A SCENIC STORY OF "ANGEL GEAR"... 「 空 ―Wind smell sweet, Window sing scenes.― 」 Side:B
MIDDLE 3 「歌に込めた思い」
Emotion 3→
Motion 3-A→   

     ……約束。      守る、約束。 約束は、守る。  GM 喉が枯れそうになっても、君は呼び続ける。 隈ヶ崎 「応答しろぉ! 東雲! 窓!」  GM 「…………」     ザザ……     雑音……。     涙が出そうになる。 隈ヶ崎 「くっ……」     「……落ち着け、私」     「奴等がどこにいるか、考えるんだ。お前には良く聞こえる耳と、絶対に忘れない記憶力があるのだから」  GM 今度は、失敗するわけには行かないのだから。     ――今度は。     そう……約束は、ひとつ守れなかった。      蓮華沼風は――既に死んでいる。 隈ヶ崎 「今度は、守る。同じ過ちは、二度と繰り返さん!」 隈ヶ崎 と、いうことで。  GM むむ? 隈ヶ崎 《聴覚拡大》、《超推理》、超記憶力等を駆使して、東雲と窓がどこにいるか、探りたい。  GM ちょっと具体性に欠けますねぇ。 隈ヶ崎 使用法を、もうちょっと具体的に言えと。     ふむ。  GM ですね。     とりあえず、決意にパトスチット1枚。     それと、ロゴスをよこしなさい。1つ。 隈ヶ崎 チット何ぞない!  GM ああ、チットはあげます。(笑 隈ヶ崎 ああ、チットを渡すわけではないのか。     すまない。落ち着かねば。     うむ。ロゴス1点よこそう。  GM 貰いました。      ……聖歌。 天使の、聖歌――……。      ……。 隈ヶ崎 「……」  GM 記憶に少しまた戻ります。 隈ヶ崎 ふむ。  GM 「歌を――歌うのよね、天使って」 隈ヶ崎 「む? そうなのか?」     「そういえば、天使と戦ったとき、音が聞こえていたが……」  GM 「ええ。何故かは――わからないけれど。       声はとっても綺麗ね。       ともすると、呑まれてしまいそうな位に」 皮肉げに、笑います 隈ヶ崎 「むう、声は綺麗、か。一応天使なだけはあるのかもしれん」     「呑まれぬよう、気をつけねば!」     「意識をしっかり保たなくてはならんな!」     パンパンと、頬をたたく。     ふんぬー。  GM 「そうよ。だから――私も歌うの」 隈ヶ崎 「おお。対抗して歌うのか!」     「それもいい考えだ!」  GM 「天使と戦う時は、負けないようにね。愉快な、私たちのための歌を――」     鼻歌のように。      〜〜〜〜……♪  GM 彼女が旋律を口ずさむ。 隈ヶ崎 「……」静かに聴いてる。  GM 一通り歌い終わって。 隈ヶ崎 ぱちぱちぱちぱちぱち!  GM 「拍手しなくても」 苦笑して。 隈ヶ崎 「とっても上手かった!」     「これなら、天使にも負けないな!」  GM 「どうもありがと♪」     パトスチットどうぞ。 隈ヶ崎 もらったぞ!  GM 「……今度……。ピクニックかハイキングにでも行きましょうか。妹たちも連れて」 隈ヶ崎 「おお! いいな! 弁当をたくさん作って、行こう!」  GM 「近くに、とても綺麗な草原があるのよ。       いつもよりもっと美味しいお弁当、作ってもってって。歌も歌って――楽しみましょう」 隈ヶ崎 「うむ! 今から楽しみだぞ!」     「いや、今から楽しいぞ!」     わくわくうきうき。  GM わくわく。      ――しかし、それは叶わず――。  GM 数日後。     蓮華沼風の戦死が、告げられます。 隈ヶ崎 「蓮華沼が、死ん、だ?」  GM 古筆「――ああ、そうだ」 隈ヶ崎 「戦死、で、すか」  GM 古筆「ああ」     冷静に――あるいは冷徹に。     上司は告げます。 隈ヶ崎 「そう、です、か」     ぎり。     うつむく。  GM 古筆「彼女とは、仲が良かったらしいな」 隈ヶ崎 「はい」  GM 背を向けて……少し、気遣うような声。     古筆「そうか……。        あまり、気を――落とすなよ。作戦に響く」 隈ヶ崎 「分かりました」     顔を上げて、そう言う。     今は涙を流すときではないのだ。  GM チットどうぞ。     気丈なその言葉。 隈ヶ崎 もらった。  GM 顔だけ肩越しに千鶴さんを見て、古筆は頷きました。      ――ああ、そうだ。      ――このとき、彼らに出会ったんだ。      ――風の死んだ、その直後に。  GM 古筆「ところで――君の専属ドライバーが決まった」 隈ヶ崎 そうか……。     「む。誰でしょうか?」  GM 彼は厳かに名前を言う。     古筆「ギアドライバー:東雲秋と――ナビゲータ:蓮華沼窓だ。        彼女と……所縁ある子達だ」 隈ヶ崎 「蓮華沼……」     「彼らが、私の専属ドライバーですか」  GM 古筆「そうだ。今、シュネルギア試運転をしている。        終わったら、会いに行くと良い」 隈ヶ崎 「了解しました」     「私、隈ヶ崎千鶴、東雲集と蓮華沼窓を、全力でバックアップさせていただきます」  GM 古筆「頼むぞ」 隈ヶ崎 「はい!」  GM と――言った所で。      ヴィーッ、ヴィーッ、ヴィーッ…… 隈ヶ崎 「!?」     警報? 通信?  GM 通信手「G7に天使反応です!」     古筆「わかった」     ぱちっ。 通信を止めて。 隈ヶ崎 「……」  GM 古筆「すまないが、どうやら――いきなり実戦のようだ」 隈ヶ崎 「相手は待ってくれませんね」  GM 古筆「ああ」 隈ヶ崎 「では、往ってまいります」  GM 古筆「模擬訓練中でメンテナンスが終了していた、シュトルムNo.13――秋・窓組には、そのまま発進してもらう。        オペレーターを頼む」 隈ヶ崎 「了解しました。往ってまいります!」     「(約束を一つ、破ってしまった……が)」     「(もう破らぬ。必ず、守って見せようぞ!)」
 GM では、パトスチットもう一個でー。 隈ヶ崎 む。もらった!  GM では、一端モーション切ります。 隈ヶ崎 うむ。


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