A SCENIC STORY OF "ANGEL GEAR"... 「 空 ―Wind smell sweet, Window sing scenes.― 」
ENDING... 1 「歌を」
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 GM よろしければ、千鶴さんから始めますよー? 隈ヶ崎 む? 用意されているのか?  GM してませんよ。 隈ヶ崎 そうか。  GM して欲しければ、勝手に場面設定しますけれど。 隈ヶ崎 まあ、ないなら、屋上にでも行くとしよう。  GM 屋上に、ひとり。     佇んで……     何を、なさってますか? 隈ヶ崎 突っ立っている。     目を瞑って。     「いい風だ……」  GM 何かを想うように?     何かを感じるように? 隈ヶ崎 そうだな。     「蓮華沼……」     「……」  GM 返事はなくって、ただ、風だけがふきぬける。     貴方の側を……。 隈ヶ崎 「〜〜〜〜……♪」     彼女が口ずさんでいた旋律。     もうその歌声を聴くことは、ない。  GM 吸い込まれるように、高く遥か染み込んでゆく、歌声。     何処かへ、届くだろうか。 隈ヶ崎 涙が、こぼれ落ちる。     「〜〜〜〜……♪」      泣いているのか。      いまさら……。      でも、止まらない。 隈ヶ崎 「……」     涙を拭い、     「……蓮華沼」     「約束は守り続けてやるぞ」      約束――。      それは、自分の記憶のように、ずっと残りつづける。  秋  風が一際強く吹く     枯葉や紅葉、銀杏の葉が舞い散る     チヅルはその風の中で     『貴女らしくしてたら大丈夫よ……』     そんな声が聞こえた気がした     幻聴か願望か、風と葉の音でそう聞こえただけかもしれない     けれどそれは彼女の歌のように     新しい記憶となった 隈ヶ崎 とりあえず、にやりと笑って返しておいてやる。  秋  そ、そんなに気に食わなかったか(汗) 隈ヶ崎 そんなことはないぞ!     だから、にやりと笑ってやるのだ。  秋  ういw      誰に微笑むでもなく。 誰かに微笑むように。      隈ヶ崎千鶴は……ゆっくりと、閉じていた目を開いた。      これからも何かを、見据えるために。
隈ヶ崎 うむ!  GM では、カットで。     次に進みましょう。


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