GM | では、明彦君に移りましょう。 |
明彦 | あぁ、GM。ちなみに俺の希望時刻は深夜だ。 |
GM | 了解です。
―――深夜。 |
明彦 | 人気の無い。路地裏。既に其処に血痕など、一滴も残っていない。
「…ふん。よくもここまで完璧に処理をしたものだな」 そう、一人ごち。彼は、懐から一つの酒瓶を取り出す。 「特上のブランデーだ…富来。お前が酒の味を知っていたかどうか、俺は知らんがな」 蓋を開け。中身を『彼であった物』が転がっていた場所に零す。 「…お前の様に、まだ日の当たる中で逝けた方が幸せなのか。 それとも、俺の様にいつ来るやも知れん夜闇から逃れ、夕闇の中を歩いているのが幸せなのか…」 きっかり1/3。彼は純度の高い、琥珀色の液体を零した。 「…『魂喰らいの魔剣』と言えど、遠く離れた場所にある魂は喰らう事はできん。 …未練が無くばあの世にでも行っているのだろうが」 一口。酒精を飲み込み。 「…あるというなら傍にいてやるのだな。例え魂だけであろうが、な」 ………… あくまで、そこは静寂。 返答は……無い。 |
明彦 | 「…ふん。あとの1/3はもう一人に持っていく予定でな。また飲みたくなったのなら。
精々、夢枕にでも立つのだな」 それだけを言い。彼は踵を返す。 後に残るのは静寂と、琥珀色の水溜りだけ。 |
明彦 | こんなもんか。 |
GM | 了解です。 カット。 |
遙 | 富来先輩は未成年だし、お酒じゃなくて、
「お前の好きだった缶コーヒーだ」(コンッ) とかでも良かった気もする(笑) |
GM | しっ。
PLはお酒が好きなんです! |
沖那 | 中の人ははブランデーとかウィスキーとか度数高いの苦手、ちと先に薬臭さが鼻についてな(笑)
変に鼻いいから〜 |
明彦 | だから言っただろう、『酒の味を知っていたかは知らんが』、と(笑) |
遙 | 必然的に茂野センパイは知っているわけだ、不良学生め(笑) |
明彦 | ふん、当たり前だ(笑)>知ってる |
GM | 実は何度かダブっていて未成年じゃないとか。 |
沖那 | ははは(笑) |
遙 | 20越えた不良学生……切ない(笑) |
明彦 | はっはっは、赤点ギリギリで留年は回避している(笑)
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