A SCENIC STORY OF "ANGEL GEAR"... 「 空 ―Wind smell sweet, Window sing scenes.― 」 Side:A
MIDDLE 1 「彼女の涙」
Emotion 1→
Motion 1-B→   

 GM 用意よろしいですかー?  秋  おう     いつでもこい  GM はーいー。     風さんについて……の、シーンでもやっておきますか。  秋  GM 少し甘えたいでしょう。  秋  だな     ケシキは…むごいし(泣)  GM そ、そうですかね。(苦笑  GM では、あのシーンから少し後。 途中で回想に入ったりする予定です。  秋  ギアがあるとこに向かってるんだっけ  GM ですね。  秋  ボクはケシキの横には並べない  GM 基地の中を、さっさと歩く窓。 肩口までの……切り揃えられた髪。     幼さが残るけれど、風とよく似た背中です。  秋  それはもしかしたら     どんな顔をしてるいるのか、ボクにはそれが不安で怖かったからだろう     だからボクは     見失わないように、2歩後ろからついていくしか出来なかった     ケシキが淀みなく歩く足を見て、それだけじゃ不安で少し顔をあげ背中を見て、何度か声をかけようか迷い     また視線は足元へいく     本当の家族じゃないボクがこれだけ不安だったんだ、あんな風に言ってたけどケシキだって辛いだろうに     けれどボクはどう言ったらいいか分からない、今までのケシキを知ってるせいかもしれない  GM 良いロールプレイです。     いきなり。 パトスチットどうぞ。  秋  ありがとう  GM 話し掛けられないまま……ギアの格納庫まで行っちゃいますか?  秋  ううん     格納庫まであと10mぐらいのところで意を決して声を喉から絞り出す  秋  そう、それは     何回目かの2人で遊んだ後の帰り道、もう少しで分かれるその前に、     今日こそは告白しようと決心したある男子のようであった(遠い目)  GM あははは。(笑  秋  告白の仕方もすげぇへたれだったよなぁ…(遠い目)  GM うわ、面白い。(笑     も一個どうぞ。  秋  ありがとう  秋  「け、ケシキ!」     2歩後ろ、その微妙な距離で声をかける     勇気を振り絞って喉から出た声は調子が狂っていたかもしれない、もしかしたら聞こえてないんじゃないかと不安になるぐらい  GM ぴた、と止まります。     振り返らずに、     「何でしょう?」  秋  ボクは2歩の距離を1歩に詰める     「…ぇと……だ、大丈夫か?」     肩にそっと手を伸ばす     触っても大丈夫なんだろうか、ボクはケシキを慰められるのだろうか  GM くるり、と振り向きます。  秋  びくっと伸ばした手を上にあげます  GM 触られた肩に軽く目をやって。     「何が大丈夫なのか、不明瞭ですね」     静かに言います。     「シュネルギア搭乗の件なら――       ナビゲーターとして、充分な役目を果たせると思いますよ?」  秋  「違うだろ…かおりねーちゃんの事だよ」  GM 「姉さんの事ですか?」  秋  「し、死んじゃったんだろ……」      ぽと     「だからその…ケシキ大丈夫か?」      ぽとぽと     雨でも降ってるんだろうか     水滴が落ちる音がする     あんなにいい天気だったのに  GM 「死んじゃいましたね。端的に言えば。       仕方が――ありません」      仕方がありません。  秋  「た、端的って…悲しく、ないのか?」     「…そんな言い方したら駄目だよ!」      ぽとぽと…  GM 「姉さんは――前線で戦う兵士だったのですから」      兵士だったのですから。  秋  雨音は強くなってきた  GM 「駄目な事なんか、ありませんよ」  秋  耳には雨音以外にキーンって音が響く     戦闘機の実習でもしてるんだろうか?  GM すっと、秋の顔をみて……見て。     窓は言う。  秋  「かおりねーちゃんとケシキ、家族だろ…そんなの……駄目だよ」ぽとぽとぽと…  GM 「残念でした。私も、悲しいです」      悲しいです。  GM 彼女は、そう言った。  秋  「……うん、ボクも悲しい」     雨音…ああ、そうか     ボクはケシキを慰めるつもりで     ボクはケシキに慰められたがってたのか  GM 「秋君。涙が――凄いですよ」  秋  「今気づいた…雨が降ってるのかと思ったんだけどな……」     雨音はボクの涙が地面に落ちる音で     耳に聞こえた戦闘機の音は耳鳴り     泣いてるなんて気付かなかったボクの瞼は     ケシキが滲む位に濡れて閉じられていた  GM 「姉さんは、いつ亡くなるのかわからなかったんですよ。       昨日も、一昨日も、亡くなる可能性はありました。明日か、明後日だったかもしれない。亡くなるのは。       悲しいですけれど――仕方のないことです」  秋  「…分かってる……分かってるつもりだった…………」     「…なぁケシキ、ボクはケシキ達の家族じゃなかったけどかおりねーちゃんを本当のねーちゃんだって思ってた……」     もう手遅れだけど     ボクは顔を真上にあげた  GM 「……」  秋  これ以上涙を落とさないように     ぽたぽた落ちる涙の音は     とても煩かったから  GM チット、どうぞ。 うん、ばかばか配ってますね。  秋  「ごめんケシキ…大丈夫じゃなかったのボクだった…ごめん……ごめん…………」  GM 「何を謝っているのですか?」  秋  てかリアルで泣いてるしボク(遠い目)  GM 「何も間違えた事なんかしていませんよ、秋君は。悲しくて、涙が出る。人間らしいです」  秋  「ケシキを慰めたかったんだけど…慰めてほしかったのボクみたいだった……ごめん」  GM 「そうですか。慰めてくれようとして、ありがとう御座います」     すっと、ハンカチを差し出します。  秋  「ケシキは泣かなくて大丈夫なのか」  GM 「……。       泣くかと――思ったのですけれどね。       結局、このハンカチを使うことは、私は無さそうなので。どうぞ」  秋  「……ごめん」  秋  「ケシキの涙さ」  GM 「はい?」  秋  「多分、ボクがとったんだよ」  秋  「ケシキの分の涙も…多分……出てるんだよ……」     いつものように     ぽろぽろ涙を湧かせつつ     ボクはケシキに微笑んだ  GM 「上手いこと仰いますね。……涙、止まりますか? 人前にそのままでは、出られないでしょう?」  秋  「だから、ごめん」  GM 「いいえ」      ……。     と、涙にまぎれて見えないその表情は……。     窓は、まぶしいものを見るように、君を見ていました。     「涙が止まるまで、ちょっと待ちましょう」  秋  「けどとまらないなー、全くケシキの涙は量が多いよ」にこにこ  GM 「……この状況でからかわないで下さい」     ふぃ、と、背中を向けて。     でも、待ってくれています。     ……。  秋  もう1歩距離を詰めます     ケシキの手にあるハンカチを取って     ケシキの左肩にそのハンカチを載せます  GM 「?」  秋  ケシキの左肩にボクは顔を載せて     ケシキの両目をボクは両手で閉じます  GM 「何ですか? ふざけていますか?」  秋  「止まるまでこうして座らせてよケシキ」     「こうしたら、ケシキも泣かなくても泣けるかなと思って」  GM 「泣かなくても私は良いです。泣こうとして流すものではありませんし。涙は」     そういいつつも、あまり拒む様子を見せずに。  秋  「ううん、ケシキは泣かさないよ」     「ボクがねーちゃんに怒られるだろ」  GM 「…………」  秋  「……ケシキ」  GM 「何ですか」  秋  「お前以上のナビゲーターいないから、ボクって凄くついてるよな」  GM ふぅ……     ため息をついて。     「今日から――        私たちも、兵士ですよ 」     兵士。  秋  その単語を聞いて  GM 風との会話を思い出す――。  秋  その単語を聞いて     ボクはケシキの目を閉じさせたまま     ケシキを胸の中にかき抱いた、もう誰も失いたくないと願うように       「ねーちゃん…」
 秋  いじょ  GM チットおまけにもう1枚どうぞ。 はい。  秋  わーい  GM では、部屋移動でエモーションです。


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