第三話

その四
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   シーンプレイヤー:特になし

GM さくっと終わらせてCPゲットだな。
竜二 ところで今何月だ?
ゲーム内時間で。
GM 5月。
ゲーム内時間で。
竜二 分かった。ありがとう。
GM これまでの展開覚えてますか?
竜二 中学生の子と手合わせしたな。
GM 名前覚えてる?w
竜二 宗一郎だろ?
成瀬宗一郎。
GM うい。
宗一郎と一緒に屋敷に食事に行くところでしたね。
竜二 そうそう。
GM じゃあ屋敷についてからでいいか?
表裏 構いませんよ。


GM では例によって霧にけぶる屋敷に到着。
宗一郎「あ、表裏姉ちゃんが作ってくれるんだ? わーい」
竜二 「表裏さんの飯は旨いっすよね」
表裏 「お褒めに預かり光栄です」
GM では屋敷に。
表裏 はい。
GM 始終「いらっしゃいませ」
一礼。
竜二 「お邪魔します」
表裏 お店のようで御座います。
GM 宗一郎「おじゃましまーす」
お嬢様はお呼びする?
表裏 呼ぶ理由があまり御座いませんが……。
GM まあ始終からそんなアイコンタクトが飛んできたと思ってください。
表裏 呼ぶ理由も御座いませんし、
お嬢様はきっと驚きになられ、しどろもどろになってしまうでしょうから、
お呼びいたしましょう。
竜二 あれ?(笑)
表裏 はぁはぁ。
GM はあはあ。
表裏 「……(ふっ)」
何かを期待した笑顔。
竜二 「表裏さん?」
GM 始終「……(こくり)」
始終「食事でしたら広間でお待ちください」
表裏 「それでは、調理に入りますので。どうぞおくつろぎくださいまし」
ゆるり。
すすす。
竜二 「ああ、はい」
GM 日記は今誰が持っていたっけ?
表裏 岸田様です。
竜二 書いたよ。
ここまで来たから直接渡せばいいかとか考えてる。
GM 始終「失礼ですが岸田様。日記の方は……」
竜二 「日記? ああ、渡してくれるんすか?」
日記出して。
GM 始終「直接渡すおつもりだったのですか?」
竜二 「まあ、ここまで来ましたし」
GM 始終「そ、それは……見てみたい様な悔しいような微妙なところですね」
竜二 「どんな微妙さなんだ」
GM 表裏に念波を送ってみる。
ま・だ・は・や・い?
表裏 調・理・中。
そろそろ呼んでもらって良いでしょうか。
GM まだ調理終わってないでしょうw
表裏 そうですね。
判定しておきましょうか?
GM 始終「今日のところは私がお渡しします」
竜二 「じゃあ、お願いしますね」
と、渡した。
GM すすす。
メイドは下がります。
判定はしてもしなくてもいいですよ!
表裏 畏まりました。
GM 宗一郎「竜二にいちゃんなに渡したの?」
竜二 「交換日記」
GM 宗一郎が不思議そうに聞いてきます。
宗一郎「マジ? にいちゃん会長と付き合ってんの?」
竜二 「面と向き合って話したことはない気がする」
GM 宗一郎「あー、会長すごい恥ずかしがりやだから」
竜二 「恥ずかしがり屋だからなのか?」
「っていうか会長って何の会長?」
GM 宗一郎「会長は自治会の会長に決まってるじゃん?」
竜二 「何歳なんだお嬢様」
GM 宗一郎「さあ?」
まあそんな風に駄弁ってます。
表裏さんは調理中?
メニューは何でしょう。
表裏 メニューで御座いますか。
GM 献立。
表裏 では、仕込みをしておきましたオーブン仕立てのローストビーフ、
竜二 ほほう
ローストビーフとは相当高い。
表裏 ラタトゥイユ、エンゼルヘアの冷パスタなどいかがでしょうか。
竜二 聞いたことのない料理だ。
GM イタリアっぽい。
竜二 すごそうってことしか分からない。
GM では表裏さんがパスタをゆでてると始終がやってきます。
始終「お嬢様もお呼びしたわ」
始終「お嬢様は大変うろたえなさって、面と向かえるような策を考えるよう命じられたわはあはあ」
表裏 「策、ですか……はぁはぁ」
「あ、あれなんかどうかしら……この間買ったでしょう、ごづらの着ぐるみ……」
GM 始終「なるほど。それをお嬢様に装備していただくと」
表裏 「ええ、そうすれば顔を見られなくて済むのでは」
GM 始終「ではそのように取り計らっておくわ」
表裏 「ええ、お願いするわ」
GM いそいそ。
竜二 逆に恥ずかしい気がするんだがなぁ(笑)



   シーンプレイヤー:似姿表裏 髑髏城みまか

GM というわけで食事の時間です。
バイオ1っぽいダイニング。
竜二 「すごい。向こうでバリーが死体調べててもおかしくない」
表裏 「お席におつき下さいませ」
GM 宗一郎「あそこの扉でて奥の廊下でゾンビが死体食ってるんだっけ?」
竜二 「そうそう」
「よく知ってるな。結構古いゲームだと思ってた」
GM メイド姉妹がナプキンを配ります。
竜二 「本格的だ。俺、こういう感じの食事、初めてだ」
表裏 すすす。
GM で、お嬢様が入ってきます。
竜二 お嬢様が。
表裏 「お嬢様の前では、無礼の御座いませんよう」
竜二 「がんばります」
GM
ずしんずしん。
表裏 一礼。
BGM付きで御座います。
GM ゴジラ風BGMw
竜二 「……」
GM 上座に優雅に座ります。
竜二 マジでごづらなのか?(笑)
表裏 ずずーん。
ぎゃおー。
と、鳴き声が響いて、BGMフェイドアウト。
GM 始終「前菜です」
と配膳。
竜二 「どうすればいいんだこれは」
「ああ、どうも」
表裏 ちゃきちゃき。
GM 宗一郎「今どうやって座ったんだろ……」
ラタトゥユか。
表裏 はい。
GM まあ、イタリア版肉じゃがですね。
表裏 野菜のオリーブオイル煮のようなもので御座いますね。
GM フランスだった。
表裏 お嬢様好みの、香り高い仕上げにしております。
GM ではお嬢様はスプーンで一口。
竜二 じゃあ、手をあわせていただきます。
「いただきます」
GM 宗一郎「いただきます!」
竜二 じゃあ、俺もスプーンで一口食べよう。
GM お嬢様「あんぎゃー(よい出来よ、表裏)」
竜二 トマト風味なのかな。
「うまっ」
GM 宗一郎「うまいうまい!」
表裏 「ありがたき幸せで御座います」
はぁはぁ、カシャカシャ。
トマトはソースではなく、崩れるまで良く煮込んだものを使っております。
竜二 ガンガン食べよう。
すげえ
「トマトの風味が味を引き立てるとか何とか言えばいいんだろうか」
GM 宗一郎「うまい!」
竜二 「まあ、その一言で十分だよな」
「旨い」
GM 宗一郎「うっちゃんとなっちゃんとか?」
竜二 「なんだそりゃ」
「うっちゃんとなっちゃんて」
GM 宗一郎「ハーモニー的表現」
お嬢様「ぼぼぼ……」
表裏 ぼぼぼ。
竜二 「トマトの風味が野菜のうまみを引き立てオリーブオイルと絶妙なハーモニーを……」
「とか?」
GM ともあれそんな感じで前菜終わり。
表裏 実際にラタトゥイユを作ると、野菜の味が出ていて、スープが非常に美味しゅうございます。
竜二 うちで作ってたのがラタトュイユだったのか。
野菜のうまみがスープににじみ出て、すごいおいしい。
GM んでメインディッシュ?
表裏 「高級サーロインで作りました、ローストビーフで御座います」
「グレービーソースをかけて召し上がれ」
ざっくり。
ステーキ並みの大きさ。
竜二 「やべえ」
「さーろいんとか、聞いたことしかない」
「初めて見る」
GM 宗一郎「ここの料理マジぱない」
竜二 「お嬢様ー! って感じだ」
「お金持ちは住む世界が違う」
GM エンゼルヘアってのは一番細いパスタの種類ですね。
肉料理の付け合せだから薄味?
表裏 付け合わせなどと……。
しめで御座います。
GM はっ。
一緒に食べる物だと思ってた。
竜二 んなわけねえ(笑)
炭水化物は最後だよ。
表裏 グリッシーネ位は出しておきますけれども。(笑
GM そんなもの?w
竜二 旅館でもご飯は最後だろ?
GM 肉はごはんと一緒に食うものだと。
竜二 一般家庭じゃねえんだぜ?(笑)
GM なるほどな!
というわけでローストビーフです。
竜二 じゃあ、食べよう。
ローストビーフなんて、PLが喰った事ねえ(笑)
GM ごづらはバリバリと優雅に食す。
表裏 流石はお嬢様で御座います!
GM お嬢様「あんぎゃー」
表裏 かしゃかしゃかしゃ。
「お見事で御座います!」
竜二 「すごいは、すごいんだけどさ……」
GM 始終「さすがはお嬢様で御座います」
宗一郎「やわらかいうまいやわらけえー」
竜二 肉を食べよう。
「うわ、なんだ。噛む前に溶ける感じ」
GM はぐはぐ。
皿を舐めかねない勢い。
宗一郎「店出せるぜ、間違いなく」
表裏 「沢山御座いますので、お代わりはいくらでも」
(笑顔)
竜二 「出せる。一等地に出せる」
表裏 お嬢様を見て笑顔。
竜二 「頂きます。たくさん頂かせていただきます」
GM お嬢様「しぎゃー」
ま、食事はそんな感じ?
表裏 で御座いますね。
仕上げに、さわやかな酸味のきいたトマトソースの、冷パスタを召し上がっていただきまして。
おや。
GM様、反応が御座いませんが。
竜二 いいなー。
GM おっと。
話題に困ったw
とりあえず食事が終わると、ごづらはずしんずしんと
退室して行きます。
表裏 「ああ、退場なさる姿もお美しい……」
ふるふる。
GM で、廊下で。
お嬢様「やったわ……!」
満足げ。
竜二 お嬢様……(笑)
表裏 「さすがお嬢様、よくぞやり遂げられました!」
拍手!
GM 始終「お見事で御座います!」
ぱちぱち。
お嬢様「フフフ……まあ、当然よ」
表裏 「そうで御座いましょうとも!」
GM お嬢様「ところで表裏。今日の竜二さんはどんな用件でいらしたのかしら」
表裏 「交換日記をお届けにいらっしゃいましたのと、是非ともみまかお嬢様と同じ空気に触れたいとのことで」
「後はついでで御座いますが、成瀬宗一郎さまと先ほど茂木ビルディングの方で手合わせをして下さいまして」
「そのお礼と、腹ごしらえを兼ねまして、お越しいただきました」
GM お嬢様「私と同じ空気……フフフ、美貌も罪なものね」
表裏 「ええ! まさに……いいえ、お嬢様に罪などがあるはずが御座いません!」
GM 始終「その通りです。罰が必要だというのなら岸田様を八つ裂きにしておきましょう」
竜二 なん・・・だと・・・?(笑)
表裏 「こら、始終。そのようなことを……」
嗜めます。
双子とは言え、姉としての務め。
「八つ裂き程度で済まそうなどと……」
GM 始終「そうね、ごめんなさい、表裏」
竜二 そっちかよ!(笑)
GM お嬢様「許してあげなさい、二人とも」
表裏 「お嬢様がそうおっしゃるのであれば……」
「なんと御心の広い」
GM 「お嬢様の慈愛に感涙する他、術を持ちません」
お嬢様「それにしても、成瀬と互角に戦えるほどにカマイタチを使いこなしているのね、彼は」
表裏 「ええ」
「見事なもので御座います」
GM お嬢様「フフフ……よい仕事振りよ、表裏。これからもよろしく頼むわ」
表裏 「畏まりまして御座います」
かしずき。
GM 始終「(お嬢様が満足げ……はあはあ)」
まあ舞台裏そんな感じで。
あとは食堂適当にやって終わっておこうか。
表裏 畏まりました。



   シーンプレイヤー:岸田竜二

GM 宗一郎「あー、食った食った」
ぽんぽん。
竜二 「旨かったなぁ」
GM 宗一郎「こういう時自治会にてよかったと思う」
竜二 「飯で命かけんのかよ」
GM 宗一郎「そんだけうまいじゃん?」
竜二 「まあそうだけどさ」
GM 宗一郎「竜二にいちゃんも自治会はいればいいのに」
竜二 「入らねえよ。旨い飯だけで命かけるのは俺には無理だ」
GM 宗一郎「だってどっちにしろ巻き込まれそうじゃん」
竜二 「そうならないかもしれないだろ」
と言いつつ、巻き込まれるに決まってるよなぁとか思ってる。
GM 宗一郎「まあ頑張れよ、竜二にいちゃん!」
竜二 「お前も気をつけろよ」
表裏 男の子の友情ですね。
GM じゃあこんなとこで終わっておく?
竜二 いいよ
GM ロイス結ぶ的な。
竜二 ゲーム違うけどな(笑)
GM 携帯番号交換しておくか。
そういえば玲は忘れてたんだよなw
竜二 メールアドレスじゃないのか。
まあ、どっちも交換だな。
赤外線通信!
GM 交換!
した。
表裏 ぴぴぴ。
竜二 ぴぴぴ


GM というわけで、『アヤカシ使いの日常』はこれで終了です。
お疲れ様でした。
竜二 お疲れ様でしたー!
ところで日記はいらないか? もう。
GM おっと。
内容どんなんだっけ?
表裏 マスターシーンでお嬢様シーンを!
竜二 載せてすらいねえよ。
GM 載せてなかったのか!
載せてくれ。
お嬢様はまだ読んでない。
竜二
謹啓
髑髏城みまか様へ
暮春の候、お元気でお過ごしのことと存じます。
質問へのご回答ありがとうございます。
今日は自治会のメンバーの一人である、成瀬宗一郎君とお会いしました。
とても活発ないい子で、一緒に遊んで私もその元気を分けていただきました。
ところで、自治会はこのような子どもも実戦に出しているようですが、アヤカシ関連の状況はそれほど切迫したものなのでしょうか?
何度も質問をして申し訳ありませんが、ご返事お待ちしております。
過ごしやすい季節ですが、あまり無理なさらぬようお祈り申し上げます。
謹白

表裏 頑張ってらっしゃいますね。
竜二 5分くらいかけた。
GM 時節の挨拶はいったw
竜二 調べたぜ!
GM おつかれさま。
保存しておいた。
表裏 お疲れ様で御座います。
竜二 お疲れ様でした!




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