GM | 次はPC3、沖那さん。 |
沖那 | ういうい |
明彦 | おお、堅陸が先か。 |
遙 | お、私はまだらしい。 |
GM | 遥さんはその次です。 |
徹 | また襲われるんですか?(笑) |
遙 | まぁ、ハンドアウトから行きましょう(笑) |
GM | はいな。
何気ない、面白くない、当たり前の日常。 至極安定。意外も予想外も案外も無し。 でも、最近……自分の中が騒がしい。 自分じゃない自分が体の中に……。 「……あれ、おまえも?」 帰り道、親友は、そう言った。 知らなかったんだ、日常がこんなにも―― かけがいのないものだっただなんて。 シナリオロイス:富来克真(とぎ かつま) 推奨感情P/N:友情/自由 |
遙 | よく考えると、ハンドアウトからするとダンナさん既にオーヴァード?(笑) |
徹 | 富来先輩はノータッチの方向じゃダメなんですか?(笑) |
沖那 | あ、ネガティブ考えてなかった(笑) |
GM | と言うわけで、こちらも日常からなわけですが……
時間帯はいつが良いですか? 地味に放課後? |
沖那 | じゃあ放課後で |
明彦 | 侵食率は振るのか?
と言っても覚醒もしてないからな(笑) |
沖那 | どうなんだろう(笑) |
遙 | 非覚醒だけれど(笑) |
GM | 振らなくて良いです。 |
沖那 | おーらーい |
GM | 克真「……これで今日の授業も、順調に終了したというわけだ」
荷物を片付けながら、言います。 |
沖那 | 「ああ、何をどうもって順調としたのかはよくわからないがな」
先に荷物を詰め終わり、待っている |
明彦 | で、俺は既にフケてると。 |
GM | 克真「順調に、今日も良くわからなかった」
と、苦笑しながら教室を出てきます。 |
沖那 | 「それは順調とは呼べないぞ、くくっ。
いや、ある意味順調か。問題は道が下り坂なだけだな、うむ」 |
GM | 克真「そろそろ上を向かないといけないわけだ。困ったな」 |
明彦 | 下り坂の最中に上を向いても無駄だと思うが(笑) |
GM | 克真「だが、見くびってもらっては困る。 先週の分は昨日、やっと理解したぞ?」
努力はしているらしい。 |
徹 | ある意味すごい? |
遙 | 理解できるなら、本来頭はいいんだ、解らない人はいつまでも解らないし(笑) |
GM | 予習して、復習して。(笑) |
沖那 | 「うむうむ、偉いなぁ克真は」 |
GM | 克真「やっと沖那にもわかったか。 だが、なでようとするな」
恥ずかしそうに手で制しながら。 |
徹 | なでてたんだ(笑) |
明彦 | 何処のカップルだ(笑) |
徹 | はいはい、式は何時ですか?(笑) |
遙 | 卒業と同時にゴールイン(笑) |
沖那 | 「まったく、お前は無駄に背が高いから頭が高くてなでづらいではないか」
そして黙ってろ外野(笑) |
GM | 182近くありますからねぇ……
でも、沖那さんも170あります。(笑) 徹君より高い。 |
徹 | 僕は168ですよ(笑) |
沖那 | ちょっぴり高くしすぎたかな、って思ったけど、気にしないことにした(笑) |
明彦 | 俺は183。身長高いな、三年は(笑) |
GM | と。
そこで、沖那さん。 |
沖那 | うむ、なんだ |
GM | 体内で何かがうごめくような――そんな気配がします。
普段を、日常を、いつもを、世界を否定するかのように。 聞きたくない言葉を、内側から囁きかけられたかのような。 |
沖那 | 「む…と」
と、軽く体重を預けるように克真の腕を掴んで |
GM | 克真「……? どうした?」
きちんと受け止めながら、怪訝そうに言います。 |
沖那 | 「…貧血かな、少し、ぐらついた」 |
GM | 克真「お前が貧血か……? だいぶ、珍しいな」
不思議そうに首を傾げ…… |
沖那 | 「ああ…別に生理でもないのだがな」 |
GM | 克真「そう言うことをさらりと言うな。一応お前も女子高生だろうが」
苦笑します。 |
遙 | ふむ、衝動判定、かな? |
GM | いいえ、しなくて良いですよ。 |
沖那 | 「そんなものなのか?」 |
GM | 克真「うん? そう言えばよく判らん。
ただ、男としては対応しづらいぞ、その単語……」 |
沖那 | 「そういうものか、留意しておくとするよ」 |
GM | 克真「たのむ」
快活に笑う。 と、そこで顔を少し曇らせて…… 克真「しかし……何故か、俺も最近少し具合が悪くてな。 鍛錬は怠ってないはずなんだが」 |
沖那 | 「頭の使いすぎじゃないか? 無理はするなよ」 |
GM | 克真「そうかな……ああ。
確かに、自分の中にもう一人自分が居るような感覚だ。 頭の使いすぎかもしれないな」 冗談めいて。 |
沖那 | 「普段使ってないからだぞ、くくっ」
と茶化すように言い |
GM | 克真「まぁ、もう一週間くらい続いているからな。気を付けて養生しよう」 |
沖那 | 「まあ、気をつけろよ」 |
GM | 克真「ああ」
というわけで、別れて家に着きます。 ……夜 |
GM | 沖那さんは部屋に居ますか? |
沖那 | うむ |
GM | 突如、嫌な感覚が襲います。
周囲が、何かに包まれたような。 |
徹 | 専門用語で言うところの魔空間ですね。 |
沖那 | 「…何、だ?」 |
GM | 近い。
何かが、近い。 それは日常の崩壊か。 自分の崩壊か。 |
沖那 | ・・・ |
GM | ……不意にあることに思い当たる……。
富来、克真。 彼が、外に居る。 そんな、気がします。 |
沖那 | 「…かつ…ま?」
窓を開け、外を、見る 居 な い 。 だ け ど 、 そ の む こ う に … … 「ぐぁああああっあ、あああああああ!!」 悲鳴が。 聞こえた。 気が、した。 |
沖那 | ・・・声に、聞き覚えは? |
GM | もちろん。 富来克真。 |
徹 | 襲われてる!?(笑) |
遙 | 富来先輩が悲鳴を上げている、ということか。 |
沖那 | 「克真!!」
そのまま、窓から飛び降りる、器用に木の枝に捕まり、素足で着地し、走る |
GM | 場所は判る! まっすぐ言って、左。 そして細い通路へ…… その先だ。 |
徹 | 鉄パイプぐらい持って駆けつけないと(笑) |
沖那 | 普段ならまずは警察に電話するなり、父親に話すところさ
まあ、それだけ慌てているというか、我を忘れているものだと思ってくれ |
GM | ええ。 |
沖那 | 走る、走る、走る |
GM | そして 辿り着く。
路地裏。 一人の人間が立っています。 黒い装束。長い髪。 長い柄の武器を携えて。 背を向けていて、顔が見えない。 異様な、異様な、異様な異様な異様な異様な異様な異様な異様な――普通じゃない、雰囲気。 |
沖那 | 「ハァッ…ハァッ…ハァッ…」
荒く、息をつく |
GM | そいつの向こうに。 |
沖那 | 心臓の音が耳障りなほどに響く
見える。 手。 足。 胸。 腹。 腰。 頭。 首。 脚。 腕。 ――…… 富来 克、真。 |
沖那 | 「うあ…え…あ…」
足から力が消え、立っていることもできず、膝立ちに落ちる |
GM | 何かが胸を突き上げます。 |
沖那 | 「…うあ、あ、あああ…」 |
GM | 衝動判定。 目標値は7でお願いしましょう。 |
沖那 | (ころころ……)10、成功 |
GM | 成功ですね。
侵食率を上げて下さい。 |
沖那 | (ころころ……)9 |
GM | では、とりあえずそのまま進めます。 |
沖那 | 這い蹲りながら、それでも、急いで、必死に、何とか、近づく |
GM | 黒い人間が、気付いたように言う。
??「君は……」 得物から血が滴る。 ??「成功例だね」 一瞬の視線交錯。 |
GM | そいつは、跳んで去ります。
…………、……。 |
沖那 | 「…あ、ひぅ…あ…ぐ…」
それに気付いた様子も余裕も無く、ただ、何とか、近づこうと |
GM | ごろり。
その頭は、何も語らない。 既に何も、語れない。 |
沖那 | 「…あ、あああああ…」
ゆっくりと、けれども必死に手を伸ばし ほんの少し前まで、人だったものの頭を、抱きかかえ そうして意識は、熔けて消えた |
GM | ――どくん。 沖那さんの身体から、何かが溢れます。
それは力。 制御できないほどの、有り余るほどの、守る力。 けれど、遅すぎた力。 そして―― |
GM | シーンを、カットします。
シナリオロイス、どうぞ。 |
沖那 | ……とばしてんなぁ、おい |
遙 | ……覚醒表は[犠牲]か、あるいは復讐への[渇望]か、ただ単純に[憤怒]か。 |
沖那 | 犠牲、かねぇ
ネガティブどうしたものやら… |
明彦 | しかし、いきなりシナリオロイスはタイタスか(笑) |
徹 | まあ、タイタスでもノリ的には美味しいよね!(笑) |
GM | ルール上はそう言うわけではありません。
心の中で生きていれば、支えとなりうるのであれば、ロイスのままです。 |
沖那 | ん〜とりあえず恐怖にしとく、あと、タイタスにはしないでおく
まだ認識し切れてない感があるから |
GM | 了解です。
覚醒理由は犠牲で? |
沖那 | で |
GM | 侵食率は、31+9%ですね。
と言いますか、キャンペーンですし。 最後まで引き摺ってもいいですよ。 |
遙 | しかし、まさかダンナがOPで死ぬとは思わなんだ(苦笑) |
明彦 | 死んだとも限らんがな(笑) |
徹 | バラバラにされて死んでないというのも(笑) |
遙 | 次のシーンでリザレクトしたりして(笑)
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