File.00 『マヨヒガ』

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  GM : 場面は明良君のシーン。        おそらく、21日最後となる夜の場面です。
  千里 : わかったわ。
  明良 : 俺か。        何しようとしてたんだっけ?
  GM : 千里さんが既に21日を終えているので、明良君は連続シーンとなりますね。        先ほどまで柚穂の家でクラスメイトの女子の私室を漁るという犯罪行為を行っていた明良君です。
  明良 : さて、どうするか…一つ考えてることはこの部屋に泊まることだけどな。
  GM : なるほど。        実際、外は既に暗くなっているので、何かするにしても最後の本日作業となります。
  明良 : そうだな……やはり嘉月のことをもう少し調べるか。
  GM : 具体的にはどのように?        一応、今のところ柚穂の部屋を<探索>して、        パソコンのデータや写真などを回収したくらいですが。
  明良 : 高校以前の経歴を情報屋に問い合わせておく。
  GM : この場合の情報屋とはストリートの方ですか?
  明良 : そだな。        少し金を積んでおくか…
  GM : ふむ。
  明良 : その前に出るかどうか判定だな。
  GM : まぁ、判定の問題ですが、とりあえず登場判定をお願いします。
  明良 : (ころころ……) 3D = [1,4,2] = 7
  GM : 居るようですね。
  明良 : 俺の一日分の給料っていくらだ?(笑)
  GM : 領収書切ってください、宛名は委員会で(笑)
  明良 : 切っておくか…(笑)
  GM : 今回は委員会からの指令も絡みますからね。        申請すれば経費で落ちます。        で、例によって電話ですが、何を聞くんです?
  明良 : えーと俺の高校なんて言ったか…
  GM : 霞染高校です。
  明良 : 「あのよ、ちょっと知りたいことがあるんだけど。霞染高校の嘉月って奴のことなんだけど」
  GM : AF『くく、唐突に学校名を言われてもね、判定しないと知っているかも解らないよ?』
  明良 : 誰だよ?(笑)
  GM : AF(えいえふ)という名前の情報屋です。        主に町のことや噂など、アンダーグラウンドな情報を取り扱っています。        いつも電話で対応しているので、顔は見たことがありません。        声は甲高い電子音声ですね。
  明良 : 「まあ、今すぐは無理だろうから、適当に調べておいてくれねえかな。         できれば明日までに。金は倍積みするからよ」
  GM : AF『わかったよ。その人物について調査すればいいんだね?』        では、結果は明日ということで依頼は受領されました。        明日になったら情報だけがメールなどで送られてくることになります。
  明良 : さてと。それじゃ部屋を借りるか。
  GM : はい。        現在、誰もいない嘉月家です。        ちなみに、どこで休みますか?
  明良 : 嘉月の部屋だ。パソコンを見張りながら仮眠をとる。
  GM : ふむ、なるほど。        ……では、夜も更けた頃です。
  明良 : む
  GM : ちなみに、何時頃まで仮眠をとります?
  明良 : 何かあれば目が覚めるように、6時ぐらいまでだな。
  GM : 6時って朝の?
  明良 : ああ。
  GM : まぁ、何かあったら起きれる態勢にあったとして……実際に目が覚めるかの判定ですかね。
  明良 : 知力判定でいいか?
  GM : そうですね、なにかに気づけたか、ですので。
  明良 : (ころころ……) 15-[3,5,4] = 3        うし。
  GM : ち。        では、明良君は深夜0時ごろ、玄関のドアが開く音を耳にしました。
  明良 : 「っ!」
  明良 : 長引きそうなら個々で切るか?        時間流れてるしな。
  GM : ああ、ある意味で引っ張りますね(笑)
  明良 : まあな(笑)
  GM : 解りました、では一端切って瑞樹さんの方をやりましょう。
  瑞樹 : にゃんと!
  GM : では、カット。
  明良 : おう
  GM : 続いて、瑞樹さんのシーンです。
  瑞樹 : OK。
  GM : 柚穂と共に、この不思議な空間からの脱出を誓った瑞樹さん。        しばらくそうしていると、再び鐘の音が鳴り響き……町は再び沈黙に閉ざされました。
  瑞樹 : はい。
  GM : 柚穂「……また、切り替わったね」
  瑞樹 : 「ほんとだ」        ジオラマっぽい街に。
  GM : 柚穂「これが、日に何回か起こるんだよ。脱出するなら、あの時がチャンスなのかも」
  瑞樹 : 「ふむふむ。なら、鐘の音の場所を探るべきか!」        鐘の音はどこから聞こえた?
  GM : 空高くから、という印象ですが……瑞樹さんは地域知識を持っていましたっけ?
  瑞樹 : そんな知力基準の技能は持ってない!
  GM : 知力−4ですが、一応チャレンジしてみてください、地元だし(笑)
  瑞樹 : (ころころ……) 5-[3,2,1] = -1        おしい!
  GM : 惜しかった。
  瑞樹 : 「……どこから聞こえてたっけ」
  GM : 瑞樹さんは特に鐘の音というものに身に覚えはありませんでした。        代わりに、柚穂が思い出します。        柚穂「これ、って言えるほどじゃないけど、幾つか思い当たるのがあるよ?」
  瑞樹 : 「おお! さすが柚穂!         その思い当たりを私に教えるのです!」
  GM : 柚穂「ふふん、これでも情報サイトの管理人をしてないんだから!」        キラン、と眼鏡をきらめかせます。
  瑞樹 : 「柚穂すごーい! 頼りになるー!」        ぱちぱちぱち!
  GM : 柚穂「まず、一つ目はオーソドックスに丘の上の教会。あそこには鐘があったはずだからね。           ちなみに、雪の日にあの教会で結婚式を挙げた人は、           永遠に幸せになれるっていう伝説があるらしいよ」
  瑞樹 : 「ふむふむ」(めもめも)
  GM : この『丘の上の教会』は、誰でも知っているというほど有名な場所ではありませんが、        観光名所になる程度に古い歴史を感じさせる建物です。        なので、暦市の人よりも外から観光に来た人が外観を見ていく、みたいな場所かもしれない。
  瑞樹 : おおー。
  GM : 柚穂「二つ目は、うちの学校。確か、校舎裏にちっちゃい鐘があったはずだよ」
  瑞樹 : 「学校……」
  GM : 柚穂「なお、この鐘は卒業までに誰にも知られずに3回鳴らすと夢が叶うという伝説が」
  瑞樹 : 「なんと!         鳴らしに行こう!」
  GM : 柚穂「ちなみに、私は既に何十回も鳴らしてるんだけど、未だに夢が叶った試しは無いのよねぇ」
  瑞樹 : 「あれ?」(笑)
  GM : 柚穂「情報の精度を高めるため、検証ぐらいするよ、もちろん」
  瑞樹 : 「おお。えらい」
  GM : 柚穂「三つ目、というか最後の情報は今度オープンする遊園地『シャングリ・ラ』にある時計塔。           これは伝説は無いんだけどね、なにせ新装オープンだから」
  瑞樹 : 「遊園地できるんだ! 知らなかった!」
  GM : 柚穂「最近テレビで宣伝してたじゃん! 結構前から!」        ちなみに、瑞樹さんが朝起きた時もテレビで放送していました。
  瑞樹 : 「あ、れ?」(笑)        完全に忘れてたようだ!
  GM : 柚穂「とりあえずこれくらい? でも、学校はお勧めしないなぁ。           あそこは【オトモダチ】が一杯だし」
  瑞樹 : 「うぐぐ、確かに・・・ん?         そいえば、学校に先生いたよ」
  GM : 柚穂「へ? 誰が?」
  瑞樹 : 「副担の、えーと、桂一先生?         いつもみたいに校門にいた」
  GM : 柚穂「せん……せいが?」
  瑞樹 : 「あれ? 柚穂知らなかったの?」
  GM : 柚穂はちょっと呆然としているようです。
  瑞樹 : 「そー言えば変だな……学校あんななのに、先生普通に校門で遅刻者チェックしてた」
  GM : 柚穂「え、なんで、あれ? だって、私、なにも気づかなかった」
  瑞樹 : 「おう? 柚穂ー? どしたのー?」
  GM : 柚穂「瑞樹が来たのは直に気づけた……多分、さっき堕ちたのはD君……でも、先生は?」        ぶつぶつぶつ。
  瑞樹 : 「えーと、柚穂さん? ワタクシにも分かるようお願いできますか?」
  GM : 柚穂「瑞樹!」        ガバッ、と。        柚穂は目を見開きながら瑞樹さんの肩を掴みます。
  瑞樹 : 「おおう!? な、なに?」
  GM : 柚穂「先生は、いつも通りの先生だったんだよね?」
  瑞樹 : 「う、うん。私はそう見えた、よ?」
  GM : ふむ、と一息。        柚穂「ううん、決め付けは駄目よね…………ごめん、瑞樹、私も考えを纏めたい。           なにか聞きたいことがあったら言ってみて? 整理してみるから」
  瑞樹 : 「お、おう」
  GM : 質問タイムです。
  瑞樹 : 「先生が犯人か!」(ぴこーん!)
  GM : 柚穂「…………イキナリかくしんヲ」        たらり、と汗を流します。
  瑞樹 : 「先生ちょっと絞めてくる!」        しゃきーん、と木刀抜いて。
  GM : 柚穂「ちょ、ちょおっと待った! ま、まだ確証はないんだってば!?」
  瑞樹 : 「確証?」
  GM : 殿中でござる、とばかりに羽交い絞めにします。
  瑞樹 : 「なるほど。サスペンス的に崖に呼び出す手順が必要なのね!」
  GM : 柚穂「その前に証拠集めのシーンがいると思うんだけど」        名探偵、人を集めて、さてと言い。        柚穂「……実際、こんな可笑しい状況で『いつも通り』なんて可笑しいじゃない?           だから、もしかして、なんだってば」
  瑞樹 : 「しめてから聞けばいいんじゃない?」        やる気満々。
  GM : 柚穂「しめて冤罪だったら停学かもよ?」
  瑞樹 : 「そ、それは困る!」
  GM : 柚穂「だから、とりあえず聞いてみる、おーけー?」
  瑞樹 : 「お、おーけー」
  GM : 柚穂「それじゃ、学校に戻ろうか……あ、それとも、他に何かある?」
  瑞樹 : 「お? そーいえば、中心地って分かる? ここ、マヨヒガの」
  GM : 柚穂「中心かー……暦市を全体的にぐるっと囲んでる感じだからねぇ」        く、と首をかしげつつ、
  瑞樹 : 「ぬうう」
  GM : 柚穂「あえて言うなら、大型ショッピングモールの方じゃないかな?」        暦市でもっとも大きなショッピングモールです。
  瑞樹 : 「ショッピングモールか! 鐘あったっけ?」
  GM : 柚穂「普通は無いと思うけど(笑)           あ、でも放送装置くらいはあるかも」
  瑞樹 : 「なるる。         よし、先生がダメだったらショッピングモールだ!」
  GM : 柚穂「ん、じゃあ早速行こうか」
  瑞樹 : 「うん!」
  GM : ガチャッと、車に乗り込み、先ほどと同じ道を逆走していきます。        柚穂「……上手く行けばいいけど」
  瑞樹 : 「行かぬことなど何もなーい!」
  GM : そうだね、と柚穂は少しだけ微笑みました。
  GM : と、一端カット。
  瑞樹 : はい。
  GM : 小刻みにカットしていっていますが、大丈夫ですか?
  瑞樹 : 大丈夫でござる。
  GM : 急に取り込まれた状態から始まっているので、瑞樹さんには負担を強いていますが。
  瑞樹 : 負担などどこにあろうか!
  GM : まぁ、明良君が現実世界でフラグを立てたので、少し事態が動こうとしています。
  瑞樹 : おお。
  千里 : ふぅん。
  GM : 瑞樹さんも、ある程度は好き勝手動いて大丈夫ですよ(笑)
  瑞樹 : 先生をしめるしかあるまい!
  GM : というわけで、フラグこと深夜の柚穂家の明良君に視点を戻します。
  明良 : 俺か。
  GM : はい、ドアの開く音を聞いた明良君です。
  明良 : 「っ!」
  GM : ドアが開き、そして閉まる音。        その後に聞こえてきたのは足音……        それは徐々に大きくなり、階段を上って上階にやってきました。
  明良 : さてどうするか……とりあえずここはブギポっぽくクローゼットに隠れるか。
  GM : クローゼットに隠れるんですか?        ちなみに、ふと思ったのですが、靴はどうしています?
  明良 : 土足。        不意打ち一発を目指すぜ。
  GM : 超迷惑(笑)
  明良 : 俺は不法侵入だぜ?(笑)
  GM : では、忍び判定とこっちの知覚の対決になりますね。        スネークばりの隠密をお願いします。
  明良 : しのびは14あるんだぜ?
  GM : こっちの知覚は秘密です。
  明良 : (ころころ……) 14-[6,4,4] = 0        うおおっ!(笑)
  GM : 出目悪っ(笑)        (ころころ……) 3D6 = [4,2,4] = 10        推して知るべし。
  明良 : 推してわかるなら実力行使っ!
  GM : 明良君が隠れている柚穂の部屋のドアが開いたところで、足音が途絶えました。
  明良 : 「っ!」
  GM : なにか探るように停止しています。        ??「……泥棒かね?」
  明良 : 誘眠剤を準備! 飛び出して襲いかかるっ!
  GM : 不意打ち、にはなりませんね、居るだろうとは気づいていましたから。
  明良 : いや、確か不完全な不意打ちルールがあったな。        お互いに1Dを振って先制を決める。
  GM : イニシアではないんですか?
  明良 : 戦闘即応があれば+2、知力で勝ってれば+1、戦術があれば+1、だそうだ。        こちらの知力は15だな、戦術はある。        で、先制できなかった方は精神的な朦朧状態になる。
  GM : 微妙なことを言われた気がする(笑)        わかりました、では振り合ってみましょう。
  明良 : (ころころ……) [4]+1 = 5
  GM : (ころころ……) 1D6 = [2] = 2        そっちの先制ですね。        て、この場合はこっちが朦朧?
  明良 : だな。では誘眠をまず準備。        (ころころ……) 12-[2,4,2] = 4        よし、そのまま一歩踏み込んでジャブを打ちこむ。        (ころころ……×2) 16-3D = 7 , 5        しゅばっ!
  GM : ジャブってことは、最初のがフェイントでしたっけ。
  明良 : いや最初のは普通にだな。        二回目に、7のフェイントがかかってる。
  瑞樹 : アレはどっちも殴るよ。パンチ+フェイントが2回。
  GM : なるほど。
  瑞樹 : フェイントだから見切れるよ!
  GM : まぁ、とりあえず。        (ころころ……) 3D6 = [4,1,5] = 10        最初の一発からしてもろに喰らったわけですが。
  明良 : ならばダメージ出すぜ。
  GM : はい。
  明良 : (ころころ……) [2]-1 = 1        叩1点。
  GM : 良心的なダメージだ(笑)
  明良 : 命中したなら生命−5で抵抗だ。
  GM : (ころころ……) 3D6 = [6,1,1] = 8        ん、失敗しました。
  明良 : では誘眠薬で昏倒したな。
  GM : ばたんきゅー。        あえて二発目はくらいませんでしたけど、良かったですね?
  明良 : ああ。
  GM : そのまま、壮年、というより初老一歩手前の男は地面に倒れ付してしまいました。
  明良 : 「こいつは……誰だ?」
  GM : ??「ぐぅ……」
  明良 : とりあえず拘束しておくか。
  GM : 昏倒しているので抵抗もできません。
  明良 : 手錠…あるな、よし。それじゃベッドにつないでおく。        ついでに目隠しは…適当な布でやっておく。        後は身体検査だな。
  GM : 見た目は、白髪混じりの年配の男性。        仕立てのよいスーツを着ています。
  明良 : 何か身分証明の類は持ってないか?
  GM : 身体検査で出てくるのは、携帯、万年筆、手帳、名刺、財布などです。
  明良 : 名刺。
  GM : 名刺と、財布に免許証が。
  明良 : 嘉月父か?
  GM : いえ、全く知らない名前ですね。
  明良 : 誰だ?      【○×出版契約 フリーライター 万愚節 一(まんぐせつ はじめ)】   明良 : 誰だよ(笑)
  千里 : 四月一日ね。
  明良 : うそくせえな。
  GM : 明良君は全く知りませんが、千里さんのプロローグにちょっと出てきた人ですね。
  千里 : ああ、あのひと。
  明良 : 「やれやれ。どうも当てが外れたかな…面倒な」        とりあえずそいつが起きる前に、こいつの素性を情報屋に当たってみるか。        俺の行動いつ終わるんだか。        おっと…そうだ。こいつの臭いを確認しておく。        すんすん。
  GM : そのパソコンについてた知らない臭いです。
  明良 : やっぱりな。        さてと……またストリートの情報屋に当たれるか?
  GM : で、情報ですが、さっき登場しましたからそれを使いましょう。        技能は15、いろいろ決めてあるので、ここは本人がオープンで振ってください。        達成値でどれだけ情報が集まるか決まります。
  明良 : まあわかった。        (ころころ……) 15-[2,5,3] = 5        まあまあ。
  GM : ふむ、ではまず基本情報。
  明良 : ああ    ◎ 初老の男性  ・名前:万愚節 一(まんぐせつ はじめ)←名刺に記載  ・性別:男性  ・年齢:詳細不明(外見年齢およそ六十代)  ・外見:白髪混じり 頬や目じりなどに皺が見える 仕立ての良いスーツ  ・特徴:人の良さそうな笑みを浮かべている  ・目撃情報:霞染高校の学生を中心に、記者を名乗って聞き込みをしている。   明良 : 今更だが記者っぽくねえんだよな。  ・詳細情報A:行方不明者などが居ないか聞いて回っている。  ・詳細情報B:手帳と呼ぶには大きいA4サイズの黒いノートにメモを取っている。  ・詳細情報C:白い巨漢の紳士(ポチョムキン?)と会話している所を目撃。   GM : 達成値5でここまで。
  明良 : いきなり意味不明なんだが。
  GM : この町に来てからの動向ですね。        なお、○×出版という出版会社は存在しますし、        万愚節一という人物も実際に契約しています。
  明良 : 本人かどうかは分からんのか。
  GM : 少なくとも、本人の顔と免許証の顔は一致していますよ。
  明良 : おっと。        それならまあいいか。手帳…てのは持ってるのか?
  GM : 手帳は持っていますが……情報にあったA4サイズのノートは持っていないようです。
  明良 : 小さな方の手帳だけみておくが…何かめぼしいことは書いてあるか?
  GM : なにがし会社のだれそれと会う、というような予定が書かれているスケジュール表のようです。        ここ最近の日程は空白になっていますね。
  明良 : あまり意味はなさそうだな。
  GM : 今のところめぼしい情報は以上です。        現在、本人はすっかり昏倒中。
  明良 : 携帯を開いてみるが…        とりあえずここ数日かけた履歴は観れるか?        ロックされてたらあれだがな。
  GM : ロックはされていません。
  明良 : 見覚えのある履歴はあるか?
  GM : ここ数日、何度か出版社から連絡はあったようですが、送信履歴はありません。
  明良 : まあ大体わかった。        後は本人から聞きだせることを聞きだすだけだな。目隠ししておいて。
  GM : ぐー。
  明良 : 俺のシーンまだ続くか?(笑)
  GM : 正直、ここで切られても困ります(笑)
  明良 : わかった。それから…日付はもうまたいでるか?
  GM : ああ、そういえばそうですね。
  明良 : ちっ。じゃあ新しい薬を補充しないとな。
  GM : 万愚節氏が家に入ってきたのが、おおよそ0時ごろです。
  明良 : 襲撃はぎりぎりだったとしても…だな。        今日の分の薬を飲む・・・まじい。
  GM : はい。        しかし、こちらは昏倒状態が続くわけですが(笑)
  明良 : いや、普通の睡眠だから打撃で起きるぜ(笑)
  GM : 酷いことを言っている(笑)
  明良 : で。強力な自白剤を合成する。
  GM : ぎゃあ。
  明良 : (ころころ……) 13-[3,5,5] = 0
  GM : さっきからギリギリですね。
  明良 : CP足りねえんだよ(笑)
  GM : で、自白剤を投与するわけですか?
  明良 : えーとまて。これの効果が…        あったあった。意志判定に-4の正直と同じ効果だな。        持続は永続だが、尋問が終わるまでにセットしておく。        で。右手の親指を相手の首筋に当てて浸透、と。
  GM : どくどくどく。        永続で正直とか、記者にとっては致命的なんですけど(笑)
  明良 : 俺だって薬物が残留したらまずいわ(笑)        で、一発蹴る。
  GM : 万愚節「げはあっ!            な、なにごとかね? 誘拐か? 北の国か!?」
  明良 : 「聞け。お前は拘束されている。俺の質問に正直に答えればよし。         さもなくば、えーと……まあ適当に拷問する」
  GM : 万愚節「な……ッ!?」
  明良 : 「まずお前の名前は?」
  GM : (ころころ……) 3D6 = [4,5,3] = 12        万愚節「わ、私の名前は万愚節一という……」
  明良 : 臭いを嗅ごう……体臭的に嘘はついてるか?
  GM : ブチャラティみたいな人ですね(笑)
  明良 : 舐めねえよ!(笑)        けどジッパーは欲しいな…(笑)
  GM : 無理を言わないように(笑)        嘘をついている様子はありません。
  明良 : 「よし、次だ。お前の仕事は?」
  GM : 万愚節「雑誌の……出版社と契約をしている、フリーの記者だ、ふ、普段は持込をしている」        がたがた。
  明良 : 嘘をついている臭いか?
  GM : いいえ。
  明良 : 「フリーの記者か。主にどんな記事を書いてる?」
  GM : 万愚節「事件の……大手で扱われないような地方や小規模な事件を取り扱っている」
  明良 : 「他に副業はないのか?」
  GM : 万愚節「特に……副業と言えるようなものは、ない」
  明良 : 「よし、お前自身についてはもういい」
  GM : ほっ、と息を吐きます。
  明良 : 「次だ。この家に何をしに来た」
  GM : 万愚節「こ、この家の住人が失踪していることは知っているかね?」
  明良 : 「聞いているのは俺だ」
  GM : 万愚節「じ、実は、この町で失踪事件が相次いでいると、そういう情報を入手したのだ」
  明良 : 「それで?」
  GM : 万愚節「だが、実際に尋ねて回ってもそのような事実は無いという」
  明良 : 「それで?」
  GM : 万愚節「そこで、私は実際に失踪しているであろう人物を探して周り……ここに辿りついた」
  明良 : 「この家の人間が失踪したということか。それで?」
  GM : 万愚節「実は昨日もここに来て、戻っていないかと……」
  明良 : 「この家に来たのは二回目か?」
  GM : 万愚節「あ、ああ……前に来たのは昨日が始めてだ」        と。
  明良 : 臭いはどうだ?
  GM : (ころころ……) 3D6 = [4,4,4] = 12
  明良 : この臭いは嘘をついている臭いだっ!
  GM : うん、嘘というか、誤魔化すような雰囲気が一点ありました。
  明良 : ブチャラティごっこでもしようか?(笑)
  GM : 拷問でもしますか(笑)
  明良 : えーと。握りこぶしの中にルカの目玉を入れるんだっけ?(笑)
  瑞樹 : 誰の目?(笑)
  明良 : 涙目
  GM : とりあえず、ネタは置いておいてですね(笑)
  明良 : 「嘘をついてんじゃねえよ!」        と床を踏みならす。
  GM : 万愚節「ひぃ!            う、嘘では……じ、実は余りに突拍子もないことで、し、信じてくれないかと」
  明良 : 「言ってみろ」
  GM : 万愚節はキョロキョロと、周囲をうかがい、目隠しされていながらも恐怖するような表情で。        万愚節「こ、この家には…………幽霊が出るんだ」
  明良 : 臭いは?
  GM : 嘘は、ついて、いません。
  明良 : 「……詳しく話せ」
  GM : 万愚節「わ、私はその手のオカルトを信じては居ないのだが……町で彷徨う幽霊の噂を聞いたのだ」
  明良 : 「で?」
  GM : 万愚節「そして、偶然それらしき人影を見つけ……後を着けたところ、この家に辿りついた」
  明良 : 「それらしき影というのは?」
  GM : 万愚節「その……ぼんやりと、透けた……まさに、幽霊という感じの女性だった」
  明良 : 臭いは?
  GM : 嘘はついていません。        万愚節は間違いなく見たと。        本人が半信半疑な点はありますが、少なくとも口に出していることは嘘偽りありません。
  明良 : マジかよ……いくらなんでも幽霊に俺の能力は効かねえぞ。
  瑞樹 : 気合で!
  明良 : 俺は達人じゃねえよ(笑)        「で、何かこの家で見つけたのか?」
  GM : 万愚節「特には……ああ、この部屋の持ち主、            パソコンの中に情報サイトらしきもののデータがあってだね。            その彷徨う幽霊というものは、それなりに噂になっているらしい、            と、再確認した程度、かね?」
  明良 : 「何か弄ったか?」
  GM : 万愚節「不法侵入しておいて何だが、手をつけたら犯罪だよ」
  明良 : 臭いは?
  GM : 嘘はついていません。
  明良 : こいつが更新したわけじゃないのか…?        「なるほどな」
  GM : 万愚節「も、もう、いいかね?」
  明良 : 他に何か聞くことあるか?        「あと二つだ」
  GM : 万愚節「わ、わかった……」
  明良 : しかしこの質問は馬鹿だな…(笑)
  GM : なにを聞こうとしたのやら(笑)
  明良 : お前はポチョムキンにあったのか、だ(笑)
  GM : (笑)
  明良 : 「この失踪事件で何か掴めたことはあるのか?」        こっちにしておこう。
  GM : 万愚節「不可解なことが解ったという程度か……            あからさまな失踪にも拘らず、当局が捜査をしている気配もない」
  明良 : 「ふん、まあそうだろうな」        ポチョムキン聞くか? 嫌だなあ……なんかいい案ないか?
  瑞樹 : ポチョムキン聞く以外の?
  明良 : いや、言い方の問題だな。
  瑞樹 : 幽霊の外見を聞きなよ、柚穂に似てるかもしれない。
  明良 : 似てたからどうなんだよ。
  GM : そんなにポチョムキンが嫌か(笑)
  明良 : 俺はポチョムキンが気になるんだ。
  瑞樹 : じゃあ聞けばいいじゃん。
  明良 : 聞き方に問題があるだろ(笑)
  瑞樹 : 遠まわしに外見から聞くとか。
  明良 : あるいは黒いノートの方をかっぱらうべきか……
  瑞樹 : っていうか。
  明良 : なんだよ。
  瑞樹 : ポチョムキンは、サイトに乗ってるじゃん。
  明良 : そうだな。
  瑞樹 : サイトの情報確認みたいな感じで聞けば?
  明良 : なるほど。        「もう一つ。みつけた情報サイトの中で、心当たりのある話はあるか? 失踪以外で」
  GM : 万愚節「……漆黒の堕天使なる青年が橋の欄干の上で黄昏ていたが」
  明良 : 「それ以外で」        あいつそのうちリンクスとして狩られるんじゃねえか…?(笑)
  GM : 大丈夫、堕天使は世間的には「ただの痛い人」扱いでしかない(笑)        万愚節「後は……ポチョムキンなる怪人物に取材を試みた」
  明良 : 「詳しく」
  GM : 万愚節「人気の無い路地裏で、突然背後から「ぶるぅぁああっ!」という呻き声が聞こえ……            気づいたら彼の人物に捕獲されていた。            よく、解らないのだが……神の子がどうとか……宗教だろうか?」
  明良 : 「神の子?」
  GM : 万愚節「よく解らないが、誰かを探しているらしい」
  明良 : そいつか?そいつがエーと……使徒なのか?(笑)        統合嚮団の。
  GM : 万愚節「気づいたら姿を消していたが、実在するのは確かなようだ」
  明良 : 「何を言っていたか再現する努力をしろ」
  GM : 万愚節「ええと、『再誕せし神の子をお迎えに』だったか……言い回しはアレだが」
  明良 : 「わかった。お前はもう用済みだ」
  GM : 万愚節「ひっ!            や、やや約束が違う!?」
  明良 : 「何がだ?」        睡眠薬を合成。        (ころころ……) 12-[3,2,2] = 5
  GM : 万愚節「は、話せば助けてくれると」
  明良 : 「俺は。答えればよし、さもなくば拷問すると言っただけだぜ?」
  GM : なんという悪魔(笑)
  明良 : じゃ、また首筋から注指して眠らせる。
  GM : (ころころ……) 3D6 = [4,1,6] = 11        ばたん、きゅ〜。        というわけで、万愚節は再び昏倒しました。
  明良 : 自白剤が切れるのを待ってから、記憶消去薬を合成。
  GM : 薬中にされる(笑)
  明良 : まあ、あんまり俺も使いたかないが仕方ねえ。        そうだな。この家に入ってきてから今までの記憶を消しておくか。        (ころころ……) 13-[3,6,1] = 3
  GM : クラッククラック。
  明良 : 合成。        まあ、俺のはあくまで薬物なんであまり細かいことはできねえ。        どすっ。
  GM : どくどくどく。        (ころころ……) 3D6 = [3,1,1] = 5
  明良 : 抵抗しやがったか!?(笑)
  GM : 抵抗したぞ(笑)        しかも、記憶除去だから解らないんじゃなかろうか(笑)
  明良 : でもわっかんねえからな…(笑)
  GM : なんというダイス神の導き(笑)
  明良 : じゃ、手錠と目隠しを回収して放っておくか。        後は俺の痕跡を消して、と…さ、いい加減ねぐらに戻るか。
  GM : まぁ、なんだかんだと尋問などで時間も掛けましたので、        そろそろ深夜というより早朝というか夜明け前という時刻になりました。        3、4時ってところですね。
  明良 : 自宅に帰って仮眠をとる。        まあ日付変わってるけどな。
  GM : はい。        まぁ、そんなこんなで、ねぐらに戻って、        明良君の21日は終了ということで、カット。


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