍感でもあるな」
  明良 : 「へえ……嘉月は昔はどんな奴だったんですか?」
  GM : 桂一「ん、どうって言ってもな……ああ、昔はもうちょっと子供っぽい奴だったよ」
  明良 : 「まあガキですからね」
  GM : 桂一「なんていうか、今みたいに率先して先生の手伝いをしたり、           そつなく皆を纏めるより……そうだな、浅賀に近かった」
  明良 : 瑞樹のことも覚えてんのか?        「あいつっすか?」
  GM : 桂一「ああ、アレが、無理して大人になろうとした、って感じかね?」        こういうのも高校デビューっていうのかね、と頭をかきます。
  明良 : あ、やべえ。        今更だが、すんすん。        「そういえば今日、瑞樹来てましたっけ?」
  GM : 桂一「ん? あー、遅刻組には居なかったが、えー……出欠も書かれてないな。           というか、クラスメイトなんだから、お前の方が詳しくないか?」
  明良 : 「いや、俺もついさっき来たところなんで」
  GM : 桂一「おいおい……」
  明良 : 匂いをかいで見るが嘘の気配はあるか?
  GM : そういった気配はありません。        桂一「っと、あんまり話し込むと弁当食う時間がなくなるんだが、もういいか?」
  明良 : 「ああ、すみませんでした。じゃあ俺はこれで」        結局なんだったのか…なんか気付くことあったか?
  GM : 桂一「おう、授業はちゃんと出ろよ、遅刻もしないようにな」        手ふりふり。
  明良 : 「ういーす」
  明良 : まあ早退するんだが。
  GM : なんて酷い生徒だ(笑)
  明良 : 不良だからいいだろ?
  GM : よくはないですが、まぁそんな感じで。
  明良 : んじゃ、整理しつつ喫茶店行くか。
  GM : とりあえず、アンデキンバーへ行くのは次ということで、        シーンをカットしてよろしいでしょうか。
  明良 : おう。


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